彼女の中に存在する、過去の一人の男の影とどう付き合っていけばいいのか?
答えは分かっているんだ、
恐れずに、その前に立つことだけなんだ。その記憶とともに、彼女を受け入れるしかないんだよ。
お前が彼女を信じられなくてどうするよ?
傍目から見ればけっこう安定してるように見えるんだろうが。
自制することも、敢えて羽目を外すことも、もういやというほど学んでいる年だし。
それでも、単なる嫉妬の域を超えて、しばしば足許が崩れていくような恐怖が襲ってくる。
その男とは、出会ってから20年、交際は10年に渡ったという。
俺とはまだ、たったの半年。
そういったケースがよくある話なのか、分からない。少なくとも俺にとっては初めての経験。
時間で測れないものはあるのは分かるが、あまりの落差にもう、話にならない。
何が話にならないかって、俺が苦しんでいるのは、単に彼女を独占したいという、それだけの理由なんだよ?
勝ち目のない独占欲に溺れているだけ。
なんて俺は詰まらない人間なんだ、
彼女の、心と身体に記憶されたその男の影を、追い払ってしまいたくて、それが出来なくて、
自分のチマチマしたプライドのために下らない文章を書いたり、
一日中陰気な顔をして、周りを不愉快にさせているだけなんだ。
本当に何の足しにもならない。自慰行為にひとしい。
誰か助けてくれ。
そんな風に自分を傷つけていたら、いつか彼女のことも傷つけるに決まっている。
そんな奴に、彼女に何が与えられるっていうんだ。
お前のもう一つひどいところは、分かっていながら何の覚悟もなく、彼女に手を出したことだ。
そして彼女の気持ちに応えるフリをして、傷つきたくなくて距離を取り続けた。ぜんぜん誠実じゃなかった。
もうすでに、十分彼女を傷つけたんだ。
ほとんど身体だけの関係だったのに、それでも彼女は待ってくれていたんじゃないか、
お前がこれから見せるべき誠実さは何だよ?
グジャグジャしたプライドをダシにして、彼女に甘えたり、彼女の傷に触れたりするのは最悪じゃないか。
こんな風に一人相撲を取るやつというのは、往々にして、
途中で投げ出してしまったりするものなんだ。
激情にかられて一人で七転八倒し、勝手に自分の中だけで整理を付けて、なかったことにしてしまう、
過去の経験からいうと、俺はそれをやりかねない、人と継続的に関わることができない、
本当に低劣で下らない人間なんだ。
どうして俺はこんなに臆病なんだ?愛されたい、愛されたい、それだけだろう?
それだけなんだから、怖がることはないじゃないか。
愛された途端に恐ろしくなって逃げ出す、てことを、一体何回繰返せば気が済むんだ。
せいぜいあと、人生長くて4,50年だよ、今みたいな恋愛ができるのは、もうあと僅かだろう。
彼女はそれを分かってて、全て投げ出してくれた、賭けてくれてるんだぜ?
お前が、それに応えられなくて、誰が応えるっていうんだよ?しっかりしろよ??
乙 あんたは過去の男の影を背負っている彼女が好きなんだ 今の気持ちが本物だったら気にすること無いよ 彼女を大事にしてやりな
嫉妬の炎かよ。 炎を消すには、ただ毎日、こう想うんだ。 自分が幸せでありますように。 彼女が幸せでありますように。 彼女と別れた男も幸せでありますように。 自分の幸せ...
勇気を得たよ。値千金の言葉ありがとう。本当に感謝。 涙が出た。 http://anond.hatelabo.jp/20080320224932 http://anond.hatelabo.jp/20080320230529
http://anond.hatelabo.jp/20080320224436の続き トラバくれた増田達、ありがとう。 最近になって、自分が何に恐怖していたのか、ようやく分かってきた。 この恐怖感は、単なる嫉妬じゃなかった...