利回りの話じゃない。
先日、産業医面談を強制的に受けさせられた。慢性的な残業の多さとストレスチェック結果が
最悪だったこともあり。ちなみにストレス判定はD判定で、傾向としては
・定常的な疲労感
・過負荷な業務量、質
がダントツで足引っ張ってて、結果として呼び出しと相成りました。
確かに組織変更に伴って理不尽な指示や業務を押し付けられてるのは事実だし、
どんな話をするのだろうか、と自らも経験しておこうと思った。
そして面談の日。
メインで会話してくる先生はハリセンボンのはるかにソックリ。死神そのもの。
はじめは雑談から始まり、業務状況を確認しつつ、彼女はこちらの言動や反応、おそらく
私が話をしたのは、
・引き継ぎもできず、その上の上司は「お前がなんとかしろ」しか言わない
・手探りで業務整理してたら実務が滞って、結果として部下からヘイトがくる
・ここ3ヶ月の表面残業時間(勤怠管理システム上)は平均で78.4h、帰宅後の対応や休日の自主労働(実質残業)を138.9h
・つまり230h-300h/月の稼働状況
彼女いわく、「普通に考えれば異常事態といえるが(我社は世間的には超ホワイトで通っている)、あなたの役職を考えると
仕方ない部分もあるかもしれない。現時点であなたのメンタルに不調はみえない、言動や思考も正常としか思えない」
だそうだ。この狂った状況を「仕方ない」と。
そうか。産業医なんてものは、「平社員で明確にメンタルが壊れた人をなんとかする(休ませる)のがミッションであり、
自分みたいな管理職には業務整理に介入しない、使い捨てても仕方ない」と思ってるな。
わずか30分。この面談にあまり意義を感じられず面談履歴のみ残ってしまったが、よい経験だった。
たしかに時間の多寡で給料は変わらない(年俸だから)が、この環境下では、もうもたない気がしている。
今回の学びは、産業医は所詮私たちと同じ会社員であること、質問や言動の傾向をつぶさに見てくるので
逆手をとれば簡単に休職できること(≒精神科への通院指示を出させる)、部下がメンタルやられた時に
できることは、産業医ではなくまっさきに精神科に行かせること、休ませること、だと思う。
みんな、無理すんなよ。
転職しよ! 役職者なら年齢関係なく中小の外資とかそれなりに行き先は色々ある。 一度壊れると大変だから…