2021-01-06

羅生門

本日は、モテコンサルこと茂手茂手男さんに来ていただいております。」

「どうも。シクヨロ!」

「開幕から寒い感じが不安を覚えますが、このお名前芸名ですか?」

「いや、本名なんよ。なんか両親?がパリピな感じなんで、藤子不二雄チックでヤバくね?って感じでつけたみたい。」

「それはまぁ、なんというかヤバいですね、両親が。」

「まぁ、ヤバいかヤバくないかで言えばヤバいよね、実際。」

(どうすんのこれ、どう処理するの…。)「で、茂手さんは”モテコンサル”ということで、モテるための指南をされているそうで、その辺りを。」

「うぃ。まーあれやね、最近のはやりでマッチングアプリとかあるやん?」

(急なエセ関西弁、処理しきれないよぉおお)「はい。」

「あれはもうレッドオーシャンダメよ〜ダメダメ。これ俺の考えたギャグ、なんつって。」

・・・はい、で?」

「今はそうやね、むしろナンパ。これ一択よ。」

「ほぅ、今の時代コロナとかアレで難しそうだと思うのですが。」

ちゃうねん、そこがちゃうんよ。ちゃうちゃうチャウチャウちゃうで、ちゃうんやで。これ京風ギャグな。」

はい。」

「まずはつかみ。君ならどうする?」

「え?私ですか?」

「そう君。君の望むナンパ。なんかエロゲみたいやな。」

「まぁ、お茶でもどうですかとかいうのはテレビで見たことがあります。」

ダメやね、そこでハイなんて言うスケなんておらんよ。あ、スケバン刑事漫画リメイクするらしいで、自分知ってた?」

「しらんですけど、話し戻してもらっていいですか?」

なんやねん、話はリズムやぞ、流れに乗ってやな、そんなぶった切りされたr」

「そういうのいいんで、続きお願いします。」

なんや、つれないな、自分友達おらんやろ。」

「続き。」

「わかったよもー、しょうがないなーのび太君は。今なら・・・せやな、道聞くとかな。」

「はっ?何言ってんのこいつって感じなんですが、無言でggrksと目で言われそうな今の時代にですか?」

「話は最後まで聞けや兄ちゃん。その際にはちゃんガラケーパカパカさせながら聞くんや。」

「なるほど、私はググれませんアピール、ですか。」

「せや。ほしたらば同情のまなざしで教えてくれるか、知らんでもググってくれるわ。」

ガラケーパカパカしている不審者に話しかけられて対応してくれるかは甚だ疑問ですが。」

「教えてくれるってのが重要でな。フットインザヘブンズドアー言うんや、これ。」

突っ込みませんよ。」

なんやねん、ドラマてへんのか、自分

 まぁええわ。まずは会話のキャッチボール相手のガードを外す。で道を教えてもらったらすかさず次、ジャブや。」

はい。」

「お姉さん、ソフマップグラビアイベントに出る位可愛いですね、と言うんや。」

「それは、、、知らない人は訳分らないですし、知っている人は喜びます?」

「これは絞り込みや。マーケティングの基本やぞ。まず知らないならそれはそれでええ。

 あくまで知っている人を対象にするんや。で、知っているならソフマップへの親和性も高い。」

「いや、だから知っている人は喜びますって話ですよ。」

「喜ぶで。逆にヤンマガグラビアとかだったら嘘くさいやん。

 丁度いい感じにお顔のデッサンが崩れていてかわいいですね、ってその表現ええんや。」

「そう・・・なんですかね。」

「ここまで来たらストレートや。」

はい。」

「僕とハローソフマップワールドしませんか?、って誘えばイチコロや。」

「何を言っているのか。。。」

「一緒に買い物して”やっぱMAC製品中古でも値下がりしませんねー。”とか会話が弾むやろ。」

「弾まないでしょ。。」

「弾むんや。何ならあれや、証明してやんよ。今から僕とハローソフマップしませんか?」

「え?」

最初から決めていました。よろしくお願いします!」

「え?あ、あっ、アッー!

二人の行方は、誰も知らない

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