前にはてブか増田で読んだんだけど何カ国語も話せる学者さんの話でその人は数学を考えるとき日本語や英語じゃ思考のスピードに追いつかないから1番発音数が少なくてすむ中国語で考える、とかそういう内容だった。
コミュニケーションというのは相手に伝わるように論理的に組み立てて話す、ということは知っている。
知ってるけど、話半分だったりもしくは自分の説明力が乏しかった時に相手が言いたいこと100%理解してくれた時の喜びってなんなんですかね。
これはいつも一緒にいる人や仲の良い人だと身内だけに通じる言葉があったり前提の共有ができてるので起こりやすい。
でも全くの初対面の人でも発動する時がある。
エレベーターに乗っていてしばらくすると夫婦が入ってきた。私はこの夫婦がショッピングではなく映画見に行くんだなとなぜか分かったし、そして、駐車場の階数と売り場の階数が連動していないという不親切な設計のこのビルで映画館の5Fではなく駐車場の5Fを夫婦が押してしまってることにも気づいた。
5Fの映画館に行くためには駐車場のエレベーターでは6Fを押さなくてはたどりつけない。
私はこの夫婦が映画館に行くという確証もないのに階数間違えてますよと話しかけた。
しかしこの階数が連動していないという情報をどうやって言語化すればいいのかその時は分からなくて話しかけたはいいもののすぐ言葉に詰まった。
階数パネルを指してあのー……えーっと…としか言えない私。今思うと完全に不審者。ほんとごめん。
でも奥さんのほうがすぐに「ああ!そういうことね。ありがとう」と言って分かってくれた。
そう奥さんもそれだけしか言わなかった。でも全てが通じ合っていた。なんて頭のいい人かと思った。
傍から見たらまったく会話になってない意味不明の人達だ。なにも論理的ではなくただただ直感によってだけ会話している。
でもこういう時私は脳が快感でたまらなくなる。こういう感覚の遥か光年先に藤井翔太さんの試合中の脳内があるのかなって考えたりする。
だから全てを言わずとも、あーはいはいそれ!というノリで話したい。そしてどんどん言葉が削ぎ落とされノンバーバルになってテレパシーで会話がしたい。エレベーターの中の会話なんてほぼほぼテレパシーでしかない。
5chの有名コピペ「閃いた!」「通報した」。このスピード感こそがテレパシーだ。テレパシーが使えたとき人は快感になる。
だから私はテレパシーが通じる人に稀に出会うととても幸せな気持ちになる。
もし世界線が違えばロジックではなくテレパシー能力が発達した世界になったのかな。
※自分がテレパシー好きなの充分理解しているので仕事の時などは特に気をつけて言語を使ってなるべく論理的になるように努力してます。気を抜くとすぐ長嶋さん論法になってしまうので。
オタクなので興奮すると早口になる。伝えたい情報量と言語のスピードが比例してないから にゃるほろ。。
言語そのものではなく、文脈だけで訴えかけたいってこと?
言語そのものではなく、文脈だけで訴えかけたいってこと?
ああ!そういうことね。ありがとう(春かな?)