2008-07-01

良いSIerの条件、見分け方

SI業界における、気持ちよくアウトプットを高める事が出来て、キャリアプラス環境の条件を考察

次に上げる、3つのステップ存在しているかどうかを一つの目安にしてみてはいかがでしょうか。

それぞれ、(1)新人(2)中堅(3)ベテランのチェックポイントに対応しています。

[ポイント]

(1)明快な規約と、明快なフレームワークが指定された仕事を振られている。

規約フレームワークというのはあくまでも一例で、絶対にそれである必要はありません。

プロジェクト的には色々あっても、新人はやるべき事に迷わず仕事が進められる事が重要

迷った時に根拠となるリファレンスがあれば、初歩的な事で周囲が煩わされなくて済む。

「外注(請負派遣)クソッタレ」という現場に限ってこれが整っていない事が多いです。

もちろん、それがあっても出来ない部類の人間はいますが、仕事の振り方が間違っているから、

出力される結果が間違っているという場合の方が下手したら多いという事です。

(2)チーム内のトップクラスプログラマコメントしてくれる。→参考

本人に指摘された内容を理解し、受け入れるキャパシティが要求されるのはもちろん重要です。

しかし実際は、俺様が下っ端のコードなんか見れるかという態度の人が結構います。

確かに当人達は、そのような指摘がなく出来るようになっていた事が少なくありません。

だから、「なぜそんな事も解らないで続けてるの?」と相手を理解する事なく罵ります。

そして「こんな事も解らないクズを雇った奴は誰だ?」という人事への愚痴になります。

でも、そこでは自分が威張っていられて居心地がいいから転職は考えないという矛盾を無視しています。

そんな自分を誤魔化すために他人の成長の芽を摘み続けます。

(3)新しく入って来た新人に1と2を行えるようになった。

中堅までに鍛えられていないと、ベテランになった時に世間話お茶を濁して笑いを取る事が

コミュニケーションスキル勘違いしたリーダーの出来上がり、実際それは蔓延しています。

「情けは人のためならず」1+1を2以上にするには、それぞれが学んできた事を他人に

フィードバックする事で他人を育てられないと、いつになっても自分の負担は軽減されません。

「俺がやるからオマエなんか不要」と言える技量持ちなら、好きなだけ抱え込めばいいでしょう。

しかし、成長した人間には難度の高い部分を任せたいのが社の意向、得意げになって下っ端のやれる

仕事を数多くこなされても非効率としか映らず、周囲の評価に結びつかないのが現実です。

「あんなにしてやったのに、”のに”がつくと愚痴になる」とは、相田みつを言葉でした。

せっかくやるなら愚痴にならずに済む、無駄にならない仕事をしたいものです。

[まとめ]

上記の3点が整備されていない環境では、それぞれが自分の立場だけを守りがちになってしまいます。

情報を隠して自分がいないと進行しない状況を作り、楽な仕事を奪い合って困難な仕事押しつけあう。

そういう仕事の仕方しか出来ない人間になると、仕事に喜びが見出せず仕事時間が苦痛になります。

社会貢献とかそこまで考えなくてもいいのですが、仕事をする目的意識が低くなっていくものです。

仕事仕事と割り切って卒なくこなし、自分の人生を豊かにする事を重視するならそれも良しですが、

そういうライフスタイルは、むしろ仕事に対する能力か集中力が人一倍高くないと成立しません。

常人にとっては、目的意識の低下はそれを妨げる最大の要因になります。

逆にいうと、これと反対の事を実践すると会社離職率は高まり、担当案件は次々にデスマーチに陥れられ、

定時に帰れなくなるのと引き換えに、いつも同じネタでメシにありつく立派なSIerになれるでしょう。

つまり、ベテランが(1)と(2)を行わない限り、貴方の地位は安泰であるという事です。

でもそれじゃ業績評価に響くのじゃない?大丈夫誰からも後ろ指を指されない社内ニートになるための10の方法

特に「(4)新規事業・困難案件には積極的に参加」辺りがヒントになるかもしれません。→2.0

あとは社内ニートを駆除するたった5つのスゴい技により駆除されないように注意を払いましょう。

そういえば、未経験者でもしっかり教育、親切に教えてくれる先輩、経験を積んだリーダーになって活躍等

よく見ると上記に対応した仕組みが存在するかのように、入社案内で謳っている会社は少なく無いようです。

しかし大抵、具体的に誰が何をどうやって行うかは書かれていないので、誰も期待してはいないのでしょう。

軽く読み流されて、反故にされても気にならないポイントになってしまっているのではないでしょうか。

単純だけど根本的な問題に目が向かないから、なぜか毎度デスマーチになってる事に不満を洩らしつつ、

自分が未熟だからと無駄な謙虚さで、そこから逃げる事もせずに我慢している人が多いのでは無いかと。

我慢は体に毒なので、精神を病みやすい人には特に過酷な状態となります。

[これからSI業界に入る人]

その会社で自分が成長できるのか、それともツブシが効かない使い捨てにされるのか、

教育システムを備えていると謳っていても、現場OJT環境に適うものはありません。

入社前に現場社員の声が聞ける機会があれば、上記ステップの有無を確認してみてください。

不幸にも、入ってしまった後で気がついた場合は以下に述べます。

[すでにSI業界にいる人]

与えられた権限で変更が出来ない環境のせいにしていても、状況が改善する事はありません。

周りを見回してこのステップ存在しない場合、自分の出来る範囲で導入を試みてください。

好意的なレスポンスが無かった場合、そこに未来はないようですから、退職条件を設定しましょう。

例えば「オラクル資格を取ったら辞める」のように、前向きな目標を伴った条件にするのが大事です。

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