以前、私が書いたバイト日記に「『コンビニ人間』だ!」というブコメが複数寄せられたので、読んでみた。これは感想というより私の現実と比較した愚痴。
・私は『コンビニ人間』の主人公古倉さんみたいにコンビニの歯車になれる気がしない。
・コンビニの歯車というよりもはやコンビニの妖精というかコンビニそのものになってる古倉さん恐ぇ!
・オチが『世にも奇妙な物語』みたいにやばくてベリーグッドでしたd(・∀・`*)
・そもそも私が勤めている店舗は『コンビニ人間』の店舗ほど色々な意味でちゃんとしていないので、働いていてげんなりする事が多い。
・古倉さんの働き方はマニュアルよりも優先すべき事とマニュアルを遵守する事のバランスが素晴らしく、理想的で、こんな人のいる職場に勤めてみたいものだと思った。
・古倉さんは実在したらそうとう気持ち悪そう(他人の口調やファッションを真似してるのとか絶対バレバレで陰で言われまくりだよこの人)だが、理想の先輩の様な気もする。この人と組んで仕事をすれば私も熟練のコンビニアルバイターになれそう。
・いいなぁー古倉さんと働きてぇー、と思うくらい、現実に私が勤めている店は全体的にやる気のない雰囲気が充満している。
・私や相棒やプロアルバイター氏みたいな、仕事に対して誠実でありたい欲のある人間は完全に燻っている。意識的に人生の落伍者を演じなければならない圧がかかっている。
・古倉さんとは完全に真逆の方向性で、社会の歯車(というより社会のおみそ)を演じなければならないんだよなぁ。それが楽しいわけないだろっていう。
・私達は社会のゲジゲジなわけ?キショいけどゴキブリ喰うから居なきゃいないで困る、みたいな。
・当店はオーナーのハッスル具合だけがやたら凄まじいのだが、現場はその息子である店長の「適当にやろう」精神で回っている……はずが、適当どころか自堕落としか言い様のない状態になってしまっている。
・というのも、昼勤の主戦力の人達が猛烈だらしないのである。数時間のシフトをしのいで金さえもらえればそれでいいっていうのが見え見えすぎる。
・なのにお昼の時間帯は客層のお陰でギフトやクリスマス正月関連の予約が沢山取れるので、最もやる気のない人が営業成績No.2になってしまい(ちなみにNo.1の人は自爆営業をする人である)、評価されるのである。
・女性陣からキモがられて酷評されていたプロアルバイター氏が最近オーナーから評価されつつあるのが唯一の救いだ。誠実に仕事してる人が評価されるのは見てて気分がいい。
・コンビニに限らないどこか新規のお店にオープニングスタッフとして就職したい欲が高まる。へたにコンビニで職歴を重ねると変な癖が付いてると思われてコンビニのオープニングスタッフにはなれないのかなー、うーむ。
・年末年始はどうやら帰省組の穴埋めで昼勤にも入らなければいけないみたいなのだが、やる気0の人と組むと魂が腐りそうで嫌なので、相棒かプロアルバイター氏と組めないなら辞退したいけど、昼勤出来なきゃ何時まで経っても一人前にはなれない(みなされない)みたいなので、なやましい。