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はてなキーワード: 悲鳴とは

2010-08-28

http://anond.hatelabo.jp/20100828201332

ものの数分前に、ベッドから同じ形したGがヒョコっと出てきた。

足元の近くだったから軽く悲鳴上げたけど、冷静になって合成洗剤を10回くらいプッシュした。

それでもしぶとく動くG。そこで先程のアドバイスより新聞紙を丸めアタック、撃墜。

部屋中が洗剤だらけになったけどこれで安心して寝れる。ありがとう増田たち。つかトラバこんなにつくの初めて。

これを機に部屋掃除とG対策をしっかりするわ。

2010-08-26

ただ嫌いだからそう言ってる?

はてなユーザー2chユーザーがどれだけ被ってるのかわからないけれど、ここ何年かどうしてこうなった的に思っていることがある。それは「腐女子」と言う言葉の、主に2chでの使われ方について。つまり、女のおたくは全て「腐女子」的な使われ方である。

私が最初にこの言葉を見かけたのは、確かどなたかのはてダだったと思う。確かにそう言う妄想の類と言うのは、同好の者同士にしか理解出来ないことで、しかも「普通じゃない」ことだと「わかっているがやめられない」、自らを腐った思考してるなと自嘲しての言葉としては、なかなか面白い、巧い言葉だと思った覚えがある。

それから何年かして、内輪で言い合っていた言葉が今や多くの世間に認知され、気付けば当初の言葉が示した範囲から、逸脱した言葉になりつつあるんじゃないかと思うようになった。それは認知されることによって、内側(腐女子)の人の中に堂々と誇って良いような錯覚を覚える人が出てくるようになり、外側(not腐女子notおたく)の人はおたく趣味の女をそう呼ぶものとの誤解が生まれたんじゃないかと。

本来は自らを自嘲した言葉であるし、世間に理解されることは無いと自覚があるはずなので、市民権を得たように世間に堂々と腐った言動を垂れ流す処置なしな人種最近は「ゴキ腐リ」と呼ぶこともあるようだが、どうにもそう言う人種は若年層で増えている印象がある。

余談だが、それに比例するように「嫌悪腐」と呼ばれたりする、所謂腐女子アンチも大きな声を上げるようになった気がする。昔はお互いをどう思ってようと、不可侵的な雰囲気があった気がするのだが。やはりそれは最初に男おたくの気持ち悪さを、某事件や何やかんやで叩く風潮があったことへの反撃なのだろうか。意外と腐女子ではない女の人にも一緒にしないで欲しいと嫌悪感持つ人が多いので、ちょっと違う気もするが。

閑話休題

ま、ともかく世間は「腐女子」と言う言葉を覚えたんだけれど、それの持つ本来の意味までは広まらなかったんじゃないか、と思っている。少なくともその世界を知らない人達にとって、その属性を持っているか否かで分ける気はないだろう。世間認知度的には女のおたく腐女子って認識が広まったってことなのかね。

しかし、ggrksを連発するねらーが本来の意味を知らないってことあるのだろうか。しかも何でもかんでも、例えば腐った妄想をしない女おたくだろうが、おたくまでいかないライトなファンであろうが、女と見るや全て「腐女子乙」とレッテル貼りをしたがる人たちがいる。この人種確信犯なのか、それとも世間と同じく同じようなものだと思っているのだろうか。板によっても人種が違うようなので、一概にはこうとは言えないだろうけど。

さすがに男性アイドルや、若手俳優に黄色い悲鳴を上げる人達全て、腐女子扱いするのは、わざとじゃないかと思うのだが。

2010-08-05

ナンパのすすめ

 先日、私は久々にナンパをした。少なく見積もっても5年ぶり。ひょとしたら8年ぶりくらいかもしれない。本当はもうナンパなどしている歳でもないのだろうが、閉塞感を打ち破りたい気持ちもあり、ナンパをすることにしたのである。場所は花火大会の会場。24歳のシャイイケメン相方とした。もともと彼が花火大会に行きたいと言い出したのである。花火大会ナンパがしたい、と。彼はシャイなのでナンパができない。そこで、少しはナンパ経験がある私が彼にナンパの仕方を教える。そういう目的花火大会参加であった。

 だが、暑い。我々二人は暑さで溶けそうになりながら、花火見物のベストポジションへ向かった。早めに向かったのは良かったのだが、開始時刻までの時間つぶしを用意すべきであることも知らず、場所取りのレジャーシートを持参すべきであることも知らなかった我々は、固いアスファルトの地面にじかに座り、何もすることがなく、ただ開始時刻を待ったのだった。女の子に声をかけるなら花火が終わってから、駅に向かうまでの間だよな、などと二人で話したりしていた。

 最初花火打ち上げられると、観客たちが悲鳴のような声を上げる。もちろん歓声なのだが、花火の迫力は圧巻で、そのような声になるのも納得できる。金属元素の炎色反応が演出するドラマ。我々はしばしナンパのことも忘れ、花火に見入った。

 だけれども、男二人で花火を見ていてもやはり飽きて来るもので、私は帰りの電車の時刻が心配だったこともあり、花火を見ながら帰りの駅へ向かうことにした。観客でびっしりのエリアを抜け、屋台が軒を連ねるエリアに来たとき、我々はジュースを買って休むことにした。そこでこの日初めてのナンパを行う。女の子二人組を見つけたのだ。

私は、相方に声をかける練習をさせようと思い、声をかけるセリフ立ち位置姿勢、などを細かく指示した。だが、彼はタイミングを逃し、「次行こう」などと言い出す。これではダメだなと思った私は、とっさに自分で動いた。花火の音がもうしなくなっていたから、「花火はもう終わりなんですかね?」と自然な感じで声をかけることができた。相手の反応は良かった。最後に昼になったのかと思うくらいの連発の花火があがるはずで、それを待ってるんだとのこと。相方も話に加わり、彼女たちは○○(都道府県名)に住んでいる大学生で、中学からの知り合いであること、その花火大会にはほぼ毎年来ていることなどを聞き出した。だが、その後の会話を弾ませることができなかったからか、「じゃあ私たちそろそろ行くんで」と笑顔で言い残し、彼女たちは去っていった。去る者は追わない、というのが私の基本方針なので食い下がったりはしなかった。準備不足(セリフの用意・流れの想定など)もあるなぁと私は感じた。

 二件目のナンパは、道を聞くふりをして女の子二人組に話しかけた。「あ、すいません。あの○○駅っていうのは○○(鉄道会社名)の駅なんですかね?」という第一声。我ながら平凡だなと思うが、これが私のナンパスタイル。いかにもナンパ、という声のかけ方はしない主義だ。私の質問に対して、一人の女の子が誠実に教えてくれた。「どうやって帰るんですか?」と尋ねると、「車で送ってもらうんです」との答え。彼氏か親を待っているのだろう。それ以上話していても意味もないだろうと思い、我々は礼を言って駅に向かった。

 ナンパの魅力的な点はいろいろあって、例えばこちらの第一声に対してどんなふうに返してくれるのかなというくじ引きを引くときのようなドキドキ感。あるいはこちらが前もって考えておいた筋書き通りに話が進んでいくかというゲームのような感覚。だけど、ナンパ醍醐味は何といっても意外な出会いがあること。人は見かけでは判断できない。愛想が悪そうに見えても、話してみるとすごく素直ないい子だったりするものなのだ。この二件目のナンパでの女の子がまさにそうだった。「え、この子、こんなに優しいの!?」という印象。長くナンパをしていなかったから忘れていたナンパの魅力を思い出し、たまにはナンパをするのも悪くないなと感じた。

 ナンパをするために花火大会に来て、2組にしか声をかけられなかったのははっきり言って情けないことだ。ただ、今回は電車時間の都合などいろいろな事情があり、仕方なかったとも思っている。また次回、だ。

 ナンパをすると、普通に生活しているのでは出会えないような女の子に出会うことができる。そして普通に生活しているのではあり得ないような会話を交わすことができる。それこそがナンパの魅力だ。そして私は、まだまだこの世界も捨てたものじゃないなという感覚を持つことになったのである。

 多くの人がナンパについて考えるとき、「怖くてナンパなんてできない」というように感じるようだ。だけど、一体何が怖いというのか。「拒否されるのが怖い」、そういう声を聞く。でも拒否されることは本当に怖いのか。拒否されたらどうなるというのだろう。例えば、ナンパして遊びに行こうよと言ったら「そういうのはちょっと…」と断られた。それはあなたが人生において打撃となるのだろうか。私はそうは思わない。

 これがもし、長く付き合っている彼女であったらどうだろう。ある日、彼女を「今度の休みに遊びに行こうよ」と誘った。そうすると彼女が言う。「あなたと遊びに行くのはちょっと…」。これは打撃となると思う。長く付き合っていてお互いのことを知っている。そういう間柄の人にあなたと遊んでもつまらないという意味のことを言われたとしたら、それはあなたの人格の否定であると言ってもいいものだろうし、それで傷つくのは当然でもある。だけれども、ほんの数分前に知り合った人につまらないと言われたとしても、あなたは傷つくのだろうか。多くの人は、ナンパをすることもなしに、傷つくことばかり考えて恐れているのではないだろうか。ナンパで断られることなど、大したことではないのだ。何度かナンパをしているうちに、断れることにも慣れてくる。

 あともう一点指摘しておきたいことがある。それは、日本人女の子礼儀正しく、ナンパを断るときにも丁寧に断ってくれる、ということだ。こちらが「人格の否定」と受け取るしかないような、そういう非情な断り方をしてくることはめったにないのだ。上述の一件目のナンパでは、「じゃあ私たちそろそろ行くんで」と笑顔で去っていくという断られ方をした。これはなんら我々にダメージを与えるものではなかった。他に私が体験した断られ方としては例えば、「すいません。私これからバイトなので」などというもの。これも言われて傷つくものではない。

 ナンパに近いものとしてホスト客引きがある。私は街を歩いていて、客引きしているホストに出会うと、早足で追いかけ、何を話しているかを聞いたりしている。そしてほとんどの場合女の子が断っているのだが、その断り方は非情に柔らかいのだ。たいていの女の子が「すいません」と言いながら断っている。ホスト客引きされて、「すいません」なのである。路上でのキャッチセールス等は禁止されているのだから、どちらかと言えば謝るべきはホストの方であるのに、である。このように日本人女の子は基本的に礼儀正しく、優しい。相手がナンパしてきた男であれ、ホスト客引きであれ、丁寧に接してくれる。もしあなたが、ナンパなんてすると「ウゼえんだよ。話しかけてんじゃねえよ。」などときつい言葉を浴びせられるというイメージを持っているなら、それは間違っていると言わざるを得ない。日本人女の子は、捨てたものじゃないんだってことを知って欲しい。

 ナンパをしても、あなたが失うものなんて何もない。ナンパを何かを得ることはひょっとしたら難しいかもしれない。でも、ナンパは生き物だ。何が起こるかわからない。あなたは、ナンパをすることで、当初想像していたものと全く違うものを得ることになるかもしれない。人間関係とは何か、ということをいつもとはちょっと違った角度で考える、そのきっかけとして、私は「ナンパをしてみたらどうですか」とあなたに勧めたいのである。

 ※ちなみに私のルックスは並以下。背も低いし。ひどいルックスという程でもないと自分では思っているけれど…。

2010-07-25

一度人を愛したら、もう二度と愛せない

相手に初めてではないと告げられたとする

肉体的な意味でも、精神的な意味でも、形式的なものでも

きっと、そう告げられたらぼくは、相手をそれ以上踏み込ませないだろう

あなたがぼくに聞かせるその悲鳴も、忙しなく動くその瞳も、苦痛を隠しきれないその表情も

きっと、あなたはぼくの知らない誰かに沢山見せてきたんでしょう

あなたがぼくに伝えたその心も、じっとりと汗浮かぶその肌も、沈むように赤いその血液

きっと、あなたはぼくの知らない誰かに沢山見せてきたんでしょう

そう、それはぼくもなんです

ぼくがあなたにぼくがあなたに聞かせるこの声も、力を込めた両手首も、愉悦に歪むこの口元も

ずっと、ぼくはあなたの知らない誰かに沢山見せてきたんです

ぼくがあなたに示すこの愛情表現も、抑えきれないこの感情も、抉るように覗き込むこの瞳も

ずっと、ぼくはあなたの知らない誰かに沢山見せてきたんです

あなたがぼくの初めてでなければならなかったように

ぼくもあなたの初めてでなければならなかった

だから、もう二度と恋愛は出来ない

狂気が現実にならないように

ぬこ(笑)

白っぽい猫を殺した時の話。

庭に入ってきては家庭菜園を荒らすクソ猫に業を煮やしたので殺す事にした。

買ってきた猫用のエサを食わしている間に近づいてなるべく頑丈な麻袋に入れてから、

コンクリートでできた倉庫の壁に何度も叩きつけまくった。

猫が暴れるので袋の表面が波打つような感じで、悲鳴っぽい鳴き声も聞こえた。

ばしーんばしーんと20回ぐらい叩きつけると猫は鳴かなくなった。

それでも溜まった鬱憤が腫れないので続けて30回ぐらい繰り返すと腕が疲れてきたのでやめた。

袋の口から中を覗くと、原型をとどめたままの猫が死んでいた。

がっかりである。

もっとクリーミーな感じにぐずぐずに崩れているかと期待したのに。

袋の口をぎゅっと固く縛り、クリーンセンターに赴いて燃えるゴミのところに放り込んできた。

気分は最高にすっきり。

その晩は気持ちよく眠れた。

それから一週間ぐらいが経過して、よくいくコンビニの窓に猫探しのポスターが貼ってあった。

写真には上品そうな白猫が映っていた。

俺が殺したのがこの猫だろうが、そうでなかろうが、「だから何?」って話だ。

2010-07-19

空を貫くがごとく吃立した巨大な肉棒が、日の光を受けてビル群の一角に広大な影を投げ込んでいた。

人々は我先にと蜘蛛の子を散らすように逃げ惑い、悲鳴と怒号がこだまするその様子に冷静の二文字はなく、街は混乱の極みに陥りつつあった。

肩をぶつけ逃げ走る人々の流れに逆らい、肉棒と相対するように空を見上げていた少女が、こぼすようにつぶやく


「おちんちんが、おちんちんが泣いてる」


その言葉に感応するがごとく、巨大な肉棒がびくりと脈動した。

地が揺れ、空気が揺れ、悲鳴は増幅され、人々はさらに深く混乱へと誘われる。

どこかでビルが倒壊したのだろうか、少女が爆砕音のした方へ視線を向けると、積乱雲のような土煙の塊が膨らみ立ち昇っていた。

視線を肉棒へ戻すと、今にも張り裂けんばかりに怒張した肉棒、その丸く膨らんだ先に、玉のような我慢汁が浮かんでいた。


――まるで、宝石のよう。

少女は、この世の地獄ともいうべき忌まわしき状況において、こんな場違い想像をした。

天を衝く巨大な肉棒の先にある、宝石のような玉。この非日常的な状況におけるからこそ、少女は混乱の渦中にある美しいものに気がついたのかもしれない。

今この場所この状況において、少女と肉棒は確かに美しかった。


肉棒がひときわ大きく反り立った。

瞬間、肉棒の先から練乳を思い出させる白濁液がほとばしり、太陽を覆い隠した。

まるで津波が襲来したかのようだった。あるいは神話で語られるノアの方舟洪水か。

ごぷりごぷりと音を立てて街と人々を飲み込んでいく白濁液は、世界終焉を思わせるほど、絶望的で創造的であった。

その光景を見つめ続けていた少女が最期に見た光景は、追い寄せる白濁液の波の後ろで、先ほどとは打って変わってしなびれた肉棒の姿だった。

視界に真っ白なとばりが落ちて、やがては思考も痛いほどの白さに飲み込まれていく。

ただ、絶望希望も、少女の中には存在しなかった。


その日、世界終焉した。

2010-07-11

思いの記録、あるいは「仕事人生とどちらが大事なの?」

「言ってることは分かるけど、でも、君の人生のほうが大事なんだから、今は休むことを考えなさい」

と言われた。つまり、休職しろという通知。人事より。

仕事パフォーマンスが落ちているな、と感じ始めたのは1月くらいからだった。社内に吹き荒れるリストラの嵐。部下が、同僚が次々と去る。そんななか、俺は超重要案件を独りで回してるという理由でそのリストラ対象からはノーマークだった。ただ、頼りにしていた仲間たちが消えていくことで、自分が指示者ではなく、作業者を兼任することを余儀なくされていることは感じていた。まあ、いつもの俺ならそのくらいはなんとかなる、ハズだった。

2月。社内政治は混乱を極め、俺は作業も指示も出来ず、ひたすら社内政治の調整だけを行っていた。ただ、その時はそれがこの先の仕事の成功につながると信じていた。

3月。協力して仕事をしている部署が、まるごと別の会社にたたき売られることになった。頼りにしている担当者も、辞めた。その頃から、焦燥感が強くなっていた。

「このままだとヤバい。確実にこのプロジェクトは沈む」

その言葉だけが、脳裏をずっと飛び交っていた。

4月さようなら協力部署。これからは君たちとお金の話をしなくちゃいけなくなった。とたんに増えるファクター。代替となった担当者の不理解。焦燥感はより強くなる。そして、人間リストラが一段落したあと、プロジェクトリストラも始まった。超重要案件とはいえ、バジェットがでかい。あいつらはいったい何をやっているのか。説明を尽くした。もはや会社上層部の意向一つで潰せる案件ではなくなっていること。いや、潰せはするが、その後の代償はどれだけのものなのか。一応PMの地位にある俺ですら、全容は把握できなくなってきていた。

5月になる直前。α版ができた。だが、中身はボロボロだった。それは当然だ。これだけ引っ掻き回されて、手戻りが大きく発生している。かつ、エンジニアへのディレクション不足が祟って、一番難しい部分は、まるまるリストラクチャリングが必要な状況にあった。ゴールデンウィークの間、「先生」にお願いしてリファクタリング実施してもらうことになる。「先生」も俺もこの時点で体調はかなり良くない。そして、関係各所へこの「不完全なα版」について、謝り倒し、内情をぶっちゃけ、頼むからプロジェクトを潰さないようにお願いして回る。そんな日々が続いた。

6月。なんとか軌道修正をし、スケジュールを引き直し、俺は指示者と作業者の地位に戻ることができた。しかし、この時にはもう遅かったのかもしれない。

まず、焦燥感で眠ることができなくなった。元々睡眠導入剤を飲んでいたのだが、全く効かなくなる。仕方なく、若干のOD普通に頓服として処方されるギリギリの量くらいまでで抑えた。薬とは10年来の付き合いだから、そこらへんは分かっている。それでも眠れなかった日は、一度だけお休みをもらうことにした。どれだけ無理を言ってるのかは承知の上だ。

次に、記憶がこぼれていった。症状は2つ。

1つは「仕事中にした作業や指示のことを覚えていない」。割と致命的だが、そもそも鳥頭だった俺は行動を頻繁にログとしてテキストファイルに書き出したり、バージョン管理ツールログを細かく書くよう心がけていたりしたため「記録」としては残っていた。それでも、記録に残さなかったささいなことは全て消えているし、自分の中で「それをやった実感」が全くないのが恐ろしかった。

もう1つは「自分がどこにいるのか分からなくなる」。よく「私は誰? ここはどこ?」っていう記憶喪失ギャグがあるが、あれに近いだろうか。自分が誰だかは分かっている。俺は、おそらく俺だ。しかし、俺がここにいるのは何故だ? そしてここはどこなんだ? そういう瞬間が訪れる。要するに以前の文脈がぷつんと切れてしまった状態。ほとんどが交通機関に乗っている時に発生しており、しかも日常の往復での出来事だったので、ケータイGPSなどを使って必死に推測することでオオゴトにせずに済んだ。ただ、一度だけ徒歩での移動中に発生したことがあり、その時は途方に暮れた。同僚と一緒だったため、なんとなく付いて行くことでなんとかなったのだが。

友人のライブに行っても、温泉に行っても、あるいはデカいホールでのコンサートにいっても、考えることは一つ。「今のプロジェクトは、大丈夫だろうか。俺がここで稼働して、先生にここまでお願いして、若手にここは任せて…足りるか? 足らないようならここも俺がやるしかなくて…」無限ループ。しかも、恐らくだがその要件には「記憶の穴」が多数存在していて、きっと何か大事なことを忘れている。

7月退職を決意した。ただし、このプロジェクトが無事離陸するのを見届けてから倒れたい。そう上司希望を出した。だが、上司は俺のことをかなり過大評価しており、切り札として残しておきたい気満々らしい。

「こんなにぶっ壊れている人間を置いておく余裕、あるんですか? 使えるところまで無理やり使って、その後希望退職すればあと腐れないんですよ?」

ダメだ、ボクにはそういう判断はできない。若いんだから、まだ生きて欲しい」

意味がわからなかった。さらに

「このプロジェクトより、君の人生が大事だ。誰か代わりの人間に任せて、休むことは出来ないか」

とも言われた。理解ある上司の、建設的な提案だと思うだろうか。一見、そう見えるかも知れない。だが、俺の視点から見ると、これは違うのだ。

そもそもこの不況下、これだけのバジェットをかけたプロジェクトを潰すには「物理的に」腹を切る人間が必要。だが、その結果がでるのはもうちょっと先のことなのだ。今、俺がこの会社から去ると「物理的に」腹を切る人間がいなくなるのが、困るのだ。

そして、代わりの人間。二重の意味で、代わりの人間を調達するのは困難だ。このプロジェクトはそもそも作業者、指示者、企画営業、そして政治的調整の全てを俺が担当している案件である。作業者になるつもりはなかったのだが、人減らしの結果、そうなってしまったというのが正しい。これを全部やれ、というのは、俺のコピーロボットを作る程度で済むのかどうか。それよりなにより「物理的に」腹切りするべき人間が増えてしまうことを、俺は危惧している。

だからこそ、立ち上がるところまで見守り、上手くいかなかったことを持って腹切り退職。それが俺の願いであった。その道を塞がれたのだ。

そもそも俺は若くはない。アラフォーで体中が悲鳴を上げている。ここらが潮時だと思っていたのだが。

もう一つ。たとえ休職して復活しても、戻るべき部署はなくなっている。かなり強い確信を元に、俺はそう思っている。戻るべき部署のない俺を抱えるこのお人好しな会社はなんだ? …うん、お人好しな訳はない。俺はどう利用されようとしているのか。そこまで想像して、吐き気を催した。


だけど。俺は今やってるこの仕事が好きだ。天職だと思っている。俺にしかできないことをやっていると信じている。ただ、体も心も全く追いつかなくなっているだけで。このプロジェクトを立ち上げて死ぬなら、本望なんだ。でも、それは許されないことだという。

自分人生なんて、何があるわけでもない。親の面倒を診て、死んだら墓の手配をして、親戚の皆様に「申し訳ないですが独り身のもので」と謝り、日々の楽しみはアニメ漫画程度のもので、それもホントに面白いなんて思っているわけでもなく。どちらにしても、仕事をしている限りは自分人生なんていうものはないも同然だな、という諦めの気持ちを持っている。

そんな人生と、体を心をこれだけ傷めつけて、まあ概ね再起不能から死の方向へ行く仕事の仕上げ。どっちが大事かと言われれば、俺に取っては仕事のほうがいい、死ぬまで仕事をやらせてくれ、と言いたい。

そんなに人間の命なんて大事か? 俺みたいな壊れかけのbotみたいなのでも大事なのか? 誰にでもリア充のような人生が待っているわけではないんだよ。


それとは別に、残り僅かな体調を整えるために早朝出勤、定時退社している俺に陰口を叩く連中もいるわけで…。そうだね、君たちも過労死ラインを優に超えていることは知っているし、俺もそれを何とかしようとかけずりまわったさ。でも、これだけ人が減らされちゃ、無理だよな…。

どうしよう。どうしようもないか。DEAD END

2010-07-04

http://anond.hatelabo.jp/20100704211702

あんたに俺の気持ちがわかるって?

ふざけるんじゃねえ!

あれは俺の戦争じゃなかった、大佐にやれって言われたんだ!

俺は勝つためにベストを尽くした。だが誰かがそれを邪魔した!

シャバに戻ってみると、空港に蛆虫どもがぞろぞろいて抗議しやがるんだ!

俺のこと赤ん坊殺したとかなんとか言いたい放題だ。やつらに何が言えるんだ!

奴等はなんだ俺と同じあっちにいてあの思いをして喚いてんのか! 俺にはシャバの人生なんか空っぽだ!

戦場じゃ礼節ってもんがあった。助け合い支えあっていた。ここじゃ何もねえ…

あっちじゃヘリも飛ばした。戦車にも乗れたよ! 100万もする武器を自由に使えた!

それが国に戻ってみれば、駐車場の係員にもなれないんだ!!

畜生…みんなどこ行ったんだ…クソ…

空軍にも友達がいた。みんないい奴だった。あっちじゃ友達はごまんといた。

それなのにどうだ? ここには何もねえ…

ダンフォース…憶えてる。俺いつかマジックペン一本とって拾い物ってラスベガスに送ったんだ。

俺たちいつもベガスのこと、車のこと喋ってたから、あいつはいつも赤いシェビーのコンパーチブルのこと喋ってた。

帰ったらタイヤが擦り切れるまで走ろうって…

俺たちがいたあの納屋子供がやってきて、靴磨きの箱を持って『お願い磨かせて』

そう言ったんだ…俺は断ったが、しつこくせがむんでジョーイは承知したんだ。

俺、ビールを取りに出た。箱に仕掛けがあって、箱を開けるとあいつの体は吹っ飛ばされちまった!

すごい悲鳴だった! あいつの血や肉が俺の体にべっとりついてこんなに!!

引っぺがさなきゃならなかった! 友達が、俺の体中に飛び散って! 俺、なんとかあいつを抑えようとした

けど、どうしても内臓がどんどん出てくるんだ! どうにもできなかった! あいつ言うんだ『俺うちへ帰りてぇー帰りてぇー』

そればっかりだ『国へ帰りてぇー帰ってシェビー乗り回してえよー』

でも…あいつの足がみつからねえんだ…足がみつからねえんだ…

あれが頭にこびりついてる。もう35年にもなるのに…毎日思い出すんだ…

目が覚めて、どこにいるのか分かんねえ時もある。誰とも喋れねえ…時には一日…一週間も…忘れられねえ…あれが…

2010-07-02

終戦

W杯を1人で見てても盛り上がらないし、せっかくだから2人で見ようということになった。

2人でユニフォームを着てテレビにかじりついた。日本ピンチ悲鳴をあげ、チャンスに絶叫して、本田のゴールで抱き合って、パラグアイの最後のキッカーのPKが決まって泣いた。

W杯を機会に始まった恋に比べれば数少ないだろうけど、W杯で終わってしまう恋もある。

W杯を一緒に見るのが、2人の最後の時間になることは暗黙の了解だった。むろん、一緒に見ようと提案したのは、僕にとって少しでも長く同じ時間を過ごすための口実だったし、だからこそ、願うならばもう一試合見たかった。たとえそれが不純な動機と言われたとしても。

ありがとう、岡田監督。ありがとう、選手のみんな。

あなたたちのおかげで、2人の最後の時間は代表のユニフォームのように濃い色で染め上げられた。試合を見るたびに、代表の試合も僕たちもこのままずっと続くんじゃないかと幻想してしまった。390分間の夢を見られた。

こんなに熱くて哀しい別れは、もう来ないかもしれない。

ありがとう。

2010-06-17

http://anond.hatelabo.jp/20100617140350

かんなぎってなんであんな破滅的な方向に走ったんだろうね。

考えたんだけど実は作者が潜在的に前々から萌えオタ嫌いだった説はどうだろう。

つまり

アニメ化に伴い「知名度」「収入」「作品につく萌えオタ数」が急上昇

→心の平衡を失う

→「萌えオタに阿鼻叫喚悲鳴を上げさせてやる!」

…みたいな。

http://anond.hatelabo.jp/20100617003529

イケメンを消すと高学歴に対抗して容姿に優越感をもっている低学歴男などが悲鳴を上げる。

2010-06-14

あのずーっとブオブオ言ってる土人楽器何とかしろよ

旋律どころか緩急も粗密もなくずーーっとブオブオ言ってるだけ

蜂の巣に近付いて一斉に威嚇してきたときああいう感じだ

ゲームの展開に対するどよめきや息遣い、歓声・悲鳴も全部土人の威嚇音で聴こえなくなってる

虫か

2010-05-22

http://anond.hatelabo.jp/20100522172904

特定の動物が嫌いなのは分かるが、たかが絵に対して突発的に悲鳴を上げる方もおかしいと思う。

空想に感情移入し過ぎ。

オライリーの本って特定の動物が大嫌いな人には辛いものがあるよな

部屋の掃除をしてた母が悲鳴をあげたので何かと思ったら、そこに「初めてのSQL」が置いてあった。

母は表紙に描いてある動物カエルが死ぬほど嫌いなのだ。

これ(http://www.amazon.co.jp/dp/0596100329)とかもう嫌がらせじゃん。

2010-05-20

自分を痛めつけることが好きな人たち

が多い気がするなぁ。特に日本には。

どうしてやりたくないシュウカツをして、それなりに希望にあった会社採用されて、やっぱめんどくせってなって鬱になって、でも会社やめたら人生おしまいだーってなってやめられなくて、ってなるんだろう。

シュウカツをしている人たちを見ると、なんか義務感っていうか、とにかく○○しなきゃ、みたいな気持ちに突き動かされてるみたいでかわいそうになってくる。

そんなに嫌ならやめちゃえばいいのに。

俺なんかその点は潔かったなぁ。シュウカツ?めんどくさそーって思って普通にやんなかったし、シュウカツシュウカツうるさい友達とは縁切ったし(単に連絡してきても無視しただけだけど)、やりたくないこと無理してやるより、こっちのほうがよっぽどエネルギー使わなくて良かったよ。

増田眺めてると、なんか気の毒そうな人達悲鳴が聞こえてきて、まぁそうゆーの観てるとこっちまで鬱なるからほとんど観てないけど、観ないようにしても目に飛び込んでくるんだから相当アレだね、自分を痛めつけるのが好きな人たちがいるんだなーってのを思い知る。

あきらめモード人達は、こんなところで変な電波垂れ流してないで素直に社会歯車会社奴隷となって生きればいいのに、人間ってなんか知らないけどそういうところでシンプルになれないんだよねぇ。どうしても、悩みとか何とかやっちゃう。

私は会社奴隷です!会社のために一生を捧げます!って人生送ってきてる先輩たくさんいるじゃん。俺は全然そういうの尊敬しないけど、先駆者がちゃんといるんだからその真似をすればいいのにって思う。真似って重要だよなぁ。他人の真似してシュウカツしてれば「なんか俺って頑張ってる気分」、ってなるらしいし(友達の話ね)

奴隷なるの嫌ならやめちゃえばいいのにね。

その仕事が好きじゃないならなんでシュウカツしてはいったの?って思うけど、まぁ心変りは誰にでもあるか。

心変りしたんなら、心変りしたからやめますって言えばいいのになぁ。何がそんなに難しいんだろう。あ、心変りしたからってのがストレートすぎるなら、適当な理由考えればいいと思う。その仕事が鬱になるくらい嫌なら、やめる理由なんていくらでも考えられるよね。なにしろ、自分不快感から解放されるための重要プロセスなわけだし。

そうやって俺は、やりたくないことを目の前から排除して、やりたいことの比率を大きくしてきたわけだけど、全然難しくはなかった。

とても簡単にことは進んだ。こんなの、別に他人に教えを乞わなくてもすぐに考えられることのはずなんだけどなぁ。鬱で悩む社会人、とかよくあるけど、あれって、自分洗脳して会社奴隷に生まれ変わるか、会社やめるかのどっちかしかないよね。超シンプル

別に世の中は単純だとか、そういう話にもっていくつもりはないけど、世の中を単純にすることは出来る。自分の頭の中で。

そうすれば見えてくる。道が。何をすべきかが。したいことがあるなら、その環境を整えればいい。したくないことがどうしても自分人生の道で通せんぼしてるなら、思い切って脇にどけてやればいい。

うーむ、我ながら単純すぎて何の面白みもない結論だな

昨日見た夢を思い出せる範囲で書く

最初とか中盤は覚えていない。書くのは全体の最後3割ぐらい。

俺と純平(本名)は、何かの集まりの中に居る(夢を最初から憶えてないので動機不明)

その集団で、何かの試験をするらしく、学校中学校の母校)に隠されたスイッチを見つけろとかいうタスクを与えられる。

そのスイッチは結果としてどっかの教室ノートPCの滑り止めの下にあって、みんなでとりあえず喜ぶ

とりあえず褒められ、学校を出ることになる

学校を出たらそこは何かのゲームフィールドで、空は紫色で、変な生き物がたくさん空を飛んでいた。

一同はそれを気にせず、笑いながらどこかに行こうとするんだけど、空にいた生き物の群れ(たぶん地球にいない)のうち一匹が笑っていた純平に襲いかかる。

純平はその生き物にくわえられてどこかに連れて行かれる

俺は「じゅんぺええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええい」と叫ぶ

生き物は毒を持っているのか、純平のカラダがぶよぶよに膨らんでいくのが遠くに見えて、女子(たぶんこれも知り合い)の悲鳴が上がる

不安になりながらも、突然俺は似あわずリーダーシップを取り出し、「みんな、ここはとりあえず逃げよう!」とかいってみんなで走り出す。

先頭を走って逃げていると、間もなくさっきと同じ生き物が俺に襲いかかり、連れてかれる。

嘴に挟まれながらも、左手に持っていた鉛筆で目玉を刳り抜いてみたり、傘をそこに突き刺して脳みそぐりぐりかき混ぜてみたりするけど効果がない。

右腕に奇妙な感覚が走り、何かを注入されているような感覚を覚える。

「ああ、これが毒か」と思っていると、案の定カラダがブヨブヨに爛れて膨張していく。意識が遠のく。

気がついたらみんなが笑っている。純平も笑っている。

襲われた生物は確かにカラダを変にさせるけど、そんなのは毒じゃないよ、と笑いながら俺に説明する。なぜかみんな知っていたらしい。

俺はよく分からなかったが、とりあえず「なあんだ」と、みんなと一緒に笑う。

ここで、意識を取り戻したところがコンビニシュークリーム売ってるコーナーだと気づく。

起床

悪夢なのかハッピーエンドなのかわからん

2010-04-25

絶対にぐぐってはいけない単語

スノーマンドレスアップ」→ビックリ系のゲーム

「洗浄剤の通販」→日光テレフォンショッピングのありえなさすぎる入れ歯洗浄剤の通販

「テレポーター事故」→テレポート装置実験台の女性の腕が吹っ飛ぶ動画フェイクっぽい。

ごっしー理科情報室」→なんかいろいろとやっちゃってる教師のサイト。生徒の動画とか載せてる。

タラヲ」→「タラ死ね」というスレが大量にひっかかる。別に危険じゃない。

「ウォーリーを探さないで2」→BGM画像が少し変わっている。

「BATH ROOM 真相編」→モザイクのかかった部屋がでてきて、しばらくすると目玉ひん剥いた金髪女性画像悲鳴と共にでてくる。

カービィ 鏡の大迷宮 奇妙」→カービィボス戦で壁にめり込んでいく動画。めりこみすぎると…

「動的椅子」→椅子がひとりでに動き出す動画。…と見せかけて実はビックリ系。

モンキーシュガー」→グロ画像が大量に表示されるFLASH危険MAX

スクーターの恐怖」→トラックの運転手が前のスクーターに気づかずにひいてしまう。スクーターの乗り手はタイヤに巻き込まれ…

「4つの目で世界を考える」→情報量が異常なサイト

「貞子さん考える」→ビックリフラッシュ

「せっせっせ」→エジエレキ氏が製作した狂気系フラッシュ。不気味だが、出来の良さは完璧

細木数子ワールド」→サイトに入った瞬間、ものすごいおばさんの画像悲鳴と共にでてくる。

うんこゴキブリハンバーグ」→今世紀最大、そして最低かもしれないと言われる画像

「ブスの歌」→見る人によってはショックを受ける。

「桃寿 私の心の中の醜い獣」→かなりビビるフラッシュ

「死死死死死 呪い」→サイトに入ると、ミイラのような女性死体画像悲鳴

「goooogle」→goggleに次ぐgoogleの偽サイトマジで検索しちゃいけない。ウイルス。正直goggleよりもヤバい。

2010-04-21

規制が煽る不正コピー

海外発の漫画スキャンhttp://shirouto.seesaa.net/article/146955836.html)とか、

中国AV事情http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20100419/enn1004191629010-n2.htm)とか、

思うのは正規品さえ流通していればコピーに手を出さなかった人もいただろうってこと。

これはたとえば日本テレビ番組でも起こっている。

地方テレビ局では放送されないアニメが、youtubeニコニコ動画にアップされていれば地方アニメファンは見てしまう。

コピー違法だ、DVDが出てから買ってくれ」なんて制作者側の主張はわからなくはないけれど、インターネットで全国の人間が繋がれるこの時代に、住んでいる地方によって意図的に情報格差を作るようなテレビ業界の対応は、地方アニメファンに言わせれば「ふざけるな」だろう。

不正コピーという行為自体に過剰反応して、ユーザーの利便性を奪ってはいないだろうか。

一昔前、音楽の分野では、パソコンコピーどころか再生もできないCCCDというコピーガードCD存在したが、一家に一台パソコンが普及しiPodのような携帯音楽プレーヤーが爆発的にヒットするような時代の流れに合わず、CCCDで作られた音楽CDは次第にユーザーから敬遠される結果となった。

パソコン携帯音楽プレーヤー音楽を聴くための手段を、CDからのコピー以外にネットでのダウンロード販売という形で提供したアップルiTunes Storeアメリカ音楽販売の25%のシェアを獲得し現在も売上は伸び続けている。ユーザーとしては、苦労して不正コピーを入手するより、iTunes Storeから数回ボタンを押すだけで買えた方がはるかに便利だからだ。

規制をしてユーザーに不便を強いては、本来なら正規品を欲しいと思っているユーザーをも不正コピーへと向かわせてしまう。

不正コピーを悪意のあるユーザーによる犯罪と攻撃的になる前に、善良なユーザー悲鳴と理解して、そこにビジネスチャンスが隠れているのだと考えた方がいいと思うだが。


なんてね。

2010-04-20

愚痴

 母が入院した。83歳で救急車で運ばれたのだから、もう、いよいよかと親戚に連絡を回しまくった。これがいかんかった。

 母には10歳年下の妹がいる。妹だからか気軽にこき使ってる。突然電話して「明日、草むしりに来られない?」って調子だ。そんなことは私に言えばやるのだが、母は何かと非効率的なので、まともに言うことを聞いていたら、何日かかっても終わらない。段取りを組んで3時間程度で終わらせようとすると「そんな乱暴なやり方じゃだめだ」(実際には、母のほうがはるかに乱暴だ)と難癖つけてくるので、ついつい腰が重くなり、「妹なら、私が言った通りにやってくれるから、妹にやらせる。もういい」と頼まなくなってきた。実は、妹は清掃業をしている。私などよりはるかに(効率的にやりたい)と思っているはずなのだが、母には逆らえないようで、黙々と非効率的な作業に1日を費やす。なんでも、妹は50年前に大病して、4歳と0歳の子供を母に預けて入院していたことがあるらしい。しかも入院費も母のほうで出したらしい。それで恩があるというのだが、いくら世話になったといっても、もう恩は十二分に返していると私は思う。

 で、この妹、私からみて叔母が、母の入院先に毎日現れて、毎日3時間から4時間病院で過ごしているらしいのだ。

 入院して最初に主治医先生からお話があったとき「どなたか、窓口となるキーパーソンを決めてください」と促され、叔母が「私がっ」と声を上げた。父と私は目を剥いた。夫と実の娘を差し置いて出る幕ではないだろう。こちらに時間がなければ有り難い話だが、あいにく、父は仕事を引退して隠居暮らしだし、私は小間使いとして実家に仕えている。母のために割く時間はある。というか、そのために、私は外に働きに行けないので、私の代わりに叔母が小間使いをしてくれるのなら、私としては万々歳だが、まさか、73歳の叔母をつかまえて「お手伝いさんしてください」と言うわけにもいかない。第一、父は母の言いなりになっていて、父の要望に耳を貸さない叔母が嫌いだから、毎日家に来られたら父がノイローゼになりかねない。父は認知症があって、肝心な話を聞きそびれると困るので、結局のところ、私がキーパーソンになった。

 病院側は、いろいろな相談事を、私に電話してくる。私は、母の周辺に人たちにメールで状況を報告する。車で30分で行ける病院なので、毎日見舞いに行く。するといろいろと物が増えていたり、物の配置が変わっていたり、私が聞いて知っていることを、叔母が看護師さんに聞いていたりする。黙っていては伝わらないと思ったので、はっきり言った。

「物については十分揃えてあるので、勝手に買い足されても迷惑です。母に何かしてくださるのなら、励ましてやってください」

 次の日、叔母は「マッサージ」と称して、母の足を揉んでいた。母は「痛い痛い」と悲鳴を上げる。「痛いのー。でも、動かさないと寝たきりになるよ」と叔母は足を動かし続ける。看護師さんが来ると止めるのだ。看護師さんから「足が痛いとおっしゃるんですが、何か既往症がありますか?」と訊ねられた。「腰には腰椎すべり症があって、前々から腰や足が痛くなるとは言ってました」と答えると「どこか、ぶつけられたりしたことはありませんか?」と重ねて聞かれる。入院する前には、そういうことはなかった。

 母は今、自力ではほとんど動けない。

 叔母は、母の側に3時間もいて、いったい何をしているのだろう?

2010-04-17

自分は偉いんだ、自分が頭が良いんだ、自分をもっと大事にしてくれ、美味しい思いをさせてくれ・・・と、ひたすら身勝手悲鳴を挙げてる人間が増えてるよな。

でも、そういう不幸のスタート地点は、身の程を弁えられない幼稚な人間性そのものにあるんだと思う。

2010-04-13

ここで無理をしたら

http://anond.hatelabo.jp/20100413215618

肝心なときに、起きてないかも知れない。

病院に入れて、付き添わせてもらったほうがいいんじゃないかな。

もちろん、付き添わせてくれない病院なら、行かないほうがいい。

20100414追記。

http://anond.hatelabo.jp/20100414103618

返信ありがとうございます。増田だから、冗談半分かもとも思ったのですが、悲鳴に聞こえたので返信しました。

2年前に夫をガンで亡くした経験から言うと、たぶん、何をしても後で悔やまれることが出てくると思いますが。

どうか、今、あなたが全力を尽くされていることをお忘れになりませんように。

お疲れの出ませんように。

気持ち悪いというせりふが何らかの抑圧効果を相手に及ぼすと思っている時点で甘い

むしろ征服者にとっては支配欲を満たす背徳的で甘美な悲鳴に過ぎない

2010-03-27

http://anond.hatelabo.jp/20100327080833

子供は親をかばうからね。

悲鳴なんて上げないんじゃない?

疑わしきは介入くらいじゃないと子供を守れないのかもしれない。

http://anond.hatelabo.jp/20100327043926

あなたは迷わず児童相談所に連絡しますよね?

俺はエロゲやったことありますが、それでも通報します。

しないよw

夜な夜なこなた悲鳴が聞こえてくるとかならするよ。

2010-03-24

http://anond.hatelabo.jp/20100324115440

801界隈というのは男オタのブームがちょっと遅れてやってくる。エロゲーBLゲーとかね。

pixivなどで話題になっているのは

腐女子の絵がランキングに載ったりという露出はどうなの?」

と言う話なのだが、これは男オタがホモフォビア的に反発している部分と、増田指摘の801女子の隠れたがる性質と双方から発生している。

が、そもそもその「露出」は

「隠れるの? なんで? 私達恥ずかしいことなんかしてないよ? みんなで楽しく話し合おうよ!」

という腐女子層の隆盛によるものではないだろうか。

そもそもが「腐」女子という自嘲にもほどがある名前を高らかに名乗るようになっている。オタクという言葉の生まれ方になんだかよく似ている。

というわけで、

「他所から叩かれるから隠れているけど、本当は堂々としたいんだ!ガキもパンピーもどんどんこの世界に寄って来て盛り上ればいいのに!」

これよりはむしろ「何でお前ら隠れてんだ!」という若手と「うるさい俺達は宮崎騒動のときも体を丸めて黙って過ごしたんだ」という古参との世代間闘争的な何かがあるのかもしれない。

あ、宮崎時代に表に来て戦った人たちももちろんいると思うけど、あの当時高校生ネットも何もなく、部屋にアニメポスターがあるだけで母親悲鳴を上げたような世界で生きてた俺としては、黙ってやり過ごす以外に方法はなかったんだ。

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