2021-02-27

昔はヒーラーが楽しかったけど今思えば何が楽しかったのか思い出せないってお話

老害がただ長文で語りたいだけの長い独り言から気にすんな。

俺が初めてネットゲームをしたのはローズオンライン理由兄貴がやってて面白いって教えたから。別に薦められたわけでもなく、聞いたら教えてくれたそれだけ。

最初剣士をしていたが後々育成に詰まった時支援職が辻補助をかけてくれた。その人を見てから何故か魔法職を作ってヒーラーを志した。

その後色々あってちょっと痛い回避職や後々姫レベルカンストさせた罰1子持ちの剣士やら色々な奴と仲良くなった。

その中で学んだことがある。大体強いヒーラーは女であり男から貢がせている奴が多い。

貢がせてねー男ヒーラーもいたが大体そいつギルドマスターをするほどの人徳者で仲間からの人気や信頼も高いしどんな奴ともすぐ仲良くなるコミュ力おばけだ。

で、俺はとある姫ちゃんの話をする。姫の名前はりび(仮名)。りびには貢がせている男が一人いた。名前ミッキー

・りびは美人

・りびは主婦

ミッキーは何故かりびのパスワードアカウントを知っている

・りびは時々ミッキー以外の男とも狩りに行く

・りびとミッキーは他のゲームから二人で移住してきた

俺はりびにスキルや装備の相談をする振りをしながらミッキーとの恋の行方を聞いていた。今思えばこれが初めてのウォチ行為だ。

ミッキーはりびに貢ぐためあらゆる努力をしていた。

サブで放置露店をしたり、俺と狩りに行くときには効率重視したり、最終的には自分でヒーラーを作ってペアしてた。

で、頭のいい奴は気づいたかもしれんが、月日が流れるにつれりびに貢すぎて装備が貧弱になったミッキーは捨てられた。

別に毎日一緒に狩りに行く約束はしてない、ただの友達だとりびやミッキーは言ってたが月日が立つにつれミッキーは一人でシコシコと育成するようになり、時々俺に話しかけてはりびの様子を聞いていた。どうやら直接本人と話したいが話せない状況らしい。

だがりびは毎日楽しそうに狩り(と言う名の恋人とのデート)の話をしてくれる。あそこの景色は綺麗だ、とかあそこは美味しい、とかあの装備は可愛い、とか。

だがある日突然りびが姿を消した。

それを知ったのはりびの相棒仮名だっく)経由だ。

どうやらりびはネット内で浮気をしてることがばれ、話し合いをする予定だったが突如姿を消したらしい。

で、だっくがミッキーに聞いてくれないかと話を持ちかけてきた。実際俺が話を聞いたらミッキーはりびからいきなり別ゲーに誘われたと有頂天メッセージを返してきた。

そのことをだっくに話したら、だっくは何も言わなくなり全財産俺に渡して消えた。

後日りびと連絡が取れたから事の顛末を聞いたところ、「ゲームを止めて恋人と別れないと離婚する」と言われ泣く泣く距離を置くことにしたらしい。ミッキーはただの友達(ただし顔写メで釣ってる)だから大丈夫、とのこと。

だっくの結末を言ったところ「本当はメールをしたいが旦那から別れを切り出される」と返信がきた。

裏ではミッキーが「またりびが他の男と仲良くしてる」と言ってたので、たぶんりびは泣いてない。泣いたのはダックとミッキーのみ。

その後、これに懲りたのか俺が連れてきたダチ(ただしネカマ)とくっついたミッキーは二人で他のゲーム移住

残されたりびは飽きたのかネトゲを止めパソコンも捨てて今では普通一般人だ。

だっく以外のメンツ(りび、ミッキー)とは今でも繋がってるし仲良くしてるが二人と繋がってることは秘密だ。

で、最初の話に戻るが俺は何故か昔のようにヒーラーという職を楽しむことができない。憧れてた先輩のようになりたい、とひたすら頑張っていたあの頃の自分は消えて、りびしか思い出せない自分がいる。

りびのことは嫌いじゃないし大切な友人だがもう一度人生をやり直せるなら二度と会いたくない。ちなみにミッキーホモになった。

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