実家がずっと汚い。
お父さんが鬱で働けなくなり、小学校4年生の時に母が働き始めてから実家がずっと汚い。
床にはものが溢れ、机もものの置き場はなく、机は常に食べ物のカスや液体のせいでベタベタしていた。
お父さんはずっと働いていない。
父は常に不機嫌なイメージだ。
父が働いていた時は父が帰ってくるときは、母に「お父さんが帰ってくるから静かにしなさい」と言われ、兄と見ていたテレビを消された。
普通の音量で話していても静かにしなさい、と言われたので、さらに声のトーンを落として兄とコソコソ喋っていたのを小さい頃の記憶で覚えている。
父が働けなくなってから父と母は夜な夜な怒鳴り合いの大喧嘩を毎日していた。
リビングで大喧嘩をするものだから、リビングで寝ていた私は寝れず、風呂場で寝ようとしたのを覚えている。
(それを兄が見て、親に言ったことで親はさすがに別部屋に移動し、その日私はリビングで寝ることができた)
兄は1人部屋があったので、ずっと部屋にこもって我関せずと言ったふうだった。
私も1人部屋がある予定だった。
家具もベットも私用にものすごく可愛いものを揃えてもらったのだが、父が「お父さん、布団じゃなくてベットで寝たいから〇〇ちゃん(私)のベットで寝てもいい?」ときかれ、その時小学生でまだ父のことが好きだった私は、いいよと答えてしまった。
そうして一度も私のために用意された可愛い白い机もピンクの小さいソファを使わないまま、私は大人になった。
小学生の時に回る椅子に雑誌を積み上げて、そこに乗ってリビングの電球を変えたりしていた。
背の高い父も兄も頼み事をすると不機嫌になったり、文句を言ったりするので、あまり頼めなかった。
母はいつも疲れていた。
でもすぐ汚された。1週間で戻った。
今思えば部屋を片すには捨てるという工程がいるのだが、親のものは捨てていいものがわからず、そして永遠に各自のものが増え続けるので、片付かないのは当たり前だった。
この間実家に帰った時にすごく汚いボールペンがあって、捨てようとしたら止められた。
止められた時は「!!???」となった。親はもう人生でボールペンを買わないことに決めているらしく、家からボールペンを減らしたくないらしい。
怖い。
母もそこそこの収入があったし、数年前に母方の祖父の遺産が入り、最近は裕福な暮らししている。
そして母もきつい仕事を辞め、今はパートだけしている状況で、ここ最近は夫婦2人で海外旅行に行きまくっている。
私は実家を出て2年ほどになり、実家の自分のものはほとんど処分した。
結婚もしていて、年齢もあるのでそろそろ子供を・・・とも考えているが、そうなると私が実家を片せるタイミングは子供がいない今だけだなと感じる。
あと自分のエゴになるけれど、実家を出て、片付いている家の快適さとか、実家の異常性とかを再確認して、苦労してきた母にも快適な暮らしをしてほしい気もちと、実家が綺麗になればなんだか自分のトラウマごとも全て綺麗になる気がしている。
この間に実家に帰ったときに、業者などを使っても実家をちゃんと片付けようと提案したのだが父も母も重い腰が上がらないのか、あまり乗り気ではなく、私の好きにすれば・・・と言った感じでただただ辛かった。
今思うと小学生の時からあの家を片付けたいと思っているのは私だけで、家族の中だと私だけ少数派で私だけ異常者みたいになってしまう。
正直、家族が片付ける気がないと、私だけの力で片付けるのに限界を感じているし、精神的にきつい。
なぜそこまでこだわるのか? 家を出たならそこはもう貴方の家庭ではないし、我関せずでよいのではないのか いま正しても過去が良くなるわけではないのだし
コメントありがとうございます。貴方の家庭ではない、とはっきり言っていただけて確かに、と思いました。 部屋が汚いのは私のせいだけではないけど、なんだかどこかで私がいたから...
礼には及ばんで御座るよ …親戚も他人も行政も法も親の因果を子に押し付けて解決させようとしてくるが、そこだけは断固として親を見習って自分の都合を貫き知らぬ存ぜぬをとおすの...