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はてなキーワード: アブラヤシとは

2023-10-23

anond:20231023102643

ちょっと村上春樹っぽいのでパスティーシュしてみたよ。



僕が古代ローマ人が一つ目の巨人を倒すときに用いた棍棒のように真っ直ぐに固く勃起したペニスコンドームを着け終え、背中を見せていた彼女何気なく「ねえ、今何を考えているの?」と尋ねると、彼女は振り返って僕の目をじっと見つめ、「植民地時代マレーシアプランテーションについて考えているのよ」と答えた。

だって

「昔、地理の授業で習ったの。イギリスマレー半島にもたらした天然ゴム19世紀から20世紀初頭にかけて急速に発展し、マレーシアインドネシアに次いで世界第2位の生産国であり、世界アブラヤシ生産量の約30%を占めるのよ。プランテーション農業は、欧米諸国が熱帯・亜熱帯地域の国々を植民地にし、豊富資金力を用いて広域的に開発し、国際的価値が高い農作物を大量に栽培する農業スタイルであって、マレーシアは、現代においてもパーム油、天然ゴム木材などの主要生産国なのよ?」

やれやれ

彼女が突然どうしてよりにもよってマレーシアプランテーション農業について出来損ないのAIのように語りだしたのか僕にはさっぱりわからなかったが、幼児がおまじないをする際に行う一見無意味動作と同じように彼女自身にとっては必要作業だったのだろう。

あっけに取られて押し黙っている僕に彼女は少し不機嫌になり「あなたっていつもそうね。セックスときセックスのことしか思考しないのはあまり原始的即物的じゃない?そう思わない?」と言った。

勇敢な古代ローマ人獰猛な一つ目の巨人のことは彼女には黙っていた。僕はだいたいにおいて余計なことを考えすぎるのだ。

僕は少し意識を集中して、古代ローマ人を甘く柔らかい泥濘の中に、一つ目の巨人を深く青い海原の中に、一流シェフ一世一代料理を盛りつけるときのような慎重さでゆっくりと消し去った。それでも薄い膜が張られたペニスペニスのまま冬眠前の熊のように厳然と現実存在していた。

あなたも一緒にプランテーション農家マレーシア人のことを考えて?」そう呟くと、彼女若い雌猫が生まれたての子猫を全身で包むような柔らかさで僕のペニスを薄い膜越しにそっと口に含んだ。

anond:20231021092359

私はパートナーゴンドームを嵌めている間に考えているのは植民地時代マレーシアプランテーションについてです。

そんなことを考えているうちに準備を終えたパートナーが私と繋がります

 
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