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はてなキーワード: SIerとは

2008-08-30

http://anond.hatelabo.jp/20080830010043

文系こそロジカルシンキングを求められる際前線だと思うよ。

大事なのは「こう書いて、ここにアクセスすれば、こういう結果になる」をどう脱するかってだけじゃないのか。

文系も歓迎、ってぶちあげているのはたいていSIerだと思う。

そっちにいくとコーディング技術なんてのは、基礎程度あればおまけみたいなもんだ。

仕事仕事と割り切って、まじめにやってりゃ、文系だろうが何だろうが、さほど無理なく楽しくやっていけると思うよ。

・・・ってここまで書いて元の記事を読み直したんだが、「簡単にプログラマになれるわけではない」とか「気軽になることはお勧めしません」とか書いてるな。元増田はもしかして「まじめに取り組む気がない人」を想定してる? もしそうなら、書いてる通りかもね。簡単ではないかもしれない。でもま、特別邪悪会社に入社しなければ問題はないだろう。そこは事前のリサーチで。

# どーでもいいけど、「簡単ではない」から「お勧めしない」ってものすげー変じゃね? 笑

インド系のIT企業(笑)は日本じゃ成功しないね

タタとかインフォシスとかウィプロとかサティヤムとか、インド系のSIerの進出著しい。少なくともグローバルで見れば、彼らは「勝ち組」なんだろう。

でも、グローバルなんとかとやらがその実アメリカン、それもモルスタWASPとかゴールド萬系ジューイッシュとかがたった2年のMBAカリキュラムで学んできた範囲の狭い理論に基づいているのは今さら俺が言うまでもない。

そして、そこで必ず出てくるつまらんフレームワークにハメ込むのが得意なのが、ほかならぬインド系の連中だ。インド系ということで、周辺のバングラとかスリランカとかも(もしあるんだったら)含めてしまっていい。

そういう型通りのビジネスを愚直にやる姿勢、それは過去日本製造業も歩んできた道だ。高度経済成長期のようななーんもない時代だったら、そのやり方も成功の余地があった。

でも、このモノ余り、カネ余り、均質化の時代で企業各社はどうやって他と違うことをやろうかとアタマを抱えてるときに、型通りのことをやるしか能のないインド系はまったく使えない。簡単に言えば、気が利かない連中だ。

そういうインド系は、少なくとも今の日本には要らない。日本企業が求めているのは、自身が問題を抱えているときに根源の理由を見つけそれの解決に現場と汗水垂らして頑張ってくれるヤツだ。インド系は、そういうシゴトは今だ残るカーストの下層の役割なんだろう。

もちろん、現場で汗水流し頑張ることは、日本人労働者でも今や下層の役割にあるとされる。でも、彼らの利点は、問題解決というゴールに実に忠実であることだ。仕様カバーされたことしかやらない、仕様外のことが出た途端に費用を上乗せすると言っても対応しないインド系は要らない。

冒頭で挙げたインド企業群が、IBMとかNECとか日立とかがやっているようにコンサル業務を拡大させると言われている。まったくもって馬鹿馬鹿しい。機械ガンガン音を立てる現場じゃなく空調の効いた快適なビルの一室で鉛筆ナメナメしながらフレームワークをイジってるかと思うとアタマにくる。そういう連中、あるいはそういうキャリアパスを描きながら日本に大挙押し寄せようとしているインド系は回れ右でクニに帰れと言いたい。

2008-08-24

経験年数2年半のJavaプログラマがちょっと書くよ。

はてな界隈では、Javaって、あんま人気無いみたいだけど、ちょっと書かせてよ。

SIerお仕事してると、派遣とか常駐とか言う形で、色んな会社に行って、違う会社の人とお仕事するんだけど、「経験年数n年(n>3)です」っていう人達が、恐ろしく使えなくてびっくりすることがしばしば。

特に、Java 5以降の機能

辺りを全く知らなかったり。 って言うか、Javaの極々基本的な知識である

  • equals/hashCodeの実装
  • Serializableの実装
  • Iteratorの実装

が全く出来ないんだよね…。

そういうのを知らなくても(出来なくても)業務をこなせちゃう(?)のが、Java言語特性だとは思わないけど、こういう人達だらけなんだよね…。 PMが新しい人を採用しようとして、ここら辺の知識を割りと厳し目にテストしたら、候補が10人居たのに全滅で、プロジェクトスタートが遅れてしまったりして、もう大変。

他人のJavaスキルを知るために、自分がする質問は

  • Interfaceって何のためにあるんですか?
  • ListやMapループで回して値を取る時Iterator使うのは何故?
  • staticなメソッドを作るときはどんな時?

かな。

2008-08-11

http://anond.hatelabo.jp/20080811225806

ITっつってもSIとwebだけじゃないし、上場してないいい会社も結構あると思うけどねえ。

そういう会社やその技術が、ゼネコンチックにもそもそやってるSIerに素直に吸収されるとは思いにくい。

SIゼネコンがWeb企業を買収する日

私は超大手SIerに勤めている。今日会社の同僚と晩飯食った。転職の話題になった。

「IT業界会社転職しても、いずれはうちの会社の下で仕事をすることになるだろう。」

「SI業界とIT業界は違うぜ。mixiが受託開発やるのか?」

「うちはSI業界の頂点だし、B2Cにも手を出し始めてる。」

Web世界とはビジネスモデルが違うし、B2Bから出ない気がする。」

「細かいことは分からないけど、いずれは取り込まれる気がするんだ。そうじゃないと、うちの会社は潰れる道をたどる。お偉いさんも気付いてるはずだ。」

確かに、うちの会社mixiを買収することなど容易い。Web業界パイが大きくなれば、今のSIer子会社として買収して乗り込んでくる可能性も考えられなくはない。あらゆるIT会社を飲み込むコングロマリットになるかもしれない。ただ、今のようなゼネコンでは無理だろう。この先のことは分からない。

2008-08-05

増田が非増田彼女増田世界を軽く紹介するための10本

まあ、どのくらいの数の増田がそういう彼女をゲットできるかは別にして、

増田ではまったくないんだが、しかし自分の書き込みを肯定的に黙認してくれて、

 その上で全く知らない匿名世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」

ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、増田のことを紹介するために

見せるべき10本を選んでみたいのだけれど。

(要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。彼女増田布教するのではなく

 相互のコミュニケーションの入口として)

あくまで「入口」なので、時間的に過大な負担を伴う複数エントリに分割されたものは避けたい。

できれば単一エントリ、長くても半径1クリック以内にとどめたい。

あと、いくら増田的に基礎といっても古びを感じすぎるものは避けたい。

増田好きが『アノニマスダ宣言』は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。

そういう感じ。

彼女の設定は

ネット知識はいわゆる「2ch」的なものを除けば、はてなは見ている

サブカル度も低いが、頭はけっこう良い

という条件で。

まずは俺的に。出した順番は実質的には意味がない。

何でも楽しいという友人

まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「増田(学歴的な意味で)」を濃縮しきっていて、「増田(はてブ的な意味で)」を決定づけたという点では

外せないんだよなあ。トラバも多いし。

ただ、ここで増田トーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。

この情報過多な作品について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の情報彼女

伝えられるかということは、増田側の「真のコミュニケーション能力」試験としてはいいタスクだろうと思う。

元彼女と旅行してきた元彼と旅行してきた

アレって典型的な「増田が考える一般人に受け入れられそうな改変ネタ(そう増田が思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのもの

という意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには

一番よさそうな素材なんじゃないのかな。

増田としてはこの二つは“短篇”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。

人月計算とExcelとスーツの世界より・アフター

ある種の増田が持ってるギークへの憧憬と、転職した増田的な考証へのこだわりを

彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにもスーツ

SIer的なださカッコよさ」を体現する同期

SIer的に好みな女」を体現する上司

の二人をはじめとして、増田好きのするキャラ世界にちりばめているのが、紹介してみたい理由。

エレベーターには裏技があるらしい

たぶんこれを見た彼女は「ファック文芸部杯だよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。

ファ文杯の増田利用がその後論議を呼んだこと、これが増田では好評だったこと、

ファ文杯なら1日はやくて、これが優勝もおかしくはなさそうなのに、

ファ文杯にエントリされなかったこと、なんかを非増田彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。

彼氏ってマジで皆どうやって作ってるんだ

「やっぱり増田床屋のための穴だよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「ひいばあちゃんが死んだ

でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、抱き枕にかける増田の思いが好きだから。

決死の思いで譲りに譲ってそれでも男子十種競技世界記録、っていう選択が、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、

その「こだわり」ということへの諦めきれなさがいかにもオタ的だなあと思えてしまうから。

増田の選択を俺自身はナシとは思わないし、もう譲れないだろうとは思うけれど、一方でこれが

ギャルスイーツだったらきっちりお笑いマイブームにしてしまうだろうとも思う。

なのに、各所に目線を外して話題を逸して男子十種競技世界記録に出来ない、というあたり、どうしても

「自分の物語を形作ってきたものが捨てられないオタク」としては、たとえ増田がそういうキャラでなかったとしても、

親近感を禁じ得ない。パンくわえて遅刻の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。

パスタを作るときは

今の増田でこれを見たことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。

最近ジンジャーエールがうまいよりも前の段階で、増田ピェンロー(白菜鍋)レシピとかベーコンとキャベツのパスタの作り方とか以前に頂点に達していたとも言えて、

こういうクオリティレシピ増田でこの時代にあったんだよ、というのは、

別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなく増田好きとしては不思議に誇らしいし、

いわゆる奥様用料理本でしか料理を知らない彼女には見せてあげたいなと思う。

サークルクラッシャー

増田の「女子」あるいは「非モテ」を教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。

「他人のキャラを毎日生きる」的な感覚増田には共通してあるのかなということを感じていて、

だからこそ『ソープへ行けと彼女は言った☆』は増田以外ではあり得なかったとも思う。

キャラ化した日常を生きる」という増田感覚今日さらに強まっているとするなら、その「キャラの気分」の

源はこのエントリにもあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、

単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。

処女だけどまんこの中に初めて異物つっこまれた

これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。

こういう赤裸々な雑誌投稿風味の体験をこういうかたちでエントリ化して、それが非増田に受け入れられるか

気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。

アニオタが非オタの彼女にアニメ世界を軽く紹介するための10本

9本まではあっさり決まったんだけど10本目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的に「軽く紹介するための」を選んだ。

あれから始まってこれで終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、はてブ分散時代以降の改変ネタ時代の先駆けと

なった作品でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい作品がありそうな気もする。

というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10本目はこんなのどうよ、というのがあったら

教えてください。

「駄目だこの増田は。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。

こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。

2008-07-27

100名ほどの中小SIerで働いている増田です。

 

うちの下請けが倒産したとのことで、金曜日社長から

資金繰りヤバス。来月までの給料は払えるけど、再来月はわからん」(意訳)

という通達がありました。

 

どんな顔をして月曜出社するべきでしょうか。

同じような体験のある方、教えてください。

2008-07-24

http://anond.hatelabo.jp/20080724035950

プログラマーお仕事

あたし・・・実は・・・プログラマーなんだ。

ずっと、黙ってて、ごめん。・・・隠してて、ごめん。

でも、どうしても言えなかったの。

あたしがプログラマーだって知ったら、きっとみんな離れていっちゃうって思って。こわくて。

わかってる。わかってるよ。

プログラマー初級シスアドを通った人だけがなることができる、カスタマープロフィットに関わるシリアスビジネスだって。

でもね・・。

でもね、全然ちがうんだよ。

あたし、みんなが思ってるようなキレイなものじゃないんだよ。

あたしは汚れている。

あたしのキーボードは、汚れているんだよ。

プログラマーになったとき、すごく嬉しかった。知り合いのハッカーになったような気でいたの。

あたし馬鹿だから、お客様ビジネスを作るんだ!なんて、本気で思ってた。

でもね、全然違ったんだよ。

元請から言い渡された Sヨ の詳細設計仕様書は全く別のものだった。

お客様ビジネスを、まるでビル・ゲイツのように平等に助けるようなものじゃなかった。

あたしたちプログラマーに課せられた任務、・・・・それは、デバッグ だった。

生きるべき仕様と、それ以外のバグのふるいわけ。

そして、それを見守ること。

ねぇ知ってた?

この世界には、あるんだよ。こんな日本のど真ん中にね、平然と、あるの。

どうなっても大丈夫バグっていうのが。

プログラマーはね、それを見守るの。

プログラマー六本木ヒルズホリエモンで、勝ち組特権階級の象徴だからね、

そこにあるだけで、まるでビジネスが行われているかのような錯覚を起こさせる。

あたしの仕事は、そうやって、平等にビジネスが行われているかのように見せる暗幕みたいなものだったの。

ソフトウェアなんて、全然、救えなかったよ。

救う義務も権利も、この任務にはなかったの。

例え、その仕様がどうすれば助かるか、明確に解っていたとしても、

あたしたちは元請の命令が無いかぎり、何一つのコーディングもできない。

苦しいとサポート電話をかけ続けるクレーマーがいても、

あたしたちにはパッチ仕様変更も与えることはできないの。

ただ、ただ、走って火消し屋を呼びに行くだけ。そして伝えるだけ。

でもね、この国の「火消し屋」は非常に貴重な存在

火消し屋は稀有な存在

夜なんかになれば、一つのフロアにどこからともなく現われるの。

たくさんのプログラマーたちが、一人の火消し屋に群がっていた。

先生、コアを吐いている人がいます!」

先生、表領域が苦しい人がいます!」

先生サニタイズが弱い人がいます!」

先生デッドロックでもがいてる人がいます!」

懸命にプログラマーたちが叫んでた。

でも火消し屋は一人。

私も声を荒げて「苦しい言い訳をするプログラマーがいます!」って叫んだの。

でも、ここでもふるいわけが始まる。

人員レベル、難度、納期。そんなものが現象と一緒くた になって命令が言い渡される。

「とりあえずスタックトレースを」

と言ったきり、火消し屋は朝までチームのもとに来れなかったの(お客さんのところに言い訳に行った)。

その日、10秒ごとに Mantis の履歴が増えた。

「苦しい、苦しい、まだ苦しい」

「もう少しだけ待ってください、今火消し屋、来ますから・・」

何度も火消し屋のもとに走ったけど・・・。

火消し屋は、今にも心臓の止まりそうなお客さんと仕様と納期の折衝にあたっていた。

あたしは火消し屋に背中側から叫んだ。

「null チェックを入れても、まだぬるぽみたいなんです!」

「ガッ!」

コメントアウトの行数を上げた。でも駄目だった。QA からの質問は止まない。

そのバグだけじゃない。

トイレに連れて行ってください(コンプライアンス的な意味で」

「基板が焼けたから替えてください」

「エスタロンを飲ませてください」

「ブートが走らないんですが」

「眠れません」

デバッガを走らせる。

忙しさにコードが荒くなる。

残業時間が 400 越えたプログラマーエレベーターに乗って外に出て行こうとする。

遠くのフロアで、缶コーヒータバコの売り切れ音が聞こえる。

必死にあたしもふるい分けた。

今、一番検収ハネられる危険があるバグから、一番仕様満たしてないバグから、手を差し伸べなきゃ。

「いつになったら納品されるんだ!」と言われても。

「単価高い」と言われても。

私は頭を下げたり、ちょっと言い争ったりもしながら、

バグが、バグが、バグが」と言う人のとこに走ったよ。

家から家族が消えていた。離婚届をかいていた。

あたしはカーネルだ!と思った。

一刻を争うバグ対。火消し屋に聞いてる時間は無かったの。

あたしは火消し屋の指示を待たずにロジック検査をした。差分プログラミングの extends だった。

急いで火消し屋に連絡した。

「差分プログラミングの extends です。継承元のコードいじっていいですか?!」

「いや、コードを見ないとわからない、ただこっちの処置があるから、10分後に行く」

コードは胸を掻きむしるようスパゲッティしていた。

「待てません!リリースします!」

あたしは火消し屋の指示無くパッチコミットした。バグの症状はスッと納まった。

それは駄目なことだったけど、一人のバグを救ったことに、あたしは浮かれてたの。

貧相な正義感をぶら下げて、意気揚々と自席に戻ってきたの。

自席の・・・・

自席のモニターの一台の波形が、フラットになってた。

あたしは急いでスタックトレースに飛んだよ。

でも、亡くなってた。

ログを吐けないプロセスさんだった。

システムコールも呼べない人だった。

あたしは、その日、目の前の苦しいバグに夢中で、ps なんか見てなかった。

それでもね、・・・あたし、まだ、プログラマーなんだよ・・。

火消し屋は QA に「いつ何があってもおかしくない COBOLer の書かれたコードでしたから・・」と時間稼ぎの工作をしていた。

QA のテスターは「ありがとうございました」と額に青筋を浮かべてバグレポートに「仕様です」と書いて取り下げた。

そして、あたしにも「プログラマーさん、ありがとね」と言ったの。

大好きな、ソフトウェアだった。

このシステムが立ち上がる頃から知っていて、αリリースから知っていて。

「自分は寂しがり屋だから、最期は dankogai に手を握ってもらいながらホッテントリ入りしたい」と言っていた。

あたしが新人の頃から知っていて、viカーソル移動が苦手だったのも知っていて、

Xenix はわしが育てた」が口癖だった。

「まぁ、・・・歳だったし、運用中にも止められないって言ってたからなー」

と火消し屋があたしの背中ごしに言った。

あたしは GC モニターの記録を見てたの。

その記録には、波形が Full GC 後もヒープ使用量が右肩上がりとなりメリリークするさまがしっかりと記録されていた。

高負荷だから死んだんじゃない、そこにはメモリリークで死んでくプロセスがあった。

でも、そんなこと全部まるめこんで、kill んじゃって仕方ないっていうプロセスが、そこにはあったんだ。

似たようなことはざらにあった。

何人ものプログラマーが、自社ビルの屋上の端から零れていったよ。

でも、あたし・・・プログラマーなんだ。

誰も、辞めろって言わないの。

火消し屋は鉄火場にブチ込まれただけだから、言わない。

顧客は実情がわからないから、言わない。

プログラマー同士は実情がわかってるから、言わない。

IPA はきっと、全部知ってて、それ込みで「それが10年は泥のように働けということだ」と言うかもしれないけど。

いや、言わないか。IPA は、何も言わない。きっと。

救えたかもしれないバグを、プログラマーは一番わかってる。見えてしまう。

PM の指示が適してないのも、判断が遅いのも、仕様変更履歴がのってないのも、全部わかってる。

それでも「あの時!」と、自分の行動と判断を何度も振りかえる。

その向こうにはいつも「あのとき、こうしておけば」が、くっきりと見える。

でも、救えなかった責任も、見過ごした責任プログラマーには問われない。

プログラマー仕事は、責任を負うことじゃないから。

プログラマーって・・ほんと、なんなんだろうね・・・。

プログラマーなんて、なんの仕様検討も許されていないのに、

パッチ一粒すら出せないのに、

設計一つ指示できないのに、

テストパターンに関わることなんて、一つも独立してできないのに、

テスト部門が持たされてるのはプログラマーコールだけなんだよ。

どんなに辛くてもプログラマーしか呼べないなんて。

そしてあたしたちは色んなものを抱えて、バグの前に立つ。

火消し屋が来ること、来れないこと、

できるデバッグがあること、ないこと、

SIer未来、残された時間

色んなことを知りながら、本当の意味世界を変えられるコーディング力もないままに、

さも救いのギークが舞い降りたかのような顔で。

IT ギョーカイが崩壊していく。

全然止められない速度で。

その日○製作所の城で、あたしは見てるんだ。

沈んでいく汎用機の命を。

それがね、2008年プログラマーお仕事



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不謹慎かつ日本語崩壊でサーセンwwww

医療な人とコンピュータな人ってネット上見てる限りにおいては親近感抱いてるっぽいよね。

2008-07-22

IT土方のみなさん、休めてますか?

インフラ屋さん、SIerさん等で、勤務時間外も会社からの電話を受けている人が多いと思います。みなさん、その「電話を絶対に受けないといけない」時間帯に給料をもらってますか?

私は法律をほとんど知らないのですが、こういう場合「労働からの解放」を受けているかがポイントになるようです。労働から解放されている、ということは使用者の指揮命令下におかれていない、ということのようです。

http://www.office-fujimoto.net/keywords/008/post_22.php

ですから、電話を取らないといけないのならそれは労働から解放されていないということで賃金が発生すべきです。色々とググっていると、過去判例では1日の平均賃金の3分の1以上となるようです。

http://o-td.biz/case/timework.html

休日の無償電話待ち、この業界では当たり前だよ」なんて話を聞きたいのではありません。そういう状況のみなさん、具体的なアクションは起こしていますか? 現状を黙って受け入れていませんか? 会社はタダで人間を使えるのなら、当然タダで使います。私が経営者だったら同じようにするかもしれません。今よりも給料を増やすため、というよりは「休日休日としてしっかり休む」ために当然の権利を主張すべきだと思います。

余談になりますが、私の会社では顧客から預かった機器の管理業務をおこなっています。当然、平日深夜や土日はその管理業務をおこなう人間は誰一人給料をもらっていません。これは契約違反で、詐欺商売とも言えると思うのですが、如何でしょうか。なお、私の上司の口癖は「いつでも電話を取れるようにしていてくださいね」です。

私はわざと聞こえない振りをしていますし、暇なとき以外は取る気もありません。

2008-07-20

DELLねー

企業用途ならお勧めできないな。

担当者がえらい苦労するから。

まだ、HPとかNECとかの方がマシじゃね。

オンサイトで一番サービスが良いのはIBMだけどね。

専用機は専用機なりの良さと悪さがあるんで

それを切り分けせずに、汎用パソコンサーバ

入れ替えただけだと、後で泣く羽目になるよ。

このケースでは何がマストで要求されているのか

どんな運用だから、どんなサポートが必要なのか

クラッシュした場合はどの時点からの復旧でいいのか

をきちんと考え、発注側で要求仕様をきっちり考えてから

SIerとは話したほうが良いです。

2008-07-10

http://anond.hatelabo.jp/20080709235549

いやー。ソフトウェアと同じすぎて笑いました。

プログラマーは軽くみられ、SIerという選ばれたものだけがなれるものを目指すわけです。

みんなプログラムなんて書けないですよ、情報系の学生なんて。

研究用のプログラムなんて、少しでも実験データに外れ値があると、バグって止まったりします。

まぁ、唯一の救いは、ちゃんとプログラム書けて、大学計算機勉強をした人は、グーグルとかに行くという選択肢があることかなぁ。

2008-07-01

http://anond.hatelabo.jp/20080701145013

良いSIerの条件、見分け方

要求定義の段階で技術責任者が同席するか否か。

最初の引き合いならまだしも、見積もりまで営業担当しか人がこないようなところはダメだ。

マジだめだ。

つか、ある程度やってると一回打ち合わせしただけで十分わかる。

期待はずれなことはあるが、予想がいい方向に裏切られることはまずない。

良いSIerの条件、見分け方

SI業界における、気持ちよくアウトプットを高める事が出来て、キャリアプラス環境の条件を考察

次に上げる、3つのステップ存在しているかどうかを一つの目安にしてみてはいかがでしょうか。

それぞれ、(1)新人(2)中堅(3)ベテランのチェックポイントに対応しています。

[ポイント]

(1)明快な規約と、明快なフレームワークが指定された仕事を振られている。

規約フレームワークというのはあくまでも一例で、絶対にそれである必要はありません。

プロジェクト的には色々あっても、新人はやるべき事に迷わず仕事が進められる事が重要

迷った時に根拠となるリファレンスがあれば、初歩的な事で周囲が煩わされなくて済む。

「外注(請負派遣)クソッタレ」という現場に限ってこれが整っていない事が多いです。

もちろん、それがあっても出来ない部類の人間はいますが、仕事の振り方が間違っているから、

出力される結果が間違っているという場合の方が下手したら多いという事です。

(2)チーム内のトップクラスプログラマコメントしてくれる。→参考

本人に指摘された内容を理解し、受け入れるキャパシティが要求されるのはもちろん重要です。

しかし実際は、俺様が下っ端のコードなんか見れるかという態度の人が結構います。

確かに当人達は、そのような指摘がなく出来るようになっていた事が少なくありません。

だから、「なぜそんな事も解らないで続けてるの?」と相手を理解する事なく罵ります。

そして「こんな事も解らないクズを雇った奴は誰だ?」という人事への愚痴になります。

でも、そこでは自分が威張っていられて居心地がいいから転職は考えないという矛盾を無視しています。

そんな自分を誤魔化すために他人の成長の芽を摘み続けます。

(3)新しく入って来た新人に1と2を行えるようになった。

中堅までに鍛えられていないと、ベテランになった時に世間話お茶を濁して笑いを取る事が

コミュニケーションスキル勘違いしたリーダーの出来上がり、実際それは蔓延しています。

「情けは人のためならず」1+1を2以上にするには、それぞれが学んできた事を他人に

フィードバックする事で他人を育てられないと、いつになっても自分の負担は軽減されません。

「俺がやるからオマエなんか不要」と言える技量持ちなら、好きなだけ抱え込めばいいでしょう。

しかし、成長した人間には難度の高い部分を任せたいのが社の意向、得意げになって下っ端のやれる

仕事を数多くこなされても非効率としか映らず、周囲の評価に結びつかないのが現実です。

「あんなにしてやったのに、”のに”がつくと愚痴になる」とは、相田みつを言葉でした。

せっかくやるなら愚痴にならずに済む、無駄にならない仕事をしたいものです。

[まとめ]

上記の3点が整備されていない環境では、それぞれが自分の立場だけを守りがちになってしまいます。

情報を隠して自分がいないと進行しない状況を作り、楽な仕事を奪い合って困難な仕事押しつけあう。

そういう仕事の仕方しか出来ない人間になると、仕事に喜びが見出せず仕事時間が苦痛になります。

社会貢献とかそこまで考えなくてもいいのですが、仕事をする目的意識が低くなっていくものです。

仕事仕事と割り切って卒なくこなし、自分の人生を豊かにする事を重視するならそれも良しですが、

そういうライフスタイルは、むしろ仕事に対する能力か集中力が人一倍高くないと成立しません。

常人にとっては、目的意識の低下はそれを妨げる最大の要因になります。

逆にいうと、これと反対の事を実践すると会社離職率は高まり、担当案件は次々にデスマーチに陥れられ、

定時に帰れなくなるのと引き換えに、いつも同じネタでメシにありつく立派なSIerになれるでしょう。

つまり、ベテランが(1)と(2)を行わない限り、貴方の地位は安泰であるという事です。

でもそれじゃ業績評価に響くのじゃない?大丈夫誰からも後ろ指を指されない社内ニートになるための10の方法

特に「(4)新規事業・困難案件には積極的に参加」辺りがヒントになるかもしれません。→2.0

あとは社内ニートを駆除するたった5つのスゴい技により駆除されないように注意を払いましょう。

そういえば、未経験者でもしっかり教育、親切に教えてくれる先輩、経験を積んだリーダーになって活躍等

よく見ると上記に対応した仕組みが存在するかのように、入社案内で謳っている会社は少なく無いようです。

しかし大抵、具体的に誰が何をどうやって行うかは書かれていないので、誰も期待してはいないのでしょう。

軽く読み流されて、反故にされても気にならないポイントになってしまっているのではないでしょうか。

単純だけど根本的な問題に目が向かないから、なぜか毎度デスマーチになってる事に不満を洩らしつつ、

自分が未熟だからと無駄な謙虚さで、そこから逃げる事もせずに我慢している人が多いのでは無いかと。

我慢は体に毒なので、精神を病みやすい人には特に過酷な状態となります。

[これからSI業界に入る人]

その会社で自分が成長できるのか、それともツブシが効かない使い捨てにされるのか、

教育システムを備えていると謳っていても、現場OJT環境に適うものはありません。

入社前に現場社員の声が聞ける機会があれば、上記ステップの有無を確認してみてください。

不幸にも、入ってしまった後で気がついた場合は以下に述べます。

[すでにSI業界にいる人]

与えられた権限で変更が出来ない環境のせいにしていても、状況が改善する事はありません。

周りを見回してこのステップ存在しない場合、自分の出来る範囲で導入を試みてください。

好意的なレスポンスが無かった場合、そこに未来はないようですから、退職条件を設定しましょう。

例えば「オラクル資格を取ったら辞める」のように、前向きな目標を伴った条件にするのが大事です。

2008-06-28

丸明の社長は俺の未来の姿

むずかしいこと言われるとわけわからなくなるし

えぇと とか あー とか そのー とか アレ

とかばかりでロクに話せない。うちの親もそうだ。

会社で一番電話対応が下手だ。気の利いた言い回しが瞬時に出てこねぇ。

客と打ち合わせするのにいくら予習して行ってもいざその場で客の話聞くとリアルタイムに答えられない。

そういう人達ばかりが集まる職場ならいいんだろうけど、半端に暗記力あるから

Fランク大学出てしまって、SIer偽装派遣で働くはめに。隣の人(プロパー京大卒で向かいの人早稲田

技術力とか理解力で負けるのは仕方ないよ。脳ミソが違うんだから。でもなんなの、なんでそんなに話がうまいの。言ったことが瞬時に頭に入るの?

頭からすぐに引き出せるの?なんで台本がなくても話せるの?

DS脳トレやればそうなるの?DHA取ればいいの?本を読めばいいの?

あぁぁ、丸明の社長見るたびにみじめになる。

2008-06-24

今日までいろいろ調べて出した結論

将来自分が成功している姿が全く想像できなくて、グーグル先生はてな先生とその他諸々に頼って

(つまりネット)いろいろ調べて考えて一つ結論を出した。

SEはハズレだ。大ハズレもいいところだ。

新卒SIerになる(そういう会社に入る)のは罰ゲーム以外の何者でもないということだった。

業務で最低限必要なことや(wordとか)WEBの知識は持っていて当然だとは思うけど。

SEの方のブログもかなり拝見したがどれも酷い。給料が安ければプログラミング自体が楽しいだの

自分の能力がどうだのマジでオナニー野郎だらけ。

真面目そうにこの業界の心配をしている記事もうんざりするほど見たが、最後にはどれも

「~~していかなければならない、すべきだ」とかばっかり。自分でやらねーのかよ。

言いっぱなしジャーマンかよ。

学歴が無い奴でも頑張れば成功出来るとかさー全部結果論じゃん。そんなの他の業界にだって

言えることじゃん。マジで院卒以外はIT業界なんて入るべきじゃないっていうのが俺の結論だ。

喜んでババを引くほどマゾじゃねよ。

でもこれで将来に変な希望を持たずにすんだ。これが判っただけでも大きな成果だ。

あと一つ、ネットは手段でしかないってことも実感した。

賢者モードになったからちょっと冷静になって、つらつらと書いてきたが

手に付いた精液がガビガビになって気持ち悪いのでそろそろ止める。

明日からはいろいろ動き回ってみるか。

2008-06-09

Re: Re: Re: 10年泥の記事に絡んでプログラマの評価や処遇が話題にあがった

プロの客」をよこせって言った増田です。

まあ、アレ

SIerの下請けとかやってるプログラマの人って、どういう仕事すれば満足なんでしょうか?

しか返答してないね、よく考えればね。でも犯罪お金重要よ。ほんと重要よ。

もうちょっと追加すっと、「プロの客」がなんでうれしいかってーと、あの条件を満たしてれば、自分さえ頑張れば作ったものがちゃんと客を喜ばせることが可能だからうれしいんだよ。

喜ばれないものを作るぐらい虚しい事はない。

でもコレちょっとひっくり返すと「現場の人はあなたのプログラムでこんなに喜んでいます!」を伝える事が出来れば報酬が雀の涙でも結構喜んで働くって事ね。俺は。

俺はって書いたけど、前のも「俺は」にすぎねえんだよな。「プログラマは」ってくくりにはなんねえな。みんな動機違うもんよ。んで、

闇雲に10年泥を叩いたり老害だと言ってみたり評価されないと嘆いたり

俺、叩いたり嘆いたりやってないからわかんねえんだよなあ。「さもありなん」とは思ったけど。

SIやってたとき、「あいつは若いけど凄い奴だ」って評価されてたからなあ。給料初任給だったけど。「そんなに資格とってどうするの?」って言われたときは(ここが嫌だから転職するんだよ…)と思ったけど。

SIから飛び出してみて、評価されてるし、給料もそこそこもらっているし。客も味方もプロって、嬉しいよ。

プログラマであるアナタのどこに(顧客が金を払うだけの)価値があるとアナタ自身が感じているのか、教えてほしいと思った。

アナタを含めたプログラマ価値がないと言いたい訳ではなく、プログラマはどういう視点で仕事と自分を捉えてるのか知りたいの!よ!

これは簡単だな。

  • 俺は客が必要としてて、でも持ってないものを作る。客が喜ぶ。
  • 俺は客が不可能だと思っていたものを可能にする。客が喜ぶ。
  • 俺は客が不便だと思っていたものを便利にする。客が喜ぶ。
  • 俺は客が気づいていなかった不便をほじくり出して解消する。客が喜ぶ。

これに反するものは全て嫌いだ。

  • 必要じゃないけど、こっちの都合で売りつける。
  • 別に必要ないけど、やり方だけ変更する。
  • こっちの都合で使いにくくなるけど、いいよね?
  • あ、これあまり使ってないみたいだから機能削っときました

Re: Re: 10年泥の記事に絡んでプログラマの評価や処遇が話題にあがった

TBありがとう元増田です。

困ったお客さんについて書いてくれたこと、犯罪お金の件は問題外だけどそれ以外は私も難儀することがあるし、気持ちは良く分かります。

ただ、IT業ってITを中核としたサービス業でそういうお客様の諸々の事情とともにIT化を請け負っているから、お客様を懐柔したり、業務の標準化を提案したりするのもサービスのうち、というのがSEである私の認識。もっと言うと、ITをもって顧客の社内をフラットにし業務を標準化していく、それが私の仕事だし、それができることに私の(単価分の)価値があると信じてる。プライドってやつかもしれない。(って書くとなんだか壮大だけど、実際は泥にまみれてますし、私もコーディングしますよ。)

でも、闇雲に10年泥を叩いたり老害だと言ってみたり評価されないと嘆いたり、あるいは、こんな客は嫌だという主張からは、それなりのプライドを感じるのだけど、プログラマ価値が見えない。

(私が知らないだけで、はてな村では語りつくされたのだろうか…)

プログラマであるアナタのどこに(顧客が金を払うだけの)価値があるとアナタ自身が感じているのか、教えてほしいと思った。

アナタを含めたプログラマ価値がないと言いたい訳ではなく、プログラマはどういう視点で仕事と自分を捉えてるのか知りたいの!よ!

ブクマコメントくれたid:torlyさん。

死ぬときは絶対忘れてる自信あるから今謝っとく。傍若無人でごめんね。

多分、↑もやな感じだよね。ごめん。

10年泥をめぐるあれこれはSIerで育ってきた私にとって色んなことが現実離れしていて、でも、一緒の業界で働いている以上はもっと知りたいって思って無礼を承知で聞いてみた。

マジレスありがとう紀伊国屋在庫してるみたいだから後で買って読んでみる!

http://anond.hatelabo.jp/20080607014750

http://anond.hatelabo.jp/20080607075801

2008-06-07

10年泥の記事に絡んでプログラマの評価や処遇が話題にあがったけど

SIerの下請けとかやってるプログラマの人って、どういう仕事すれば満足なんでしょうか?

プログラマがすべきプログラミングとは、どうあるべきなんでしょうか?

プログラマが適切に評価されるとは、どういう状態なのでしょうか?

プログラマの方がいらっしゃったら、考えを聞かせていただけませんか?

文系SEより

2008-06-04

http://anond.hatelabo.jp/20080604080117

SIerに入ること=悲劇の始まり

そのとおりですがなにか?

ひとつ付け加えておくとしたら、SIerというかSEプログラマに関しては、

会社の上下がものを言うね。

できるだけ上の階層の会社に入っておくことをおすすめするよ。

最下層はいつまでたっても上層部の手先のままだよ。

ネットワーク構築とかサーバ構築に関してはSIerノウハウもってそうな印象あるんだけどね。

プログラミングはううーむ。

このごろのSIer関連エントリをみて

SIerがなんか全てブラック企業のようなイメージになってきた。プログラミングのできない人達が懸命にプログラミング紛いなことをやって、人材を潰しながらものを作っていく、という感じに見える。SIerに入ること=悲劇の始まりってしか書かれてないエントリーばかりな時点でどうかとも思えるんだけどね。

そして、プログラミングができる人って、今日の流れではwebベンチャーとか外資に収まってるように見える。プログラミングできるのにSIerに行くって時点で、周辺情報収集不足な頭でっかち人間、って感じになるんだろうか。

SIerはIT業界の中に存在する感じが現状っぽいけど、実際にはIT業界とは無縁の、独立したSIer業界とすべきはずなんだよな。悲劇的エントリー見る限り、どこにもTechnologyなんてないじゃないか。

2008-06-02

http://anond.hatelabo.jp/20080602191621

現在二次受け中心のSIerに勤務しているが、割と楽しいよ。

ネットに書き込みをするIT系の人の多くが「比較の目」を過度に持ってるから、適当に満足して暮らしている人のコメントが拾えないのじゃないか、と思う。比較大好きっ子の言葉はなんとなく説得力を持って見えるし、口調も強くなりがちだから。

大半は「まあこんなもんか」と思いながら上司や取引先に対して適当愚痴をいいつつ、大きな問題も抱えずにぽちぽちと過ごしてるんじゃないかなぁ。

ちょっと(ほんとにちょっと)雑誌に記事とか書いたりするとヒーロー扱いされるのも面白い。

http://anond.hatelabo.jp/20080602191621

業界全体が構造的に終わってるからダメだろ。

ネットに書いてあるようなSIerとその下請けに関するネガコメが嫌なら、専門的で特殊な仕事してるソフト会社とかに行くしか無いんじゃない?

でもそういう会社だとそれなりに高い能力を求められると思うけど。

簡単に内定が取れる時点でまともじゃない(無論、内定を取るのが難しいからといってまともとは限らないけど)でしょう。基本的にはね。

元増田は「どうしてもやりたい!」という仕事も特に無いようだし、SIerに入ってコンサルタント(笑)を目指すのもアリかもよ。

技術者ではなくいわゆる典型的なスーツマンになれる。日本ではゼネラリストが一番安パイだからな。

2008-05-26

学歴自分語り

1997年。そう悪くない大学の、ちょっと有名な経済学部に入った。

高校進学校だったから、友達は東大とか京大とか阪大とかに進学していったけど、別に気にしなかった。あの人たちみたいに、何もかも忘れて一心不乱に勉強するとか無理だった。毎月模試の結果気にしたり、順位に一喜一憂したりできなかった。お勉強より、打ち込み系の音楽聴いたり、絵を描いたりする方が好きだった。

大学1年でネットに出会ってサイト作り始めた。

電話代+プロバイダ代で10万行ったことあるあるwwww

ネットにはまりすぎて留年したりしつつ、興味のままIT業界就職就職氷河期だったけど、IT以外の業界でも書類選考で落ちたことなかったし、学歴は特に気にならなかった。

結局、第一希望の大手のSIer就職した。

でね。こないだ転職をしたんだけど、転職屋さんが言うのよ。

増田さんは女性で、●●大学卒ということで、戦略コンサルティングファームには、応募されるのも難しいかと思います。

 いえ、●●大学経済学部も、地方大学としては悪い大学ではないのですが…文系ですと京都あたりの…」

いや、マジでおかしかった。

あ。学歴ってあるんだなって生まれて初めて意識したっていうか。

コンサル紹介してください」とは言ったものの、ITコンサルがしたいだけで、戦略系のマッキンゼーボスコンになんかまったく興味なかったから、別に応募できなくても問題ないんだけど、「私、今、学歴で足切られたんだなあ」と、妙に感慨深かった。

最終的にご縁があって、今は某グローバル企業で働いてる。

相変わらず学歴なんか意識しないけど、

人生たまには新鮮な驚きがあるのも悪くないなーとこれ書きながら

転職活動を振り返って思ったw

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