2021-04-19

麻雀】運要素の大きいゲーム強者とは

確率論

基本のキ。これを押さえてないと強くはなれない。

但し麻雀の”何切る”問題が必ずしも強さに直結しないのは、何切るが河や他家の手配にまで踏み込んでいないことが明らかなのは説明するでもないだろう。

何切る問題基本的に牌効率についての最適解のための演習であって、踏み込んだ問題は何巡目、点棒状況、河まで明らかにするだろうが、それでも十全ではない。

とはいえ、基本中の基本ではあるので、ここは上位のプロなら常に正解を出せるくらいには学んでいるはずだ。

逆に言えば、何切る問題で間違えているようなやつが、麻雀プロの強い弱いを語るべきではないともいえる。

人読み

確立論を学んだ時、次に来るのは対戦相手に対しての読み。ここをすっ飛ばす、あるいは無意識で居続ける雀士もいる。

何切る問題では、伏せられた牌については考慮外だったが、実際に麻雀を打つ時は、生きた人間相手である

6巡目であれば、6×3の情報が河に並んでいる。記憶力に自信があればツモ切りか手出しかさらにはどこから出てきたかという情報もあるだろう。

さらには、他家が鳴いた時、リーチの時、など他家のパーソナリティに応じて読みが働く。

研究してある程度の情報を得たとしても、それを言ってしまうと対策されたり第三者の利になるのであまり触れられて来なかった部分。

多井プロ公言しだしたのと、Mリーグ放送対局増えた(3年目になって解説者も踏み込んだ解説をせざるを得なくなった)ことで、最近注目され出した。

ただ、牌効率確率論)と人読みは出来て初めてプロリーグで戦う資格ありというぐらい基本的なこと。(ただし、現状ではどっちも不完全なので、あえて人読みしないという方向性でも結果は残ることもある)

個性経験……運

麻雀確率論で考えたらシンプルだ。(過去天鳳位とか人の限界まで登ったに近しい人はいるかもしれない)

が、人読みと合わせて考えると、人読みがアナログ要素満載な分不完全な結果しか得られない。(すべての対局者が確率論の正着打を打つと仮定したら、人読みは不要にはなるが)

不完全な中ででも結果を求めると、結局まだアナログに救いを求めるようになる。

今までこれで成功してきたからという成功体験や、俺はこれと決めたんだからという信念などに基づく、個性的な打牌。

そのうえでここぞという時に運を味方につける人が勝ち残っている。

逆説的に言えば、運がよかった人が、結果を残して、その人のうち筋が個性として評価されているとでもいおうか。

何切る問題ですら、未だ完璧解など出ていない状況なので、何局めの何点差の状況でXという配牌が与えられた時の正着なんて誰もわかってない。

試行錯誤してる。

アップデート

しょうもない結論申し訳ないが、結局、基本を押さえつつ、「経験則でなんとなくの正解に至れる感性」「運が良い」あたりが、強さということになるだろう。

経験やら、対戦相手の人読みやらは、常に変化していくので学び続ける姿勢必要。(あと、勘)

で、メディアファンストーリー的なの好きなわけで、そういう時に個性とかブレない姿勢評価されたりする。

個性なうち筋とか攻撃特化、爆守備とかが活躍出来ているのは結局のところは運ゲーだってのが大きいと言われればそれまでのゲーム。(ただ、サッカーセンタリングひとつあげるにしろ完璧な精度で狙ったところに蹴れないのはある意味運ゲーともいえるし、運要素なくなった競技は途端に魅力を亡くすと思うから、それはそれで楽しく観戦できたらいいんじゃないかなーって思います

anond:20210418152845

記事への反応 -
  • 役満とか配牌とツモが良ければバカでもアガれんのに 役満アガる=麻雀が強い みたいな図式になってるの見ると、このゲームほんとに競技化していいのか?って思う

    • 確率論 基本のキ。これを押さえてないと強くはなれない。 但し麻雀の”何切る”問題が必ずしも強さに直結しないのは、何切るが河や他家の手配にまで踏み込んでいないことが明らかな...

    • 第三村にお帰り。こんなとこにいたら駄目だよ、綾波。

    • 釣りが雑。もっと熱量を込めて煽らなければ、麻雀に詳しいブクマカから解説をもらえないぞ。せいぜい5usersだな

    • いやそんな図式になってねえから↓ 役満アガる=麻雀が強い みたいな図式になってる 藤子不二雄A先生の描く麻雀シーンじゃあるまいしw

      • 運だけ役満アガっただけでリアルアカギとか呼ばれる世界があるのだ

        • その世界の話を一般論みたいにして持ってきちゃったって事?

        • そういう素人の集団をどうにかするためにも団体作って競技化する意味はあるんじゃね しらんけど

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん