はてなキーワード: ブライト艦長とは
こんな宇宙人みたいな特性が、早い子は4歳くらいから発現し、そして一度発現したら絶対に治ることはなく、むしろどんどん酷くなる一方。
一説によるとアスペの精神年齢は実年齢の3分の2なんて言われるくらいで、長じて「身体は大人、心は子供!」の逆コナン状態になるというか、要するに歳を取れば取るほど同年代の仲間とは馴染みにくくなるし、目上からはずっと半人前扱い、更には目下にもいずれ精神性で追い抜かれると。
なので発達が遅いのは現代医学ではどうにもならないから仕方ないとして、もはや「一生成長し続ける」のは義務みたいなもんだろう。
そのベースを作る上でも、最初のしつけはかなり重要だと思うが・・・難しそう。
しつける方としては怒鳴る、手が出る程度ではどうにもならず、場合によっては「頭冷やしてこい」と戸外に閉め出す、「こんなものがあるからいけないんだ」とその子が大事にしている物を目の前で壊してみせるなど、「人を本気で怒らせるとどうなるか」を見せつけるとかしないと収まらない(いつだって物より人が大事ということを覚えさせるみたいな感じ)。
それだって、ブライト艦長が2回殴っても言うことを聞かなかったアムロみたいな結果になる可能性は多々あるわけで。
ただ、こちらの怒りを茶化す・仕返ししてくるみたいな反応は皆無で、素直に怖がってくれるのはいいけど。
とにかくコミュニケーションで難しいのは「人を見て法を説く」ことが必要で、マニュアルなんて殆ど役に立たないところ(例えば恋愛マニュアル読んで彼女出来た奴なんていないだろうし)。
同時に、いくら個別最適が重要と言っても、相手に合わせる労力には限度があるわけで(口で言って分からないことを全部文章化するのは非現実的とかね)。
即ちこちらがあまり疲弊せず、かつ上手く回す落としどころは、特にアスペみたく普通と違いすぎるような相手だと無理ゲーに近いかも。
「早くご飯食べなさい」「早くお風呂入りなさい」といった指示は、子供の頃に誰もが一度は言われたと思う。
それに対する反応は様々だろうけど、自分の場合は「今マンガ読んでるのー!」みたいな感じで、絶対すぐには動かなかった。
これは今思い返すと、「誰かが自分に何かお願いするというのは、大なり小なり、お願いに応じてくれないと困ることがある」という想像力が全く欠如していたからに他ならない。
言い換えれば、ブライト艦長に2発殴られてもガンダム搭乗を拒否し、幼馴染のフラウ・ボウに「私にガンダムの乗り方教えて。誰かが乗らないとどうにもならないんだから、貴方が乗らないなら私が乗る」と言われてようやく応じたアムロという例えがピッタリ来る感じ。
三つ子の魂百までとはよく言ったもので、この性格傾向は今でもあまり変わっていない。
また「相手にお願いするときは理由もセットで」という言い方が完全に癖になっていたりする。
これは勿論、「後が詰まっているから、今そっちが持っている用事が特に不要不急の内容なら、それは置いといてこちらの依頼を済まして欲しい」くらいまで言われないと納得しない自分の性格が、他人でも同様と無根拠に思っているからだ。
それで、世間一般の感覚だと、自分のような依頼の受け取り方をする人間は「自分本位で他者を軽視している」と見なされ、依頼の仕方は「いつもくどい上に難しい話し方をする」と取られ、両者合わさって「面倒な奴」と受け止められるのだろうか。
かくいう自分は逆に、依頼するのもされるのもツーカーで行く人の心理が全く分からなかったりする。
他者への感受性がえらい高感度に思えてどうなってんの?と思ってしまう。
そんなにいつも色々周りとやり取りしていたら難しいことの一つも考えられないじゃん、よく仕事とかできるよなーと、嫌味ではなく、純粋な疑問を持ってしまうのだ。
世の中には本当に色んな人がいるというか。