2007-01-25

夫との会話

夫は私の父が嫌いだ。

今は一地方の首長に近い職に就いている、公務員の父と、35歳を超えてもなお学生をしているニートのような夫ではお互いの価値観が合うはずもない。

格差社会ワーキングプア、行政の掌にすくいあげられない人たちのニュースや、公務員不祥事などを見かけると夫はいつもいう。

「おまえのお父ちゃんに言うてなんとかしてもらったらええやん」

「お父ちゃんも大変やな、でも当然お父ちゃんかてやってるんやろ」

これに私はどう答えればいいのか。

そんなの私が言ってどうなるものでもないし、父がどうにかできるものでもない、もちろん行政として考えていることもあるだろうけれど。

そう言うと、夫は私を責め立てる。

「おまえは冷たい」

「おまえとは話が通じない」

「かわいそうだとは思わないのか」

「だから公務員の娘は」

なぜそんな上から目線なの。

私はむしろ、職に就けるのかさえ疑問に思えるあなたとの生活が、いずれ彼らと同じものになる(もうなっている)ことに不安と悲しみを感じるのだけれど。

「いややったら実家に帰ったらええやん」

彼のお決まりの文句。何度繰り返されたことか。

いずれにせよ彼も私も社会に不適合な人間なんだろう。

  • http://anond.hatelabo.jp/20070125104647 に、離婚しろ的コメントがついた。 当然だ、私が客観的に見てもそう思う。 でも。 そこで、私は逆接をつけてしまう。でも、と。 私が学校をなんとか無事...

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