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はてなキーワード: 認知症カフェとは

2019-05-10

anond:20190510073607

お母さんは認知症の初期だと思う。認知症の初期は、基本的日常生活動作は失われてないし、少しだけ手伝えばできるのに…ということが多い。例えば、記憶障害で予定を忘れてしまって友人や近隣の人との社交が出来なくなる、判断力の低下で新しい場所に行こうとしても交通機関を使っていけない、金銭管理が難しくなる等々、認知機能障害のせいで日常生活障害が起こってくる。

そして何より、お母さんは診断を受けてかなりショックを受けているんじゃないだろうか。今まで自分の中でも怪しいと思っていたのに、本当に診断されて突き付けられてしまった…という時期だと思う。認知症偏見さらされやす病気だけど、お母さんの心の中にもきっと認知症への偏見があって、今は認知症になった自分がとんでもなく無価値人間に思えて震えているんじゃないだろうか。お母さんはとても落ち込んでいるせいで、本当に持っている能力の半分も発揮できていないかもしれない。認知症の初期の人はうつ状態になって、症状が悪くなっているように見える時期がある。そこから抜け出せないと、時間がたってそのまま認知機能障害も進んでしまう。

だけど気分が上向きになったら、お母さん自身認知症カフェや認知症当事者グループに行ってみて、認知症の先輩たちの話を聞くのもいいかもしれない。そういうのがない地域や、敷居が高いと感じるなら、今は認知症当事者が様々な手記を出版している良い時代から、読みやすい本をいくつか読んで、お母さん自身自分の今の状況を確認してみてもいいかもしれない。認知症の初期でも元気でやっている人たちに共通するのは、自分自分障害を受け入れていること。何でも話せる友人や仲間を作っていること。社会的交流を復活させている人は本当に元気いっぱいに暮らしている(そういう人は認知症を周囲にカミングアウトしていることが多い)。

家族から、以前と比べてあれが出来なくなった、これもできなくなったと悪いところばかり目についてしまうだろうけど、本人のできることを見てほしい。できることは自分でやってもらって、できないところだけ手伝ってあげると、自立した生活必要機能を維持しやすくなる。本人が認知症になったということを家族が受け入れているということも元気にやっている認知症の人の特徴の一つだ。

それから、外部の信頼できる支援者を得ていること。主治医はどうですか?本人を尊重するいいお医者さんですか?なんでも話せる人ですか?病院ソーシャルワーカー社会資源に詳しいですか?

認知症の初期は自立してるし、そこまで介護度も高くならないから、介護保険サービスで使えるものが少なくて、みんな苦労している。ブコメでも、地域包括支援センターに相談、とあったが、今の生活の中で困っていることと、現行のサービスマッチするか包括の人に相談してください。もしもなかったら、住んでいる地域の使えそうなその他の社会資源がないかを教えてもらうといい。

それから積極的介護認定を受けておいて、何かあったときのために転ばぬ先の杖を用意しておいてもいいかもしれない。お父さんが倒れたらやばいので、お父さん込みで相談しとくといいかも。家族も信頼できる専門職とつながって、相談先を作っておいてほしい。疲弊しすぎないようにしてほしい。

認知症と共に生きるお母さんのこの先の人生が明るいものになりますように。

2018-06-17

anond:20180617083509

こんにちは

増田さん、それなら大変ですね。

家を離れている人は、「家に残っている兄弟姉妹に親の介護を任せてしまっている人」がありがちなので、

その現状も知らずに、外野としての意見を仰っているのかと懸念していました。

その状態でしたら、妹さんを開放するには、妹さんが自立されればいいだけですね。

ご両親の介護もせずに洗濯もご両親の世話もお兄様というのは、

ご両親がご健康な時なら良いでしょうが、お兄様のご負担お察しいたします。

担当ケアマネさんか、地域あんしんすこやかセンター、あるいは認知症カフェなどで相談なさっては?

 
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