2008-02-21

ふと考えた。

A 「私は過去オナニーをしたことがある」と1人に言う

B 「私は50%の確率過去オナニーをしたことがあるかもしれない」と2人に言う

このふたつのケースでは、他人が自分に対して抱くイメージに与える影響という点で、どんな違いがあるのだろう?

…というようなことを、次のような電車中吊り広告を見て、ふと考えた。

現役女子東大生100人が「私のセックス」赤裸々告白!

「意外に多い不倫体験」「4割近くが処女」「自慰経験5割」……

7か月にわたる聞き取り調査で判明した「偏差値と性の関係」に、あの上野千鶴子教授もナットク――

大学受験シーズンが本番を迎える中、その最難関とされる東京大学女子学生に“異変”が起きているようだ。「知的で清楚」というイメージを覆す、彼女たちのセックスに関するフィールドワーク調査で判明した東大女子の”性の偏差値”を一挙公開!

http://www.weeklypost.com/080229jp/index.html

仮に、この記事の読者が、全国で10万人いるとしよう。

そうすると、結果において、このアンケートで「オナニー体験」を匿名で告白した50人の女子東大生達は、

「私は50%の確率で、過去オナニーを致したことがあるかもしれません」

と10万人に告げたことになる訳だ。

この50人のうちの一人が、山田花子さんだとすると、山田花子さんは、

「わたくし山田花子過去オナニーを致しました」

と5万人に告げたことになるのだろうか?

  • 確率がその女性たちに独立に50パーセントずつなりたつのならば、 すべての女性が50パーセントの可能性があって、 最後の計算は成り立たない気がする。 確率分布的に考えると、標準偏...

    • 最後の部分は計算としてはもちろん間違ってるわけだけど、人々の判断や行動に与える影響という点では、どの辺が違うんだろう?

      • 印象っていう意味では、 見る人の価値観によって「確率」の主観的意味合いって変わってくるもんだと思うんだけどな。 50を多いとみるか、少ないとみるか。 その雑誌ではもちろん「...

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