他にも原因はあったと思うが、モテなかった。
高校まで共学だったが、彼女は当然ながら女友達すら一人もいなかった。
頑張ってサークルに入ったりもしたがすぐにやめた。
当然モテなかった。
大学に入って1年ほど経った頃「おっぱぶ行ったけど最高だったwww」みたいなまとめを読んだ。
自分はもう高校生じゃない、エッチなお店に行っても許される年だ。
すぐに近くのおっぱぶを調べた。
地元の田舎と違ってお店は大量にあった、関西に来てよかったと思った。
次の日には財布に5000円を突っ込み、調べておいたおっぱぶに向かった。
多くの場合、こういう所に初めて来る時は友人に連れられてのことが多いと思う。
しかし俺は一人だった。
当然緊張した。
店の前を2往復した後、やっと入り口を開けることができた。
すぐにボーイが出てきたが、何を言っていたか全く覚えていない。
前払いの5000円を渡す手は震えていた。
正直こういう店の女のレベルなど信じていなかったが、めちゃくちゃ可愛かった。
当然ながらファーストキス。
おっぱいも、見せて、揉ませて、吸わせてもらった。
おっぱぶは基本的に抜きがなく、ファーストキス、そしてファーストおっぱいを終えた俺は駅のトイレに駆け込んで一心不乱にシコった。
ありえないぐらい出た。
しばらくしてまたおっぱぶに行った。
他に趣味もなく、地元を出た俺には友達も少なかったため、バイトによる金はあった。
余裕がでるとすぐおっぱぶに行った。
おっぱぶに何回か通った後、当然ながら他の風俗についての情報も漁った。
初のヘルス嬢はめちゃくちゃに可愛かった。
ヘルスは本番行為は禁止だが、初めて女の子とシャワーを浴び、初めて女性器をいじり、初めて女の子に抜いてもらった。
当然ハマった。
「童貞が風俗に行くとハマる」なんてことをネットで見たが、童貞どころか女友達すらいない俺はまさにこの状態だった。
19の冬だった。
そこからは歯止めが効かなくなった。
コンビニのバイトを増やし、食費を節約し、お金ができたら風俗に行った。
地雷嬢にあたってもめげなかった。
新たな店もどんどん開拓した。
結局こいつとは3回会っただけで、セッ○スもしないまま自然消滅した。
努力して彼女を作っても、不細工にはブスしか捕まえられず、金もかかった。
風俗に行く方がマシだった。
素人を抱く興奮もあるのかもしれない、それでも風俗に行った方がコスパがいいと思った。
そして、就活には失敗した。
宅建みたいな資格を取得して、不動産屋に就職する道はどうかね? 就職してから資格取ってもいいけど。 フリーターよりはマシだぜ。