2017-01-31

Mouse without Bordersと低スペックノートの組み合わせが神

Microsoft Garage Mouse without Bordersというのを先日教えてもらったらデスク周りの環境が激変した。

このソフトは、複数PCインストールすることで、一つのマウスキーボードでそれらPC操作してしまおうというwindowsソフトウェアだ。

昨今、マルチモニタ環境を作っているユーザーは少なくない。

最近では安価グラフィックボードを装着するだけで、簡単マルチモニタ実装できるからだ。

しかし、そんなユーザーなら一度はぶつかるであろう問題に、chromeSNSアカウントの切り替えの問題がある。

過去自分自身も、リモートデスクトップスマートデバイスを用いるなどで解決を試みようとしたが、ついぞうまく行ったことはなかった。

ところがこのソフトウェアは、マルチモニタのような環境でいながら、双方が独立した処理を行うことができるという優れものだ。

かと言って普通にモニタを2台並べたままそれぞれのアカウントログインしたブラウザを並べていたところで、それではそもそものマルチモニター意味がなくなってしまう。

そこで思いついたのが、スペックが取り残されてしまったことで休眠状態にあったノートPC活用だ。

まずは2台のモニターをアーム、もしくはモニター台の上に載せることで少し高い位置に並べる。

このモニターは、それぞれ処理能力の高いメインのデスクトップPC1台につなげられている。

いわば普通マルチモニター状態だ。

その手前にノートパソコンを置く。

まり、下のように鉤型にモニターが並んだ状態だ。

■■(デスクトップマルチモニター。台に乗っているので少し高い位置にある)

□ (ノートPCデスクトップモニターと画面がかぶらないようになっている。)

そしたら次に、Mouse without Bordersをセットアップし、ノートPCホストに設定する。

ノート側にお気に入りマウス接続したら完了

まり、それぞれのPC操作を、ノートPC側で行えるように設定するのだ。

ただし、この場合でもデスクトップ側にフルキーボードをつなげていくことのメリットはある。

ノートPCでは入力が心もとない本格的なキー入力必要ときは、直接フルキーボードを使うと良い。

ノートPC側ではSNSプライベートアカウントしたログインさせておく。

デスクトップ側では仕事で使うアカウントログインさせておく。(もしプライベート環境を作りたいなら逆のほうがいいかもしれない)

なんと、これによって低スペックノートPCモニター付きキーボードマウスに変身してしまったということになるのだ。

しかも、ノート側には別アカウントログインされているので、仕事中に何かを思いついたときにも、いちいちアカウントを切り替える必要なく、そのまますぐにシェアすることができる。

このソフトウェアの優れているところは、テキスト程度ならクリップボードを共有できるという点にある。

それぞれのPC間でURLを共有することは実に造作のないことである

たまたま自分ノートPCが余っていたからそれを使ったが、タブレットがあるなら、ホストデスクトップにして必要ときだけタブレット側の電源を入れて使うほうが省スペースでいいかもしれない。

いや、ここまで書いておいてなんだが、むしろノートよりそっちほうがいいような気がしてきた。

もう書き直すの面倒くさいから、あとはそれぞれで工夫してみて下さい。

マルチモニターマルチPC環境の良さを味わってしまったら、もうあとには戻れませんよ。

セルフメモ追記

そうおもって早速タブレットに変えてみたら、タブレットスリープが安定しないのであまり使い勝手が良くないという結果。

多少スペースが邪魔になっても、ノート側をホストにすることで、ノートから立ち上がって他に操作が移っていくというほうが操作スムーズにできる。

最後はお好みで。

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