結局のところ二次創作はジャンルとしてはもっぱら「恋愛小説」なので、例えば冒険とかアクションとかミステリーとかそういうのはあまり求められていないかもしれない。
たとえばONE PIECE(冒険バトルもの)とかるろうに剣心(時代劇、剣戟アクション)とかの二次創作でも原作の主題抜きに、読み手は恋愛が読みたいのね。なぜなら原作では恋愛こそオマケでそれを詳細に描写する暇がないのだから。
二次創作では、原作の行間を埋めるお話が求められる。原作のアナザーストーリーを展開するのは、原作同様、話のテンポをよくするためにキャラの日常や人間関係の描写を犠牲にしなくてはならないので、読者のニーズは満たせない。
それに、物語を展開させると、どうしてもストーリーの面白さの為に原作から逸脱させないといけなくなるのだが、そうするともうそれは二次創作とは言えなくなるじゃん? そういうのが上手い字書きもいるけど、小説は漫画と違って絵で二次創作であることを示せないから、読者はなんか違うもの読まされてるって思ってしまう。
また、キャラぶれが生じ易いのも問題。登場人物の人間性は、たった一言、たったひとつの動作で大きく変化する可能性がある。オリジナル小説だったら、キャラぶれをするに任せて後のストーリー展開まで方針変換をすることもできるけど、二次創作でそんなことをすると「飛影はそんなこと言わない」という大事故を起こして顰蹙を買う。
文章が長くなればなるほど、物語が進めば進むほど、キャラぶれは起こり易くなるもの。むしろキャラの変化を楽しむのが小説の醍醐味のひとつであると思えば、二次創作小説で長編小説を書くのはかなり難しいと思う。できなくはないけど、かなりの技量が要る。
という訳で、読んでもらいたいなら諦めて恋愛小説として二次創作を書くのがおすすめだね。物語を書くのが諦められないなら、思いきって一次創作に転向して、なろうやカクヨムで書こうか。
だがしかし! 世はキャラ萌え時代というかなんというか、ストーリーの面白さだけを追求してもなかなか読者は食いついてくれないので、それなりユニークで愛されるキャラ作りをしなきゃいけないのだが、文章だけで愛されキャラを描くというのはなかなか至難の技である……。
商業BL小説の大人気タイトル。BLは少女漫画から派生したジャンルだと、凪良先生はAbemaTVの何かの番組で仰っていたのだけど、その言葉通りに恋愛漫画定番のネタを次々とくり出してくるのだが、それがどれも「そう来たか」とクスリと笑ってしまうような斬新な描写のされかた。糞ベタなネタでも書きようによってはこんなに面白いし萌えるという見本。登場人物の心理描写も秀逸でキャラが立ってるので、またこの主人公達に会いたいと思い再読してしまうのである。
『幽遊白書』(冨樫義博)の二次創作漫画。漫画家 榎本ナリコがプロになる前に野火ノビタ名義で書いていた同人誌の再録。ちなみに第1巻は『新世紀エヴァンゲリオン』の二次創作で、第3巻には幽白二次漫画をオリジナルに焼き直した作品が収録されているはず。私の小説が確かならば。
そもそも原作『幽遊白書』は、ストーリーの為に人間関係の描写を惜しげもなく切り捨てつつ、確かにそこにはキャラ同士の確かなリレーションシップが存在するというのを端的に描写した点が秀逸。二次創作のし甲斐のあるコンテンツなのである。
本書はそんな幽白の二次創作であるのだが、漫画という表現方法の強みを存分に活かして無茶苦茶をやっている(誉め言葉)。
特に飛影の人物描写がかなり思いきっていて「飛影はそんなこと言わない」の連発なのだが、絵が飛影なんだから飛影だよな(絵柄もだいぶ独創的なので、ツンツン頭やあの服装で飛影だとやっとわかるくらい。)……と思いつつ読んでみれば、思わぬ所ですごく飛影みのある描写を差し込んでくるので、驚嘆させられる。
メインカップリングの蔵馬×飛影が振り切っているのに対して、蔵馬と海藤の会話は原作に非常に忠実で、再現力がすごすぎてすごい。
収録されている『宇宙士官候補生』は蔵馬と飛影のその後ifを描いたSF作品なのだが、そこまでやる!? って感じのオリジナリティの高い漫画である。オリジナルでやれったって、主人公達が蔵馬と飛影じゃないと何だか分からない話になっている。ベタな恋愛コメディ同人に食傷した上級者向け。蔵飛ラブラブやおい漫画大隆盛という背景事情あってこその、切ない物語。
KADOKAWAから出版されているので「商業BL」の括りには入らないのだが、中身は実質主人公総受けBL。
主人公は、男性カップル専用一見さんお断り連れ込み宿の長男坊、という萌える設定だったのに、なんと、シリーズ第二作目にして、早くもその美味しい設定はカットされてしまう! 江戸情緒の残る怪しい宿屋での情事はどこへ。以降はそんな設定などなかったかのように、作者独特の世界に読者は引摺り込まれていく。これはこれで面白いけど、なんか違う所来ちゃった感。面白いけど。
設定にホイホイされて寄ってきた読者達にど派手な裏切りをかましてマイワールドに引きずり込むなどという暴挙が許されるのはプロの小説家だけ、という見本。
※追記 htr=ヘタレ ヘッタクソな創作物しか生み出せないゴミカスのこと、下手くそ創作者の叩きスレ発祥 htr字書きだが、やっとジャンルから離れる決心がついた。 サイト時代を含...
結局のところ二次創作はジャンルとしてはもっぱら「恋愛小説」なので、例えば冒険とかアクションとかミステリーとかそういうのはあまり求められていないかもしれない。 たとえばONE ...
二次創作なんて萌えればいいんだから誰も素晴らしい文章力なんて求めてないよ、小説書くのが好きなんだったらわざわざ二次創作じゃなくて一次創作で書けばいいじゃん
増田の文章からひたすらセンスの無さが伝わってきて悲しい
文章読解して著者の世界観を脳内に再構築することの負荷はばかに出来ないほどクソ重い。と、創作十二年やってきてしみじみ思う。今のご時世、みんな疲れてるから無駄に頭使いた...
たまにこういうこと言う人いるけど納得できない。 中学生が多いジャンルは知らないが、私のジャンルでは2000字の軽い文章なんて全然相手にされてない。 Twitterでは相手にされてるかも...
同意 そもそもブクマなんだからいっぺんに読みきれない長文のがつくような気がしてる
他人に文章読ます気がないなーって感じ。同人も似たようなノリで書いてない?
文中で連呼されている「htr」が何の事だか分からないまま最後まで読んだ。 例えばナマモノみたいな何か割としっかり隠さないといけないジャンル名の隠語とかなんだろうと思って読み...
ヘタリアかと思ったわー。 htrは元増田のマイルールじゃなくて、どこかの掲示板で使われてる隠語らしいよ。
増田が作った造語っていう意味で言ったんじゃなくて、認識が共有されていない状態で隠語を用いる横暴さに対して「マイルール」と言う言葉を使ったんだ
それはまた「マイルール」という言葉の濫用なのでは。
なんだよパスタとか言い出すのかと思ったぜ
そんなことないよ!楽しみにしてくれてる人だってきっといるよ! 恨むべきはそういう感想を表に出さない読み手だよ! みたいなことを言われたいんだろうなーってのが滲みまくって...
いつもの「主人公が高校生」で着せかえ人形遊びしてる同人ジャンルなんだろうなぁ~ おじさんおばさんのでてくる重苦しくてたのしい小説系ジャンルにならうじゃうじゃ神字師たまっ...
この文章を読む限り、増田が今まで書いてきたのは小説ではなく、極端に言えば日記なんだと思う。 自分だけに読ませる文章で、他人が読むことを想定できていない。 修飾過多な文章...
元増田はお気持ち長文増田ていう増田常連の字書きもどきなので無視が基本
いや、別にいいだろ。なんで古参ヅラして自治厨してんだ?
うーん、増田は教育の方法について素人に見える。 元増田をけなして落として、最後ちょっと優しさを見せるのは相手をコントロールする典型的な手法。 教えるためのやり方じゃない。...
増田は自分の小説が読まれない・読まれても評価されない理由を 1.増田の文章が下手だから 2.読み手が「物語」に興味がないから のどっちだと考えているんだろう? 自分の小説を「読ん...
ま、1と2両方あるんじゃないかなと思う。元増田のいうように二次創作で物語は必要とされてないとこはある。 一方、オリジナル小説投稿サイトの人気上位ランキングには、絶望的に文...
文章から相当疲れてるのが伝わってきた。 Twitterで同カプ内の狭い人間関係にどっぷり浸かってると苦しくなってくる。ジャンル内でも自分の立ち位置みたいなものを感じ取って苦しくな...
pixivに小説を投稿するよりここで反応もらえてよかったねと思った。
元増田です。 その説は私の説明不足により騒がせてしまいすみませんでした。ジャンル移動してそろそろ半年が経とうとしているので追記。 ちょっと前のオンリーでめっっっっっっっ...