今回はコミュニケーション関連。
真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
無難なのは苗字を「さん」付けかもしれないが、あえて呼ばないというのもテクニックのひとつだぞ。つまり主語を回避して会話を進めるんだ。
なにせ人を介する以上、絶対的な正解は存在しないからな。下手な呼び方をして第一印象を悪くするのは避けたいだろ?
これは今回のようなケース以外にも、主語が大きくなりがちな時にも使えるテクニックなので、ぜひともマスターしてくれたまえ。
そのマナーに合理性があるかと、鉄道会社でそれをルールとして禁止することは、本質的にイコールではないんだ。マナーの大半は、人の心のありようから出来たのだから、全てに合理的な理由を求めちゃいけない。おっと、善い悪いの話をしているんじゃないからな。
そこに乗る人たちの「快適度の均衡化」といえばいいのかな。顧客を大切にするというのはサービス業の一環だろ? 電車が人を運ぶだけならエアコンもシートもいらないのだから。
それで、その顧客の何割かが「(合理的理由の皆無に関わらず)不快」だと思ったら、鉄道会社からすれば無視するわけにはいかない。まあ、その点でいえば、鉄道会社側には合理的な理由があるともいえるな。
勿論そんな理由を全員が理解しているとは考えにくい。何割かは「何となく」、「マナーだから」で漠然と注意しているのかもしれない。でもルールにするっていうことは、そういう側面も出てくるということだ。
人間社会で生きる以上、誰かが誰かに嫌われる可能性は排除できない。でも、嫌われると分かりきっているところでまで嫌われる必要はないだろ? 繰り返すが、善悪で語るもんじゃあない。
しかし、乗客が私一人のときにまで注意してくるのは勘弁してくれませんか。
私としては、「目を見て話す」というマナーがイマイチ疑問なのだが、そうはいってもこれを常識とする人間が少なくない以上、明確なアンサーを君に与えるべきだね。
相手の目を見て離せないというのは、「思わず目を逸らしたくなる心理」があるからだ。だから、逆に考えれば「思わず目を向けてしまう心理」を利用すればいい。
私が着目したのが「女性の胸に目がいってしまう男性の心理」だ。私の統計では、胸部が特徴的な女性に視線が誘導される確率は100%であることが分かっている。つまり、目を胸にしてしまえば、自然と視線はそこに誘導されるため目を見て話せるということだ。
そこで私が作ったのが、この「胸型メガネ」だ。これを装着すれば、君の願いは容易く叶えられるだろう。今のところは女性の胸型S,M,Lの三種類しかないが、相手が女性でも効果があることは確認されているので安心して欲しい。
私は既にオプションも考えている。とある店でただの青い紐に「例の紐」と名称をつけて1000円で売ったところ、たちまち完売したという話がある。
私はこのミームを利用し、「胸メガ」と「例の紐」をつけて9800円(税抜き)で商品化を進めている。今後は顧客の要望に合わせて様々な形や大きさ、男性の胸型メガネなども企画検討中だ。
これは売れるね!
追記:先を越された。
とりあえずこの妄言シリーズも前回で10を超えたので、今回は振り返り関連。 真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。 Q.「よくある質問。」が前回で10を超...