学校事務の仕事をしているので、よく保護者からの電話を受ける。「○年△組の××なんですけど、どうしても子どもが学校に行きたがらないので休ませます」みたいなのが時々来る。連休明けとか大人も出勤したくないときにそうなるのは分からなくもない。でもそういう時はウソでも良いから「お腹が痛い」とか「頭が痛い」と体調不良を装ってほしい。学校に行きたくないのはキミだけではないのだ。
が、ずっと不登校で通している子どもの保護者はもはや開き直っていて「今日も休みます」と、もう学校の全職員が承知しているのが当然であるかのような態度なので頭に来る。こっちだって出勤したくないけど、我慢して出勤してるんだよ。親に養ってもらっている身のくせに生意気だ。
「クラスでイジメられていて教室に入りたくない」みたいなはっきりした理由があるなら登校しないとか保健室にしか来られないというのもありだと思うけど、ただ「行きたくないから行かない」みたいなのが永久に通用すると思うならふざけるなと思う。
休んで家にいて何をして過ごしているのだ。登校している子どもと同レベルの勉強をしているのか。それとも学校では学べない何らかの特殊技能を磨いているのか。ただテレビ見たりゲームやったりしてだらだらしてるんなら、もっと自分に合いそうな学校なり何なり、居場所を探すべきでないか。勉強はやる気があれば学校でなくてもできる。が、意志が弱い子どもほど、周りが一緒に勉強する環境にいないとやらなくなってしまうと思う。
正直学校がやっているのは将来の社畜養成だとは思う。が、日本人の中で生きていく以上、学校に適応する能力は社会に適応する能力にかなりリンクする。良くも悪くも出る杭は打たれ、空気を読めないヤツは周りと上手くやっていけない。何か特殊な能力があって組織に頼らなくても生きていけるなら学校に行かなくても良いかも知れないけど、平凡な能力しか持ち合わせないなら社会に適応する能力が高い方が得だ。
今は親も教員も「子どもに登校を強いてはいけない」というのがトレンドで、「好きな科目だけでも」とか「特別なイベントのときだけでも」と優しく登校を促す傾向にあるけど釈然としない。担任やクラスメイトと馬が合わないなら転校したっていいけど、何ヵ所か回ってみてもどこにも馴染めないなら本人と親の責任だ。
大人になったら「行きたくないから行かない」は通用しない。何か病名があれば多少は休めるけど、その期間には限りがあるし、その間好きなだけ遊んでそれをSNSにアップしたりしたらクビになりかねない。そういう職場が良い職場かどうかは別問題として、日本の会社の大部分はそんな感じだ。病気で長期間休むというだけで「もう来なくていい」という会社もあると思う。自分で事業を起こして稼いでいけるバイタリティーがあれば良いけど、そんな能力の持ち主は一握りだと思え。
不自由な職場に縛られて転職もできないオバさんの僻みかと知れないけど、学校に適応できないということは社会に適応できないということだ。たまたま合わない学校に行ってしまったら方向転換しても良いけど、狭い家庭に閉じこもってやりたくないことはやらない生活はろくな結果を生まないと思う。今どき無理やり子どもを学校に引きずって行く親は少ないだろうけど、本人がただサボりたいだけならそれが正しい姿なんじやないか。
行きたくないから行かないが通用しないと言う意味がわからない
そんなになっても疲れるだけやで 所詮他人の人生や
本当に学校事務のオバサンなんだろうか
なんであんたのお気持ちのために嘘つかなきゃいけないのw 診断くだすのは医者のしごとですので・・