あ、ちなみに私はFラン卒ね。
まず初めにうちは本社の製品を売っているから、主な仕事は技術系の営業とか、マーケとかサポートね。
そこのところ理解した上で読んでね。
うちの会社には毎年AランからFランの新入社員が入ってくるよ。
日本での仕事は開発の仕事ではないのでアタマの良さってあんまり仕事に活かせないのよ。
営業も、マーケも、サポートでも覚えることはAランでもFランでも十分覚えられる内容。だから大学いけるアタマがあれば誰でも出来る。そこで差は余りつかない。
でも数ヶ月経つとできるのとできないのはかなりはっきり見分けつく。で、アタマ関係ないのに7:3の割合でAランのほうができるのが多い。
アタマ関係ないのに何でかなーっておもってもっとよく見てると、AランとFランの差はアタマの良さではなくオシリの軽さにあるのではないかという仮説がたった。
あ、ここでいうオシリって言うのは席立つ回数ね(笑)。
お願いしたらすぐ動く。質問したら解決探すためにすぐ動く。とにかく手と足が早く動く。同僚、先輩に聞きに行く。顧客に聞きに行く。解決を探す。
よくできるやつほど席に座ってない。で、そういうタイプの人はFランよりAランに多い。
会社で認められようと思ったら一番大事なのは問題解決能力なんだよね。
毎日会社に来るのは椅子に座って言われたことやるために来ているんじゃなくて会社の問題を解決するため。
会社では毎日それはそれはいっぱい「問題」は起きてるんだよね。小さいのから大きいのまでそれはもういっぱい。ここポイントね。試験に出るから(笑)
それを見つけて解決できるのか否かで差がつく。
Aランの学生の方が学生の時により多くの問題解いているのかな。問題を解くことに慣れているカンジがするよ。
もちろんFラン卒にもガンガン問題解決できるやつはいる。ただサンプルグループで比べるとAランに優位性があるよ~。
がむしゃらに勉強して高校生のうちに試験問題にいっぱいあたっておくことはもしかしたら実社会でも役に立っているのかもね。
会社って就活の時に大学ランクって思ったより気にしないよ。AランでもFランでも。
一番見るのは問題解決能力。
問題解決能力って、問題を見つける力、問題の本質理解する力、問題を解く力の3つ。
まず問題そのものを見つけることができないと話にならないんだよね。
で、ほとんどの問題はその問題の起きている現場にある、アタマの中にない。
まずいま座っている席をたって問題を見つけにでなければ始まらないよ。
あと、問題の本質の理解のためには各方面からの観点が必要。自分の視点だけでは本質を理解するのは難しい。
問題解く際になって初めてアタマのなかだけでも出来る作業になる。
でもさ、問題を解く場合も実行の段階では手足を動かさなきゃいけないし、多くの場合他人とのアクションが必要なんだよね。
Aラン学生が出世する率が高いのはいわゆる偏差値的に図れるアタマの良さっていうのではなくて、
問題解決スルためによく体(オシリ)が動くっていうことなんだと思うよ。
いま社会人の人は自分の仕事へのアプローチを問題解決の切り口から見なおしてみるといいよ。
今日は幾つ問題見つけたかな?問題はなぜ起きているかわかったかな?どうやったら解決できるかな?
毎日とは言わないけど一週間に一度でいいからそれをがんがえて実行すると同期に勝てるぞー
あとさ、そういうのは覚えておいたほうがいい。記録できていればなおいいよ。
年に一度のレビューの際には役に立つぞー
就活の面接では自分はどうやって問題を見つけることができるか、問題の本質を見ぬくことができるか、問題を解決に導くことができるのかを会社に伝えるといいよ。
面接の質問ではいっぱい聞かれるけど会社の知りたいことは面接者のこの3つの能力だと心すべし。質問はすべて上記のどれかに結びつくと考えてもいいよ。
Aラン出身者は受験を勝ち抜くという事を通じてすでに自分のキャリア形成の問題の一部を解決することを経験しているんだからね。
それに代わる問題解決の力を見せることができれば会社は喜んで採用するよ。
最初にちゃんと前提条件つけてるのに、何で最後いきなり「実社会では」とか言って主語大きくしちゃうの…
発見したことをたくさんの人に教えたくってしょうがないんだよ。 教育熱心でいい人じゃないか。うちの外資出身叩き上げ社長もこんな感じ。
結局最初にごちゃごちゃ前提つけたのは単なるエクスキューズで、 実際はそんなこと全く考えてなくて「全てにおいて俺の考えが正しい」と思ってるってことだよね。 こういう人が上に...