夫は私の父が嫌いだ。
今は一地方の首長に近い職に就いている、公務員の父と、35歳を超えてもなお学生をしているニートのような夫ではお互いの価値観が合うはずもない。
格差社会やワーキングプア、行政の掌にすくいあげられない人たちのニュースや、公務員の不祥事などを見かけると夫はいつもいう。
「おまえのお父ちゃんに言うてなんとかしてもらったらええやん」
「お父ちゃんも大変やな、でも当然お父ちゃんかてやってるんやろ」
これに私はどう答えればいいのか。
そんなの私が言ってどうなるものでもないし、父がどうにかできるものでもない、もちろん行政として考えていることもあるだろうけれど。
そう言うと、夫は私を責め立てる。
「おまえは冷たい」
「おまえとは話が通じない」
「かわいそうだとは思わないのか」
「だから公務員の娘は」
なぜそんな上から目線なの。
私はむしろ、職に就けるのかさえ疑問に思えるあなたとの生活が、いずれ彼らと同じものになる(もうなっている)ことに不安と悲しみを感じるのだけれど。
「いややったら実家に帰ったらええやん」
彼のお決まりの文句。何度繰り返されたことか。
http://anond.hatelabo.jp/20070125104647 に、離婚しろ的コメントがついた。 当然だ、私が客観的に見てもそう思う。 でも。 そこで、私は逆接をつけてしまう。でも、と。 私が学校をなんとか無事...