2018-05-07

無題

中小企業正社員から大企業非正規転職したので色々書いとく。

仕事

基本的に全国どこでも通用するような仕事の手順や規則が決められているので、

それに従って仕事をするだけでスキルアップしていくような仕組みになっている。

中小企業では、社内ルールがあったところで上司の気分でコロコロ変わるので何の意味もない。

組織

正社員だろうが非正規だろうが管理職一元的業務管理する。

中小企業では、まず管理職が古株社員管理業務を丸投げし、古株社員一般社員仕事を丸投げする。

こうすると、問題が起こったときに上から下に業務を丸投げしたこと問題だというコアな部分が隠蔽されるので、

なにをやっても下の人のせいにして逃げ回ることが出来る上司の条件になっていく。

・人事

入る人が多いので、実務を経て優秀な管理職選抜していくことが普通にできる。

中小企業は、一つのポストに対してやっと大卒新人一人雇える程度には人材不足なので、

その後どれだけ実務が出来ても出来なくてもその人しかいないし代わりもいない。

残業

非正規なので、残業代はきっちり出る。

中小企業は、サビ残なのは当然として、形式だけ大企業残業ゼロ運動に参加しようとするので、

終業直前に先輩から電話かかってきて残ってる部署仕事全部を押し付けられる。

給料

賞与はないが、残業代が出るので月の手取りはそこまで変わらなかった。

金で自由を買ったと思えばとても良い買い物だったと思う。

中小企業でいい感じに使えない人材になって歳を取った頃、急に会社が潰れたり辞めさせられたりするリスクを考えたら

非正規でもなんでもいいか転職経験しておくのは結構いいことなんじゃないかという個人的な考え。

社員

業績がまともなうちは我慢して残ってる社員もいたが、業績悪化により人間性のまともな人から順に辞めていくようになった。

残ってる社員の中には優良企業から声のかかるような優秀な人もいたが、今考えればどんなに優秀でもあの会社にいる以上はその程度の人なんだ、と言うしかない。

個人的には、もし新卒で入ってお金なくても、3年ぐらい我慢して貯金したら転職してみるのもいいんじゃないかと思う。

どんなゴミみたいな会社でも金蔓としての使い道はそれなりにあるわけだし、

パワハラっていうけどそれは結局お金のために何をどこまで我慢できるか?っていう労働者側の普遍的問題なんじゃないかと。

嫌になって辞めるのは人間としてまともな判断だと思う。生産的だったり価値のある仕事はやっていて楽しいし。

・業績

非正規なので、とりあえずは業績の伸びている、あるいは伸びそうな業種や会社にも入りやすい。

中小企業は、いつサイトを見ても一番業績の良かった年度の売上高更新が止まってて笑える。

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