はてなキーワード: 格差社会とは
俺さ、中卒な訳よ。まあ当然この世の中生きていくには普通に高校、大学を出てきたモンと比べたら背負うハンディは物凄い量になる訳。就職、コネ、人間関係、その他もろもろ。わかってる、そうなることは分かってたさ。分かってたつもりになってたよ。
就職情報誌を見ながら並ぶ「採用条件:高卒以上」の文字。何度自分を恨んだか。その恨みをせめて高卒認定資格とか単位制高校就学に向ければまだ違った人生を歩んでたんじゃないかな、と今になって思う。
戯れに「中卒 就職」という単語でググってみたりすると並ぶ並ぶネガな検索結果。せめて俺が男ではなく女であれば少しは就業の道が広まったんじゃないかな。但しアンダーグラウンドな方向だが。
就職から話をずらす。人間関係なんかもそう。今でもつきあいのある奴らは普通に就職したり、結婚したり、起業したり、お水の世界で働いてる奴もいる。この中に俺と同じ中卒の奴っていたっけ。いねェよな。みんな努力してる。俺はその努力を放棄した訳だ。その結果が引きこもり。
恋愛関係ではわりかし悪い方向ではなかった。今まで数名と付き合ってたし、肉体関係も持ったことがほとんど。中卒を隠したことはなかった。みんな別段悪い顔はしてなかった、と思う。みんな中でどう思ってたかは知らんけどね。事実、俺の将来が真っ暗だと悟って別の男に逃げた女の子もいる。そいつとすぐに結婚した時はしばらく精神的ショックから立ち直れなかった。
格差社会とか、そんな甘ったるい言葉で世間を責めはしない。ただただ、中卒となってから10年以上経った今、俺は何をしてたんだろうと少し後悔をしている。そしてその後悔のレールを後戻りする気はない。
もう遅い、遅いんだよ。遅くないと言われても俺にとってはもう遅い。
以下から始まる当記事ですが、どうやら注目されているようだ(?)。せっかくなので、話の流れが読みやすいように言及記事を要約しておく。元の記事の作成者さま、著作権などで問題があったら何かしらの方法でお伝えいただきたい。
格差や下流というものの実感がない。年収200万以下と聞いて理由がわからない。
普通の家に生まれ、公立の小中学校に通い、高校受験は公立に落ちて私立の男子校に行き、大学受験も落ち、浪人した。ゲーセンばかり行き、週に授業を4時間(コマ)しか受けない生活をしていたら、センター試験で酷い点を取り、それから1日に18時間ぐらい勉強してMARCH(明治 青山 立教 中央 法政)の下位に合格。
インターネットが流行り、毎日チャットやネットゲームをして夜型の生活をし、毎日バイトして、パチンコしていた挙句留年。3年の年明けぐらいに就職を意識して危機感を感じ、就職対策の勉強を必死でやり、大学主催の就職セミナーや体験面接に全部出て研究し、早期に面接を実施する企業を練習台にするような就活の結果、社員6000人くらいの大きな会社に就職。
4月から4年目で、今年収が500万ぐらい。
流されて生活してて失敗ばかりしていて、頑張ったのは浪人のラストスパートと就職活動のみで、それでこれだけ貰ってるから、自分より収入が低い人がいる理由が理解できない。周りの友達もそんな感じ(要約注:友人たちの年収は、500万円なのか、それより低いのか、どちらなのか読み取れなかった。「そんな」ということは校舎かもしれないが、細かい文法にこだわって書かれた記事でもなさそうだから)。
毎日早くから仕事して家には寝に帰ってるだけくらいの生活で年収200万と聞くと理由がわからない。本当なのか疑ってしまう。
もしかしたらこういう俺みたいな人間が格差を生み出してるのかもしれないなぁ、とちょっと思った。
http://b.hatena.ne.jp/entry/http%3A//anond.hatelabo.jp/20070312004915
まぁ、そういう意味での既得権者ってのは多いんだろう。っつーか、はてな界隈で文章ものして目だってる人の多くにもそういう既得権者のにおいがする人は多い気がするのは、偏見?
既得権ってなんだよ?実際にリアルタイムで生産行為を「実際に行いながら」生きてるんだよ、「いま社会に貢献」してるんだよ。そんな奴と「これから何かやるかどうかわからない奴」に同じ評価がなされるとでも思ってんのか?
この人は「生まれつき天才でほっといたら勝手に大学に受かった」わけじゃないんでしょ?朝青龍じゃないが、「勉強して頭をよくしたら悪いのか?」って感じ。
たらればはマジでどうでもいい。この人は理屈の上で生きてるんじゃないんだ、「実際に勉強」して「実際に大学に入った」んだ。運とタイミングが良い奴は、運とタイミングが悪い奴に対して悪いことをしてるのか?あと蛇足かもしれないが(こういう蛇足は絶好の揚げ足取りポイントだぜ、みんながんばれ)、脳科学や心理学で言えば、運やタイミングは、肯定的な思考回路や「実際に行動してみる」みたいなものにくっついてくるんだ。茂木ケンイチローの本にだまされてみればいい。
なんだかんだいっても、ここぞというときに頑張っている人は強いかも。
かも、じゃない。実際に行動してる=強い、なんだ。少なくとも“下流”ではない。“上流”に行くにはもう少し工夫がいるだろうけどな。
これが一番腹たった。大学生だろ?で多分文系なんだよ。はっきり言って、授業出なくても単位がとれる。ちょっと工夫してバイト選びすれば年間100万円くらい楽に稼げるんだ。大学生にもなって親の許可がないと行動が取れないのは、それはまぁ育ち方だから本人の責任とも言いづらいが、所与の環境を言い訳にしてる限り“下流”は抜け出せないだろうよ。これは俺の経験則だから論理的に納得させることはできないけどさ。
リアル植木等か。 ま、これはこれで仕方ないと思う。文章から下流を見下す臭いがない分健全かも。 俺は逆に上場企業就職しても薄給の友人が目の前にいるから実感したわけで。
下流を見下してない、これは本当に大切なことだと思う。俺はいまカナリ頭にきてるから文章が荒れてるかもしれないが、人を選ぶときに過去は問わないことを信条にしてる。現在、いま、話をしているその瞬間に「工夫」や「行動」をしているか、体が動いているか、顔の筋肉を使っているか。一時間後に自分の思いをカタチにするための最適な行動を自分の頭で考えて、「めんどくさい」とか「周りから見たら痛いだろうな」とかそういう意識をどうにか振り払って、「実践」をしているだろうか。そればかり考える。評論家がダメだとは言わない、行動を伴う評論家は強い。しかし名が知れている評論家を全て見渡しても、行動を伴わない評論家はほとんど居ないんだ。
…なんか生まれて最大の速度でタイピングしてるかもしれない。日本酒って凄いな。
また所与か。「生まれつき」とか「育ってくる間に身に着けた」とかか。過去しか見ないのか。あなたに現在や未来は無いのか。要領や世渡りを何かしらの方法でいまから身に着けようとは思わないのか。単純にめんどくさいだけなんじゃないの?そんなの言い訳にもならない。言い訳なんて聞かないけど。俺は、今からどうするかしか興味は無い。
こんなもんだろうと思う。私事だけど、学生時代にバイトしてなかったら「大学に行かない世界」は多分未だに理解できなかった。 こういう物がそこかしこにある事、それにより視点は幾らでも変わる事の認識は大事。
俺の受けた印象と近い。視点(価値観)が固定的なものでないと表明していて、その点は特に強く共感する。
よく読むとこの人ポイントを押さえて努力してるし結果もだしてんだよね。だから有能な人なんだと思う。さらに読むと中流以上の家庭なんだなってことが判る。これぞ格差社会。
俺の中で「能力」の定義は「現在進行形で成果を出し続けていること」だ。過去にタイミングよく努力して成果を出してきた人はこの意味での「能力」を「持っていることが多いという傾向にある」のは事実だと思う。しかし中流かどうかは知らない。嫌な奴だったが、大学の同級に生活保護家庭の奴が居たが、そいつはスロットで稼いで学費を捻出した上に家にカネまで入れていた。親の収入と子の「デキ」に、マクロなデータ上で相関があるのは事実だが、それは個人個人を見るときに考慮すべき話ではない。個人の力は凄いんだ。凡人だってちょっと変なことを延々しつづけて生きていれば、それだけで歴史に名を残せるんだ。
早熟?欠陥を持った自意識のことかな?「自分は考えすぎる」と思っている奴ほど、はっきりいって世間知らずで考えたらずだ。同じ方向性でしか思考ができないことは恥ずかしいことなんだが、小学校でヘンテコな定義の「平等」や「個性」といった言葉で洗脳されてしまうと結構あぶない。しかし「いま」「実際に」「体を」「動かして」「実践」すれば人生は変わる。生きる方向は自分で考えればいいし、自分らしさとかそーいう言葉に不安を感じるんなら、どっかの偉人の伝記買ってきて、それをそのまんまパクって実践してみればいい。カーネギーの人を動かすでもいい、GTDでもいい、なんでもいいから、自分の外から「具体的な手順」を探してきてそのまんまパクって実践してみればいい。ダメだったら諦めて別のことをやってみればいい。何もしなけりゃ人生が変わる可能性は低い。宝くじに当たるようなこと期待して生きてるんだとしたら、それは「バカ」だって客観的に認識したほうがいい。できることなら主観的にも「これはバカげてるんだ」って感じたほうがいい。
こういうタイプの奴が中小企業に就職したらどうなるかわかるかい?周りがしていない努力と工夫を実践することで、すぐアタマひとつ抜けた奴になるのさ。成果が出せていないのは「工夫」と「実践」が足りないだけだ。わかってないのはおまえだ、と言いたいけど別に俺は自分がそこまで言えるような立場にないな。
この感覚はわかる。そういう体感と、情報のギャップに違和感とか覚えず感覚だけ信じていられれば、自分が転落するまでは幸せな人生が送れると思ふ。
転落?なにか失敗したとしても、この人は挫折とは感じないだろう。問題を単純化して、作業をこなすようにそれらを解決していくだろう。体感は固定的なものでもないし、外部的な情報(たぶん社会とか、環境とかのことだろう)は、自分が働きかけていくことで変えていけるもんなんだ。これも経験則に過ぎないけどな。
格差社会 ポイントとして、(1)スタートで恵まれている、(2)それほど有能そうではない(アンテナ、想像力)、(3)年収が少ない人にも問題があるのかもしれない、(4)能力的問題はないが家庭事情や運などがある ほか
3だよ。スタートや家庭や運なんて、関係ないとは言わないが、「いま行動を変えれば」近い将来が変わるだろう。
あー。この感覚わかる。この場合でだしの「普通の家」って時点で多分恵まれてるんだよな。
だんだん冷静になってきた。まぁ正直、「自分を変える」タイミングに恵まれているのは親が「有能」な場合が多いだろう。傾向があるにすぎないけどな。
無知はオメーだ
過去も実力のうちだろう。就職活動で使った労力によって今の立場があるんだ。そして、今の能力を手にしているんだ。うえで書いたとおり、辞めても彼はニートにはならないだろう。だって彼は、行動しちゃうんだもん。体が動いちゃうの。いままでの経験で培った能力までも含めて「既得権」って言うつもりか?「いま」「体を動かして」「実践」している彼の個性そのものを「既得」だって言うのなら、そりゃあもう、どーしようもないわね。
「機会の格差」ってやつはかくほどに不可視なのか
機会なんて自分からいくらでも得られるだろう。世の中の多くの上級企業は、全ての社会人に開かれたセミナーや勉強会なんかを開いている。人脈だって作れる、スキルだって身につく、知識や知恵やモチベーションだって得られる。ただし、自分が「実際に」「参加」すればの話。しないんじゃ、仕方ない。言い訳のしようがない。してみればいい。してみればいいじゃん。してみようよ、実践。チャンスはさぁ、タダでごろごろ転がってるじゃん。現実を確かな自分の目で見てみたらいい。
世の中にはびっくりするほど無能な人間が結構いる、ということを分かっていなければならんよ。そういう人間はネットで発言したりしないし、知識人はそこを見ようとしない。格差の問題ではなく無能者の福祉の問題だ。
完全に同意だ。教育で最低限のコミュニケーションの手順ハウツーさえも教えないのは日本の欠陥だろう。しかし国に頼らなくても最近は社会的企業家くんたちが居たりする。まことに頼もしいものだ。
きっと巧妙に隠されてる、もしくは自分が見ないようにしてる かもです。よく見てみたら、電車に乗っている人たちの中とか、町歩いてる人とかに、いるとおもいますよ。
どこにいるかわからないというのは、元のエントリーを書いた彼の見落としだろう。たとえば場外馬券売り場、パチンコ屋。ただ、家にこもってる奴が目に付かないのは当たり前のこと。
日本型経営は新卒採用絶対主義なので。新卒時の就活で成功すれば"終わりよければすべて良し"となり、逆に失敗すればそれまでうまくいっていてもすべてご破算
世間知らずだと思いますよ。自分の経験からくる知識が全てだと思わないほうがいい。
就職のときに逆転してるパターン。3年目で年収500は優良企業でしょ。公務員とかでもそうはいかない。/他はおいといても受験と就職で努力しているのは効率いいな。
受験や就職で労力を払うというのは、普通の人生から考えて妥当なタイミングだろう。妥当なタイミングに妥当な努力をすれば、妥当な生活を得られるのは当たり前のことじゃないか?私の恩師は「必要なときに必要なことをすれば、あなたに必要なものはたぶん得られるんじゃないですかねえ」なんて言っていた。
頑張ったらうまくいったからといって、頑張れば「誰でも」うまくいくとは限らない。椅子とりゲーム状態では全員が同じくらい頑張っても座れない人が出てくる。
がんばらなければ普通はうまくいかない。「頑張る」気力があれば、価値観に重大な欠陥が無い限り“下流”には落ちないだろう。仕事は椅子とりゲームではない。椅子を作ろうとする人間はチャンスを自分から作り出せる。これはちょっとした意識の違いにすぎなくて、一冊の本によって変わりうるような部分だ。「マニュアル人間」なんて言葉にだまされて「啓蒙本を読むような人生は嫌だねー、プwww」とか言ってる限り、それは自分に限界を作ってるだけだ。本を一冊読むくらいで完全に崩壊してしまうようなチンケな個性しか持ち合わせていない人間など居ない。ためしにやってみる、これくらいの行動力はちょっとした意識の切り替えによって拾うことができるものだ。
こんなにネチネチと書き綴ったのは人生で初めてだ。他人のことにすぎないけど、でも私はアンタラと同じ社会に住んでる。私が社会に貢献すればあなたたちが良い暮らしをできるし、アンタラが社会に貢献すれば私の暮らしが良くなる。社会でのポジションを相対的なものだと思わないほうがいい。他者がある地位を得ているから自分がその地位を得られないんじゃない、よそはよそ、うちはうち。
家庭内の家事にでもたとえてみようか。4人家族のひとりが家事万能でぜんぶこなしちゃう家と、1人が家事万能、ほかの3人も向上心を持って家事を担当してる家と。アンタはどっちの構成員になりたいのか。
最低限のルールにしたがっていれば、行動をする限り、また100人居る中で最悪くらいのよっぽどの環境に居ない限り、アンタに絶望は無い。
[追記][これはひどい]
風呂はいってあがって読み直したらなんかウソばっか書いてあるな、この記事。啓発本てw読んだことねぇwあったとしてもヤンサンに連載してる山田玲司の絶望に効くクスリくらいかw中谷アキヒロとか立ち読みしたことあるけど、うん、あれはキモい。彼の本が啓発本なのかどうか知らんが。
まぁグズグズして何もできないようなひとは、一冊くらい読んでみてもいいかもしれんけどさ。読みすぎて目が据わったような表情になると宗教くさくなって周りからキモがられるから、成功から離れたりしちゃってなw
ただまぁ、いまでも同じ主張をしたいことっつったら、流行りみたいだからどうしようもないのかもしれんが、「痛い」とかいう概念で「いま」の「行動力」を制限しちゃうのは割ともったいないぜー、って部分だな。行動を伴わない思考のみからは何も生まれないってことくらいは理解しとかないと、だまされる。誰かしら尊敬できる有名人とか居るだろうけど、その人のことをよく観察したほうがいい。もしかしたらそいつ、甘美な言葉を発してアンタから好意を受けることで儲けてるのかもしれない。そいつが主張してるようなことを、そいつが実際にやってるか、確認してみたほうがいい。価値観にもリテラシー意識を持たないと、いろいろね。だまされるからね。
あと、なんか上でコメントにいろいろ文句つけてるけど、文脈理解してなかったり前提を誤解してたりするようで申し訳ない。思い込みから生まれる非難はみっともないですね。気をつけます。
[ハテブ]
くれくれ論批判か。たぶんオレの現在いる環境のほうがこの人や元エントリの人より良いわけだが・・。 格差うんぬんについては長くなるので ⇒(リンク先も全部読んでね) http://muse-a-muse.seesaa.net/article/35314889.html
現在いる環境とかどうでもいいっつってんのに。こいつほんとにいい立場に居るのか?未来志向の人間がこんなこと言うとは思えないな。「リンク先」は人に読ませる気のある文章だと思えない、私流に言い換えれば工夫をしようという意識の感じられない文章だ。10行読んで前提が見えなかったので、申し訳ないが「読んでね」という依頼は丁重にお断りします。ごめんなさい。
発言責任を明確にして恥ずかしくない文章ならば、ハナから実名で世間に公表してます。別に酒飲んでたから書いたわけではありません。一部の考えなしなフレーズはそうかもしれないが、別にコレを書いたのがリアルでの私であると特定されたとしても、私は胸を張って「そうです、書いたのは私です」と認めます。内容が内容だけに、バレたら恥ずかしくはあるが、無責任に基づいてなした記述ではありません。
自分の見た世界が社会の全てだと思い込んでいるのではないかというような反応もあるけれど、そんな思い上がりはしていないつもりだ。「出発点」とか「能無し」とか、そんな概念は取っ払う工夫をしたほうがいい。現時点まででどうかは関係ない。どれだけ経営が苦しい企業でもどんな変わった共同体でも、そこが何かしらの価値をもつ集団である限り、集団に対して「貢献しよう」と「頭を振り絞って考えながら」「思いついた」「行動」を「逐一」「実践しようという姿勢」を「見せている」人間を排除したりはしない。頑張っているのに排除されたとしたら、それはおそらく、あなたの価値観が根本的に社会に不適合であるか、その集団がそもそも存在価値が無いかのどちらかだと考えればいいだろう。
どちらにしろ、その時点からの自分がとる行動によって、その時点以後の人生は変わる。そこに気づけるか気づけないかが分かれ目だ、とかじゃない。そんな考え方の人間がいるということを「いま、あなたは目の当たりにしている」のだから、いまこの瞬間のアンタにとって妥当な行動は、「ほんとにそうかな?」と公平な視線で考慮してみることだろう。その上で「こいつが書いてることは宗教的で洗脳行為のようなものだ、絶対に自分は認めない、自分は自分の考えに基づいて生きる」と思うのなら、そうすればいい、そうしてくれれば私は嬉しい。それこそが私の本望だからだ。
[手間を割いてくれた方へ返信]
「格差社会」などの言葉を流行らせた人って、どういう意図があったんだろう?
能力や運やその他諸々の事情で格差が発生するのはある意味当然だし、
格差が大きいかどうかってのはたぶん問題ではなくて、というか上が高いのはそれほど大きな問題ではなくて、
下(貧乏側)の生活が破綻している&破綻している層が拡大している、のが大きな問題だと思ってるんだけど。
つまり「差がある(相対的に)」じゃなくて「下が低すぎる(絶対的に)」のが問題。
実際、上がどんだけ高くても「羨ましいねぇ」とは思っても、問題だって人は少ないと思うのよ。
「アメリカン・ドリーム」なんて言葉はそんなネガティブイメージでは無いわけだし。
なのに「格差」って言葉が独り歩きしてるせいで「下が低すぎる」という話の前に
「差がある」ことについてで揉めて、そこで議論が空転してしまっているのをよく見る。
「差」をどこまで許容するか等々はそれはそれで意義のあることではあるんだけど、
多くの場合、何故今「格差」が問題視されるようになってるかが論点からすっ飛んでしまっていて
「差があるのは必然」と「格差は是正されなければならない」との間で
全くかみ合ってないままの言い争い(それはもはや議論では無い・・・)が行われている。
もし、貧困などの本質的な問題から世論をそらして議論を空転させるのが目的だったなら、
「格差社会」という言葉を流行らせたのは(少なくとも現時点では)大成功だったと言わざるを得ない。
そして、そうすることで利益を得ようと考えそうな人達がいるのも事実。
無論、最初に言い出した人はそんな意図は無いのにそれを誰かに利用されただけとか、
別に誰もそんな意図は無かったけど結果としてこうなっちゃったとか、
そういう可能性もあるんだけど。
いずれにせよ「格差」って言葉を一旦脇に置いて、もっと「生活困窮者全般に関する問題」
仮想的有能感――。昨年、約34万部を売り上げた「他人を見下す若者たち」の著者、名古屋大大学院の速水敏彦教授(教育心理学)の造語だ。
無意識に他人を見下すことで、「自分はエライ、有能だ」と思い込むことを意味する。
速水教授は「格差社会で負け組になりそうな人たちにとっては、生き抜くための最後のとりでなのかもしれません。でも、自分がだめだと認めたくないから、ささいなことでもすぐにキレる。自分に甘いけど、他人に厳しい。こんな現象が広がっている背景には、この仮想的有能感があるのでは」と指摘する。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/otokogokoro/fe_ot_07011001.htm
PRESIDENT 12月号 111ページ 全公開!日本人の給料
弁護士 2101万円 2万人
歯科医師 1329万円 9万人
医師 1227万円 26万人
警察官 840万円 23万人
農家 765万円 368万人
地方公務員 728万円 314万人
国家公務員 628万円 110万人
プログラマー 412万円 13万人
サラリーマン平均 439万円 4453万人 ←サラリーマンの平均
ボイラー工 403万円 1万人
百貨店店員 390万円 10万人
大工 365万円 5万人
幼稚園教諭 328万円 6万人
警備員 315万円 15万人
理容・美容師 295万円 3万人
ビル清掃員 233万円 9万人
フリーター 106万円 417万人
40歳当たりの【時給】
3位 電通 6699円(1369万円)
4位 弁護士(男) 6666円(1278万円)
6位 放送業平均 6208円(1271万円)
7位 三菱商事 5998円(1260万円)
8位 医師(男) 5995円(1293万円)
9位 証券先物業 5963円(1204万円)
10位 不動産鑑定士 5677円(1138万円)
11位 野村ホールディングス 5336円(1119万円)
12位 航空機キャビンアテンダント 5531円(909万円)
13位 医師(女) 5477円(1095万円)
17位 新日本石油 5136円(1161万円)
18位 放送業(未上場含む) 5036円(1031万円)
19位 歯科医師(男) 4994円(979万円)
20位 三井不動産 4902円(1039万円)
志望大学へ!〜短期間で効率よく偏差値を上げる方法〜 100種類の年収ランキング
成功する就職活動-大企業編:平均年収高い会社100社 - livedoor Blog(ブログ)
livedoor ニュース - 年収平均6000万円!ゴールドマン・サックスの秘密
東京都の交通・清掃関連職員と東京大学教授の給与がほぼ同水準 小学校の給食のオバサンは、定年間近にもなれば年収900万円!民間企業の食堂のオバサンは時給数百円
はてなブックマーク - asahi.com: バスレーン監視 年収1000万円 大阪市交通局??-??関西
地元の役所で非常勤をしていたのですが、その部署の勤務が余りにひどくてショック... - Yahoo!知恵袋
私は「給料」と「給与」の意味の違いをあらためて理解しました。
役所では月額の基本給だけを示したものを「給料」、
諸々の手当を含んだ総収入を「給与」として使い分けています。
日本最大の既得権益集団はテレビ局である。政治家に媚を売り新規参入を妨害する
電波利用料で見ると、総額540億円のうちの93%以上を携帯電話の端末と基地局で占めています。一方で、放送局は1%しか負担していない。
不況は終わりつつあるけど格差社会化が進行してるだかなんだかしらないが、今どき結構普通のことなんだね、これ。
みんなえらいね。
春から就職なんだが、先週里帰りしたら、突然両親から「金を入れてくれ」と言われてたまげてしまった。けしていい勤め先ではないので、両親に仕送りなんかしてたら毎月の生活でカツカツになってしまう。ニ、三年したら結婚考え始めたりしようとかいう人生計画をしてたんだけど、そんな話じゃ無理だし。
思い出すのだが、俺の両親、バブル時代には相当いい暮らしをしてたらしい。俺が物心ついたのはバブルの後だから、全然その恩恵には与ってないんだが(むしろ、不況のせいで悪くなった暮らしで微妙に両親がギスギスしてた印象が強い)。不況に入ってからも、なんか親父がアホみたいにゴルフクラブ買ってた記憶はあるし、母親も服の買い方は凄かった(今思えば、だけど)。俺は学校は小中高と公立だし、高校からは奨学金を貰ってた。大学も偏差値そこそこの国立で、バイトと奨学金で学費と生活費は出した。
「親なんだから」と友達は言うし、俺も親は大切なのかな、とぼんやり思わなくもない。しかし「親」という色眼鏡をはずしたとき、浪費癖があり、長期的な計画性がなく、趣味はゲス(『渡る世間は鬼ばかり』とワイドショーが大好きで、基本的に売れているものは正しいと思ってる)なあのひとたちに尊敬できるところはなく、そのひとたちを受け止めながら人生設計をしなければならないことがどうしようもなく苦痛だ。ここ数日、理由もなくボーッとしてしまうし、飯を食うと吐き気がするし、ちょっとしたことで突然涙が止まらなくなったりする情緒不安定状態。そのくせ、映画や本やゲームが全然楽しくないし。睡眠時間はドンドン増えるし。朝布団から出たくないし。
もう嫌だ。嫌だよう。あんな親いらないよう。ふええ。
(追記)
http://anond.hatelabo.jp/20070219213212
本人たちは金に困ってるっていう。でも俺から見ると無駄の多い暮らしをしてるだけにしか見えない。もう年なんだからゴルフなんかしなけりゃいいし、お袋がブランドものを買って着飾る必要はない。外食の数だって減らせばいい。家だって、思い入れがどうこういってないで、もっと安いところに引っ越せばいいんだ。生活感覚があまりに違いすぎてどうしたらいいかわからない。親が考えている「最低限の生活」は俺にとっては贅沢。言ってもも全然分かって貰えない。団塊の世代なんか大嫌いだ。あと、俺が親を捨てると、俺とおんなじように頑張ってる妹の方に皺寄せが行くのかと思うとそれがつらい。
匿名ダイアリーと書こうとして長音記号を打つ前にスペース押して変換したら「解く命題有り」になった。
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白痴日記 - 限界原理って解り辛すぎるだろ常識的に考えて!(前編)
あー、萌え理のおかげでこの記事の利用価値なくなったな。まぁいいか。
自分なんか昭和に生きかったと思う。特に創造的なわけでもない仕事をこつこつとこなし、4畳半1間でも寄り添い合って暮らしていける伴侶がいて、貧しくも豊かな、淡々としていても味わい深い人生を送りたかった。
それがどれだけ贅沢な夢物語か。昭和に生きてればそんな人生が勝手に降ってくるかっていったらそういうわけじゃないだろうに。もし昭和と言うものがそういう人生が勝手に降ってくる時代だったとしたら、それは今よりずっと酷い格差社会の時代だったに違いないよ。努力せずに満足に暮らせる人がいるその下には何倍もの踏みつけられている人がいるものだ。
だって、政策が失敗したか成功だったかとかって時間が経ってから見直してみないとわからないじゃない?
しかも成功していた場合はそもそも問題が顕在化しないので検証もされない。
間違って初めて評価される世界とかってやだな。
http://anond.hatelabo.jp/20070131125317
bewaadっていうページみてきたよ!
見たことあるレイアウトだった。まともに読んだことなかったので1月分だけみてきたよ。
なんかwebmasterさんは頭がよさそうで心配事も多くて大変そうだなと思った。
http://bewaad.com/20070120.html#p02
と、上からの流れで関西文化圏の人々に喧嘩を売ってみました(笑)。なぜそうかって、マクドナルド自身が「メガマック」と名付けはしても、「メガマクド」とは絶対にならないでしょうから。
この記事だけ話題についていけたっす。
簡単に言っちゃうと、不条理なまでの歳出削減なんてしなくてもマイルドインフレ(インフレ率2から3%)で120年程過ごせれば借金返せますよってお話。これに関連して人は自分の寿命以上のスパンの話にはリアリティを感じられないのではないかみたいな話も出てた。
毎年インフレ2、3%って大変そう。
120年経つと・・・えっと、100円のジュースが2%で1055円、3%なら3370円になるのかな?
10年前に100円だったジュースが120円になってるから・・・うわ!年2%のインフレ達成してるね!!
200円のジャンプも240円になってるし!
でもでも120年で34倍ぐらいだと、なんか日本の国債利回りとぶつけても弁済できないようなきがするんだけど…。
どう計算したらいいんだろう?ちょっちあとで時間あるときにでもbewaad読んでみるね。
5%ぐらいまでもっていけば33,229円になるから原資を減らせてればいけるかな。
その頃には銭が円になったみたいに円が元になってたりして><
毎年7%のインフレで100円のジュースが313,811円にッィィ!
こうなるんだったら借金するが勝ちだね。
でもねでもね、デフレ時にローン組むほど馬鹿なことなんじゃないかと思うんだ。
日本のこととなると日本人にはバイアス掛かっちゃて周りみえなくなるけど・・・。
例えばアメリカなんて今毎年100兆円債務が増えてるんだけど、やつらもインフレ目指してるよね。
必要があればいくらでもお札を刷るってさ。
このインフレ政策があってるか間違ってるかなんて事は言えないけど、ドルの価値は他通貨に比べて下がるよね。
ワタシ資産ドルしかないネ、ドルヤス関係ないアルヨってアメリカンが鼻高々に言ってるのを聞いたらだいじょうぶかいな?という気になる。そんな感じ。
ただ日本はこの10年新卒給与の昇給率は素敵なことになってるからな・・・。
物価だけあがってもね ってのはある。
そもそも物価上昇を一国だけでターゲッティングなんてできないって。
コモディの流れも変わってるのに一国が調整しようとしたらそこの国はスタグフるんじゃないかな。
まだわめく人の絶対数が少ない国債をデフォルトさせたほうが暴動でないかなって。
銀行は潰せば終わりだし金持ちだってお金がなくなったらなんもできん。
格差社会をなくすためです!とかやれば貧乏人票があつまってそういう政策も通ったりすんじゃね?
あ、アメリカがコケタ→日本はアメリカのせいでコケタ!とやれば民意得られやすいとか??
だからアメリカを買ってるのか?だとしたら官僚頭いいね・・・。
いずれにしろそういう話しが出始めたらもう二束三文でしか処分できないよね。
ま、お金がなくなっても日本が飢饉にさえならなければ俺はいいや。
そこだけ心配。後はなんとかなるでしょ。
夫は私の父が嫌いだ。
今は一地方の首長に近い職に就いている、公務員の父と、35歳を超えてもなお学生をしているニートのような夫ではお互いの価値観が合うはずもない。
格差社会やワーキングプア、行政の掌にすくいあげられない人たちのニュースや、公務員の不祥事などを見かけると夫はいつもいう。
「おまえのお父ちゃんに言うてなんとかしてもらったらええやん」
「お父ちゃんも大変やな、でも当然お父ちゃんかてやってるんやろ」
これに私はどう答えればいいのか。
そんなの私が言ってどうなるものでもないし、父がどうにかできるものでもない、もちろん行政として考えていることもあるだろうけれど。
そう言うと、夫は私を責め立てる。
「おまえは冷たい」
「おまえとは話が通じない」
「かわいそうだとは思わないのか」
「だから公務員の娘は」
なぜそんな上から目線なの。
私はむしろ、職に就けるのかさえ疑問に思えるあなたとの生活が、いずれ彼らと同じものになる(もうなっている)ことに不安と悲しみを感じるのだけれど。
「いややったら実家に帰ったらええやん」
彼のお決まりの文句。何度繰り返されたことか。
血液型占い、水からの伝言等のエセ科学の精緻な議論はここを読んでいるおまえらがやるとして、私は現実的にどうやって彼らエセ科学教徒(以降、彼らと呼ぶ)を改宗させるか、というのを論ずる。
「論座」では足りない。メーカー、電力系の会社が金を出してまでやるべきことではないか?マイナスイオンを冠した製品を作っているところはお断りだが。
彼らに対して、感情という面で訴えかけることは納得できないものもいるかもしれないが、目的のためならば仕方ない。おまえらの中にだって、ハヤカワ文庫のSFもの、スターウォーズ、ブレードランナーなどのSF映画、攻殻機動隊、ガンダム等のアニメに傾倒しているものがいるだろう。それらを本気で科学的でないといって馬鹿にするのか?しないだろう。フィクションとしてのエセ科学(超科学と言ったほうがいいか)と社会的、優生学的な問題を含む血液型性格診断や、安い道徳のために「科学的な事実」として紹介される水からの伝言等、様々な問題を孕むエセ科学の違いなんて彼らに理解できるもんか。彼らには適当な物語を与えといて、とりあえず引き離すほうが得策だ。
例えば「世の中の血液型性格診断(差別と言い換えてもよい)に人生を狂わされながらも、果敢と立ち向かっていく物語」とか「水からの伝言を証明しようと奮闘するマッドサイエンティストと戦う科学者たち」とかそういうのがいいね。痴漢冤罪が映画化される時代なのだから、エセ科学の問題が社会問題になっている昨今、上に挙げたような物語が映画化されてもおかしくないではないか。
エセ科学教徒よ。道徳を説くならば、神話や童話、プロジェクトXでも使えよ。科学のようでそうでないエセ科学物語なんか使うな!
去年、福岡で飲酒運転による事故が起きてからというもの、飲酒運転に対するバッシングは苛烈を極めている。これを使えばよい。
たった一つの事件が世の中の流れを大きく変えることだってあるのだ。暴論だが、小中学生が自殺したとして、遺書には「血液型で性格を一方的に決め付けられ、傷ついた」とか、「水からの伝言を否定したら、仲間外れにされた」とかって書いてあればよい。こうして社会問題化すればエセ科学は一種のタブーとなるに違いない。マスコミが大々的に報じれば完全にこちら側の勝利だ。これも一種の社会的な物語であり、道徳的な科学者連中は承服しかねるだろうが、了承してくれたまえ。だが、現実的にこのような事件が起こってもおかしくないとは思わないかね?
この手は今すぐできるのだが、現実的にはかなり難しい。おまえらがどういう学校、職場にいるのかは知らんが、雑談としてエセ科学チックな話題を振ってくる人間の一人や二人はいるだろう。そのときに反論できれば有効なのだが、おまえらが「血液型で性格が決まるわけねーだろwww。なぜなら……」と言っても、彼らは(夢のないやつだ<フィクションとしての「夢」と区別されなければならないのは前述したとおり>)とか、(空気読めねー奴だ、話題もないし、別にいいじゃん)とか(まじになってんじゃねーよ。頭かてーな、そんなんだから彼氏or彼女できねーんだよ、科学的とかどうでもいいの)とか思うに違いない。これらの思考に対して我々は有効な反論ができない。彼らと物語を共有できない以上、反論することそれ自体がタブーなのだから。結局スルーするか、付き合い上ノッてあげることしかできない。
結局のところ彼らの言論を「シュード・サイエンティフィック・ハラスメント(Pseudo Scientific Harassment)」、エセ科学ハラスメント略して「エセハラ」としてセクハラ並みの扱いにするしかない。だが、認知までに長い時間がかかりそうなので、これには道徳的科学者諸君の啓蒙活動がたいせつになってくるであろう。
しかし、これをやってしまうと彼らから我々が「サイエンティフィック・ハラスメント」と逆批判を受けてしまうことになってしまうので現実的には使えないだろう。やっぱりこの手法は無理か……。
本筋とは関係ないがカナダでは"Scientific Harassment"が問題になっているようだ。民間の医薬品メーカーが公的な研究資金をもらいながら研究結果の一部しか公表しなかったり、科学的な議論を法廷に持ち込んで意見を阻害したりしているのが問題らしい。
世の中にはUFOに宇宙人が乗っているだとか、マイナスイオンとかいろいろエセ科学はあるけれども、血液型性格診断はその中でも性質の悪い猛毒だ、と考えている。
正直言って最近問題になっている「水からの伝言」は、たいしたことではないと考えている。小学生程度の人間にわかりやすくて、道徳的な物語として使えるというメリットがあるし(科学的な事実として受け入れるかどうかは別にしてだよ)、芸能人や有名人が事実として広めたとしても、TVで「幽霊、超常現象は存在するんですねぇ」と発言する位のレベルであり、笑い話として通用する。小学生に教えたとしても「サンタクロースは存在する」ぐらいのレベルで受け取ってもらえるかわいいものなのだ(今は、の話なので芽は摘み取っておくべきだが)。
だが血液型性格診断は違う。人間として生きてゆくには、「性格」というアイデンティティが必要だが、血液型性格診断はそれを生まれながらに決定付けるという非道な行為を恥ずかしげもなく行っていおり、教育的、社会的な弊害が大きい。環境的な要素をまったく無視しており、一部の青少年の心を傷つけることは必定である。居酒屋の笑い話としてならばまだいいが、幼少期の性格形成に影響を与えることは間違いない。最近格差社会がどうとか騒いでいる割には、生まれながらの血液型で人生の性格が決まる性格格差社会を推奨しているといってよい。
その他の弊害は適当に検索してくれ。
最後に、小中学校で教員をしている人たちは、圧力やしがらみによってゲーム脳や水からの伝言などの授業をするかもしれない。だが血液型性格診断だけはやめておくれよ。もちろん反面教師としてならば、どしどしやっておくれ。
「格差論は甘えです」
兵庫県出身。甲南大学法学部卒。現在はザ・アール社長、日本郵政株式会社社外取締役、
日本アムウェイ諮問委員、ローソン社外取締役、日本エンタープライズ社外取締役)
「貧困の再生産など起きない。
??2006年9月12日(火)発売 週刊SPA!2006年9月19日号49ページ??
(中西輝政 京都大学大学院人間環境研究科教授 安倍晋三ブレーン)
「怠けて怠けて怠け続けた人生を送ってきた者が
最後の最後に自分の人生にケジメをつけるならともかく、
よりによって公金にたかるという逆襲」
(杉山富昭 尼崎市公務員・さすらいグループ自治体法務研究者)
「彼らに年300万円以上も払っているトヨタは偉い」
http://anond.hatelabo.jp/20070114141116
格差っていうのが稼いでいる額だとするとね、今稼いでる人は高齢で、稼いでないひとが若年。
だとすると、若年の人は将来的に稼ぐ可能性があるし、高齢の人は引退しちゃうから実際格差社会なんてわからないわよね?
こんなことがいいたいんじゃないかしら。
でも、これって世代間の格差よね。
本当の格差社会は賃金で使役されるサラリーマンと自由にお金を使えるオーナー層との事を言うと思うのよ。
サラリーマンで年収一千万はすごいけど獲得資産は賃金でしかないの。
するとどんどんオーナーと格差が開いてしまう。
それが格差社会なの。
はまち<はまち2<メジロ<ブリ これが格の違いよ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070103-00000148-mailo-l42
日本有数の繁華街、新宿。年末にこの街を訪れた。夕暮れ時、サラリーマンや学生であふれていた。友人らと居酒屋に入ろうとしたが、どこも満員。4件目でようやく席が空いていたが「2時間制です」とくぎを刺された。
そういえば、長崎では師走に入っても客足は伸びず、どの店の店主も渋い顔だった。裏金問題で自粛気味だった県庁職員に「忘年会はやって下さい」と知事が異例のメールを送ることもあった。
都会への集中に歯止めが掛からない。人、金、そして教育も。人気が集中する都会の大学に進学するには、自宅から通学できる都会の若者が圧倒的に恵まれている。地方から都会の大学に子供を出すには家賃を含め、月10万円を超える生活費が必要になるからだ。
学力の前に親の財力が欠かせない。あるいは、親の犠牲と覚悟が必要になる。これも地方のハンディ、中央との格差なのだろう。
大みそかの長崎市浜町のアーケード街。深夜になっても明かりは消えず、時折、着飾った若者やカップルが行き交う。降りたシャッターの前に段ボール箱が並べてある。ホームレスの男性の寝床だ。
五十歳代の前半。中学を卒業して勤めた職場が数年前に閉鎖となり、以後、仕事はしていない。一度、この生活を始めると、抜け出すのは容易ではない。「住まいも携帯電話も持ってないんで雇ってくれる会社もない」
兄弟が多かった。「お年玉なんか、もらったことがなかった」と子供のころの正月を振り返る。
今の生活は、コンビニの期限切れの弁当を食糧に、昼は港のターミナルなどで寒さをしのぐ。夜は人けがなくなるアーケード街へ。「立ち去る前に使った場所をきれいにしておくことが礼儀だ」
酔った若者が千鳥足で通り掛かった。「あんなになるくらい飲んでみたいな」と男性は笑った。話すうちに午前0時を過ぎ、新年を迎えた。人通りも少なくなり、彼は“ベッド”に横になった。
過疎と集中。チャンスがある者と無い者。持てる者と持たざる者。年末、年始の華やかな時間にこそ「格差社会」を実感する。再チャレンジ政策も必要だが、一度もチャンスがない人たちがいることを忘れてはならない。
新入社員のボーナスが1200万円超??。3年連続で過去最高益を更新した米証券大手ゴールドマン・サックスが、破格のボーナスを支給したことが15日までに明らかになった。米英メディアなどによると、ロンドンにある欧州本部の幹部は1億ドル(約117億円)をゲット。世界に約2万6000人いる社員1人当たりの平均ボーナスは、62万ドル(約7250万円)にもなるという。
もはや「格差社会」などというレベルを超越している。ゴールドマン・サックスが、入社1年にも満たない新入社員に対し、10万ドル(約1170万円)超のボーナスを支給した。全社員平均の支給額は、7250万円にもなるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061216-00000077-sph-soci
一瞬だけオサマ・ビンラディンを応援したくなった。