これは雑感であり、厚生労働省 国土交通省の意見を代弁しているものではありません。
個人的にコロナの案件について、マスコミでは水際対策が言われていたが、1月中旬くらいの段階で既に水際対策は諦めていたと思われる。
水際対策を諦めていなければ春節時に規制が殆ど動かないのもそのせいと考えられる。もう侵入阻止ではなくいかに医療崩壊を防ぐかに、
シフトしていた。SARSの時もそうだったが、基本的に発覚した時には概ね手遅れである。
2月14日にすでにすべてが手遅れと判断していると理由としては日本のサプライチェーンの中枢部分が集中している浙江省まわりの
渡航制限を決断している点で、この段階で完全に水際対策は不可能と判定したと考えられる。
2月中旬の段階でマスコミは蔓延を緩やかにする説明を繰り返したが、2月下旬あたりになり社会不安が増大しだすと、今度は政権批判のために
筋が悪い言説を繰り返すようになった。エコーチャンバー効果によるものという分析もあるが、確信的にやっている人もいるように思う。
所謂憂さ晴らし枠というものだ。もしもマスコミが政権批判だけを目的にしているのなら最初にCDCの対応を冷静に説明している岡田氏はとっくに追い出しているだろう。
特にワイドショーは自分が悪役になる覚悟をしているかどうか知らないが、少なくても悪役としての職務をきちんと全うしている。
結果として、知識人層はある程度冷静に今の流れをみることができている。(テレビなどで紹介されるような知識人ではなく企業内の分析職などの現場知識人)
PCR検査について、最初から完全ではないことは既に分かっているが具体的な数値を伏せているのはおそらくマスコミ現場の胆力だとおもう。
なんだそれはと思うかもしれないが、コロナを唯一診断できる手法が6割程度しか正確に診断できないとわかれば、もっと大きな社会不安に
なることは間違いないからだ。ゆえに筋が悪い全員検査論に固執している。彼らは逆説的に限界があるPCR検査は大丈夫なのだと宣伝しているのである。
否定的意見はネット上など集合知がきちんとした理由を説明してくれる。PCR検査はとりあえず信頼性が高いのだと説明したほうが社会不安を減らせる。
まとめ