2023-02-11

専業主婦になりたくない女

28独身女。

私は専業主婦になりたくない。これは専業主婦である母親を見てきた影響が大きいと思う。

私は、地方の、父親公務員母親専業主婦という至極一般的な家庭で、3人きょうだいの真ん中として育ってきた。今は旧帝大理系大学院卒業し、メーカーで働いている。

母は短大卒業し、東京事務仕事をしているときに父に出会い、30歳くらいで結婚し、地方移住したようだ。

母をみて専業主婦絶望した理由は3点ある。

1点めは、圧倒的時間を持て余していること。もちろん、掃除洗濯料理といった家事は行っていたが、実働時間はそれほど長くなく、むしろやらなくていいことも無理やり工程を増やしているような印象を受けた。

地方に住んでいて自分自身収入がない者が余暇生産的に過ごすことは困難で、多くの専業主婦と同じように私の母親ワイドショーなり韓ドラなりで暇をつぶしていた。

私としては、子供の面倒を集中的にみるためにそのような道を選んだのだろうが、もう少し自分人生主体的に歩むほうが面白いだろうなと思った。

2点めは、家族というコミュニティ以外に属することができないこと。一応ママ友はいないわけではなかったようだが、小学校中学校高校と子が進学するにつれて繋がりも薄くなっていく。

家庭という、大人2人と残りは子供という極めてクローズドコミュニティで、父親には仕事ストレスをぶつけられ、子供自分勝手に生きる中での生活しんどいだろうと感じられることが多々あった。

3点めは、一般的常識バランス感覚が失われてしまうこと。これは2点めと必ずしも不可分ではない。

私の兄は現在30歳ニートである。突き詰めて言うとこれは母親が徹底的に甘やかしたのが原因である

兄が仕事を辞めたいというと父は必ず反対する。だが、母はそんな父を退け、兄がやりたくないことを徹底的に排除する。

また、母は私たち子ども大学進学後にパートを始めたが、つらいと言ってすぐに辞めてしまった。

さらに、今はちょっとした陰謀論信者になっている。

子どもが良い大人になっても働かせないとか、パートすぐ辞めるとか、陰謀論信じてしまうとか、まあ一般常識支配する環境下にいたらそのような意思決定は下さないだろう。

上に挙げた3つの理由によって(それ以外にもたくさんあるけど)、私は母は少し変な人だなと大人になって思うようになったし、それは母が専業主婦であることが大きく働いていると推察されたので、私は専業主婦になっても人生楽しくないだろうなと思うようになった。

とはいえ共働き子供を育てるのは決して楽ではないはずだ。逆説的だが、私の母も専業主婦でなければ私は旧帝大など進学できなかったであろう。

婚活を頑張って育児に協力的なパートナーを探すという道しかないのである

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  • 職場が自宅から近い、あるいは在宅勤務できる、という条件も視野に入れておこう 知り合いの女性は夫婦共に在宅勤務で、子育て楽勝とまで言っていた うちの母も共働きだったが職場は...

  • すばらしい。ぜひ結婚してもお仕事続けてほしい。 専業主婦なのにろくに家事もしない自分の妻を見てると、働いてる女性はすばらしいと思うので。

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