http://d.hatena.ne.jp/oneshotlife_tom/20130418/1366264835
"on lisp"でぐぐるとトップに出てくる草稿置き場を見ずに
Download 無料で手に入るものにお金を払うってどうよ?! ポール・グレアム氏の知に対して対価を支払うのではなく、質の悪い翻訳に対して対価を支払っているのかと思うと悲しくなってきた
(注 現在この文は変更されている模様)
とか言っちゃってるのがなんというかかんというか。
なおon Lispの日本語版は決して質の低い翻訳ではありません。野田くんは、2005年の時点ではすでに翻訳を開始していた(と思う)。で、2005年だったか、2006年だったかに出版の話があったようでその後2007年に発売されたわけだが、当時Lispの情報ってあんまりなくて、翻訳苦労してるみたいなことをはてダに書いていた(ような気がする)。
あと学術関係の書籍は逐語訳をすれば出来上がるものではなく、まだ存在していない語を新たに作ったりとか、日本人が正しく元の言語と同じイメージを描けるように訳語を変える(数学系か物理系か情報系かでまたイメージするところが変わるので難しいが)とかいろいろ工夫が必要。また、実践系の書籍、特にWebに挙がってるタイプや、著者がつらつらと書いたタイプ(レガシーコード改善ガイドみたいな)とかは元の文章が読みにくかったり、例に間違いがある場合もあり、それをわかりやすく整理するのも訳者(編者)の仕事になっていて、日本語のほうがよっぽどわかりやすい場合もある。そういう編集作業に対価は発生しているのだ、となんで考えないんだろう。
というか良い物をただで貰えるというのは単に著者が良い人なだけで、基本的にはよいものを手に入れたらそれに対価は払うべき。なにただのりしてんだよ、というのもある。
しかも2007年発売で未だ発売されてる本だぞ。評判とか前もって検索しなかったのか?今買っときゃなくなる本でもあるまいに本屋で見かけてから家に帰って調べる時間くらいあるだろう。ネットで買うならその前にググれば草稿版も原文もでてくるのに。
というわけで表題に戻るわけだが、世の中には著しく情報検索能力もしくは試行錯誤能力が劣る人々がいるらしいということは、僕もそろそろ大人になったので理解している。情報検索能力(もしくはその情報の精査能力)というのがなければ対価を払って上げ膳据え膳で情報をもらうしかないんですよ。そこらへんはビジネスチャンスになるので、頭の良い人はみんな情報検索能力をもっとあげるべき!とは言わない。むしろ知らなくていいよ、日本語だけ出来ればいいのよというだろう。そんで文句をいってもちゃんとはいはいって言って聞いてくれる。それはビジネスだから。
ググりはするけど試行錯誤能力が異様に低い人間というのもいる。まぁいってしまえばググって上の3つの候補しかみない、みたいな。3つの候補で目的を達成することのできる検索能力があればそれはそれで構わないとは思うが、大抵の場合そういうわけにはいかないわけで、候補からキーワードを抽出してそれでググり直して、もしくは不要な語を覗いて再検索をかけて目的の情報に到達するためにはやはり試行錯誤能力が必要だ。もちろんできなくてもたぶん問題ない。それもビジネスチャンスになるから、代わりに調べてくれて代わりにやってくれる人もいる。それで文句を言ってもやっぱりはいはい聞いてくれる。ビジネスだから。
俺は面倒くさがりなのと自分を棚上げして文句いう奴嫌いなのでとっととググれクソが、と思うけどな。ていうか金がもったいないならググれよ!ケチならケチなりにただで提供していただいている検索エンジンをおもいっきり活用して、必要なところに必要なだけ金を使えよ。対価を支払うべき相手にきちんと自分が得た価値の分だけ対価を払えよ。それができないなら頭下げて金でも払ってろうんこうんこ。
ちょっとよくわからないんだが、LispにしろPrologにしろ199X年代には少なくとも大学で授業として教えるような”古典”だったわけだが 2005年だったか、2006年だったかに出版の話があった...
元増田は著者について貶されるように取れる表現があったのが気に食わないだけだろ。 "野田くん"みたいなこと言ってるし、大学関係者かな。程度が知れる。 著者名でぐぐったら、On L...