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はてなキーワード: 自責の念とは

2008-12-16

http://anond.hatelabo.jp/20081216005718

元増田です。自分が「やっておけばよかった」ということを正直に伝えたかっためこのような文章にしました。

今何もしていない自分に少しでも自責の念があるのであればこの文章を読んで一念発起してほしかっただけです。

そこまで言われるとは思いもよりませんでした。余計なおせっかいというやつでしょうかw

2008-11-26

http://anond.hatelabo.jp/20081126123538

自分もそう。

自分の場合、傷を付けたくないから。

別にすごい綺麗というわけではないけど、この白い肌はそのままでおいておきたいから。

もともと綺麗じゃないから傷つけたらもっともっと価値が下がるような気がして。

自責の念が強くなると、ご飯食べられなくなる。なぜか。

2008-11-16

[][][]後輩を育てることは難しいです

初めての増田にして、いきなり愚痴混じりの長文になるであろうことを、まずはお詫びしておきたい。

「お前、増田は初めてか?力抜けよ」と流し見ていただけるなら幸いである。

新入り現る

先月、ウチの部署に新入りさんが来た。

前まで勤めていた会社は名の知れた某企業の下にあるシステム開発系らしく、

パソコンガンガン使う部署としては「少なくとも、パソコンを使うことに抵抗は無さそうですね」「そうだねー」と期待していた。

私の勤務先は自社サーバを主軸とした統合的なサービス提供(つまりはASP業務)を主としており、

私はそのサーバ運用エラー監視の部署に所属している。

性質上、勤務体制は1日3交代のシフト制となり、朝も夜も関係の無い生活リズムになる。

その新入りさんとしては面接の折に、

「前までの経験を活かして、サービスシステム開発の部署に就きたい」

という意思を示していたようだ。

ただ、いきなり開発部署に放り込んでも右も左も分からないので、

まずはサービス前線ともいえるサーバ運用部署で基本的なシステム内容を把握してもらい、

その後に開発側で腕を揮ってもらいたい、という説得を受けたらしい(という又聞き)。

当人がどこまで納得して内定を受けたのかは知らないが、それは私の預かり知らぬ所なので省略する。

いきなりの暗雲?

さて、新入りさんの初出社の日。

上に書いた通りシフト勤務の部署だが、彼には1週間ほどは日勤扱いで大まかに業務を見てもらう形となった。

(新入りさん個人の事情もあったのだが、それは割愛)

初日からあれだこれだと教え込んでもパンクするだけなので、「こんなコトをやってるんですよ」という触りを見てもらう程度である。

タイミングとして私がシフトに入っている時で、「じゃあ今日からよろしくお願いしますね」と受け持った。

その、開口一番に聞いてきた一言。

「お給料ってどのくらい出るんですか?」

仕事である以上、誰もが疑問に思うことではある。それは分かる。

周りの人間は見ず知らずばかりで、話の切り出し方に戸惑う気持ちも分かる。

だが、「ここはどういう仕事をされている部署なんですか?」とかで切り出してくるとばかり思っていただけに、

のっけからそれかい!と突っ込みを入れたくなった。

アルバイトで入った子が聞いてくるとかならまだしも、

仮にも前まで会社に勤めていたのなら、むしろ仕事の内容について質問するとかが普通じゃないの?と思ってしまった。

システム面の話を」    ( ゜д゜)ヘ?

サーバ運用・監視を主業務とする部署であるため、やることは毎日ほぼ同じである。

決まった時間に決まった処理がサーバ上で走ったことを確認し、エラーが出たのなら迅速に対応する。

よってパターン化された作業内容をノートにでも書き留めれば、それをマニュアルとして作業を進めることができる。

Excelなどに書き留めて印刷するという手もあるが、アナログでもノート片手に作業内容をどんどん書き留めてもらった方が良い。

ドキュメントを書いて印刷するよりも、即利用できるからである)

その日もいつもと同じように処理を進め、彼には横でそれを見てもらい、所々でメモを取ってもらう形を想定していた。

――のだが、その所々で彼はメモを取らなかった。

彼はそこで、「システム的にこれはどういう風に動いているんですか?VB使っているっぽいですけど」といった質問ばかりをしてきた。

良い質問ではある。

将来的に開発部署へ行くことになるかもしれないことを考えれば、先々まで見越しているのだなと評するべきである。

しかしそれは先の話。

あくまで今は、今いる部署での業務内容に集中してもらいたいのだ。

処理がどういう風に回っているか、どういうシステムなのかという掘り下げたレベルの理解は、今の時点では求めていない。

我々の仕事は、開発部署が構築したシステムの下で正しく処理が動いているかを日々監視することにある。

監視する中でトラブルがあれば開発部署に問い合わせ、対応を要請する。

我々は次に動く処理を監視しなければならないので、対応はあちらに任せるのが常である。

システムの詳細まで把握しているに越したことは無いが、正直なところ、そこまで深い話は我々には求められていないのだ。

ましてそれが新人レベルならなおさら、まずはこれから任されるであろう処理の手順をしっかり覚えてほしいのだ。

ということを、彼に説明したところ、返ってきた言葉は、

「要はルーチンワークなんですね」

だった。

今にして思えば、彼のフラグは間違いなくこの時、一本折れたと思う。

暗雲が徐々に暗くなる

1週間ほどの日勤を終え、次の週からは実際にシフト時間に沿って出勤してもらうことになった。

(私の時はいきなり夜勤からだったが)早朝からのシフトでの研修開始である。

奇しくも担当はまたも私であった。

「朝方は何かと一斉に処理が回るんで混乱してしまうと思いますけど、

ひとまずは一番気を付ける業務から書き留めて覚えていってもらえば良いですから」

と前置きして業務を開始する。

彼には作業の大まかな説明をしてメモを取ってもらい、真っ先に覚えてもらいたいものは実際に進めてみてもらうことにした。

その1時間後、


彼はうつらうつらと寝こけそうになった。


無理もない話であることは分かる。

私が研修を受けていた時だって、正直眠気は相当にあった。

朝5時近くに起きて、7時前には出社して業務に入らなければならないのだから。

「すみません…」としょげ返る彼に対し、「まあ初日ですし、この時間帯はきついですから」と責めはしなかった。

そこから4日間、彼の研修を受け持ったが。

彼は毎日のようにうつらうつらと頭を揺らすこととなる。

彼曰く、「どちらかというと夜型の人間なので…本当にすみません」とのことだった。

寝こけまいと自分の頭をしきりに叩く彼を見て、自責の念を必要以上に背負い込むタイプ(ともすれば自傷癖の強い子)かと直感した。

かといって、じゃあ夜勤シフトだけでいいよとも言えない。(その分、他のメンバーが早朝起床ばかりになるわけだし)

4日目を終える際に、休みに入る私は、彼に2つ+αのアドバイスをした。

  1. 難しい話は抜きにして、とにかく今は作業内容のメモを取ること。研修が終われば一人立ちしてもらうことになり、その時にメモを見ながらでも作業ができる方がベターだから。
  2. 眠くなるのは仕方ないけれど、それは言い訳に作業が抜け落ちることは許されない。睡眠・起床といった体調管理は自分でしっかりと行ってほしい。
  3. 翌日から研修を見てもらう人は、私のように「仕方ないですよ」と笑って見逃してくれる人ではなくなるから、気を引き締めて^^;

その3日後、休み明けに出勤した私が耳にしたのは、彼に大きな稲妻が落ちたというものだった。

嫌な予感は、嫌な現実を引き寄せる

研修4日目を終える際に抱いた危惧は、見事に現実のものとなっていた。

あの翌日、彼は必死に作業手順をメモに残す様子も見せず、先輩が作業する横で眠りこけそうになったのだった。

先輩は激怒し、「ふざけるな、顔洗ってこい!!作業は全部俺がやるから、お前は触るな!!」と一喝したという。

ちなみに4日目の終わりに新人さんへアドバイスを送った後、私はもう一つの布石を打っていた。

その翌日から研修担当されるその先輩と、私の上司に対して、4日間彼の動向を見ての感想を報告したのだ。

…ハッキリ言ってしまえば、チクりである。余計なお節介というか、一抹の罪悪感は覚えた。

しかし、いずれは業務を受け持ってもらうことになり、

そこでそれまでのように寝こけてしまい業務を落とすようなことになれば、それは彼一人の責任どころではなくなる。

酷な言い方をしてしまえば、「そんな危なっかしい要素を持った人には任せられない」のだ。

ルーチンワーク連続ばかりの部署ではあるが、だからこそ定められたルーチンは確実にこなす必要がある。

いきなりフルボッコにするわけにもいかないが、雇い入れるに値するかを見定める期間である以上は、報告に値すると思ったのだ。

そして報告のついでに、「ガツンと言うと一気に萎んでしまうタイプなので、ある程度は穏便に^^;」と付け加えた。

しかし、新人さんの頭の揺れように、先輩の堪忍袋の緒は切れた。私の布石は粉々になっていた。

そして私の緒も切れかける

早朝からのシフト研修はひとまず終わり、深夜のシフト研修が始まった。

サービスを提供している相手先の1日の業務データなどが一斉に集まり、翌朝までに然るべき処理が終わっている必要があるので、

最も監視には気を配らねばならない時間帯である。

「どちらかといえば夜型なので」と断りを入れてきた新人さんは、その言葉通りに朝よりも元気そうに見えた。

ところが、ここで彼のもう一つの悪い癖が出てきた。

メモ取りもそこそこに、「この処理はデータベースに対して云々」「エラーが出た際の対応は云々」と質問を投げかけてくるのである。

先に書いたとおり、そんな所までの理解は今は求めない。

ただでさえ処理すべきデータ量が他のシフトよりも多く、一つのミスのせいで翌日の客先の業務が全部止まりかねないのだ。

よって今は「このディレクトリのこの実行ファイルを動かして、出力されるログで処理が正常に終わっていることを確認・記録する」といった手順さえ確実に覚えてもらえれば、それで良いのだ。

そんなルーチンばかりがどんどん回るので、退屈に思えるかもしれないが、それがココの仕事なのだ。

エラーが出た際の対応だって、今の彼にはできっこない――だからこそ研修担当が付いていて、いざという時に対応を受け持つのだ。

という説明を彼にしたところ、ひとまずは頷いた。

ルーチンばかりでつまらなく思えるかもしれないが、結果としてそこで確実に業務をこなすことで、顧客が安定したサービスを使えるのならば、それを維持することこそが我々の最大の目的なのだと。

そのためにも、難しい話は後でいいから、まずは業務の手順をマスターできるように、万一手順が分からなくなった時のために、手元に持ち運べるマニュアルを作り上げていってほしいと。

しっかりとした会社なら新人教育用のマニュアルを随時用意・更新しておくのだろうが、あいにくとウチはそこまで時間工数を割けずにいる。

だから新人が入るたびに、とにかく自分用のマニュアルを作り上げていって、それを元に手順を覚えていってほしいということを徹底している。

それが悪しき慣習となっているというツッコミはご勘弁願いたいorz

彼は「手書きでは上手くまとめられないので、Excelで書かせてほしい」と最初のうちに言ってきていた。

そこは個人の自由なので、結果としてモノができあがるならそれでいいと了承していた。

それと並行して、まずは一番初めに覚えてもらいたい業務を繰り返し実践させて、マニュアル無しでも進められるようにしてゆこうとした。

たぶん、成人してから初のブチギレ1秒前

だが、いつまで経っても、どうにも手順がおぼつかない。

Aという業務があって、それを終えるためにa,b,c,dという作業を順にこなす必要がある。

だが、a→b→d→cとなったり、a→b→cで止まったり、時にはa→c→dとなったりした。

都度注意はしているのだが、どうにも改善が見られない。

a→b→dとやってしまって、次の業務Aの機会にはちゃんとa→b→c→dと行うのに、その次の機会にはまた作業が抜け落ちるのだ。

なにぶん、この業務Aはウチの部署の業務でも最重要に入るので、何は無くてもここの作業手順だけは早めにマスターしてもらいたいのだ。

その辺を何度か言って聞かせた、つい先日のこと。

「じゃあ業務Aの処理に入りましょう」といつものように処理を彼に任せて、私は隣で監視しようとした時である。

「手順a、手順bと進めて…次にcが走るのを適当に見ればいいんですよね?」と、彼は口走った。

未だかつて、私は人に対して怒鳴ったことが無い。それどころか叱った試しすらほとんど無い。

怒られるのが嫌いな上、叱られると何も言えなくなるという性格もあると思う。

自分がそんなだから、他人に対して強く出られないのだと思う。

まして先輩から雷を落とされてしょんぼりしたような新人さんに対しては、尚更である。

しかし、この時ばかりは違った。

彼が口走った内容に、耳を疑った。

適当って何だ!ふざけんな!そんなにルーチンが嫌で退屈なら、もう帰っていいよ」と舌の先まで出かかった。

辛うじて、「今、仕事をする上で致命的なことを言ったのを分かってる?」と言うに留めた。

AAで表せば(#^ω^)

彼も私の声色の微妙な変質に気付いたのか、「すみません…」と応えた。

けれど、私はこの時確信を得た。

「彼は、この仕事がつまらないと感じている」と。

もっと正直な感想を言えば、「彼には無理だろ」とも。

自分の二の轍を踏ませたくはないのだが…

かつて、私は今の所とは別の部署にいた。というよりも、入社した際にそちらの部署に配属された。

配属はされたのだが、自分の持ち得るスキルとはかけ離れた所であった。

だが、当時の上司Aさんや上役たちは私が力量不足であろうことを見越した上で、

人手不足だし、少しずつ仕事の内容を吸収してスキルアップしてくれるなら、将来的な戦力として鍛えてゆける」

と、普段の業務の合間を縫って私を教育してくれた。

けれど、私の理解不足と勉強不足のせいで、徐々に足を引っ張り始めた。

呑み込みの遅さと、何よりも「適当にこなしていれば給料は出る」という許し難い打算が心の底にあったことが原因である。

そうして、とうとう私は稲妻を食らったのだ。

「このままの状態では、正直、お前はお荷物扱いのままだ。給料泥棒と言われたって仕方ないぞ」

上述のとおり、私は叱られると一気に黙り込む――まさしく、今回の新人さんのように。

自分が悪いことは分かっている、しかしそれを改善しようとする心掛けが今ひとつ持ち切れない。

そんな甘えた心さえも、上司Aさんは完全に見抜いていた。

私はいよいよ、解雇されても仕方ないと塞ぎ込む一歩手前までいった。

会社に来たくないという感情ばかりで、体調にさえ影響するほどに終始、気が滅入っていた。

だが、上司Aさんと取締役Bさん、そして今の部署のリーダーCさんが集まり、私を呼んだ。

B「正直に答えてほしい。今の仕事は、辛い?」

私「………本当に申し訳ありません。白状すれば、教えていただいたことも身に付いているかが分かりません」

B「そうか。傍から見ていても、最近の君は叱られてばかりみたいだったからね」

C「でも、君をこのまま解雇するのは、こちらとしても勿体ないんだ」

私「…いえ、ご迷惑をかける一方ですから」

B「そうだね、でも今のウチは人手不足だから。新卒で入った君を、このまま捨てるのは本当に勿体ない」

B「幸いに君は、パソコンは少なからず使える。この部署の仕事はハイレベルで君の手には負えなかったかもしれないけれど、

他の部署でなら君の最低限のスキルは役に立つかもしれない」

A「だから、これが最大限の妥協だ。来週からCさんの部署に移って、一から仕事を覚え直せ」

C「覚えなきゃいけない仕事は全然違う。でもそのくらいの方が君のためになるだろうし、気持ちを切り替えられると思うから」

B「後は君の気持ちとやる気次第。…まだ、頑張れる?」

恥ずかしいので今の部署では一度も明かしていないが、この年で鼻を啜りながら臆面もなく泣いた。

自らのあまりの情けなさと、こんな自分なのに何とか持ち直してくれることを願って拾い上げてくれた上司たちの気遣いに。

今度は私が、としたいところ

あれから数年が経って、こんな私も新人さんに物を教える立場になった。

リーダーシップなんてものはどちらかと言うとお断りしたい方で、誰かの下でバタバタと動き回った方が性に合っている…

という責任逃れの甘さは、相変わらず持ったままだ。

でもその分、自分がすべきこと、自分に任されたことはきっちりとこなすという自覚と責任は得ているつもりだ。

ルーチンワークばかりの勤務内容だろうが、自分が確実に作業をこなし、次のシフト要員へ引き継ぐことで、会社というシステム歯車の一つが正確に回る。

それにより客先もサービスを安定して使えるというのなら、それは十分にやりがいのある仕事なのだと思っている。

休暇らしい休暇なんて不定期なものになってはいるが、それでも休みたい時にはきちんと休暇を与えられるし、自分の好きなことをできる。

彼がなぜ、ウチの会社を選んだのかは知らないし、聞かない。

「親に迷惑はかけられないから」と、実家を離れてわざわざ一人暮らしを始めたのだという。

交代制の勤務で親御さんの負担が大きくなるのを避けるというのなら立派な話だ。

これまでのやり取りから、

「実は前の会社でも折り合いが悪くて辞めさせられて、親御さんからも出ていけと言われたんじゃ…」

という邪推を得てしまっているのだが、それを質すつもりもない。

経緯はさておき、会社としては日々の業務を着実にこなしてさえくれれば、問題は無いのだから。

前の部署では何の役にも立たなかった私が、今の部署でのルーチンをこなしているように。

…個人的にはもう少し愛想よく応対してくれればと思うのだが、そこは会社に慣れてくれば解れてくるものと思いたい^^;

私一人で彼を変えられるとは思っていない。

変える手助けはしないといけないだろうが、最終的には彼の意志に任せるしかない。

ただ、上司や先輩に注意されたり叱られたりばかりの彼の姿は、かつての自分によく重なる。

かつて上司が私を何とか育てようとあれこれ模索した気苦労が、今になって分かる。

私の人生経験なんて上司からすればまだまだ青いし甘いものだろうが、

そんなものでも新人さんの育成(というよりは潰れないための配慮)の一助になればと信じて、もうしばらくは辛抱強く導いてゆきたい。

今でこそ言葉の端々に「こんなルーチンワーク…」という感情の見え隠れする彼が、数ヵ月後にはTPOを弁えてかっちりと仕事をこなしてくれるようになることを願って。


うわ、初増田でこの長さとかあり得ないだろ。

乱文、失礼しました。

追記

はてブトラックバックで多くのお叱りや助言をいただいていたようで、恐縮です。

書き終わったらどこか清々した気持ちで眠っていたのですが、起きてふと記事を見直してみた反響があったことにびっくりしました。

匿名なんだし」と高をくくって書いたのに、こんなに反応があるものなのかと。

2ちゃんねるとかでもROM専なので、ネット界隈での反響の速さと大きさに改めて恐れ慄いております。

一部、言い訳めいた追記というか返答をしたいと思います。

お叱りの方がどちらかというと多かったので、「気に病みすぎないように、感情的にならないように」と言い聞かせつつ。

答えになっていないことの方が多いかと思いますが、そこはご容赦をいただきたいです。

マニュアルについて

電子化したマニュアル、および印刷したマニュアル新人さんには渡していっています。

ある物を全部渡して、「じゃあこれに目を通しておいて」と放り投げるのはさすがにブラック過ぎるので、その日の研修の内容と進み具合に応じてですが。

かつ、それだけで分かりにくい箇所もあるだろうから、実際に運用経験してゆくなかで手元にノートを用意していってくれればいいですよと伝えてあります。

ただし、全ての業務でマニュアルが用意してあるかというとそうではない…というところが、「ああ、ウチは一般的にはブラック扱いか」と猛省すべき点その1ですね。

私が配属となった頃から顧客が増してきて業務内容も増えてきたので、

マニュアルの整備は急いで進めないとまずいねー」と部署内・部署間で大急ぎで進めてはきているのですが、100%にはまだ達していないというのが現状です。

「人力に頼るサーバ運用ってどうよ?wwwww」とは弊社内での冗談常套句だったりします。冗談で済んでいるうちが花か(;^ω^)

あと、「定常作業なんだから全自動化できるだろうよ?」というツッコミがいくつかありましたので、それについても。

大抵の作業はバッチタスク処理なので、人間側はその処理の正常/異常を確実に監視すれば良いわけです。

ただ業務内容上、エラートラブルが発生した際の対応は、人力でやらなくてはならないのです。

相手先への連絡などはその代表例ですね。

そこら辺まで全部オートでやれれば人件費的にも工数的にも楽ができるのですが、会社としての規模がネックになり、環境作りで全員がデスマーチに陥るのでw

イニシャルコストとかランニングコストとかの話になるのでしょうが、既に回ってしまっているものである以上、難しいのが現状でして(;^ω^)

システム内容について

さすがに技術者開発者志向の強いと言われるはてなか、鋭いご指摘ばかりで:(;゛゜'ω゜'):となるばかりです。

中でも↓にはギクリとさせられるものが。

どんな処理が走ってるかもわからずに、順番に処理が走るのを見てればいいってことを、

彼は「適当に」と表現したんだろ。

彼に興味を持ってほしかったら、中でどんな処理が走っててどんなロジックで正常/異常の判断をしてるか説明してあげればいいんだよ。

それとも説明できるほどあなたも中身知らないんじゃ?って思われてると思う。

白状します、増田システム開発やプログラム方面にはとんと疎いですorz

大まかなロジックについては増田研修時に習い(まずは処理監視の手順を徹底的に教え込まれましたが)、後は実際に運用をひたすらこなしてゆくことで把握した経緯があります。

こういう会社理系で無ければならないというわけではないでしょうが、増田本人は極めて文系人間ですね。

プログラム文も読んでみると良くできてるなぁ」と思い、自己研鑽のために勉強も進めてはいますが。

「そんなんにサーバ運用任せるとか無いわwwww」「お前らが悪いんじゃないか!」というお叱りはごもっともです。

増田のその程度のスキル内容などを見越した上で、元上司Aさんたちは最大限の妥協案を提示してくれたのだとは今でも思っています。

プログラム方面では伸びないだろうから、せめて既存のプログラム運用監視でなら行けるだろう」と。

最後の文で指摘されていますが、たぶん新人さん本人からもそう見られるだろうなぁとは、研修の序盤で予想していました。

実際彼にも「ごめんね、そっちは正直なところ開発部署に任せている現状だから、自分からは事細かに説明できない」と言ってあります。

同時に部署のリーダーも、「システム的に疑問に思う所があるのなら、こっちの基礎を覚えてから、改めて開発側に質問してみるといい」と言っていました。

「何だ、この先輩ダメじゃん」と言いたげな彼の視線は痛かったですけれどもw

というか、ネット透視力はすごいな。

会社としての方便と育成案、そして社畜化について

で、そんな増田のいる会社は、人手不足を何とか解消すべく口八丁手八丁で彼を言い包めたのでした。

冷静になってみれば、まさにブラック定型みたいなところなんだなと。

社員の年齢層が比較的近く、バタバタしながらも和気あいあいとしているから増田は好きなのですが…と思っているあたりが社畜ということかw

性格や言動の端々に人を小馬鹿にするような、それでいて自分をとことん卑下するようなきらいのある新人さんですので、

部署としてもどうやって育ててゆくか・接してゆくかはまだまだ模索の段階です。

IT業界が人的・組織的にどういうものかよくわからないけれど、

増田はチームで適性をみられて、今の職場に来たわけだよね。結果的に良かったじゃん。

増田もチームにチクるんじゃなくて、相談してその新人の育成案を考えてみたら?

あんまり善意がないのはわかるけれど、そうやってネガティブな面を根回しをするだけじゃ、人をつぶすことになるよ。

「あいつはこういうときは元気だから、こういう言い方がいいのかもしれない」

「開発に直結するような言い方がいいのかな?」

「あまりほめすぎると調子付くから、こういうほめ方にとどめておこう」

「こういうことをしたら、次はガツンと怒っちゃってください。それが彼のためですので」

貴重な助言だなと思いました、同時に猛省すべきだとも。

「どうにも彼の言動が気に入らない」と辟易しているのか、と顧みました。

皆が皆、自分と同じわけではないのだから、それを踏まえた上で接し方・育て方を考えねばならないですね。

増田歯車として今の部署で働くことに何ら不満が無い(何だ、自分はMなのかww)のですが、彼はそうなることを望んでいるわけではない。

ならばそんな彼にどう接してあげるべきか、どう教えるべきか。上の後半4つのセリフは、今まさに部署間で飛び交っています。

引っかかっているのは、「彼は別にシステム開発を希望してきたのではなく、地元で働ければどこでも良いと思っているらしい」という話。

彼自身がそう口走ったらしいのですが……そうなるとまた少し話が変わってくるような気がします。

「だったらつべこべ言わずにくぁwせdrftgyふじこ!!!」と部署総出でツッコむことにならないのを祈るばかり。

ここまでで根付きかけてしまっている「気に入らない」という感情をひとまずリセットし、

少しずつでもお互いのためになること(彼の希望する、活かせる部署への異動も含めて)を進めてゆけるよう、ポジティブに考えてみたいところです。

その他

書いている間にもはてブがどんどん増えていることに、一種の恐怖を覚えてきましたw

ちょwwwww人気エントリーで出るとかあり得んwwwwwwwwひっそり愚痴らせてくれればそれで良かったのですがwwww

あまり長居するのも何ですので、いくつかのトラックバックブコメに答えつつ、ひとまず締めとしたいと思います。

「追記だけでもう1エントリー書いた方が早いだろ」とは後の祭り

ます増田自分に酔いすぎ。読んでてキモイ

分かっていますwww

溜まった鬱憤を晴らすべく、増田に書こうと思ったので。

歯車社畜でも俺は頑張ってる」という自己陶酔が皆無とは言いません(それを誇りと呼ぶかどうかは自他の見方の違いでしょう)。

なあ、そういう愚痴はこういうところに書き込まないで、飲み込むか同僚か奥さんか彼女にでも言えば?

いたら、ここまで鬱憤は溜め込んでいないし、増田にも来ていないお(´;ω;`)

「はたらくおじさん」タグが付いていた件

まだ二十半ばを折り返したばっかりなのですが(´;ω;`)

そう呼ばれることを覚悟しないといけない時期か……人生早いなあ。

2008-11-14

Kが自殺してた。死にたい

Kに諦めるように言っておいてちゃっかりお嬢さん結婚した自分なんか恥ずかしいww

この先ずっと下向いちゃうしww

お嬢さんにはせめてこの真相を知られないままにして欲しい・・・

お嬢さんにこの事知られたら・・・・もう最悪ww

せめて普通に私に対する恨み言や罵倒ぐらいは遺書で言って欲しかった。

常識的に考えて欲しいだけなんです!

Kが自殺してしまった時の自責の念とか分かる?

あのね?たとえばKからお嬢さんへの想いとか打ち明けられるでしょ?

だから「精神的に向上心の無いものは馬鹿だ」とか言い放つわけじゃない?

その一方で未亡人味方にしてお嬢さんとの結婚をとりつけた挙句、Kはそれを知って自殺するわけでしょ?

明治天皇崩御したら殉死するしかないでしょうがww

http://anond.hatelabo.jp/20081111000645

2008-10-26

妄想現実の狭間で生きる

妄想世界現実世界の真ん中に立つのが丁度いい

妄想世界とはけしてアングラメンヘルではなく、価値観の異なる別世界である。

妄想に寄る=

楽しいことが考えられる。創作活動に取り組む。行動に後悔や迷いがない。

孤立する。天才でない場合世捨て人になる。

現実に寄る=

常識的に生きることができ、協調性社会性を得ることができる。

悩みや後悔や自責の念が生まれる。

 私は人を見下すことができない、狭小な人間である。上から目線で他者を蔑むことに美学を感じられないし、そもそもそんなことができるほど立派な人間ではないと思う。もちろん悟りきれていないので、ふと人を軽蔑してしまうこともあるが、すぐに省みる

 そして、それでいて人と違う視点を持ちたいと思う。少し視点を変えるだけで世界は形を変える。幸いなことに、努力意識をしなくても他の人の考えとのずれを感じることがよくある。

 けれど、相手の調子に合わせることも心地良く感じるし、白状すれば、キャラを作ることもある。が、別段それが本当の自分でないなどと馬鹿げたことを考えたりもしない。

 ただ、私は生まれながらにして位相に、半身を漬けているんだと思う。私はアングラメンヘルの住人ではないので、二次元か、マヨイガか、そのあたりでしょう。その異世界には常識を求める人はおらず、義務感や焦り、レッテルから解放され、自己肯定に溢れ、夜の夢こそまこととなり、触手少女おもてなしする。

 そこには珍しい考え方や、新しい視点や、面白いアイデア無限に詰まっている。仮に妄想と呼ぼう。

 たまに、妄想彼岸に行ってしまいたいと願います。だが現実世界で生きることが立ち行かなくなる。私はまだ現実を捨てられない。妄想に100%漬かること、それは精神の死だと思う。振り切ってしまった人を狂人と呼ぶのだ。

 たまに、期待に応えようとしたり、あるいは単純に忙しかったりして、素晴らしい妄想のかけらを取ってくることを忘れます。そして現実での悩みという落とし穴にはまることになる。そんなことを考えるのは時間無駄でしかない。

 私は現実が少し嫌いだ。社会情勢、人の裏表、いろいろある。将来のことを考えると不安になる。

 私の妄想はとても変態的で異常である、という自覚がある。それは突飛でどうしようもなく、性的な意味でも危うい。

 だからどちらかに寄ると不安定になる。超越した妄想と、地続きの現実との間で揺れ動くのが丁度心地よい。それが幸福だと信じて私はずっと生きていくのだろう。妄想から離れることも望まず、現実を捨てることも叶わず、それは一見中途半端生き方だが、他者と違う妄想を抱き、それでいて社会生活を送れている自分を、私は誇りに思う。願わくば、このまま生きていけると信じたい。

 妄想世界の地平は遠い。

 認識できる範囲だけが世界というなら、世界はとても広い。

2008-10-18

 いま付き合ってる人のことがすごく好きだ。でも昔好きだった男のことも繰り返し思い出してしまう。思い出したってどうにかなるわけじゃない。やりなおせるわけでも、連絡がとれるわけでもない。いまの相手を蔑ろにしたいわけでも、いまの相手と別れたいわけでもない。でも、思い出してしまう。ああ、あの子は元気にしているのかな、と、いらぬ心配をしてしまう。なんでだろうね。なんで、思い出してしまうのだろう。

 いま付き合ってる人のことがすごく好きだ。だけどバランスを失うほど夢中にはなれない。いま付き合ってる人のことがすごく好きだ。だけど手のかかるあの子ほど熱心になることはない。それはやっぱり、バカな子ほどかわいいと思う親心と一緒で、できの悪いあの子と、特に何の手もかからない大人のあの人とを天秤にかけて、面倒が多い方にばかり着目しているせいなんだろうか。手間をかけた分だけかわいいと思う、動物園飼育係か、農業に従事する方の農作物に対する愛情と同じ心理状態にあるんだろうか。

 自分の気持ちが分からない。だけど、あのときより少し大人になって一つだけ分かったことがある。それは、正しさがどこにも存在しないってこと。本当のこととか、正しいこととか、信頼できることとか、根拠にしてもいいことなんてどこにもないってこと。私が本当は誰を好きかなんて問いに正解はないってこと。だから私はずるい答えを用意する。「どっちも好きだよ」と、まるで不倫相手と妻の間で板挟みになる気の弱い卑怯な男みたいに。「どっちも好きだよ」どっちのことも大切だ。そう思う心の裏側に、少しも薄汚いものがないといったら嘘になる。

 結局、自分のことを大切にしてくれる相手を確保しながら、自分が大切にしたい相手のことを勝手に思っているこの状況は、不誠実なのではないか。実際の行動が伴わぬだけで、不倫浮気とそう変わらないのではないか。そういう自責の念は、ある。結局、自分がかわいいだけなんじゃないか。結局、一人になるのが嫌なだけなんじゃないか。分からない。正しいことなどどこにもないし、正しい答えというのは、自分がそれと信じただけのものでしかないのだから、答えを求めることをやめた。それでも、理由を探してしまう。なんで、思い出してしまうんだろう。

2008-05-31

ぐっちーをアルファブロガーとして宣伝した毎日新聞担当者局長昇進

ぐっちーは、様々な虚言疑惑が指摘されていますが、

そのうちの1つがj-castニュースにとりあげられました。


ぐっちーブログの宣伝に荷担した一人が毎日新聞デジタルメディア局次長磯野彰彦です。


ぐっちーを宣伝してしまって、さぞや反省して自分のブログ自責の念でも、

書いてるだろうと思って見に行ったのですが、

そのことには触れないどころか、昇進を報告していました。


ところで、磯野彰彦は、ぐっちーのブログを読んでいたのでしょうか。

記事の内容をみると、ブログを読んでなくてもまとめれるような記事です。

ブログを書く動機は何か?とか経歴は何か?とか、ブログの内容と直接関係しないことばかりを聞いています。

http://mainichi.jp/feature/blog/20080128mog00m300023000c.html

一人の記者が、何かを紹介するときは、当然現場を踏まなければいけないわけですが、

この記事の内容をみると本当にブログを見たかどうかすらも疑わしく思えます。

相手の自称してることばかりをそっくりそのまま書いてるわけです。肝心のブログの内容については踏み込んでいません。


ぐっちーのブログの宣伝をした人物のひとり、徳力基彦も自分のブログで何ら声明をだしていません。

徳力基彦はダイヤモンド社サイトの連載で宣伝したばかりか、アルファブロガーアワードの運営者でもあります。

徳力基彦の宣伝記事も、やはり「ブログを読んでなくても書ける」内容でした。


さて毎日新聞はさらなるブログ特集を連載していく予定のようです。

「ジャパンブログアワード受賞者に聞く」というタイトルで連載を開始しています。

しかしジャパンブログアワードも様々な問題が指摘されており、

運営者の詳細や、2次選考、三次選考をした人物の詳細が未発表になっていたりもします。

(毎日新聞が協力し大企業が協賛したJapan Blog Awardの残念な結果)


毎日新聞さん、すぐれたブログを紹介したいのなら、優れたブログを読むことから始めないとダメですよ。

2008-05-19

あーそういえばマリオカートも一度も勝ったことがないです。

http://anond.hatelabo.jp/20080518030942

元増田です。

皆さんのご意見をまとめると、

(1)夫とは違う路線を選択する

(2)離婚とか別居とか

といった意見が多いかなあと思いました。

しかし、(1)を選択すれば、私がもっともやりがいがあり楽しいと思っている業界を選択しないことになります。それはあまりにも悲しい、というか今よりも鬱々するよう

な気がします。

(2)は、子供もおりますし、とにかく私が激高するのは年に数回、前出の場合のみなわけで、大概は私がわめいて終了なので、本格的には至っていません。子供ができる前には一度本気で離婚したいと話したことはあります、が、当然拒否されました。そりゃそうですよね。私の方も、別に夫が嫌いな訳じゃありませんし。冷静に考えれば。

とにかく夫と話をしていると、「パンがないならケーキを食べればいいじゃない」って言われている感じです。

とんでもない話ですが「せめて悪意があればなあ」と思ったりします。

悪意がなくむしろ善意で動いている場合もあるので、怒ってはいけないんだ、と思うし、逆に怒ってしまえば後から自責の念に駆られます。

あーそういえばマリオカートも一度も勝ったことがないです。

以前、「数学の公式だいぶ忘れたなあ」って言ったら、「そもそも公式を覚える時点で間違ってる」とか言われたなあ。

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://anond.hatelabo.jp/20080518030942

2008-05-03

http://anond.hatelabo.jp/20080503021357

小町だったらさぞ食いつきが良かろうな…と思いつつw

「自分の時間」がないと壊れちゃうんだよ!

その考え自体が父親失格であるという自責の念と。

壊れることを恐れる気持ちと。


この父親の部分を母親に入れ替えたのが、奥さんの気持ちでありストレスなんだろな。他人事目線で見ると、家にずっといて(推測)育児ストレスを抱えた妻のたまの外出の方を、ストレスになるとはいえ毎日会社に行くために外に出ているお前さんは優先してもいいような気がする。お前さんにとってのたまの休日は、奥さんにとってもたまの休日なんだろう。

一番フェアなのは、実現可能性がどれくらいかはわからないが、義両親もしくは両親を呼んで子供の面倒を見てもらって二人とも外出するって手かな。あと、向こうがピリピリしてるときの遊びの予定は、念のため正直にお伺いを立てた方がいいんじゃないのか。もしくは早めに「この日は休日だけど会議だから」と言っておくとか。んー、嘘はバレた時にやばいかなあ。

何をするでもなくとも、一人でいる自分の時間や、どこかへ出歩くって大事だよなあ。外部の刺激とか何かがあるんだろうね。家にこもっていると本当に鬱々としてくる。連休はお天気に恵まれるみたいだし、お子さん連れてみんなでお散歩とかするといいよ。

しかしなぜ日本ベビーシッターが制度として定着しなかったんだろうか。他人への信用度の問題? シッターが気軽に頼めればもっと色々楽になるだろうにな。

愚痴

育児ノイローゼなのかわからないけど。

ストレスダイレクトにぶつけられるのはつらい。

減点法でチェックされて父親失格の烙印を押されるのはつらい。

会社ストレスを抱え。

家でストレスをぶつけられ。

僕はどこへいけばいいんだ。

でも、必死にがんばってる妻の姿を見ていると、もっとなにかをやらなければとあせる気持ちもあり。

かわいいわが子をみていると、胸に湧き上がるなにかを感じるし。

でも、家庭にすべてをつぎ込めない自分は失格なんじゃないかと悩むわけで。

「自分の時間」がないと壊れちゃうんだよ!

その考え自体が父親失格であるという自責の念と。

壊れることを恐れる気持ちと。

娯楽に心惹かれる自分と

いろんなものを感じながら、明日は久々の麻雀

でも、昼に買い物&銭湯に行きたいからキャンセルしろって今言われても(涙)

2008-03-21

簡単に言えば

東大出ていい会社。これが正解。東大出て官僚だと神様レベル人生に正解なんてない、そんなことを

考えていた時期もありました。うっ、ぶわっ。勝負は、ガチで18歳まで。社会に出て、可能性なんてなかった。

何この時間の早さ、何この不自由さ。今はもう、重すぎる現実の前に、後悔と自責の念で涙が止まらない。

2008-03-02

http://anond.hatelabo.jp/20080302133340

自分のせいだと自責の念にかられるよりは楽だからいいのかな。

それに尽きる。自分のせいだと思い込むと、精神的に自分を追い込んでメンヘラーになったりもするし、外界に存在したかもしれない真の原因を見落とすこともあり得る。

うまく行かなかった原因がたとえば他人の無能や悪意ならば環境を変えたり相手を告発したりすればよい。運が悪かったことなら気持ちを切り替えて次の機会を待てばよい。そういった当たり前の対策が自己啓発厨には取れないんだ。自分の成果を無能上司に握りつぶされていても、自分のスキルが足りないと思い込んだりする。それではダメだ。

でも努力しても無駄だというのも矛盾してるようなきがする。

そりゃ矛盾してるだろうさ。でも元増田にはそんなこと書いてないでしょ。

努力は万能ではない」と「努力無駄だ」は全然別物だよ。

http://anond.hatelabo.jp/20080302114638

世の中の理不尽は自己責任じゃないといったところで何の意味があるんだろうか。

自分のせいだと自責の念にかられるよりは楽だからいいのかな。

でも努力しても無駄だというのも矛盾してるようなきがする。

じゃあ自己責任論に反対する努力だって無駄なんじゃないか。

2008-02-26

ホテルで僕を抱きしめてくれた風俗嬢の話

http://anond.hatelabo.jp/20080226131929

Aさんの実家を訪れた2週間後、僕はついに潰れてしまった。

いわゆる引きこもりと似た状況になった。

もう動けない……と思った日とその翌日はアパートから一歩も出なかった。

不思議とAさんの後を追いたいという気持ちにはならなかった。

3日目は夜10時ぐらいまで部屋にいた。

その後、近所のコンビニの店員が女性から夜勤学生に変わるタイミングを狙って、買い物へ行った。

固形物は受け付けないので、豆腐ヨーグルトと酎ハイを買った。そして睡眠薬チャンポンで飲んだ。

アルコールは全くダメなのだが、とにかく眠りたかったのだ。

だが、数十分後に全て吐いてしまった。トイレには赤い血が混じっていた。

6日目にようやく動く気になった。病院へ行って点滴を受けた。

その足で職場へ行き、しばらく仕事ができないと伝えた。

ひたすら嘔吐ネットを繰り返す日々を過ごした。

なんとか気力を振り絞ろうと、同人誌の作成に乗り出した。

夏コミあわせの〆切まで2週間を切っていた。

根性で造った本はなんとかよく売れた。

日々の空白を埋めるため「はてなダイアリー」を始めた。

自分の中の暗黒面を出さないようにちょこちょこ書いていたらヒット数も増えた。

仕事場へも戻れた。

でも空虚さは払拭できない。

最初は後悔や自責の念に駆られていたが、半年後には虚無が僕を支配していた。

なにも考えられない日々が続く。

そんな僕は女とのセックスにのめり込んだ。

知っている人は知っているし、知らない人は知らないのだろうが、

日本ではカネさえ出せば女性と性行為あるいは疑似行為を体験することができる。

安ければ5000円(ただし15分)から。増田でも書きにくいことすらした。

その中には見るからに心を病んでいる子もいた。

自暴自棄になっている僕を見かねた知人が忠告した。

「やめとけよ。それって、ただ自分を傷つけているだけじゃないの」

カッターナイフがなくても自傷行為が出来ることを僕は知った。

あるデリバリーヘルスの、ある女の子へ通い詰めた。

正直、美人ではないし、体型も胸も中途半端

別にテクがあるわけでもないし、店の人気嬢ではなかった。

でも、黒い長髪と肉感のある体、穏やかな語り口、垢抜けしない服装、

そして自己主張しない雰囲気が、僕を癒してくれた。

Aさんと同い年だが、あらゆる意味で対極的だった。

過度にハマらないよう、行くのは月に一度と決めた。

彼女に包まれ、サービスを受ける時だけが「生」を感じられた。

彼女が店を辞めることになった。

人気がないし、お金も稼げないし、普通バイトに変わると言うのだ。

サービスを受けた後、ベッドの上で彼女はこう問いかけた

「どうしたの。なんかいつもと違うね」

少し迷って、「えっ、ああ。プライベートでいろいろあってね」と答えた。

そして「君といる時間が楽しかったよ」と付け加えた。

そんな僕を彼女は抱きしめてくれた。

しばらくしてタイムオーバーベルが鳴った。

最後に「次の仕事。がんばってね」と言うと、お別れのキスをしてくれた。

彼女デビュー直後だった二年前、携帯メアドを教えてくれていた。

僕の家のどこかにそれはある。でも、探すのは止めた。

もうAさんの死から一年半が経っていた。

ようやく長い冬から抜けられそうな気分になってきた。

しかし、一つ不安があった。

葬式の日、僕を抱きしめながら「大丈夫だから」と言ってくれた

Bさんと連絡を取ることにした。

2008-02-15

性犯罪撲滅宣言

【性犯罪撲滅宣言】「再犯、常習者はエスカレートする」 早い段階で「厳罰」必要 - MSN産経ニュース

本紙ホームページ「MSN産経ニュース」をみると、地方ニュースアクセスランキングで上位を占めるのは、性犯罪を扱ったニュースばかり。情報受け手に問題意識を持ってもらえたのか、単なる好奇心を満たしただけで終わってしまったのか。ニュースの発信者として気にかかるのは、性犯罪とその当事者に対する世間のまなざしだ。

性犯罪被害者は、概して警察に届け出ることをためらう傾向が強い。「思いだしたくない」「世間に知られたら恥ずかしい」などの思いから、沈黙を守る女性は後を絶たない。聴取や公判をこなす過程で、不愉快記憶を呼び起こし、その詳細を説明することは、苦痛が伴う作業だ。

また、周囲から「君にすきがあったんだろう」「あなたが挑発したんじゃないの」などと非難され、自責の念に苦しむ被害者も少なくない。露出狂に遭った場合は、被害者には深刻でも、周りに笑い話として受け流されてしまうこともある。

県警では、不幸にして性犯罪の被害に遭った場合、できる限り女性捜査員が対応するなど、被害者への配慮を心がけている。

県警捜査1課性犯罪捜査担当女性警部補は「万一被害に遭ったら、自分自身が再び襲われないためにも、他の人が被害に遭わないためにも、泣き寝入りせず、絶対に警察に届けてほしい」と話す。

性犯罪被害者を取り巻く環境は厳しい。司法関係者の行き届いた対応や、再犯を許さないシステムの構築はもちろん、周囲の好奇にとどまらない視線や被害者への理解が、被害届を出す勇気を後押しし、セカンド・ハラスメントを最小限にとどめることにつながるだろう。(豊田真由美)


花岡信昭産経新聞客員編集委員)に感想を求めたいところ。

2008-02-01

タイニーカフェさん、お誕生日おめでとうございます

おめでとう。おめでとう。(エヴァンゲリオン最終話風に)

これで4歳いや失礼、14歳またまた失礼、24歳におなりになったとのこと。

足かけ3年もの間、貴女の成長を生暖かく見守って参りましたが、相変わらず精神退行起こしていらっしゃる件について、深く嘆き悲しんでおる次第であります。

さて、増田は遠方ゆえお会いしに行くことができませんが、タイニーカフェさんは“出会い喫茶”なる飲食店に時々お勤めをなさっていると知りました。

是非一度お話させていただきたいところでありますが、この機会は他の増田諸君に涙を飲んでお譲りいたします。

ところで先日、id:tinycafe_yokoを取得して再びはてなにお帰りいただいたのを、増田は生暖かく歓迎しておりました。

ですが僅か一週間ほどで退会なさった件について、何か増田に至らぬ点があったのだろうかと、非常に心苦しく思っておるところでございます。

通算8個目のアカウントでございましたよね。

いえいえ、何も貴女が気に病むことではありませんよ。

増田はきちんと理解しております故。

貴女は毎月末から月初にかけての10日ほど、いつにも増して著しくお心が不安定になられ、結果としてありもしない通報だの訴訟だのを公言してしまうのだ、と。

平静を取り戻される際には恐らく、その間の言動について激しく自責の念を感じていらっしゃるのでしょう。

はい。勿論増田は承知しておりますよ。

貴女は他人の書いた文章を3行以上、読解できないことも。

ですからあくまでもこれは増田チラシの裏代わりでございます。

4歳いや失礼、14歳またまた失礼、24歳のお誕生日、ともあれおめでとうございます。

貴女が一刻も早く、年齢相応の言動がおできになれる日が来ることを、心からお待ち申し上げておるところでございます。

それから、ここからは私信となりますが。

今回、タイニーカフェさんのはてな復活について、こっそりとご自分のブログにて応援を表明されていた方がいらっしゃいますね。

彼女の主張、行動がどのようなものであるかをよく把握していらっしゃらなかったようで、だから貴方は観察が足りないって指摘されるんですよ。

最後に自分のアカウントでなく増田に書く理由。

昔から言われているじゃありませんか。

彼女に関わったサイトは荒れる」と。

2008-01-13

http://anond.hatelabo.jp/20080113224213

 あ、そうなの。口論してから二時間以上たったけど、深い自責の念があるんだよなあ。「ああ、俺が悪かった」って思う。つい怒鳴っちゃうんだよね。あー、試験前なのに勉強する気にもならない。

2007-12-08

http://anond.hatelabo.jp/20071208221652

東大文系卒が市場という枠を作っておいて

 一行目から意味が分からない。バカでごめん。市場っていうのは、金銭やサービスが交換されたりする場所だよね。そこを構築するのは東大文系卒じゃなくて、社会参加している人間達だよね。別に東大文系卒は市場という枠をつくってるんじゃなくて「市場という枠の中でうまく行動している」だけだと思うのだけれども。

>その市場に敗者を投げ込んで競争させてるの知ってる?

 本当の敗者は、その市場にも参加できず(消費という形では参加してるかもしれないけど)、毎日自責の念にかられる引きこもりニートだと思う。

>今の社会は闘牛場のようなものなんだけど、その現実認識したくないわけね

 うーん、認識したくないわけじゃないけれど、理解に苦しむ。

2007-09-20

http://anond.hatelabo.jp/20070920135852

それでもこのお父さんは息子さんの肺癌はお前のせいだと周りから攻められて辛い

え、完全に肺癌の理由=煙草、で確定?数ある要因のひとつでしかないと思ってたんだけど。なんか煙草さえ吸ってなかったら肺癌になってなかった、て考えは違うんじゃないかと思う。大きな病気になった時に理由を求めてしまうのは理解できるけど。

鬼太郎の父親の気分はちょっと違うと思った。

あそこまでひどい言葉を吐いた気持ちの根底にあるのは、「自分の喫煙原因かもしれない」と自分で思ってしまうがゆえの強い自責の念じゃないかな。

「周りから責められ辛い」って、あとはただ苦しんで死ぬしかない状況の息子を前にそんな気持ちが抱けるとしたら、どんだけ厚顔無恥ナルシストなんだと思う。

喫煙による害云々より、自分の喫煙が害をもたらしたかもしれないという後ろめたさゆえに息子の死に正面から向き合えず、まだ生きている息子に何の思いやりある行動もできなかったこと(逆に人道的にひどすぎる行為しかできなかったこと)は、父親のその後の人生を暗くさせると思う。

他人がどう言おうと、実際に「受動喫煙原因の一つにすぎなかった」としても、この父親は救われない。

それは、本当の意味自業自得だから、誰も救えない。

だから、もしあなたが喫煙の害をさほど認めていないのなら、この父親ほどは辛くないんじゃないかと思う。

だってあなたは自分を正しいと思っていられるんだから。周りの誰かが肺がんになろうと、自分の責任だとは思わないんだから。

2007-08-06

anond:20070805202037

もし自分が担任である最中の生徒の自殺話であれば、無神経な教師だな。

少しでも自責の念があれば話すことすらためらいそうなものだが。

それとも周囲に自殺が多すぎてマヒしてしまっているのか。

2007-08-05

教え子が自殺したときの事を授業中に語る教師

「教師というものは因果職業です」とでも言いたげな口調で淡々と語るので、脳天気な自分は全く平気だったんだけどそういうのに耐性の無い生徒も多分少なからずいた筈で内心「大丈夫かよ…」とヒヤヒヤだった事を覚えている。

anond:20070806000647

もし自分が担任である最中の生徒の自殺話であれば、無神経な教師だな。

放課後の職員室にて「先生…」「ん?まだおったんか?もう遅いから早く帰りなさい」がその生徒と交わした最後のやりとりでした。という内容だったのでその通りだと思います。でも実はこの件は只の前フリで、少なくとも自分はそこから始まるもう1人の教え子の自殺のエピソードのインパクトありすぎて、この先生が無神経とか自責の念を感じているかとか感覚が麻痺してしまっているとかはどうでも良くなってしまうのですね。この社会科先生社会科の授業中にこんな話をするという事は、「教育」とは?「社会」とは?という問いをこの話を通じて生徒に投げ掛けているという事、つまり先生にとっては教師生活で経験した事全てが自分の仕事にとって、良い言い方では「血肉」、悪い言い方では「(教え子を教育する為の)ダシ」という事だと理解しましたので。

いろいろ思う事は他にもあったりするのですが、一応「もう1人の教え子の自殺のエピソード」の前半部分の概要を。

「私が初めて勤務したのは四日市のとある高校で、そこで森田君という子と非常に親しくなりまして、その生徒とは日本の将来について授業中だけでなく私のアパートでも徹夜で激論を交わしたりしたものです。その後その生徒は東京大学に進学し三島由紀夫出会います。」

2007-03-28

専業シュフになったものの

うつ病退職したあと、不本意ながら相方に食わせてもらってる。

うつ病退職なんて、自分の性格とかコミュニケーションスキルとか

親への葛藤なんかをうまくいなしてこなかったことの、なんていうか

集大成みたいなもんだろう。要するに自業自得なわけだ。

半年家事を続けたら自責の念にかられたりしなくなったものの、今度は、

退職時あれほど忌避してたこの専業シュフ生活がまんざらでもなくなって

きていることに、戸惑っている。

思えば10歳頃には「将来の夢」ってやつを持ってて、ずっと自分の人生

何に費やしていくかを考え続け、実際に(たとえちっぽけでも)将来の夢を

叶えるところまではいったんだ。

ただ問題だったのは、努力と根性とあこがれで夢を叶えたものの、じつは

自分には完全に向いていない職業に就いちまったってことだった。

もちろん、まわりの奴らに迷惑をかけないように、そしてだれより、全てをかけて

頑張ってきた過去の自分をがっかりさせないように、必死でライフハックを本や

ネット、人に聞くなどして探し、向いてないと気づくことで嫌いになりかけの業界の、

小難しい専門書や論文を読み、もちろん、毎日の仕事も適度に完璧にこなそうとした。

そうして、なんとか自分を向上させてやろうと思ってやったわけだが、

越えられない壁があったのか、手段や方向性がそもそも間違っていたのか、

向上するより先に燃え尽きたらしく、気力を失った。

ダメな部下なりに愛してくれていたのか、上司は「辞めるのは人事やもっと上から

圧力がかかってからだっていいはずだ。もう少し続けてもいいんじゃないか?」と

声をかけてくれたけど、もうこれ以上休職や欠勤でまわりに迷惑をかけられないと

いう居たたまれなさで、退職した。

以来、再就職する気力、勇気が出てこない。

最近子作りの話が出て、どうやら自分が子育て役にまわりそうな空気が流れ始めた。

昔9歳年下の妹を育てた経験から、これは自分にもできる気がしている。しかも、

楽しくできそうだ。

だが、それでいいのかと、このところ自問自答している。

現実感のないクソな夢ではあったが、全てをかけてやろうとし、実際やりかけた

ことがあったのに、それを今後生かすこともなく、家庭に没するのかと。

働かないことへの世間体も多少気になる。

家庭を守る、ってことが自分に本当に向いたシゴトであると信じるには、

いろいろと余計なもの(学歴、経験、返還しないといけない奨学金

親への申し訳なさ、くだらない自負心)がありすぎるようだ。

ニートとか言ったって、女は専業主婦になればいいからいいよな」と

やたら他人を叩いたこともあったが、それだけに、シュフになった自分を

見下す自分が消えてくれない。

ここまで読んでくれた優しい増田さん、どうかお願いです。

夢を叶えるために必死で勉強し、叶った夢を現実として維持しようと必死に

努力しながら挫折した哀れな奴に、家庭に生きることの素晴らしさや、

家庭を中心にできる何かについて、新しく希望と夢を持てるような何かを

教えてください。

2007-03-19

正義について。

A男さんという人がいます。

A男さんは品行方正で勤務態度もよく、誰からも好かれる好人物です。

しかしA男さんには一つだけ一般的ではない特徴がありました。

彼は自分以外の人を殺さないと生きていけないのです。

生きていけないというのは、本能レベル殺人欲求がある人物です。

さて、A男さんは会社の帰りにちょっと人が殺したくなりました。

もちろん社会的には許される事ではないのでその欲求を抑えようとします。

しかしA男さんはこのまま抑圧すれば自分をも殺してしまうでしょう。

どうしても欲求を抑える事が出来ず、駅からの帰り道に前を歩いていた女性、B子さんを殺してしまいました。

A男さんは殺人欲があるという以外は理知的な人間なので自らの行動をカムフラージュします。

A男さんは自分の欲の為にCさんに迷惑をかけてしまったという自責の念がありながらも欲求を満たせたという満足な気持ちもありました。

しかし法治国家システムはさすがに効率よく機能し、A男さんの行動は発覚します。

週刊誌ワイドショーなどでもズバッと非難され、世を騒がす大事件になったのです。

優秀な警察捜査により過去に同様の犯行を重ねていたことも発覚し、「被告の犯行は自己の欲求を満たすための犯行で、動機は自己中心的

で非道。酌量の余地はない」という様なありきたりな文句を並べ、めでたく死刑となりました。

話は変わって……

ここにA男さんの事件を報道するワイドショー新聞を見ながら恐い時代になった物だとつぶやくC郎さんという人がいました。

C郎さんも品行方正で勤務態度も良く、誰からも好かれる好人物でした。

A男さんと違いC郎さんには殺人欲求などなく、日々平穏にくらしています。

さて、C郎さんは会社帰り道にちょっとおなかが空きました。

もちろん財布が許せばの範囲ですが豪勢にステーキでも食べたい気分です。

しかしC郎さんはこのまま我慢すれば空腹感で夜も眠れません。

どうしても欲求を抑えることが出来ず、駅の近くのステーキハウスで特選ロースステーキ270g(\2,980)を平らげました。

C郎さんは自分の欲求の為に三重県松阪市の牛の命を断った、牛さんに迷惑をかけた、などとも思わず満腹感に浸りながら帰りました。

しかし、薄給のC郎さんが次の日から財政難になったのは言うまでもありません。

さて、A男さんは法によって裁かれC郎さんや一般市民は悪いヤツは居なくなったと安心して眠れるようになりました。

もちろん社会道徳的に、とういより法律と言うモノが有る以上、人間同士が形成する社会という集団の一員としてA男さんは裁かれて当然でしょう。

しかし、両者の違いは殺した対象が人間か牛かという事であり「自分が生きるために他の生命を奪った」という点では変わりません。

なぜ人はダメで牛はokなのか?

人間同士が安心して生活出来るためのルールを守らなかったから裁かれた、という理屈はわかります。

でもA男さんにとっては、自身の生存に関わる大問題であるし、そもそも「そのルール」を守る事を契約してこの世に生まれてきた訳ではありません。

A男さんを裁くことこそ裁く側の身勝手な都合ではないでしょうか?

正義ってなんでしょうか。

「多数派の都合」が正義でしょうか?

それを全くの自己批判も無しに振りかざしていいもんなんでしょうか?

A男さんを裁く側は「君には悪いけど我々にとってあなたは脅威だから、我々の都合で死んでもらいますよ」と言うべきじゃないでしょうか?

裁判官はA男さんを「自己中心的だ」と断じました、なるほど彼はは自己中心的ででした、でも裁く側は自己中心的ではないでしょうか?

そう問われた時、我々は有効な反論を持ちうるんでしょうか?

中二っぽいとは思うのですが、最近こんな事が頭から離れません。

#つーかもちろん、僕にはそんな欲求ないですよ

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