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はてなキーワード: 自慰とは

2008-09-02

嫌われ松子を見てたら嫌われチンパンが出てきた話

昨日の夜、テレビを見ていたら「嫌われ松子の一生」という映画テレビでやってたんだよ。

見てた人いる?

暗い映画だと思っていたら、意外にもポップな感じだったので不意をつかれたよ。

冒頭の5分くらいで、僕の中でおもしろいから最後まで見よっとモード突入さ。

ストーリーは、ある1人の女の転落しながらも愛に生きる一生を

どうのこうのした感じの映画って感じです。

嫌われ松子先生をクビになって家を飛び出して、土手を自転車立ちこぎプリケツ)しながら走っていく。

さてさて、それからそれから???って所で、まさかの臨時ニュース

差込みで、嫌われチンパン登場。

フル勃起で登場して、チンポしごいで「これが本当の自慰表明」とか言うのかと思いきや

何か意味わかんねーこと言って、なにやらしょんぼり雰囲気。

テロップ登場「嫌われ松子は中止します」。

いやいや、ちょっとストッピングだよ!俺のアクオスさんよーーー!

(まー液晶テレビは悪くねーけど)

結局あれだよね。

テレビ局は「一つのコンテンツしか放送できねー」ってことだよね。

あと、視聴者がどんなに望んでも「放送するかしないかはテレビ局様次第」ってことだし、次の放送がいつかなんて保障もないわけだよ。

あんな気になる所で終わりやがって、これなんて渡る世間は鬼ばかり

ツタヤ社長は、「たなぼたじゃい」って言いながらヒゲメガネ三角帽子かぶって踊ってたって噂だよ。

だれかニコニコようつべに全部あげないかななんてことを思ってたら

そのあと、トップランナー見てたら、しりあがり寿さんが出てて、

人の欲望には際限がなく、幸せを追い求めた先には破滅が待っているのでは?みたいなことを言ってたんだよ。

ストレスがない社会って退屈だよな??とも思うし、今回のチンパン騒動で嫌われ松子見れなくてムカツイたけど、

それはそれで人生楽ありゃ苦もあるさって感じで、自分の中で整理をつけたというお話です。

最後まで読んでくれて、誠にありがとうございました。

また、お越しくださいますようお待ちしております。

最後に「内容がないよー(ズッコケ)」

2008-08-31

賢者タイム存在が疑わしい

中学生あたりなら罪悪感もあったけど

今「ふう・・・もうどうでもいいや」みたいな感じにはならない。

にちゃんで自慰したあとに「ふぅ・・・」って書き込んで「賢者wwww」って笑うためにできた概念じゃないの?

ぬるぽとかダチョウ倶楽部みたいに。

2008-08-28

高らかにオナニー

オナニーの気持ちよさに再び目覚めた21歳

自慰に目覚めたのは14歳。ちょっと遅めだが、普通の範疇にはいると思う。

15歳になる前後では、もうオナニーにどっぷりだ。みんなそうだよな?

でもこのころのオナニーってさ。今思い返すと、そんな気持ちよくない。

なんではまってたかわからん。あふれ出る性欲を多少でも処理するため?

とかそういう感じか。別にオナニーがしたいってわけじゃなく、

仕方なくオナニーって感じ。SEXできたらなおいい! みたいな

別に性欲が無くなったわけじゃない。ちょっと前だって少なくとも3日に1回、

ほぼ毎日オナニーはしてた。でも典型的な、いわゆる「賢者タイム」には陥ってた。

やっぱ虚無感が激しかった。

ところがだ。最近、ここ1ヶ月。そのむなしさが無くなったのだ。

だってオナニーきもちいいだろ! これは皮オナ以外にも、ローションで

ヌルヌルにしてきもちいい! 的なことではなくて(これもきもちいいけど)、

発射の瞬間がもう、すげーきもちいいのだ。頭が一瞬ぶわっと、白くなる感じ。

オナクールとかやったことないけど、これに近い感じになるんだろうか?

そういうのがなぜか、普通オナニーするときでも来るようになった

まあ虚しさ0とまではさすがにいかないので、1日1回、多くて3回くらいでやめるけど、

以前の「ああああああエロ動画うぜえ削除削除」という刹那的な感情は無くなった。

なんなんだろうな、これ。まあきもちいいからいいけど

みんなこういう状態でオナニーしてるもんなの? 俺が遅咲き?

2008-08-27

いまのはてな(含む増田)って、自称女がちんことかまんこの話を恋愛の話とか人間はとか自慰意識がとかメタとは……とかオブラートに包んでエセインテリぶってれば釣り放題の空間なんだよね。

内実はモバゲとかと変わらん。それならモバゲやって腕立て伏せする努力すればいいのにとか思う。

しかし、そういうポーズをとる期間、というのは人生の内で必要な期間なのかもしれないから、そういう意味でははてなニーズと言うのはまだ存在しているのかもしれない。

私はもう、ちんこまんこ言うの飽きたので、現実でなんとかする事にする。そっちに労力割いたほうが費用対効果もいいし。それで、自分の願望が全的に充足するのかと言えば、それはまた違うんだろうが。

言ってみれば、毛糸の玉を前にして、あーいう編み物がいい、こういう編み物がいいんじゃないか、といいながら妄想して指で毛糸を弄ってこんがらがってしまうより、実際に編み物してみたほうがいいんじゃないか、とかそういう感じ。それはまあ人好き好きなんだろうし。

2008-08-22

http://anond.hatelabo.jp/20080822011809

勃たないとか挿入していかないとか想像もできない。

ほぼ毎日何らかの形で射精(大半は自慰)してる三十代後半。

2008-08-14

コピペを見てたら

頭-毛=絶望

自慰-快感絶望

自慰快感射精

頭-毛=自慰快感

頭-毛=射精

でよくよく考えてみると

自慰の時に精子チン毛が浮いてたら何とも言えない感情が巻き起こるよね。

要するに

表現のし難い感情=射精チン

頭-毛=表現のし難い感情-チン

けどチン毛は体毛の部分集合だからそう考えたとき

チン毛=毛なのではないかと

故に

頭=表現のし難い感情

なんじゃこりゃ?

2008-07-22

http://b.hatena.ne.jp/entry/9383750

モテなくても自分のことをm9(^Д^)プギャーしてくれる人が一人いたら、それでいいと思う。 - ますだんぐあうとっ

「一人じゃ生きられなくとも、オナニーくらいならできるでしょ」

               『自慰物語』(増田維新)より

              / ̄ ̄^ヽ    / __        __   ヽ_
             l       l / / ヽ   , ,  / \   ヽ
       _  ,--、l        ノ /  o"⌒  ^ __丶 ⌒  O  ヽ   __o 
   ,--、_ノ:: `ー'::   、ミー---‐,,l | 。 ノ )   //tーーー|    ) )o  |      | 二|二゛  ___
  ,/   :::         i ̄ ̄  | |  ( (    |:::::::::::::::::|   ( (    |      ノ   |  ヤ      ツ
/          l:::    l:::    ..l  |  ) )   |⊂ニヽ:::|   .) )   |
l   .   l     !::    |:::    l | ( .(   i .|  |:::T::::i|  ( (   /
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|   l .   }    l:::::,r-----    l   \:: ・ 。゜ ̄ ̄ ̄   丿 /
ヽ  :l::::   ト:;;;;;;;/-/__...........  /    

2008-07-07

anond:20080707133600

「走れグロメン」

「フヒィ…フヒィ…!」

グロメンは走っていた

普段運動といったら自慰ぐらいの彼にとって、こんな必死で走るのは久しぶりだった

全身からあふれ出る汗、呼吸も荒い。時折何か高い声を出しながらもグロメンは必死に走っていた。

この一人のグロメンを何がそこまで突き動かすのだろうか?

それを語るには少し時間をさかのぼる必要がある。

前日、講義を終え帰ろうとするグロメンは同じ研究室の知り合いに呼び止められた。

「な、何?」

「あのさ、お前明日の1眼とってる?ほんっと悪いんだけど代返頼んでいいかな?

な!お願い!どうしても明日いけないんだけど、俺出席やばくて…」

「いいよ。」

「マジかよ!サンキュ!ありがとな!えっと俺の番号は??」

この男は研究室でもちょくちょくグロメンに話しかけてくれることもあり、

グロメンは彼のことを嫌いではなかった。

というよりこの男の人当たりの良さそうな笑顔、そして活発な話し方…断れるはずがなかった

また、この講義…実はグロメンも度々休んでいたのであった

朝が弱いグロメンはついつい寝坊してしまうことが多々あった。

そのおかげで明日寝坊するわけにはいかない責任がいっそう強く沸いた。

そういうわけだが…なんとこのグロメン、そんな日にかぎって寝坊してしまったのだ

まったくしょうがないグロメンである。

「フヒィ!フヒィ!」

やっとグロメンは大学に着き、時計を見るともう1限は始まっている時間であった。

教室まで走った。階段を上がった。軽蔑眼差しで見られた。指を指されて笑われた。

しかしグロメンは走り続けた。ゼミ仲間の信用のため、自分の単位のため…!!

教室についた…!

扉を開けると、まだ出席カードは配っていないようだった。

安心するグロメン。安心して気が抜けるとまわりの学生からの好奇の視線を感じた

「きもっw」

「何あれw」

「必死すぎw」

「くさそうw」

グロメンはそんな声が聞こえた気がした。

自分のことではないと言い聞かせた。

そそくさと席に着くと、教授が出席カードを持ち驚くべきことを口にした

代返している学生がいるときいたから、今日から一人づつカードを配ることにした」

そう言うと教授は一人づつカードを配った。配られたカードには印がついているという二段構えだった。

今までははただ出席カードを前から回していくだけだったのに…

グロメンの表情が硬くなった。

どうする?

グロメンは思った。今日出席をとらなければ自分は単位を落としてしまうかもしれない

これは必修、そうなると再履修となる…

彼の出席はやらなくても自分とばれることはきっとない…

グロメンは自分の名前を書こうと思った。

「ごめん昨日から出席のとりかた変わってさ…やろうと思ったけどできなかったよ」

こう言えばいいだけである。

しょうがないことだ。

しかし、このグロメン、何を思ったのか彼の名前を書いたのだった。

頼まれたことはやらなければいけないという、何か特別な使命感が働いたのだった…

グロメンは不思議と満足していた。

自分は身を削ってまで、人のためにいいことをした。そんな気分を味わっていた。

次の日、あの活発なゼミの男が声をかけてきた。

「おう、昨日の出席だけど…なんか一人づつだったんだって?」

まってましたとばかりにグロメンは言った。

「ああ、そうだけど…キミの名前書いといたから大丈夫だよ」

「え…?マジかよ!うわー本当ありがとう!!」

「そんな、いいよ、俺あの授業まだ休んだことないし」

照れくさくなりグロメンはうそをついた。

「あ、そうなの!いやーでもありがとうね」

グロメンは人にこんな感謝されたのは久しぶりであった。

いい気分であった。

「でさ、昨日の今日で悪いんだけど、今日の4限もお願いしてもいいかな?」

グロメンは耳を疑った。

「あ、ああ…いいけど…」

そして断れずまた頼みをきいた。

代返を終え、家に帰るとグロメンは思った。

昨日の自分の努力や、自分の出席を削ってでも出した代返

そして周りからどう思われたか。

そんな気持ちや出来事は彼にとっては取るに足らないことだったのだろうか?

彼にとって自分は代返してくれる便利な人間でしかないのではないか?

グロメンは激怒した。

マクラを思い切り殴った。

なんだかグロメンはむなしくなった。

その次の日、また彼から代返を頼まれるグロメンの姿がそこにあった。

そんな日々が続いた…

翌年、あの一限を再履修をするグロメンの姿があった。

グロメンは今日寝坊して走っていた。

もう休めない。次休んだら終わりだ。

「フヒィ!フヒィ!」

走れグロメン

走れグロメン

裁判リテラシー講座番外 少女セックスしていいのは何歳から?

第一回 第二回 第三回 第四回 第五回

第六回  番外その1 番外その2

 番外その3

秋葉原の事件や違憲判決など、書きたいことはいっぱいあるんですが、書きためていたものなのでまずはこれから公開しま

す。

ようやく気が向いたので書きます。問題意識は変わっていません。

以前に指摘したとおり、この問題は数多くの論点を含みます。なので超長文です。

出来るだけわかりやすく書いたつもりですが、わかりにくかったらごめんなさい。

まずは我が国の法規制についておさらいした後に、具体的なケースについて考えていきましょう。

刑法による処罰

刑法上、性行為が犯罪になる場合として、強姦罪が定められています(177条)。

(強姦)

第177条 暴行又は脅迫を用いて13歳以上の女子を姦淫した者は、強姦の罪とし、3年以上の有期懲役に処する。13歳未満

の女子を姦淫した者も、同様とする。

前段は一般的なレイプです。これに対して後段は「法定強姦」と呼ばれます。

暴行又は脅迫がなくとも、また同意があったとしても、法がその性行為を強姦とみなしているのです。

これは、少女性的自由を父権的に保護する目的に出たものと解されます。

つまり年端も行かぬ少女は知慮浅薄であって、同意があったとしてもその同意が真意の元になされているのかは疑わしい。

これを放置すれば性的搾取の温床にもなりかねない。このように、少女を特に保護するための規定なのです。

しかし、ごらんの通り我が国では法定強姦年齢は13歳未満です。

13歳(=中学一年生ですよ!)になったからといって急に成熟するとは考えにくいですよね。

成人するまで、もう数年分の保護が必要と考えられます。

そこで、条例による処罰がなされているわけです。

条例による処罰

少女への性行為を処罰する条例は、たいてい都道府県レベルで「青少年保護育成条例」の中で制定されています(淫行条

例と呼ばれます)。

条例での処罰には犯罪地の条例が適用されることになりますので、実際にセクースした土地の条例の適用を受けます。

地方公共団体が独自に定めるものなのでそれぞれ違ってしかるべきですが、

どこかが甘いとそこに流入してしまうので、足並みを揃えてだいたい同じように定められています。

よく言われることですが、全国で長野県だけはこの条例を持ちません。なので、アホな大人たちが実際に大挙して流入しま

した。

これに業を煮やした長野市などは、市のレベルで同様の条例を定めました。なので、長野県ならオールオッケーというのは間違っています。

そういった条例の中では、「淫行」した者が処罰されていることが多いです。

しかし、この「淫行」という概念がわかりにくい。ただのセックスも含まれるの?

これについて、最高裁は、要約すると、「少女無知に乗じて行う性行為や、性的搾取のような性行為」が淫行になるといっています(最高裁法廷判決 昭和60年10月23日)。

その理由としては、真摯な恋愛に基づくセックスまで禁ずるのは行き過ぎだから、

少女を食い物にするロリコンオヤジだけを処罰する、と限定的に解釈しようということです。

さて、「淫行」との関係では、児童福祉法34条1項6号との関係も問題となります。

同号は「何人も児童に淫行をさせる行為をしてはならない」と定めており、罰則も規定されています。

条例による処罰と思いっきりかぶります。

これについては、東京高裁が、大枠、淫行のきっかけを与えた場合が児童福祉法違反

淫行しただけの場合は淫行条例違反という解釈をしています(東京高裁判決 平成8年10月30日)。

これに沿う最高裁判例も出ました(教え子にバイブで自慰させた教師が児童福祉法違反とされた)ので、妥当な解釈だと

思われます。

なお、援助交際的なものについては売春防止法の適用がありそうなもんですが、

売春防止法はもっぱら女子の側を処罰するものなので、ここでは検討しないこととします。

何歳からセックスして良いのか

処罰されるかどうかはともかく、何歳のセックスがどのような犯罪の構成要件に該当するかを考察します。

13歳未満の少女セックスするのには同意の有無にかかわらず強姦罪が成立します。

そして、13歳以上18歳以下であっても同意がなければ強姦罪となります。

青少年(18歳以下とする場合が多い)と淫行に当たるようなセックスをした場合には条例違反を問われます。

13歳未満の少女と淫行した場合には、強姦罪と条例違反の双方が成立しますが、重い強姦罪で処断されると思われます。

淫行は同意があろうがなかろうが成立します。

逆に、これらを避ければどんなセックスも思いのままです(少なくとも法的には)。

というのが刑法・条例の解釈ですが、処罰されるかどうかは別です。

まず、大前提として、バレなければ当然ですが処罰されることはありません。

そして恋愛関係でのセックスの場合は、13歳以上ならば強姦にも淫行にもなりません。

法定強姦であっても親告罪ですので、13歳未満で恋愛感情があった場合には告訴はないでしょう。

しかし、いつかはバレるものですし、関係破綻した後に嫌がらせで告訴される場合もあるでしょう。

また、被害者処女だった場合は通常は処女膜裂傷という傷害結果を伴うので、

強姦致傷罪となり、非親告罪となることに注意が必要です。

男性少年であった場合には、14歳未満であればそもそも刑事訴追されませんし、

それ以上の場合も、あまり大事にならない可能性が高いでしょう。

まとめ

13歳未満 同意があっても恋愛感情があっても強姦罪、ただし親告罪、ただし処女膜裂傷の場合は非親告罪

13歳以上18歳未満 同意があっても、淫行となるような場合には処罰される

18歳以上 同意がない限り処罰される

もっとも、バレなきゃ処罰はなく、恋愛感情の元なら世間に露見することもあるまい。

2008-07-04

http://anond.hatelabo.jp/20080703203447

30代独身

  1. ティーンの頃は半端なかったが、いまはそれほどでもない。
  2. 行かないからよくわからないが、スキンシップが欲しいからじゃないの。おにゃのこのお肌にぺたぺたしたいもの。
  3. 同情は一切しない、性欲なんて自慰すればおさまるから。
  4. 無理。疲れると副交感神経だかのせいで勃起しやすくなるのでむしろ逆効果昇華なんてティーン向けの方便だと思っておいて間違いない。
  5. 区別できない。つーか区別する意味ってあんのかなぁ。「ごはんは味を楽しむために食べますか、それとも生存のためですか」とか聞いたりすんの?
  6. エスパーじゃあるまいし、わかるわけがない。ただ男なら誰でもエッチなことを考えたくなるシチュエーションはあるから、そういうときにはわかるよな。性欲の無い男なんてありえないから。
  7. する人はする、しない人はしない。されても嫌悪感は持たないが、相手が共通の知人だったりすると何考えてんだコイツとは思う。
  8. 好きじゃなくてもいいが全く無いのは嫌だし、欲求には波があるので求めたときに拒否されるとキビしい。だからといって相手がつまんなそうにしてるのはこたえるので、その点どの程度妥協できるかは愛情しだいじゃねーかな。

2008-07-03

http://anond.hatelabo.jp/20080703203447

1 切実度

吸わないけど、タバコが切れてイライラするのに似てるかも??

腹減ったのよりは切実じゃないけど、なんとなくイライラするというか、はき出したくなる。

2 なぜ風俗

自慰はあくまで一人でしてるだけ。

人肌やコミュニケーションを求めて風俗へ行く。

てか、男にはおっぱいないし、一人じゃキスできないでしょ?

3 性犯罪者に対して

痴漢程度は同情できないこともないけど、レイプとかは言語道断

いや、したくないかといわれれば、レイプ願望はないとはいわないけど、

しちゃダメでしょ。そのくらいのけじめは誰だってあります。

4 昇華できる?

昇華って、中高生向けの方便だと思う。

性欲は性欲。

空腹や睡眠欲をスポーツ趣味仕事昇華できますか?

できません。

スポーツひたすらしてれば性欲なくなる・・・なんて、スポーツ選手は性欲なくなりそうじゃんw

5 女性に対して

性欲を解消する道具としてしか女性を見ないってことはない。

個人的には性欲を抱くのも愛情の一種。相手を気持ちよくさせたいと思うから。

エッチする相手には、たとえ風俗でもやさしくしたい。

6 男で下心を見抜けるか

まあ僕はむっつりスケベなんで、みなさん見抜かれてると思いますよ。

てか、男女問わず、わかる奴にはわかるんじゃないでしょうか。

7 下ネタ談義について

人によりけりだろうけど、彼女と面識ある奴には、彼女にしたこと話さない。

それは彼女に失礼だと思う。

まあ、「俺の彼女、バックからすると痛いとかいうんだけど」(てきとうな例えです)とか、

相談ならアリだけど。

風俗一緒にいって、その感想をいいあったりはする。

大変品のない話だけど、そういうのが楽しくて、風俗には友人と行く。

8 頻度について

個人的にはあれは二日にいっぺんでもキツいです。

毎日したい。

たんに欲求不満なだけですけど。

愛と性欲は別でしょう。

別に性欲に限らなくても、相手が求めてることをしてあげない、っていうのは、

相手にとっては愛情がないと思われても、場合によっては仕方がないのでは。

まあ、二週間にいっぺんでいいっていう彼氏を見つけるか、

自分が相手にあわせる、もしくは相手の希望との中間点をみつけるかのいずれかかと。

http://anond.hatelabo.jp/20080702232717

そういうの「偽悪的」というんだと思うよ。

「体だけ」ならオナホールでいいしどうしても他人の体を使って自慰をしたいなら風俗逝け、と。「好きな子」とかなんでそんな面倒な相手を選ぶ必要があるかというと「体だけ」じゃないからという、ごくごく単純な事実がそこにあるわけじゃん。

大体「悪いか?」とか言う時点でさ、自分の行為が世間一般的には「悪」とされるであろうことに対して充分確信的なことが分かるわけ。しかも「そういうこと(自分がワルだと)言えるオレって(ワル)カッコ良い」という不良の自己陶酔美学みたいのがそこに透けて見えてくると、まあ若いなりにカッコつけようと頑張ってること自体はかわいいと思えなくもないけど、とてもとてもそれが「正直」な告白だとは思えないし、ましてそれが「カッコ良い」とは思えないなあ(むしろ「カッコ悪い」から「可愛い」とは言えなくもないだろうけどね)。

でもまあそういう「偽悪的」が許されるのも中学生までですよ。可愛げのカケラもなくなった大人がやってもウザいだけ。

2008-07-01

好きな女の子レイプされていた

場面に、幸か不幸か居合わせていた。

そして同じ日に彼女と僕はセックスをした

拙い文章でその日のことを書いていたが、気持ちの整理ができていないのか

最後まで書き上げることができなかった

掻い摘んで状況を話すと

彼女射精するまでレイプされてはいなかった

その出来事の後、彼女は僕のことをずっと好きだったと言った

僕も好きだったことを伝えると

彼女コンドームを取り出し「慰めてほしい」と言ってセックスをした

次の日に僕は念のためを考えて

彼女病院に連れて行き薬を飲んでもらった

後日二人で会って話し

彼女に「ちゃんと付き合ってほしい」と伝えた。

彼女は頷いた。

恐らく、今僕と彼女は付き合っている

だか、この腑に落ちない気持ちは??

彼女のことを好きだという気持ちはあるが

それが本当の気持ちなのか、また分からなくなってきた

恐らく

頭が混乱したままセックスをしてしまったこと

彼女を信用し切れていないこと

彼女レイプした男の前で平静を装って振る舞ったことに対する自己嫌悪

男に対する怒り

複雑な状況と心境が絡み合って、頭を悩ませている

とにかく、事実は消せないことは認めて

あとは僕がこのことを飲み込めるかどうか、

そして彼女の気持ちを

少し時間をかけて確かめてみることにする

夜遅くに自慰のような文章を書いて申し訳ない

こんな弱い男だとは、自分でも思っていなかった

おやすみなさい

2008-06-26

絶望破壊混沌、無情、苦労、困惑、羞恥心、幻覚、妄想現実自殺、落胆、失望、病気憂鬱、疲労困憊、喧々囂々、存在価値、否定、殺人、迷惑、幻聴死ねこれはひどい邪魔、消えろ、失せろ、怨念、暴動、破壊衝動自閉症トリップ、羨望、願望、格差、負け組クーデター、爆撃、放火、陳腐、強姦、切断、リストカット、出血多量、無惨、残酷、酷使、鬱病メンヘラ、苦痛、罵倒はてなブックマーク誹謗中傷、破滅、ブログ炎上嫌儲一般論常識空気を読め、誤解、曲解、自滅、虐待、虐殺、差別幻想暴力戦争、貧困、オタク中二病自慰、幻滅、エロゲ、終末、未来過去現在、自分、馬鹿、アホ、デブ変態、役立たず、死刑、抑圧、宗教、束縛、悪夢、罪悪感、犯罪、暴走、激痛、精神病上から目線、自称評論家はてな的なるもの、憎悪、無関心、不感症、殺人願望、ナイフ、遺体自殺願望、神、末期症状、禁断症状、依存症、嘲笑、悪魔、無能、低脳、ブタ愚民、下等生物、下衆、エリートニートワーキングプアインターネット社会ゴミ、生きる資格なし、ゆとり教育荒らし陰謀嫌悪、憎しみ、苦しみ、上意下達いじめ登校拒否学級崩壊死ねばいいのに害悪、汚物、若者精神年齢劣等感、卑下、被害妄想自暴自棄、欲望、支配、秩序、正義、無価値、無謀、臆病、のけ者、排除、無知、粗末、倫理ルール偽善自己中心的、偏愛、性癖、性格、自己否定、崩壊、人格、終わり

2008-06-13

http://anond.hatelabo.jp/20080612225427

細くても大丈夫だ。

だが,気持ち良すぎるから止めておいた方がよい。

余計なお世話かもしれんが,自慰快楽を求めすぎるのはもったいないと思う。

2008-04-13

ポルノ性犯罪の抑止になんかなんねぇだろバーカ

強姦魔にレイプ満載のポルノとティッシュ押し付け

「ハイこれでオナニーしててね、現実にやっちゃだめよ」

とでもやればレイプ被害はなくなるとでも言うのかよ

『それでもやる奴はやる』論が聞きたいわけじゃない

実際にレイプしようと興奮している奴に

その二つを差し出せば収まるんでなきゃ抑止力意味ねぇじゃん

自慰行為は惨めで哀れな行為なんだろ?

他者に対して自分が能動的に影響を及ぼせることを確認しなきゃ気がすまないんだろ?

こと性被害においては

『自分が何故そうしたのか』の問いよりも

『自分が何故そうさせたのか』の問いが適切なのだから

だから被害者は何故されてしまったのかを考え

加害者被害者に加害の理由を見いだすのだ

「相手にこんなことをさせてしまって申し訳ない」なんて普通はしない言い訳だろ

「相手にこんなことをしてしまって申し訳ない」だったら分かるけどさ

そういえば男性レイプされるときのショックは

『自分が能動的な性である』という感覚を傷つけられるかららしいね

だからどうしたよ?

2008-04-01


好きな人の文(手紙メール)を見ながら、夜な夜な自慰行為に励む人は居るのだろうか。

2008-03-27

一応報告

http://anond.hatelabo.jp/20080327033300

増田です。さっきTさんから携帯メールが来ました。

AがTさんに連絡をとってくれたようです。

Aから僕へは一切コンタクトが無かったのが徹底的というかなんというか。

Aには

ありがとう!!さようなら!!最後やから読めっ」

と題して、今回の件だけでなく、連絡が絶たれたために言えなかった

付き合っていた間の感謝の意などを書いてmixiメッセージを送っておきました。

2度と消息を問うような連絡もしないことにしました。

僕は初恋の人への思いも17年間さほど色褪せずに残ってるし

Aへの感情も一年キレイに残り続けているので

一切自分からの連絡を絶つというのは断腸の思いですが、

とりあえず状況を変えるのが必要で、

そのための決意表明を兼ねて。

相手がメール読んでなかったので事実上は何も変わってませんがね。

終始自慰的な増田でしたが、コメントくれたお二方ありがとうございました。

もう少し前を向こうと思います。

2008-03-22

[]自分をパブロフの犬化する方法

いまふと思いついた。

人間にもパブロフの犬メソッドを適応してみたらどうか。

目的

自分の成長率をが望むほうこうに向ける。

たとえば、短期記憶力を伸ばしたい!とか、勉強を習慣づけたい!とか。

パブロフの犬メソッド

  1. よいことをする
  2. ごほうびをあげる

これだけ。

よいことの定義、時間スパン

犬だったらお手とかするたびにお肉あげたら覚えるけど、人間だったらそんなことしてたら太ります。

それに、あまりに時間スパンが短すぎたら短絡的になるので、ちょっと時間スパンを延ばしてみたらよいのではないか。

ようは、自分の無意識が占領してる領域を望む成長に向ける、ってことなので、

無意識が「あーもーしんどいけど、これやったらなんかもらえる」とか思えばよい。

だから無意識を「しんどくさせる」ことが肝要。ついでに、無意識に「おお、俺これをやりきった」とか思わせるのも重要かも

記憶力の例でいうと、職場mp3コーダーをもっていって、打ち合わせとか会議とかでコッソリつけておく。学生なら授業とかもいいかもしんない。

家に帰ってから、会議や授業で話された議題を時系列にそって思い出してみる。それをノートに書く。

ノートmp3コーダーを照合して、もし、ノートが違ってたり、大事なものが抜けているようなら、とりあえずごほうびはおあずけ。次の日まで。

もし、許容範囲だったら、ごほうびを自分にあげる。

ごほうびの選定

ここの選定も重要かもしれない。

ごほうびの用件として、大事なものは

  • 自分が毎日行っていたもの。それに依存していたものならなおよい
  • 快感に感じるもの
  • なかったらとても渇望してしまうもの

こんなところか。これを、無意識飢餓状態に陥るギリギリんとこまで制限してからパブロフの犬メソッド開始

犬にとってパブロフの犬メソッドのときにもらえるお肉とは、たぶんこの条件を満たしている。

生物なんで、ごはんは毎日たべるし、いいお肉たべたらすげーうまいし、快感だし、もらえなかったら飢餓状態に陥る。

人間バラエティに富むので、人それぞれだと思うけど、俺(笑)ベースに考えると自慰行為とかセックスなんかちょうどいいかもしんない。

他は…その人の依存してるものであればなんでもいいか。本屋ラノベんとこいくのを制限するとか。大好きなラーメン屋いくとか。二郎とか。

なんか書いてて効果ありそうなので、とりあえず次の月曜から開始してみる。

もし俺もやってみたとかいう人があればトラバで書いてみてくれたらうれし。

2008-03-20

彼女の中に存在する、過去の一人の男の影とどう付き合っていけばいいのか?

答えは分かっているんだ、

恐れずに、その前に立つことだけなんだ。その記憶とともに、彼女を受け入れるしかないんだよ。

お前が彼女を信じられなくてどうするよ?

傍目から見ればけっこう安定してるように見えるんだろうが。

自制することも、敢えて羽目を外すことも、もういやというほど学んでいる年だし。

それでも、単なる嫉妬の域を超えて、しばしば足許が崩れていくような恐怖が襲ってくる。

その男とは、出会ってから20年、交際は10年に渡ったという。

俺とはまだ、たったの半年。

そういったケースがよくある話なのか、分からない。少なくとも俺にとっては初めての経験。

時間で測れないものはあるのは分かるが、あまりの落差にもう、話にならない。

何が話にならないかって、俺が苦しんでいるのは、単に彼女を独占したいという、それだけの理由なんだよ?

勝ち目のない独占欲に溺れているだけ。

なんて俺は詰まらない人間なんだ、

セックスに関する嫉妬ももちろんある。でもそれだけじゃない。

彼女の、心と身体記憶されたその男の影を、追い払ってしまいたくて、それが出来なくて、

自分のチマチマしたプライドのために下らない文章を書いたり、

一日中陰気な顔をして、周りを不愉快にさせているだけなんだ。

本当に何の足しにもならない。自慰行為にひとしい。

誰か助けてくれ。

そんな風に自分を傷つけていたら、いつか彼女のことも傷つけるに決まっている。

そんな奴に、彼女に何が与えられるっていうんだ。

お前のもう一つひどいところは、分かっていながら何の覚悟もなく、彼女に手を出したことだ。

そして彼女の気持ちに応えるフリをして、傷つきたくなくて距離を取り続けた。ぜんぜん誠実じゃなかった。

もうすでに、十分彼女を傷つけたんだ。

ほとんど身体だけの関係だったのに、それでも彼女は待ってくれていたんじゃないか、

お前がこれから見せるべき誠実さは何だよ?

グジャグジャしたプライドをダシにして、彼女に甘えたり、彼女の傷に触れたりするのは最悪じゃないか。

こんな風に一人相撲を取るやつというのは、往々にして、

途中で投げ出してしまったりするものなんだ。

激情にかられて一人で七転八倒し、勝手に自分の中だけで整理を付けて、なかったことにしてしまう、

過去の経験からいうと、俺はそれをやりかねない、人と継続的に関わることができない、

本当に低劣で下らない人間なんだ。

どうして俺はこんなに臆病なんだ?愛されたい、愛されたい、それだけだろう?

それだけなんだから、怖がることはないじゃないか。

愛された途端に恐ろしくなって逃げ出す、てことを、一体何回繰返せば気が済むんだ。

せいぜいあと、人生長くて4,50年だよ、今みたいな恋愛ができるのは、もうあと僅かだろう。

彼女はそれを分かってて、全て投げ出してくれた、賭けてくれてるんだぜ?

お前が、それに応えられなくて、誰が応えるっていうんだよ?しっかりしろよ??

2008-02-29

誕生日

暦の上ではひとつの節目。ほら、と指折り数えるように季節は過ぎ行く。夏と秋の間には確かにのっぺりと横たわるものがあり、それが僕らの気づかない進度で歩を進めた。徐々に徐々に森羅万象、そこかしこにその歩みの影を落としていった。僕らは気づかなかった。何故なら海はまだ青く、膝までつかった水温が迫りくるものが到来する時が遥か遠く先であることを語った。

 際限なく無限増殖する細胞のような入道雲は今にも落ちてきそうな程低く、僕らの町と空との間には気持ちの優しい屈強な巨人がその四肢でもって落ちてくるものを支えていたに違いない。それほど空の不透明度は低く、ときおり聞こえる巨人の唸り声や大地を擦って踵からつま先へと重心を移動するときの運びまで僕には雑音なくクリアに染みた。巨人が身を呈して守るこの町には軍事基地があり、そのお膝元では軍人の天下となっている。昔からの住人である人々には笑顔を顔に張りつける以外には生きぬく術がなかった。長い長い歴史の中で培われた護身術のひとつである。

  今しがた西の方から飛行機が飛び立った。

 「あ、また飛行機

 僕は銛を片手に堤防の岩肌が突き出した場所に腰掛けた少女の方を見て、呟くように言った。強い日差しの下でもなお黒い印象的に短い髪を風が撫でた。分け目なく乱れた前髪を手で払うようにしてから、彼女はその褐色に焼けた肌を惜しげもなく露出させたキャミソールに点々とついた水飛沫のあとを人差し指で追った。波礁のかけらが今また振りかかる。

 「珍しいね。何かあったのかな?ここんとこ見なかったのにね」

 有無は膝丈のジーンズをロールアップしたパンツから出した足をぶらぶらとさせ、パンツのポケットからメンソールの煙草の箱を出して包みのセロファンを開けて言った。

 「有無。タバコやめろって」と僕は即座に咎める。

 「またぁ。ほんと親みたいなこと言うね、コムは。いいじゃない別に。何がどうなるものでもなし」

 フリップトップの箱を開けて、銀紙を取り去る。ぎゅうぎゅうに詰った20本のうち1本を抜き取り、首から提げたヘンプライター入れから百円ライターを出して火をつけて有無は笑った。

 「コムじゃねぇよ。虚無。間違えんな

 僕は口を尖らせて言った。

 「知ってる?籠みたいなの被った人が時代劇とかに出てくるじゃない、アレ虚無僧』って言うんだよ。あんたと一緒。おかたいのよ、あんた僧侶だから」

 有無はけらけらと笑っていた。僕は口がたたないのでいつもこうやって最後には有無にオチをつけられてしまう。僕は僧侶ではないのだけど、有無の言うように「おかたい」のかも知れない。確かにうまいことを言うかも知れないがそれでも駄目なものは駄目だと思う。僕はそれ以上は取り合わず、水の中を覗くレンズで水中の魚の動きを追った。前かがみになり静かに刺激しないように獲物の動きを観察した。ふくらはぎの半分ほどの深さしかないこんな浅瀬でも魚はいるのだ。僕は彼らに悟られぬよう体を空気中の成分と同化させねばならない、水上で構えた銛の影だって彼らには察知出来るからだ。自分を狙う者の殺気を読めぬようではとてもじゃないけど自然界では生きてゆけない。僕はそういったことを父から習った。僕の銛が水中に落とされる。

 「オオッシャ!」

 僕は思わず拳を天に突き出し、歓声をあげた。銛の先には体をよじる反復運動を繰り返す魚がまだ息を絶えずにいた。その大きさは「大物」とは言いがたいが、とりあえずは僕がしとめた。僕は有無の顔を見る。

 「すごいじゃない。上達したのね」

 彼女は少し感心したような表情で、フィルターの近くまで吸った煙草を指に挟んだまま言った。短く切った髪を耳にかけて露出した耳には銀色ピアス太陽の陽光を眩しく反射させた。

 「その煙草、ポイ捨てすんなよ」

 僕は目を細めて、ぴしゃりと言った。

 家の玄関の引き戸を音を立てて開け、僕は「ただいま」と言っていつものように帰宅した。玄関先に婆ちゃんが駆けてきて、

 「あらあら、おかえり」と迎えてくれた。

 僕は獲れた魚が入ったびくを見せ、反応を伺う。婆ちゃんはやはり父には適わない、と言う。だけれど、僕だってそのうち父のように立派に成れるに違いあるまいと思うのだ。晩御飯の食卓にあがった自分の魚を想像して僕はにまりとした。

 「虚無、町に行って叔父さんのところに見せてくれば」

 婆ちゃんの提案に僕は「そりゃ名案だ」と同意して僕は自転車の籠に魚の入ったびくを載せて跨った。ゆっくりとこぎ出し、加速して町へ向かう坂道を駆け下りてゆく。頬にあたる風が普段の熱風とはうって変わって心地良いものになっていた。僕は心を躍らせて、叔父の賞賛の言葉と大きな手のひらが頭の上にのせられるのを想像してまたもにやりとした顔つきで自転車をこいだ。僕の着ていた白いTシャツはもう脇のあたりが大きな染みになる程汗を吸収し、ショートパンツは海の匂いが香った。汗でも海水でもいずれにせよ塩くさいのだが、僕の着るものがどれも余所行きではなくとも僕はそんなことは気にとめない。僕は頓着しない。

 町の中心部にある叔父さんの経営する釣具店へ向けて、僕はひたすら自転車をこいだ。

 栄えた大きな通りは夕ともなれば軍人で溢れる。彼らはそこで日々鬱憤を晴らすように酒を飲み、ときには暴力を振るう。そんな空気の中を僕は進んだ。

 規模は小さいが売春買春が行われる繁華街一角で見慣れぬ光景発見した。大概、一目でそれと分かる言ってみれば時代錯誤な「売春婦」風の女の人の立ち姿が見うけられるのだが、そのとき僕が見たのは僕と同世代か少し年上ぐらいのあきらかに条例違反であろう年代の女の子の姿である。僕は目を疑ったが真相など確かめる気もなかった。

 叔父の釣具店の扉を押すと、「波浪」と客に声を掛ける調子で叔父が言い、

 「おう、虚無か。どうした?」

 と僕と気づいた叔父は言い直した。

 「魚獲れるようになったよ」と僕は答える。やはり期待に違わず叔父は誉めてくれた。

 「すごいじゃねぇか。たいしたもんだよ、誰にも教わらずなぁ。銛じゃぁオレも教えられないし。どうだ?この際、針と糸に宗旨変えしねぇか?そしたらオレがみっちり鍛えてやるぞ」

 叔父はいつもそう言う。どうにも僕を釣り中間にしたいらしい。

 「それじゃぁ、食べられないじゃないの」

 と言って共に笑った。

 叔母さんの出してくれたオレンジジュースお菓子を食べながら、叔父さんと話した。

 「そういえば、諭くんどうしてるの?オレ昔良く遊んで貰ったよね、銛も上手かった」

 「あいつぁ、ダメだ」

 急に叔父の顔が険しくなり、僕は余計なことを尋ねた気分になった。叔父は続ける。

 「もう、虚無も大人だ。話してもいいだろう。いいか、虚無。おまえはしっかりしてるしそれに頭も良い。おまえだから話すんだぞ」

 「うん」と僕は異様な雰囲気に半ば飲まれながら頷いた。

 「諭。あいつはなぁ、チンピラだ。軍人の腰ぎんちゃくに成り下がって、ろくでもないことばかりしとる。麻薬の売人とかと組んでおるらしい。最近地元の子らを軍人に紹介する橋渡しのようなことをやっていると聞いた。要はな、売春の斡旋だ。分かるか?あいつだきゃぁ、クズだ」

 「ねぇ、叔父さん。じゃぁもしかして『桜番地』にいた僕と同じぐらいの年の子って…」

 僕は恐る恐る尋ねる。

 「あぁ、そうだ。昔は『桜番地』はきちんとした風俗街だったけど、今じゃぁ何だ、援助交際っていうのか?すっかり芯まで腐りきっちまったよ、この町も」

 叔父が煙草に火をつけたところで叔母が話に入る。

 「お父さん、やめなさいな。虚無ちゃんにこんな話。この子はまだ中学生なんだから。そうだ!虚無ちゃん、ご飯食べてく?」

 「何を言ってる。虚無はな、そこらのガキとは出来が違うぞ。そこらへんちゃぁんと分かっとる。な?虚無」

 僕は収拾をつけられなくなったので、「家で食べる」と言って店を出た。しかし、僕はさっき聞いた叔父の話で頭が一杯だった。僕がこんなにも動揺するのは集団の中に恐らく有無らしき姿を発見してしまったからに他ならない。まさかとは思う。ただ、どうしたらいいかは分からない。

 僕は家路に着いた。

 いつも魚を狙う場所があって、そこは観光客がくるようなところではなく地形も厳しく地元の子でもおおよそ僕ぐらいしか来ないプライベートな場所であった。今が夏休みだろうとそうでなかろうと、僕はそこで海につかった。 とろけそうな陽気の中有無はけだるそうに切り立った岩の上に立ち、僕を見下ろしている。彼女は紺色のキャミソールを着ていて肩にかかった部分から黒い下着のストラップがはみ出ているのが見えた。僕も彼女の立つところまで岩をよじ登る。爪や指先、そういった箇所が痛んだ。有無はやはり面倒臭そうに煙草を吸っていた。

 「今年は客足悪いんだってさ」

 彼女は自分の家が営む民宿の話をする。僕の家も観光客相手の商売を多少なりともしているので、そこらへんの話は良く耳にする。今年に限らず年々客足が減ってきているらしい。僕の住む町はそういったことに依った収入が不可欠な町なのだ。切り立った岩のすぐ下の水の中では僕が父から譲り受けた銛が天に向かって真っ直ぐに生えている。それは水没している部分がゆらゆらと正体不明に揺れて、眩しい光りを水面に放った。

 「喉乾かない?買ってこようか?」

 僕は振り返って有無の顔を見て言った。

 「ん」

 自分の財布を放り、咥え煙草のまま返事とも言えない返事で答えた。煙草を離した唇から白く風に棚引く煙を吹いて「奢る。あたし炭酸ね」と付け加えた。

 ガードレールなどない取りあえず舗装された道路を歩き、生活雑貨から何から売っている商店の前の自動販売機の前に立ち有無の二つ折りの財布を開いてお金を取り出そうとする。銀行カードや何かの会員証やらが差してあるスペースに異物感を感じて僕はそれを取り出した。僕は思わず絶句して立ち尽くす。コンドーム男性避妊具である。丁寧に連なったふたつのそれを慌てて元の場所にしまい、小銭が入るポケット部分から手早く出したお金ジュースを2本買った。有無のいる場所へ戻る最中、ずっと考えていたのだけど僕は僕の妄想を頭から払いのけることが出来はしなかった。

 缶を彼女に手渡すとき、偶然とは言いかねるが彼女の服と下着の中に眠るふたつの丘陵のゆるやかなカーブが見えて僕は激しく興奮してしまう。多分原因はさっき財布の中で見た、「性的な行為を行うときの確信」みたいなもので僕のその妄想を確かに現実の場所へ引きづりだすのだ。有無がいくら前かがみの体勢をしていたとしたってそれを覗くのは偶然でなく僕が見たかったからに相違ない。

 夏は終わりにさしかかっているようで終わりは一向に見えやしない。まだまだ雲はその力を誇示するかのごとく胸を張って広がりを見せる。空は低く。巨人はさわやかな笑みを浮かべ。

 僕は思い切って尋ねた。

 「なぁ、おまえ、やったの?」

 僕はこれ以上具体的には言えなかった。空気は全ての空間と繋がっていると僕は思っていたのだけど、それは違った。人と人を繋ぐ関係性の濃密によって区切られていたのだ。そして、僕は空気がこれ程硬く固まるものだなんて知らなかった。伝う汗さえも流れ落ちない程度時間が流れた。

 「見たんだ?」

 と言って有無は目を閉じて立ちあがった。そしてゆっくりとこちらを向き、太陽に背を向け逆光の中褐色の肌が通常よりもそのトーンを落とすのを僕は見た。明度も彩度もが一段落ちる。そして瞼を開いて微笑んで言った。

 「そうだよ。セックスしたよ」

  僕ははっきりと滑舌良く発音したその単語と服と下着の中から覗いたふくらみを脳裏に描いて、まるで猿のように際限なく永久機関のように終わりなくオナニーした。マスターベーション自慰行為と言い代えても良い。そう、十年一日のごとく来る日も来る日も布団の中でそればかりしていた。最低の男であった。他にするべきことも見つかりはしなかった。想像が加速してブレーキが利かず、有無は僕の想定した架空の世界の架空の部屋で日を追うごとに一枚ずつ脱いでゆき、日を追うごとに僕のどんな無理な要求にも応えるようになった。そしてある日の夕方一切立ち寄らなくなった海へ行き、計り知れなく大きい太陽ですらすっぽりと難なく包んでゆく水平線を見て自分が一体何者かを己に問うた。

 朝起きると適当な袋の中に水着タオルそういったものを積め込んで、海へ出かけた。銛は持たず、ただ体ひとつで海を泳ぐ。海水中の塩分が浮力を生み僕の体をまるで拒絶するかのように押し上げ水面に浮かせた。僕が潜ることを嫌がっているようでもあった。体中に蔓延した不健康な老廃物を全て排出する腹づもりで、体の奥深く何処かで息を潜める病巣の中核を探し当てねばならない。そうでもしないと僕は存在異議を失うのだ。夜毎陰茎をしごくだけの「もの」であって堪るものか。自分だけが知る海岸線でなく、公衆遊泳場に来ていた。時期もピークではないので割と地元若者が多いようである。そういった経緯で日がな泳いだ。

 僕はこれ以前にだって自慰行為をしていた。考えていた。ずっと。何故僕はこうまでみっともなくならなければいけなかったのか。何故僕はかさぶたを掻き毟るように。何故。何故。そういったことを呟きながら水中から回答の眠った宝箱を探す、見渡す。遊泳中のカップルの片割れで目的も持たずにふらふらと漂い泳ぐ女が平泳ぎの恰好で股の間の小さな布で隠された部分を晒すのを長い間ずっと潜り続けて凝視していた自分を発見したとき、僕は同時に答えをも発見した。なんのことはない。これが僕だったんだ。塩水で目を擦った。

 僕は大人になるまでこの自分自身の下半身的問題を平和的に解決出来ない。要するに女を買えない、ということだ。しかしながら僕は望みもしたが勿論憎みもした。有無が買われるという現実を、この両目ではっきりと見ておかなければならなかった。より深く自分を呪う為に。

  町へ降りると、金曜だけあって人は多い。都会の盛り場と比べたら本当にちっぽけなものだ。色町『桜番地』へ近づくにつれ、ぎょろぎょろとした目つきであたりを見まわす。ここの色町は変わっている。それらしい店を全部一角に集めただけで、表の通りから丸見えの場所で平然とさも普通のことのように売り・買いが成される。同時に良くある繁華街でもあるから、例えば僕や同級生やなんかが居ても特に誰も咎めない。

 僕は諭くんを見つけた。面影が残っていたのですぐに分かった。その後について歩くのは有無と同級生の友達であった。僕の予想は出来れば外れて欲しかった。全員知った顔で、それもクラスの中でも特に大人びていて顔だちが美しく整った者ばかりだった。そして有無は群を抜いている。

 僕は叔父さんの家にお使いに行く名目で町に来ていた、そして恐らく彼女らも似たような嘘を並べて来たことであろう。預かってきたトマトを握りつぶした。

 何てこった。あいつらか。

 僕は自転車の籠の中のトマト軍人の足元に投げつけた。そして僕自身、我を失い何事か夢中で叫んだ。自分ですら果たして何を言っているのか分からない。僕は右手の中指を立て、

 「間座墓!」

 と叫んだ。軍人は首だけで振り返り、それから僕の方へ歩みを寄せる。僕よりも40センチ身長が高い彼の眼光は既に「子供のしたこと」を笑って許すような雰囲気ではなかった。軍人はその上等な皮のブーツで僕のももの付け根をポケットに手を突っ込んだままで蹴った。大人の力の衝撃がその箇所から電流のように地面に抜け、さながらアースの役割でも果たしたかのように僕の左足は焼け焦げて落ちた。立っていられなくなり、地面に倒れ込むとすぐ目の前に皮製の靴のつま先がある。目をつぶる暇もなく鼻から大量の血が流れ出して、息が出来なくなった。口の中が熱くて、鼻水と血が混ざってマーブル模様を織り成しその不自然な美しいコントラストを眺めた。涙で視界が利かなくなると、今度はわき腹に針で刺されるような衝撃が訪れた。正体不明の嗚咽を漏らす僕を助けようなどという者は現れるはずもなく、結局は僕が何者であるかを問われるだけだった。彼の顔は笑っていた。

 「坂!…国家!」

 僕は片足を押さえ膝を付いた姿勢まで体を起こし再び中指を立てた。彼はそれまで顔の表情は笑った形を作って努めていたがその瞬間には完全に笑顔もおちゃらけた態度もなくなった。ポケットから出した拳で僕を思いきり殴りつけた。僕は誰だ?彼は最早軍人として僕を殴らない。そして笑わない。ならば、立ちあがろうとする僕は一体何者だ?今さっきまで軍人であった男は問う。オレは誰だと。オレは一生陰部を擦り続ける醜い生き物か?そんな男か?退いて生きるか?

 僕はふいに笑いがこみ上げた。

 「オレは海の男だ」

 僕は声に出して言った。

 彼は飽きたという身振りで友人らしき軍人を連れて、帰っていった。だらりとぶら下がった動かない腕はファイティングポーズのつもりだった。

 叔父さんの家で目が覚めた。叔父さんは安堵した表情で

 「あぁ、良かった。このまま目を開けないんじゃないかと思ったよ。しかし、すげぇ顔だなぁ」

 と僕に話し掛ける。叔父さんの説明によると僕は気を失い、そして軍人が帰っていった後で見ていた人達がここまで運んでくれたということらしい。有無がどうなったか知りたかったけれど、そんなことは勿論訊けはしなかった。叔母さんが出してくれたお粥を食べようとして口の中に入れたらすごい衝撃が走って、僕は思わず宙に浮く。

叔父さんも叔母さんも笑って言った。

 「虚無の親父さん、未曾有さんもケンカはしたけどさすがに奴らにケンカふっかけるなんざ聞いたことねぇや」

 「そうよ。もうちょっと相手を考えなさい。殺されてたかも知れないのよ」

 やはり叔母さんは泣き、僕はあとで家族にみっちりと怒られた。

 だけれど、僕は自分が何者かを取り戻した。

 以前にも増して僕は亡き父のように立派な漁師になろうと強く思う。鋭く切り立った岩壁を背に、汐が引いて膝丈程もなくなった外界から隔絶された知られぬ海で僕は銛を片手に空を見上げた。いつまでも空は夏の様相を呈していて水面に落ちた人影で僕は背後の岩の上に有無がいることを察知する。

 「そこだ!」

 僕は小指の爪ほどの大きさの小石を放ちながらそう言った。

 「久しぶりじゃない」と小石のことには触れずに進める。思わず冗談めかした自分が恥ずかしくなるほど冷静に。

 「そうだな」

 僕も冷静に。

 「虚無、少し変わった?」

 「そうかな」

 「何してんの?」

 「銛の練習。オレはやっぱり漁師になるよ」

 「そう」

 そんな会話を交わした。有無はメンソールの煙草に火をつけて煙を吐き出すと同時に顔を上げた。僕は相変わらず銛で水の中の地面を形をなぞるように落ちつきなく突ついていた。彼女は指に煙草を挟んだまま、切り立った岩のわずかな取っ掛かりを慎重に滑るように降りた。僕の隣に腰を下ろし尻をつけて砂浜に座る。僕も砂の上に座るが水着が濡れていた為に濡れた砂が尻の形にくっきりとついた。あまりスムーズ言葉が出ない。

 「有無は?何になるの?」

 僕は沈黙の堰を切るように話し掛ける。

 「分からない。あんたのお嫁さんにでもして貰おうかな」

 僕が驚いた顔をしていると「冗談よ」と言った。

 二人で動きのない海を見ていた。海鳥が遠くの島へ飛んでゆく。すると、有無は立ちあがり

 「気持ち良さそうね。あたしも入ろ」

 とそのままの姿で駆けて波を掻き分けてその身を浸した。僕があっけにとられ制止する暇もないまま彼女はずぶぬれの恰好で海からあがってきた。

 「やっぱ服着たままだと辛いね」

 僕の目は彼女の透けた服から浮き出た秘密しか入らず、完全に思考は停止し例えば気の利いたセリフのひとつも出てこないままとめどなく湧いてくる唾で急激に乾いていく喉を潤していた。髪をかきあげる仕草をした後、有無は

 「虚無はセックスしたいの?」

 と訊いた。

 僕は「オレはセックスしたいよ」と答えた。

 僕は煮え切らない情欲を抱えて悶々としたままの紳士に分かれを告げた。僕は快楽を貪る者だが、決してそれのみには存在しない。彼女に抱いた幻想彼女に抱いたいかがわしい妄想、己に都合の良い空想、そういったものを1箇所にまとめて全部破棄した。それから僕は有無と交わった。

  鋭く切り立った岩影で、外界から情報がシャット・アウトされた知られぬ砂の上で、落ちかけた太陽に焼かれ背中を水飛沫に濡らし僕は一際大きな声を出して果てた。

 僕も有無も裸だった。彼女のお腹の上にはまだ生々しく行為の証が記されたままである。濡れた有無の服は薄いタンクトップですらまだ乾かず先ほどと全く変わらない。時間の経過も感じられない。脱ぎ散らかされた衣類の位置もそのままだ。

 「気持ち良かった?」

 と一番最後に有無は乾いた服をそそくさと着ながら訊いた。

 自転車海岸線を走っていると、東の方角へ飛行機が飛んでいった。僕が数えただけでももうさっきから一体何台の飛行機が飛び立っただろうか。気体がもの凄い速さで小さくなっていくのを見届けてから、再び自転車に跨りエデンに似た外界から隔絶された場所へ向かう。遠目に有無の姿を発見して片手でハンドルを握りながら大きく手を振った。彼女も体全体を使って信号を僕に返す。

 「あ、また飛行機

 有無は上空を見上げて言う。

 「オレも見たよ。来るときだけですごい数の飛行機見たなぁ」

 「あたしも。何かあるのかなぁ。演習とか?」

 僕は「さぁ、どうだろうね」と言い終わらないうちに、すぐ隣に座る有無の乳房を背面越しに触ろうとした。彼女は僕の手をまるで蝿や蚊をはたくような感じで叩いた。僕が彼女に会うのが待ち遠しかったのはいわずもがななのだけど。有無は

 「あの時だけだよ。そんなねぇ、都合良くホイホイやらせるわけないでしょうが」

 と手厳しく言った。僕はしつこく懇願したが、彼女が要求を飲むことは無かった。岩場に立てかけた銛が太陽の光りを反射して光線を生み出す。僕や有無に浴びせ掛けられた兆しの元を探し、空を見上げた。往き付く先は夏を完全に体現しその大きな両手で包み込むような入道雲。空を支える巨人はやはりその笑みを絶やさずやがて秋が来るまで微笑み続けるのだろう。

 「まったく、言わなくちゃ分からないの?」

 有無は胸の高さの水面に左手を入れて、水の中で僕の手を握り引き寄せた。帆を張った舟のように水面に浮かんだ僕の体もその小さな力で彼女の体にぶつかる形で引き寄せられる。お互いに向き合い体の前面を押しつけるように抱き合った。彼女は僕の股間を水中で触る。空は高く広大で、僕たちは身を寄せ合い抗わずそこに含まれた。東の空からまた飛行機が飛んで来て、僕たちの上空を過ぎ去るのを見ていた。

 僕たちは飛行機の来た方角の空を見る。空では入道雲とは違う、けれど、ひときわ大きな球体のような雲が風船が膨らむ様を連想させた。心なしか荘厳で見ているものを魅了する何処かで見たことのある形の雲だった。ずっと、ずっと遠くまで、僕は僕の父も祖父もが愛したこの海の果てまで思いを飛ばす。

 「わぁ、見て。綺麗」

 と有無は水中から出した手をかざし、遥か遠くの海で立ち昇る雲を指差した。

2008-02-26

オナニーハック

巷のライフハック本が使い物にならないのはオナニーについて書いていないからだ。ちなみにここで書かれるオナニーとは男性オナニーであり、女性自慰についてはよく分からないので割愛する。id:reikon辺りが書いてくれ(第一子誕生おめでとう!)。

さて、その昔ビートたけしがこんなことを言っていた。

オイラ、もっと性欲がなければ、もっとでかいことができたんじゃないかなと思う。

マスかいたり姉ちゃんとヤッたりしている時間を他のことにまわせれば、もっと仕事が出来たんじゃないかなと。(うろ覚え


そう、男性にとって性欲の制御、すなわちオナニーをハックするということは、ライフハックの最重要事項なのだ!


高い頻度でこんな体力と時間を使うことをやっていたのでは、そら仕事も出来ないという話だ。

こういうことを書くと「オナニーなんか毎日やらなければいいじゃん!」といわれるかもしれないが、精液の排出というのはウンコをするのと同じ排便行為なので、キャンタマに溜めておくと却って体に害を及ぼすのである。3日もオナニーをしないと、男性というのは寝ても覚めても卑猥なことを考えるエテ公と化してしまうので、これも却って生産性が低下するのだ。

適正なタイミング、適正な頻度で自慰をするというのは、人生の質を大きく左右する。ライフハック関連本著者はきちんとオナニーハックについて向き合うべきである。ちなみに私が実践しているオナニーハックは以下の通りである。各人、レスポンスをつけて更に練り上げていってくれ。


まだ色々あるがこんなところか。とりあえず初心者は「オナニーは一日一回、必ず就寝前」ということだけ遵守していればよろしい。セックスハックについては気が向いたら書いてやる。

2008-02-21

ふと考えた。

A 「私は過去オナニーをしたことがある」と1人に言う

B 「私は50%の確率過去オナニーをしたことがあるかもしれない」と2人に言う

このふたつのケースでは、他人が自分に対して抱くイメージに与える影響という点で、どんな違いがあるのだろう?

…というようなことを、次のような電車中吊り広告を見て、ふと考えた。

現役女子東大生100人が「私のセックス」赤裸々告白!

「意外に多い不倫体験」「4割近くが処女」「自慰経験5割」……

7か月にわたる聞き取り調査で判明した「偏差値と性の関係」に、あの上野千鶴子教授もナットク――

大学受験シーズンが本番を迎える中、その最難関とされる東京大学女子学生に“異変”が起きているようだ。「知的で清楚」というイメージを覆す、彼女たちのセックスに関するフィールドワーク調査で判明した東大女子の”性の偏差値”を一挙公開!

http://www.weeklypost.com/080229jp/index.html

仮に、この記事の読者が、全国で10万人いるとしよう。

そうすると、結果において、このアンケートで「オナニー体験」を匿名で告白した50人の女子東大生達は、

「私は50%の確率で、過去オナニーを致したことがあるかもしれません」

と10万人に告げたことになる訳だ。

この50人のうちの一人が、山田花子さんだとすると、山田花子さんは、

「わたくし山田花子過去オナニーを致しました」

と5万人に告げたことになるのだろうか?

2008-01-10

http://anond.hatelabo.jp/20080110080537

匿名時間制限も何もない場での議論で「どっちが絶対的に正しいかの客観的決着」なんて俺はそもそも期待しとらん。

あきれ果てた。あなたはこの増田という公共の空間での議論において真理を追究する気持ちがないのですね。だとしたらそれはなんのための議論なのですか?

そもそも議論の発端はあなたの問題提起から始まったのですよ。「どっちが絶対的に正しいかの客観的決着」を求めていないなら何のためにその問題提起を行ったのですか?

文章による自慰目的なら、そんなものを衆目に晒す行為はやめていただきたい。迷惑です。

あなたのその考え方はハッキリと非難しておきます。

社会的責任ってものを社会は誰かに求めるし傷つけられたら道義的責任ってものを元に他人を批判することもある。

その曖昧モヤモヤしたものを、出来る限りクリアにしてみることは出来るし、それを元に責任を語ることは出来ると思うから。

はい、私もその通りだと思います。

だからこそ「曖昧モヤモヤしたものを、出来る限りクリアにしてみること、それを元に責任を語ること」を目的に「ある個人の行為に対する責任はすべてその個人にある」というクリアな基準を理由つきで提案したのです。この基準が間違っていると思われるなら、この基準に対して論理的に反論して欲しいのです。

あなたはこの提案に対して

少なくともそういう道理で社会は動いていない。

と言っているのですから、あなたには「社会責任に対してどのような基準で動いているか」がわかっているという事ですよね? わかっているなら私に説明してくれませんか? 私にはわからないのです。

さらに言うなら、私もあなたも同様に日本語文化圏という社会生きる構成要素のひとつであるはずなのですが、その一方の意見…つまり私の意見社会全体の意見と異なっていて、もう一方の意見…つまりあなたの意見社会全体を代表していると断言するだけの根拠はどこにあるのですか? それも説明してくれないでしょうか? そのような説明なしに私の意見を否定されたところで、納得できません。

2008-01-09

普通じゃない増田普通じゃないオナネタを聞かせてくれよw


先に俺から。シチュエーション系が集まったら俺は嬉しい!



その1グラビア撮影業界タブーとなっている撮影準備」


グラビアアイドルエロい写真を撮るために全員、撮影する前にスタッフの人とセックスする。

 有名なグラドルはだいたいやっているが、17さい以下は業界ルールとしてヤッてはいけないので、

 撮影前にグラドルが自主的に自慰行為を何度がやって気持ちを高めてから撮影に望む。

 ちなみに新垣結衣などのグラビアはおまけ的なやつは最初から業界が違うのでこのことは知らない』


その2CanCanモデルたちの裏側の顔」


押切もえ蛯原友里などのモデルスイーツ脳と呼ばれる蔑称とはまた違った特殊な感覚の持ち主が多い。

 彼女たちにとって男という性別は自分の前に跪いて当然であり、

 また彼女たちが自分の美貌より男に夢中になることはありえなかった。

 それは彼女たちがあまりに「自分好き」集団だったからである。


 これは何も女性モデルだけでなくファッション雑誌の専属モデルだと男にも多い性質だ。

 彼らにはバイセクシャルが多いが、その理由はファッション業界にいる人間特有の性癖である。

 他にも同じ性癖の持ち主は業界に限らずいるが、彼らがバイになるには理由がある。


 同性と感覚を共有することはやってみたらわかることだが、非常にファッショナブルな行為だ。

 逆にそれができない人間はこの業界において少し不利になる。


 日本だと業界にそこまでバイセクシャルというファッションは入り込んでいないが、

 CanCan系は専属モデルの中にそれを持ち込み独自の空気を作ることに成功した。

 彼女たちのセックスに対する感覚は非常に軽いがその対象は「自分と同じぐらい美しいもの」と限られている。

 この「うつくしいもの」という対象はほとんど見た目といっていいが、

 超S流のファッションセンスならばB級の外見であろうとこの対象に入る。


 異性に自分と同等の美しさを見出すよりも早く彼女たちはお互いの美しさを賛美し、

 本来の仕事ではみせることのできない素肌や内面を見せ合いお互いを慰めあうのだ。


 彼女たちは基本的にとてもエッチ彼女たちだけの空間だとすぐに「新しい性感帯を探すごっこ」とかを始める。

 性感帯を探すごっこは手での愛撫以外にキス感覚で探すものと尖らせた舌でつっつくものなど

 やり方はいろいろあり、抱きしめ方はどういう力の入り方が気持ちいいだとかいうマニアックなものまである』


長くなってしまったのでつづきは反響があったら書くかもしれない。おっきおっき

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