2021-01-14

左右のイデオロギー対立が昨今の「コロナパニック」を助長したと考えられる理由

人とモノの流れのグローバル化が進む現代政治

押し寄せる不法移民」や中国製品にEUアメリカ経済が押されている所に米トランプ大統領の登場、イギリスEU離脱、反グローバリズム保護主義(排外主義)の盛り上がり

そして軍拡する中国へ反感の機運が盛り上がり掛けていた矢先に中国発のコロナウイルス登場

欧州ウイルスアジア人への差別が横行する

反中右派はすかさず事態の原因は「中国武漢ウイルス」と宣伝する。コロナ騒動の開始だ

移民とか政敵感染症病原体になぞらえる修辞の(右派的な)排外主義との親和性ナチスを引き合いに出すまでもなく既知のもの

当初左派差別比喩としての「ウイルス」が持つ意味に反応し批判していたように(少なくとも自分には)思えた

もしトランプ外国から持ち込まれた「チャイナウイルス」の脅威を目ざとく反グローバリズムに利用し感染症の脅威を誇張し不法移民ウイルスになぞらえマスクの着用推進など「社会統制」を強める方に向かえば

トランプ左派立場上「トランプナチスから自由のため」に右派コロナウイルスの脅威の誇張を指摘し騒動を納める方に向かっただろう

しかリバタリアニズムの影響かまたは一貫性の欠如の故かトランプはじめ右派マスク拒否し統制から自由を求める

中国ウイルスを強烈に敵視する一方で国内ではウイルスなんてただの風邪だとうそぶき統制を嫌う。

外国から移民不寛容右派外国からウイルスには寛容になると言うパラドックス(そしてこれはトランプナチスとの違いでもある。トランプ快楽主義者であってヒトラーのような禁欲主義者ではないのだ)

このパラドクシカルな状況で、状況を俯瞰するだけの視野を欠いたまま反トランプスタンスを愚直に貫き論陣を張った左派

いきおいコロナの脅威を誇張する事でトランプ感染対策の無策過失を強調する方向に向かう事になってしまった

右派に加えて左派トランプ叩きや政権批判のためコロナの脅威を叫ぶようになった

こうして右も左もコロナの恐ろしさを叫びパニック扇動される結果になった

このパニックを納めようとしているように見えなくもない勢力ホリエモンのようないかにも感じの悪い経済ネオリベを除きもはやいない

(尚この文章コロナウイルス医学的な危険性や対策必要性否定するものではない)

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