例えば明らかに頭がおかしいレベルでネットで「非芸能人」を叩いている場合、弁護士費用などもろもろとかかるが、訴えたほうがいいだろう。できれば示談に収めたいが、やるならとことんやる。体力も使うが、やりきったほうがいい。金使うんだから。
芸能人の場合、これも「俳優」の場合はやったほうがいいと思う。大概、事務所が代理でやってくれるし、「事務所がやったこと」なので、本人がやったイメージは薄くなる。もし泥沼裁判になったとしても、役者の本分はセリフを喋ることなので、その後の活動にはほぼ影響はない。
若く事務所に守られる系のバラエティタレントは、これも俳優と同じだ。若いって素晴らしい。自分の意志が無いように見えたり、若気の至りと判断される(まるで訴えることが悪いようだが後述)。
まず自分の発信する言葉で芸をしているということを念頭におかなければならない。「誰も傷つけたことはないか」胸に手を当てて考えるべきだ。法律はそこを鑑みない。しかし、客はそうではない。もし恨みを買うようなネタをしていたら、こんなことを言われるだろう。「批判をされる覚悟はなかったのか」「自業自得」「いじめのような暴力的発言(行動)をしてるくせに(バラエティに出てるくせに)法律に頼るのか」
またはこんなことも。「文化人ぶるな。深夜にケツだしてたくせになにいってんだ」「もう笑えない」
コメディアンって本当に大変だね…。
それでもやっぱり訴えるべきときは来ると思うのだ。ただし、やはり見極めが大事だ。四六時中叩かれてる人は芸風に問題があるのではないだろうか…。一件で終わればいいが…。
同じことを「Youtuber」にも言える。
本人たちやファンの中ではそうでもないかもしれないが、いかんせん君たちの社会的地位は低い。どれくらい低いかというと炎上しまくる芸人よりも低い。つまり「社会的に同情してくれる人が少ない」
法律でどれだけ勝てても動画内で無作法であれば、バカ同士で喧嘩しただけに見えてしまう…。
ただ個人的にはどんな場合でも訴えて勝ってしまえばいいと思う。お金あるなら。
しかし、「見とけよ」とか「争おうぜ!」とか言っちゃうYouTuberなどを見ると、法律裁判をエンタメ化しているのではないかと考えてしまうのだ。その後の代償は考えていなさそうだ。
どちらに正義があるのか、法律は分かっても世間はわからない場合がある。
確かに弁護士は「戦おう」「絶対勝てる」と言うだろう。それは、金になるからだ。勝てる見込みもあるのだろう。そこから依頼者、相手方からむしりとれる見込みも。
もしくは「話題になってテレビ出演ができるかも」というメリットがある。
金にならない場合はこの通りではない。まず訴えないアドバイスをしてくれるだろう。
多くの有名人はそこを素通りしてる気がするのだが、「裁判後」のことを考えて賢く生きてほしい。
ポイントは「多くの人から同情してもらえるかどうか」だろう…。
あの人はもっと同情を買うこともできたのだろうが、
いかんせん法律をかじってたので情に訴えかけない行動をしてしまった。
もしかしたら裁判したら勝てるのかもしれないが、それじゃあどうしようもない。