はてなキーワード: ノクターナル・アニマルズとは
「ノクターナル・アニマルズ」は不思議な映画だ。
増田で人が書いた少し不思議な匿名日記を読むのが好きな人らは好きになるんじゃないかなあ?
ただ内容がかなり暴力的なので、そういうのに耐性がない人は見ないほうがいいけれど。
現在、経済的には非常に恵まれた生活を送っているが何か満たされないものを感じながら生きている。
そこにかつて結婚しようと思っていた作家志望の元貧乏彼氏から「新作の小説」が送られてくる。
その内容はひ弱なメンタルの元彼氏が書いたとは思えないような暴力的な内容で
しかし明らかに才能を感じさせられる引き込まれるような物語であった。
映画は女性を取り巻く現実世界と、その小説の中の物語が交互に展開されることで進んでいく。
先程も書いたように、この小説の中の物語が暴力的であまり気持ちのいい話ではないので
そういうのが苦手な人は見ないほうがいい。
わたし、音楽好きなので音楽の例が多いけどMVの映像とかに多く見られるような
例えばこんなような
Oneohtrix Point Never - Problem Areas
https://www.youtube.com/watch?v=uvDzaQOSZ3E
Visible Cloaks, Yoshio Ojima & Satsuki Shibano - Stratum
https://www.youtube.com/watch?v=JRxDysnjlzs
アートって感じなんだろうけど、まあ理解をあんま必要としてない感じ。
https://www.youtube.com/watch?v=Y5bk3VmBpIs
group_inou / JUDGE
昔、モヤモヤさまぁ~ずのデーマになってていいなと思ったけどMVめっちゃシュールだよね。
シュールって単語でシュールレアリスムって言葉を思い出したけど、リアリズムって感じは特に感じないんだよね。でも無意識から生まれるって近いかもしれない。でも最近感じるこれらは明らかにシュールレアリスムとは違う気がする。
映画で言うと
トム・フォードのノクターナル・アニマルズ。これは美術家のセレブの奥様に突然元彼から小説が届いて読み進めていくんだけど、それはとても胸糞の悪い話で...というような話なんだけど、ここの出来事や小説の内容には全然一貫性が一見なくて、かと思ったら少しつながっているような...最後までよくわからなかった映画なんだけど、なんか良いなって。
アーティストのマシュー・バーニーのDVDをいくつか持ってるんだけど、これもなにか意味がありそうでない感じ。もしくは深い意味があるが、見る側は理解しなくても良いと言われている感じ。口に布を縫い付けられた白い衣服を着た男が白い建物の中の吹き抜けになった階層をよじ登っていくと、様々なシュールな出来事が起こるやつ。わたしはなにをいってるんだ。
現代美術といわれるジャンルはコンテキストが複雑だから最悪わからなくても良いもの、みたいなのはある気がするんだけど、最近の世の表現物(わたしの見える範囲)はなにかこういう「意味がありそうで無いもの」みたいなものをテーマにしたものが増えてきた気がするんだ。あとわたしはこれらのどのジャンルの専門家でもないよ。好きなだけ。
結構こういうのって刹那的な感覚だったり大分後に思い出されたりしてまとめるのが大変なんだけどいまパッと浮かんだのはこれぐらい。
みんなの「そういうもの」あれば教えてほしい。