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はてなキーワード: 婚姻とは

2010-09-30

http://anond.hatelabo.jp/20100930205538

当時のユダヤ、というかあそこらへんの民族の血族主義はちょっとすごくて、アブラハムから数えて○代の誰それ、誰それから数えて○代のあいつ、そいつの娘婿の~みたいなノリは100%本気。

婚前交渉なんて許されないし、不義姦通なんかしたら生きていけなかったらしい。

今でもイスラム圏だとレイプされたらした側よりもされた女が罰せられる場所があるし、法律はそうでなくったって世間の目はそう。

そんな土地柄で、婚姻前に身篭った許婚を捨てず(当時だったら死とまでいかなくても一生の不幸を意味する)に一緒になった。

当時の掟だと姦通を世間に公表した上で離縁するのが普通のところを、世間に公表せずにひっそりと縁を切ろうとした。とマタイによる福音書には書いてある。

その直前に「律法に忠実な義人」と記述してるにも関わらずだ。

そして結局は一緒になった。

無駄飯喰らいのニートを育てあげた。(といっても親が死ぬくらいまで長男家事手伝いという生き方近代まで普通だったからそう叩くこともない)

のっけから愛に満ちてる。

だから、血族主義や民族主義を越えて世界中に広まった。

また聞きだけどね。

個人的には我慢できなくてヨセフマリアを孕ませちゃったと思うんだけどな(笑

追記

イエス

「まずしきものは幸いです」

なんて言いながらも、旅先では徴税人で金持ちの家に泊まったりしてる。

徴税人=ローマの犬

金持ち=地獄に落ちろ

みたいな空気の町で、あえて名指しでそんなやつの家に泊まった。

(ついでにそいつが身長コンプチビだったりする記述がひっそりとあるあたりがすごく好きだ)

そんで、その人が回心するって話。

イエスは、聖書は陰口を叩かれるような人すら救う。

つうかすすんで救う。

この間の幼児放置死の風俗嬢ですら、たぶん救われるんだろう。

本来、キリスト教処女非処女なんて小さなことに拘らない懐の深さは持ちえてるように思う。

2010-08-25

http://anond.hatelabo.jp/20100825140635

…分かった。

増田が、おじいさんの時代から、山の上(もしくは山で遮断された土地)に住んでたのは分かった。

なら、おばあさんか、そのおじいさんが父方なら母方に聞いてみてくれ…。

ご近所同士での婚姻関係なら、友達に聞いてみろ。

一般論で行こう。な?

あと、”車の移動(買い物含む)”の話をしてるのに、ネットだの生協だの出しても意味ないから…。

もしかしたら途中参加かもしれんので、ツリーの最初貼っておくよ…。

http://anond.hatelabo.jp/20100825103546

2010-08-10

http://anond.hatelabo.jp/20100810162532

現状だと、婚姻を結んでなかったら養育費を支払う義務って生じないんだっけ?

いや、認知されてれば養育の義務が生じる。男側がごねて認知しなかったら、裁判で強制認知という方法が取られる。

まあ、養育費払わなくても、命までとられたりしないからね。

借金じゃないから。

養育費の未払いに対して差押請求はできるよ。

債権譲渡はどうだろうね。そのへんは知らん。

http://anond.hatelabo.jp/20100810161318

現状だと、婚姻を結んでなかったら養育費を支払う義務って生じないんだっけ?

そこは、考えんとね。

 

まあ、養育費払わなくても、命までとられたりしないからね。

借金じゃないから。

これ、大事なこと。

2010-08-02

http://anond.hatelabo.jp/20100802215356

だからさー。

http://anond.hatelabo.jp/20100802192020 が俺なんだけど、そこで「アホか」っつったのはトラバ先の http://anond.hatelabo.jp/20100802004420 に対してだよ。

そのときの「そりゃ、現在婚姻世帯数でその年に届出があった件数を割った値だろが。しかも自治体別だし。」が間違ってたからトラバ先の増田にすまんかったと言ったんであって、君に対しては別に何も。単にツリーの先頭に書き込んだだけで、君に話しかけているわけではない。

つか君と会話してるわけじゃないって言ってるだろ。何がいやいやいやwなんだよ。

追記

厚労省の数値の意味を教えてくれって言ったのは君だろ。

だから、詳細はどうあれそのデータは根拠にならず、出す意味がないんだよと答えたつもりだったが、君にはわかりにくかったか?

会話になってるとしたらそこだけだが、それを話をそらすなとかって、こっちが意味わからんよ。

http://anond.hatelabo.jp/20100802203854

上の方の増田だが

まずはじめに「離婚人は1000人中2.01件しかいない」などということはないし、そもそも日本語がおかしい。

離婚2.01というのは「現在婚姻世帯数でその年に届出があった件数を割った値、自治体別」は間違い。すまんかった。

正しくは「日本の総人口でその年に届出があった件数を割った値」ですな。(訂正)

このデータは除数が夫婦の数ではないから、「結婚したカップルのうちどのくらいが離婚するか」というのは読み取れない。

だから「○組に○組が離婚する」という根拠にはならない。

こんなんでいいか?

http://anond.hatelabo.jp/20100802202606

横からだけど違う数字の見方をしてみる


平成元年から平成22年までの離婚者数はおよそ400万

現在日本における、二人暮らし以上の世帯数は3600万世帯ある。

結婚生活を20年続けていると、9組に1組は離婚してる、という計算

こんな感じでどうかな。0.2/1000よりは説得力あると思ったけど。

離婚率/婚姻率の「3人に1人」て数字は、日本よりも韓国離婚率低くて、日本より欧米のほうが離婚率高くなってるねこ

http://anond.hatelabo.jp/20100802004420

離婚率は平成21年2.01、つまり離婚人は1000人中2.01件しかいないということ。

アホか。

そりゃ、現在婚姻世帯数でその年に届出があった件数を割った値だろが。

しかも自治体別だし。

1000人中2件しか離婚してないって、ちょっとはおかしいとか自分で思わなかったの?

あと、マスコミとかがよく使う3組に1組は離婚というのは、ある年の

離婚した数/新婚さんの数

そっちのほうが感覚的な値としてはより適切だろうね。

2010-07-27

http://anond.hatelabo.jp/20100727142846

いや、改姓に伴うコスト現在もかかり続けてるわけじゃない。

ルールだけ策定すれば終わり、じゃなくて、誰かが改姓する度にいろんなところで書き換えコスト現在進行形で発生してるわけでしょ?

それが改姓しない場合はその分の書き換えコストが発生しないからコストが低下するという言い方もできるわけじゃない。

コスト計算をするなら、メンテナンス必須で全ケースメンテナンスが発生するシステムよりも、必須でなくてメンテナンスの回数が少なくて済むシステムを導入する方がコスト削減になるって考え方だってあるでしょ。

しかも夫婦が違う姓でも法的に夫婦と認められている仕組みって日本国内でも他国籍の人との婚姻場合は既に現存してるんだよ。

同様に親と子供が姓が違っても親子と認める仕組みも既に現存してるんだよ。

2010-07-26

http://anond.hatelabo.jp/20100726230055

わかんないけど、「絶対」ばれないなんてないよね。

だって、興信所付けられたらばれるし、それこそクラミジアうつったらばれるし。(あ、ちなみに、そういったことでばれたんじゃないけどね)

ばれる可能性は絶対ある程度はあるんだよ。

その可能性が低いからって、相手を悲しませるリスクを取るって事は、やっぱり酷いことだと思うよ。

その可能性が低いからって、ばれたときに嫌われるかも知れないのに、そこは目を瞑るって言うのは、要するに相手がいなくなるリスクを取るって言うことじゃん。

だから、意外と男性が思ってるよりか、ばれたとき失うもの大きい可能性あると思うんだよね。少なくとも、信頼みたいのはなくなるし。

別に「そういった場合は、別れるのも仕方がない!」みたいな覚悟で行くなら良いんだけどさ。軽い気持ちで行くのって、相手を悲しませるのに無神経だよね。早くばれて、自分も予想以上のものを失って苦しめよって、思うね。

まあ、私がそう思おうがどう思おうが、ある程度の確率でそういったことはばれてるものだろうし、それで、愛とか信頼とか婚姻関係とか失ってる人は、まあいるだろうしね。

http://anond.hatelabo.jp/20100725195656

完全に同意。

お祝いに名をかたった結婚業界搾取を野放しにしていてはいけないと思う。

お嫁さんの祝われたい欲求をいたずらにくすぐって親まで巻き込んで選択肢をせまくして搾取して、婚姻自体を面倒なものにしすぎ。

2010-07-23

結婚制度は時限性にすべき

ここでは仮に期限を10年に定める。

相思相愛ならば、10年をめどに事務的な手続きを取り更新してもらう。

何もしなければそこで両者の法的な婚姻は廃される。

結婚することでメリットを得られる制度にするとともに、不倫浮気を肯定することができる。

また、期限つきにすることで離婚制度を廃止する。

その期限内及びそれ以前に子どもが生まれた場合、期限が切れるまで男性は一定の収入養育費として支払う義務を負う。

しかし、期限が切れてからは支払う義務を負わないものとする。その期限内に子どもが生まれなければ、もちろんその義務も負わなくて良い。

男性子供をより多く作ってもらうために、女性はその子供をしっかり育て上げるために、パートナーを探すようになるだろう。

また、同時に重婚も認めるようにし、結婚を「愛の証」から「将来世代の相互扶助」機能へ移転させる。

当然ながら好きなだけ結婚できるので、一部の男女は子供もつくらずに、結婚している数だけ自慢する学歴厨のような層が生まれるだろう。

しかし、その層を認めてでも、少子化は解決する必要がある。

男性子供一人当たりにかかる費用が減ってしまうので、大学に通えない子供が増えるかもしれないが、女性自身も産める子供の数には限りがあるし、産んだ子供まで愛せるならば従来通り墓まで連れ添えばよい。

このメリット仮面夫婦の解消と子供社会が育てる理念を究極まで追い求め、なおかつ男女の生物的な性も尊重したものになると期待している。

※もちろん空想です。

2010-07-16

http://anond.hatelabo.jp/20100716105919

こういう人ってこの前戸籍上の性別変更が可能になる法律が通ったことをどう考えてるのかな?

名字の変更ってのは既存の仕組み的に存在するものだったけど性別の変更なんてものは存在もしなかった。

変更不可の前提で組まれてたものを変更可にするよりはよっぽど楽な話だよ。

現行は同じ戸籍だと同じ姓でないとだめだけど、国際結婚夫婦だと同じ戸籍には入らないので、戸籍内の「身分事項欄」に婚姻事実を記載することで関係確認としている。

一戸籍じゃなくても夫婦だと証明できる仕組みになってるってことだね。

戸籍を個籍って形にして身分事項で家族関係が参照できればそれで充分なんだよ。

2010-07-05

夫婦について

結婚及び婚姻については事前の約束と金感覚のすり合わせがとても重要だと思う

男女では言葉の使い方表現のやり方が違ったり社会から受ける扱いも違うから、慎重に意識意図の確認が必要なことは言うまでも無い

細かいことを言うなとか言わせるなとかってのは、逆に同じ事を相手から自分へ言われた時に意識がすれ違ってるという焦燥感を本当にぶっとばせるのですか

理解されない寂しさとか孤独な義務感情自分自身でちゃんと処理できるのですか

もし、そんなにもあなたが自立意識が強いのなら家族を求める理由がわからない

2010-06-28

中絶避妊法律で禁止せよ

子供ができて責任を果たすことをせずに欲望だけ満たしたいなどというのはわがままだ。

欲望を満たすのならばそれに伴う責任もまっとうすべきなのだ。


避妊(ここではコンドーム等器具の使用を指す)中絶を禁止したら実際いろいろな不幸が生じるだろう。

しかしそれらの不幸も神が与えた宿命として受け入れるべきなのだ。

中絶避妊によって「命の選別」が行われている。

生物の生きる目的自己保存すなわち生きることなのであり、

人格である親が子供自己保存を妨げる権利などないのである。

売春は有史以来古今東西消えることがない。

それはすなわち子供を作るという結果を回避しつつセックスしたい人間が決して消えない、

もしくは子供を作りたいと望んでいてもそれをかなえてくれる相手を得られない人間がいなくならないことの証明である。

子供を作りたいということはお互いにセックスの相手として独占しあう関係になってもよいということである。

売春禁忌とされるのは生まれた子供の福祉のためである。


どの社会売春の撲滅を目指してきたが、

婚姻が男女一対一の関係を規定している限り、

男が出す性で女が身ごもる性である限りそれは不可能である。

魅力のない下層何割かは結婚という制度に適合することのできない。

あぶれる人間必然的に生み出す一夫一妻制を敷くことは、

その時点で望まれない(独占関係のない男女の間にできる)子供を生み出す潜在的可能性を作りだすということなのだ。



人間の命の価値平等という理想を唱えるのならば、

あぶれた人間の間にできた望まれない子供でも、たとえ本人らや社会が不幸を背負ってでも、

生きる権利を与えるべきなのだ。

もしくは恋愛共産主義化といってもよいが、婚姻制度を撤廃する、男女の独占関係を要求せずに、

生まれた子供社会の支援のもと母親が育てるという制度を敷けばよい。


もしそれができないというのならば人間の命の価値平等ではないとオーソライズし、

その理念に従って社会制度倫理道徳も再構築するべきなのだ。


生まれた命はもとが愛だろうと欲望だろうと差は無い。つけるべきではない。

中絶避妊によって差をつけてはならない。

自分の欲望の結果できた命には責任を果たすべきである。

2010-06-11

【6/15追記】2ch既婚女性板の「アンチスレ」調べ

鬼女」とも称される既婚女性板。そこには妬み嫉み、誹謗中傷、悪意に満ちた推測など、身の毛もよだつことばが溢れているといいます。

そこで、そんな「鬼女板」を覗きに行き、アンチスレの数々を観測してみました。今日(6/11)現在、上位300に含まれるスレッドを対象に見て周った結果を以下にまとめます。

  • スレ住人ではないので、ところどころ事実誤認・要点を把握しきれていないなどのミスが含まれると思いますがご容赦ください。
  • 「批判されている点」は私個人が6/11現在に立っているスレを読んで把握したものです。
  • 「批判されている点」はスレ内で語られている事柄であり、事実であるとは限りません。

まとめ

アンチ職業スレ婚姻の相手批判されている点(主なもの)
雅子皇族1845皇太子殿下職務怠慢、育児怠慢、詐病実家との癒着自己中心的言動
東 瑠利子◆RurikoA2fkブロガー265雷X(現GTR2chコテハン歯科助手として法・職業倫理に反する行い(治療行為を行う、薬剤窃盗患者個人情報ネット上に公開、患者への誹謗中傷
住谷杏奈タレント225レイザーラモンHG芸人ブログにおける捏造過去仕事ミニスカポリス等の際どいセクシー要員、ホステス)、美容整形
辻希美タレント169杉浦太陽タレント家事育児に難あり、常識を欠いた言動、美容整形、ブログにおける捏造、独特な語彙・文章
ダルビッシュ紗栄子スレタイは夫と連名)タレント124ダルビッシュ有プロ野球選手交際3ヶ月で妊娠結婚独身時代の男性関係、人気ブランドデザインパクる服飾業者との結託、育児に難あり、品性に欠ける言動
浅田好未タレント82一般人ブログでの虚言・捏造家事育児に難あり、過去仕事ロリアダルト
新山千春タレント70黒田哲史西武ライオンズコーチ独特な語彙・文章、家事育児に難あり、常識を欠いた言動、美容整形
君島十和子女優、美容家52君島明(デザイナー実態に見合わないセレブリティ自己演出、金銭トラブル、美貌の衰え
向井亜紀タレント46高田延彦タレント、元格闘家代理出産にまつわる問題行動、「自分の命>>(超えられない壁)>>赤ん坊の命>>(お金で買える壁)>>代理母の命 という価値観」(スレより)、育児に難あり
さゆり(ユリ牛=椎名奈津美)ブロガー39一般人病的な虚言
YOME(大井純子)料理ブロガー31一般人ブログで紹介する料理が奇天烈、誤った知識の披露、独特な語彙・文章、娘に対する愛情希薄
越智千恵子スレタイは夫と連名)モデル実業家21おちまさと放送作家不倫・略奪婚、ブログにおけるレシピ無断転載
あさみブロガー18未婚病的な虚言、反日的な発言、スレでの荒らし自演
林真理子作家18一般人成り上がり的な性質(品性スマートさの欠如、自己顕示欲の強さ等)
キム・ヨナフィギュアスケート選手17未婚高い評価に見合わない実力=得点の買収、他の選手への無礼な振る舞い、不遜な態度
柏木志保(梅)漫画家11矢吹健太朗漫画家離婚ニコニコ動画で活動する10代男性ミュージシャンとの不倫離婚育児放棄育児怠慢(婚姻時)、元夫への不誠実な対応(金銭面等)
ABC(アベシ、世界のアベヤス)ブロガー11一般人現実離れした経歴詐称、男児死亡事故が発生した際に救命に当たった救急隊を罵倒する記事をブログで発信
皆藤愛子キャスター10未婚ブリッコ的言動、ファンがキモヲタ(皆藤さんは処女だと強硬に主張する等)
高岡由美子モデル8本田泰人サッカー解説者、離婚婚姻時の言動(夫を虐げる、浪費等)、離婚後のブログ言い訳・元夫への厭味のような記述
乙部綾子会社員7一般人医師会社員にもかかわらずでしゃばる、育児の怠慢
ベッキータレント6未婚タレントとしてのキャラクターが鬱陶しい
渡辺美奈代タレント5一般人見栄張り(実態に見合わないセレブリティ自己演出)、家事怠慢、ブログにおける実子晒し
みきママ料理ブロガー5一般人料理ブロガーなのに料理の基本ができていない、レシピが滅茶苦茶
ダメちゃん(EUCALY)ブロガー5未婚スイーツ(笑)的言動
小倉智昭キャスター5一般人政治的偏向(親民主反自民
北斗晶タレント4佐々木健介プロレスラーデリカシーを欠いた言動、高所得にもかかわらず庶民派アピール、ブログのために家族を振り回す
つるの剛士タレント4スタイリスト元カノへの嫌がらせ、後輩イジメ成金自慢」(テンプレより)、他の芸能人に対する態度の悪さ、実態に反する良き夫・父アピール
浅田真央フィギュアスケート選手4未婚知性に欠ける言動、マスコミ等のゴリ押し、ファンの盲目的な言動
斉藤祐樹アマチュア野球選手3未婚実力に見合わないビッグマウス

傾向

  • アンチ者は既婚女性が圧倒的に多い。年齢は20代~40代に集中しており、シニア層の被アンチ者は少ない。
  • 肌の状態から着こなしまで、被アンチ者のルックスに関する中傷が多く見られる。
  • アンチ者に子どもがいる場合子ども不利益となるような言動は特に厳しく批判される。例:ブログ子ども写真を不必要に掲載する・塩分脂肪分が多い食事を与える・子どもが女児の場合髪型や洋服に無頓着で可愛くしてやろうという姿勢が見えない など
  • アンチ者の子どもに対する誹謗は、別の住人からすぐに非難されることが多い。しかし一方で、「親がアレでは将来は問題を抱えた人間になるだろう」との推測が多数見られる(この際も、子ども本人に対しては「かわいそうに」と同情をもって語られることが多い)。
  • スレ住人の多くにとって毎日行うことであろう「料理」に関しては非常に見る目が厳しい。市販品を手作りと装って紹介したり、レシピにおかしな点があったりすると、あっという間に炎上状況が生まれる。
  • 「実際の家計(と推測される経済状況)」と「アピールされる自己像」との乖離が嫌われる。「儲けているくせに庶民派ぶる」という態度が嫌われるのは何となくわかるが、「家計は火の車なのにセレブぶる」という態度もそれと同等あるいはそれ以上に嫌われており、少し意外に感じた。
  • 不貞や派手な男性関係を核としたアンチスレは予想より遥かに少なかった。
  • アンチ者の多くに対して、「アンチスレを覗き気にかけている」という認識が持たれている。
  • アンチスレ住人等が被アンチ者の言動を(被アンチ者のブログコメント欄あるいはスレで)注意・批判した際、被アンチ者が以下のような対応をすると批判や嫌悪がいっそう激化し、それが長く語り継がれることになる。上表のスレ数上位者はしばしばそれをやらかしている。
    • 無理のある弁明をする
    • 感情的になり怒りを表明する
    • ブログ文言の書き換え、記事の削除等を行い、批判の対象となった言動を初めからなかったかのように振舞う
  • アンチ者には言動の矛盾が見られる場合が多く、スレ住人はそれをシビアに検証し批判する。
  • 上表の被アンチ者のブログの大部分がアメブロ

感想

6/15追記:調べたきっかけについて、その他

知人から「ひょんなことから妻の2ch閲覧・書き込み履歴を見てしまった。既婚女性板のアンチスレッドに入り浸って、直接関わることもない相手を痛罵していた。表面上はそれまでどおりに繕っているが、もう見る前のような無条件の信頼や愛情を寄せることができない。離婚視野に入れ始めた」という話を聞かされ、少なからぬ衝撃を受けたのがきっかけとなりました。

他の板でも「このスレ鬼女監視されています」のAAをはじめとする「鬼女はコワイ」系のレスは見かけますから、それなりにコワイところではあるのだろうとは思っていました。でも、鬼女がきっかけで夫婦の愛が壊れるって!離婚て!と事の思わぬ深刻さに戸惑って絶句していると、「見ればわかる」とだけ言われました。

実際見てわかったのか? と聞かれれば、正直難しいところです。ブコメにもあったとおり、ストレスの捌け口の場としてこういうところがあっても全然いいんじゃないかという気持ちと、それはあくまで他人事としてであって「確かに、ごく身近な人がここでレスしまくってたりしたら堪らんな…」という心情が混在しているというのが正直なところです。

多くの方がアンチスレの最大の原動力となっているものを「嫉妬」であると書いていらっしゃいましたが、私はあまりそのようには感じませんでした(嫉妬が全くないと言っているのではありません)。

http://anond.hatelabo.jp/20100411211958ネットの女叩きにはうんざりする)

こちらにあるとおり、女性には「あるダメな一例が人々の目に留まると、全体として非難を受ける」という状況があると思います。「これだから女は」「これだから主婦は」「これだから今時の母親は」等々。

そのような「強制連帯責任」的状況にあって、アンチスレ住人たちは過剰防衛に走ってしまっているように思います。つまり、「お前がそんなハンパな腕前やちゃらちゃらした心構えで主婦母親代表みたいな顔してでしゃばると、きちんとやってるこっちまで一緒くたにされるんだよ!」という。スレ住人たちは日頃から「強制連帯責任」的状況を敏感に察知し、自らもその状況下での同調圧力に晒されて強いストレスを感じているのではないか。それこそが最大の原動力であるように私には思われました。

2010-06-09

離婚件数多過ぎワロタ

平成21年婚姻件数は71万4000組で、

平成20年婚姻件数は72万6106組、

前年より1万2000組減。

平成21年離婚件数は25万3000組で、

平成20年婚姻件数は25万1136組、

前年より2000組増。

同じ年の婚姻離婚を直で比べるなら

35%が離婚してる計算

これはちょっとすごい

単純に言うと結婚の3組に1以上が破滅的な結末を迎えるわけで

何らかの事情離婚にまで踏み切れないけど我慢してる夫婦を含めたら

大雑把に少なくとも半分ぐらいは不幸になってる勘定

結婚するのも大変な時代だけど

結婚してからはもっと大変なのだろうか

2010-05-17

甲斐性がある」は「好意」ではない。

『「寄生対象に見られる事≠好意」だから。これを当然の如くイコールしてある論調には頭痛が。

"男"としては軽蔑してるから"金"の部分を経済的に利用してやろうとする女もいるんですよ。女性はそういう目に遭う事ないのかな』

というブックマークコメントを付けるのもなんだし、もっとちゃんと書きたくなったので、久しぶりにエントリを立てました。


以前、「寄生対象としてだけではなく人格を尊重して好きになって欲しい」という交際相手への要求を、

「幼稚な願望」だか「男らしくない願望」だかと皮肉っていた女性がいた。その女性はきっと、

交際相手から人格を無視されATMや庇護者としてだけ扱われることに全く異議を唱えないご立派な人なんでしょうが、

わたしはひとをそんな目で見てつきあいたくはないし、実際にそんな交際はしてこなかったし、

人格はいらない。財布としての機能だけが欲しい」と本気で思っているような女性も真っ平です。

人間らしいお付き合いがしたいよねー。ということのどこがお子様レベルの高望みなんでしょうね。


あと、「交際相手として扱われたいなら対等な人間として扱われることは諦めろ。両方望むのは男の欲張りだ」

という理屈を振りかざす人も存在するのですが、わたしにとって恋愛対象の人は同時に対等な人間なので、

これもちょっと何言ってるんだかわからないですね。

要するにこういう人々は、「女性様に利用価値見出してもらっているのに文句を言うとは何様のつもりだ?」、

あるいは「私は結婚相手として意識されたことすらないのに、男ときたら、あれはいやだこれもいやだと贅沢なんだよ!」と

言いたいだけなのだと思われるが、こちらとしては「あなたに寄生対象として見てくれと頼んでない」、あるいは

「あなたが経済不安を抱くのは勝手だが、やつあたりするのはやめてほしい」としか言いようがない。


そういうおかしな人たちは横に避けておくとして、たいていの人は性別に関係なく、

人格を無視された上で見栄だの金だのだけに執着されても侮辱としか思えないものだ。

男女ともにそうであるはずだ、と思う。

しかし現実には性によって意識の差が現れる。

仕事経済力に惹かれてもらえば嬉しいでしょ。甲斐性があると見られてるってことなんだから」

「男として認められてると思えばいいのに」

と無邪気にのたまう女性が多く見えるのに対して、なぜ男性の多くはそれを嫌悪するのだろうか。


それは男性にとって「寄生対象としてのみ扱われた時に生じるリスク」」が、圧倒的に高いからに他ならない。


想像してみて欲しい。人として尊重していない男性、その経済力だけが目的である男性に対して、

いざその男性の目が離れた状況になった時の女性がどうふるまうものか。

もっとも最悪な可能性は結婚詐欺オプションとして睡眠導入剤練炭)だが、問題はそれのみにとどまらない。

結婚することに合意したとして、まず、その女性は、夫婦間の貞操に対して非協力的である可能性が高い。

浮気しないでくれと言っても、ATM―――いわばお財布なんちゃらとしか思っていない男の人格

女が真剣に気づかう必然性などどこにあるのか。

「うっかり別の男の人と生で中出ししちゃったテヘッ」と言ってカッコウ戦術に出ることにも

罪悪感や抵抗を感じないだろうことは想像に難くない。

托卵と性感染症危険ダブルパンチである。


また、身勝手な要求をされる可能性も非常に高い。何度も言うがその女性にとって相手は体裁・金銭のための道具にすぎないのである。

嫌だと拒否することを、強制的にされたりさせられたりする可能性が高いということだ。

拒絶したら生活を人質に取られるか、恫喝でやらされるか(何せ男性の気持ちなど尊重していないのだから躊躇はないし、

興奮状態にある女性が通常より利己的になることは言うまでもない)、

ドラマのように出来ないお前は男失格だ」など言葉暴力で攻撃されることもある。

「以前からやりたかったことをお前の金で試せない私は被害者だ。何のために結婚しているのだ」という自己中な理屈逆ギレされる可能性もある。

すべてが匕首で刺されるような暴力である。

一言で言ってしまえばヒューマンライツの問題であり、人格を無視され現金引出機としてだけ扱われるということは、

そうした生活の自己決定権を侵害される危険性が極めて高いということだ。

歴史的に男性はそれを侵害されてきたし、今なお世界中の国や文化圏では、婚姻関係において上述のような暴力的状況が出来(しゅったい)している。

夫婦が本格的はじまりである。


結婚をする関係にある女性に、「人として」尊重した上で好意を抱いてもらわなければダイレクトに心身に損傷を負う危険がある。

それが男の抱えている深刻なリスクである。お子様願望だの、ありのままのボクを愛してだのというぬるい話ではない。

人的社会生命的危機感がある以上は最低限の要求なのだ。

だからこそ男性は「自分を寄生対象としてしか見ようとしない女性に対する嫌悪感」が無意識レベルでも強い。

この女はアレだと勘づいたら早急にシャッターを下ろしてそれ以上近寄らせないように「自衛」するのも当然である。

でなければ「結婚をする関係性」になる以前に、まずを食らう可能性がある。

とにかくそういう女性が近寄ってくることには「リスク」しかないのだ。

「「収入・地位に関心=好意を持たれてる=モテてるってことだよね~♪」」などと

、無邪気に喜んでる場合ではないのである。

その女性経済的関心がちゃんとこちらを一個の人格として尊重した上で付随されているものなのか、

それとも完全に「財布」という記号にしか見えていないのか、見極めなければ手酷い傷を負うことになる。


「養ってと迫る女がいるだけで甲斐性だと考えている男もいる。理屈に合わない」

「男をモノとして扱う鬼女に平気で給料全部吸い上げられてる奴隷男が山のようにいるじゃないか。何がリスクだ」

という反論が聞こえそうなので一応。

そういう男性は単にリスクを顧みず結婚しているだけの話であって、リスクそのものが無くなったわけではない。

女性より法的立場が弱く、扶養の義務を持っている限り、危険はどんな男性の上にも平等に降りかかる。

信頼関係を築き上げた女性が相手の時でさえ、本当に結婚に踏み切ろうと言う前には足がすくむものだ。

そういう恐怖を克服しても、この人がいい、この人を信頼した、信頼すると自分で決めたからリスクも背負う、

と思える相手でなければ結婚できませんね。わたしはね。

そのリスクを深刻な危機感として感じない男性も中には存在するというだけの話である。


えーと。蛇足だけどついでに。

「年齢がアラサー差し掛かってるから、どうしても男性のことを考え始めると地位や年収でおおざっぱに認識しちゃうけど

 オンナノコとして当然なんですう。えーんえーん。でもワタシ根は無害で純粋な子羊だから。

 いざリアルで相対すれば男性をモノ扱いしたりしないよ!そんなことするのはビッチだけだよ!」

などと言う女性が時々いるのですが、メディア年収年収・遊んで買い物して旅行は年○回・専業主婦で楽になりたいなどと

寄生虫臭いことを喚き散らしていれば、

あー、男を生活安定させるための道具としか思ってないのね。

 女としての自尊心を回復して同性に見栄を張るためのツールとしての夫が欲しいだけなのね。

 単に魅力がないだけで中身はビッチじゃん」

と冷ややかに突き放されるのは当然でありまして、

リアルでは少女の心を失わない純粋なワタシ」などと言い訳しても説得力など皆無であります。

だって、文章だけだって十分暴力になりうるからね。

このエントリだってある種の女性にとっては暴力になりうるのを見れば一目瞭然でしょう。


このあいだ三十路女性から、

「私婚活中なんです。凄く焦ってるのでお付き合いしてください。まだ結婚してないのは友達の内で私だけなんです。

 飲み会で友達に同情されるのはもう嫌なんです」という告白だかなんだかわからないような告白を受けて、

そんなこと焦る必要ないと思うけど、金が欲しいだけなら風俗で働けばいいんじゃない

とニッコリ笑って言ってしまった経験のあるわたしですが、

風俗行けなどという暴力的な言葉を返されたくなければ、無自覚に暴力を振るわないように気をつけた方がいいと思います。

(これ言われた時は、「うわー・・・つきあったら『友達が飲み会で自慢していたことを全部私にして。経験ないのは私だけだから』

とかムチャクチャな要求をしてきそう。しかもそれを飲み会で友達に全部自慢しそう。絶対無理」と思いました)

http://noraneko.s70.xrea.com/mt/archives/2010/0517001413.php

2010-05-03

http://anond.hatelabo.jp/20100503195338

女性大学進学率や

賃金上昇、出世の機会

これらがある事によって婚姻率や出生率が下がったのであれば

要はそれほど「結婚子育て出産は実に避けたいこと」ってことだろ

本当に意義を感じられる事ならば、どういう環境であろうと

それを選ぶだろう

仕方なく行ってきたけど、それをしなくて済むならしない、という事ではないのか?

だとしたら、それを強要しても無理だし、自分だったら強要されたくない

非婚とか問題視しなければいいと思う

2010-04-30

http://anond.hatelabo.jp/20100430013337

じゃあオレたちがやらないとな。

えーと、なんだっけ。オレが覚えているのは2つ。

1、婚姻している男女の別姓可能化

2、記者会見へのフリー記者の参加可能化

・・って経済政策じゃないな。なんかあったっけ。

【主要企業106社アンケート鳩山政権経済政策 (1/2ページ)

http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100104/mca1001040501006-n1.htm

1、公共事業の見直し

2、予算編成の事業仕分け

3、温室効果ガスの25%削減目標

4、子ども手当

5、暫定税率廃止(見直し?)

6、高速道路無料化

7、郵政見直し

おもしろいのはアンケート回答者意見が「そんなことやってないで成長産業を育成しろよ!」で合致している点。

そりゃそうだ。

2010-04-24

http://anond.hatelabo.jp/20100423125109

元記事書いた者です。

繰り返すようですけど、それは顔の見えない名前の見えないデータの男女に基づく男女平等論ならそれでいいかもしれませんが、一人個人個人の関係性の話になるとそうならないでしょう?

俺のケースの場合だと、俺は今のところそういう女ではない妻を選んでいるし、妻は俺を選んでいる。これがまず現実としてあるというのが大前提になるわけです。だから、そこを逸らされても俺としては答えようがないんですよ。俺はこんな女がいいみたいな希望を言っている婚活男子じゃないんです。


それでも、そういう風に責められたらどう思う? というのは俺にとってリアリティがないので答えにくいのですが、もし現実の妻が俺がやってるようなことをしてそれで妻が幸福になって家庭・育児夫婦の関係を健康に保つことが出来るなら俺は受け入れるでしょうね。ということになります。

後はこれをあなたであり皆さんがリアリティを持ってくれるかですね。

実際、他の記事にも書いたけど、俺の妻は女であることによる慎重さをそれなりに心がけているタイプだし妻であること女であることの世間体を気にするし、それをうまく利用しているタイプなので滅多なことはできないしょう。処女であろうがなかろうが世の中のほとんどの奥さんはそういうもんじゃないんですか。今は窮屈だといって暴れまわる女も中にはいるでしょうけど。


それで彼女が女であるように俺も男なんです。そこを一緒にされても困るんです。あなた(女)はそれでいいかもしれないけど、俺(男)は無理なんだ。そして、全員とは言わないまでも男は結婚していても風俗に通う奴や出会い系を使って買春するやつや不倫に走る奴がかなりいるでしょ。それが現実なんじゃないですか。これだけ性が解放された時代に「婚姻関係」だけを盾にそこから完全に目を背けられると困る。風俗で済ますというのが男として夫としての俺のバランスなんですよ。それで俺と妻の男女のバランスがとれているのが現実なんです。


俺は誰よりも妻を愛してますよ。いつでもどこでも妻に愛を本気で語りかけることができます。でもこのご時世に妻だって性解放恩恵を受けてセックスの悦びを結婚前に謳歌しているんです。いい時代だと思いませんか? 後は民法改正夫婦別姓とかなんとかまあ結婚改革やってくれれば完璧なんですが。それはともかくそういう時代に純潔主義者でもなかった妻に「結婚したからもう私だけ」って言われても建前はわかるし妻の前では俺は妻しか愛してませんが、いざベタ本気にされると「はあ?」となってしまうんです。

女のお前はそれでいいかもしれないけど、俺男だしって、そうなってしまうんです。勿論、これも社会や顔の見えない男女の話ではなくて、俺と妻のリアルの関係性にしなくてはならないのですが、そこが難しい。つまり、匿名で好き勝手書ける環境だから偉そうにしてられるけど、いざ、妻との間で家庭を崩さないようにそのことを妻に納得してもらうようなコミュニケーションをとる、というのが難しい。恐らく世の中のパパさんも出来ずにいるんだろう。


2010-04-05

チェリーパイの夜

50年近くひとりで生きてきた私が、自分家族を持ちたいと思った。

金もなく独り身の私がニナにできることといったら、配偶者ビザを与えることくらいだった。そのお礼と言ってニナは裸になったが、私が彼女を抱くことはなかった。ニナにしてみればこれはビジネスライク契約だったのだろう。しかし私は対価としての体を拒むことで、そこにビジネスではない情を差し挟もうとしたのだ。それはニナにとって負担だったかもしれない。だが私はわずかでもニナに負い目を感じさせたかったのだ。

ニナは母国に家族がいた。親兄弟、祖父母、叔父叔母、従兄弟。あらゆる血縁が、中には血縁のないものまで、ニナの収入にぶらさがっていた。別にアジア貧困を憂う気持ちはない。彼らがいたからこそ私はニナと出会い、法律上の夫、そして法律上の父になることができたのだから。

ニナには16歳になる娘がいた。名前はティナ。日本人とのハーフでありもちろん私生児だった。父親の行方は知れないらしい。手足が長く整った顔立ちのティナを見ると、おそらくティナの父親も容姿の整った男だったのだろう。ティナは案外に義理堅く、私のことをお父さんと呼んだ。若く美しい娘にそう呼ばれると、さえない自分が申し訳なくなる。ニナも40歳前だったが美しい女だった。若さとは違う魅力が年を重ねるごとに増していくように思えた。そんなふたりが働く「ルカルカ」はいつも客で賑わっていた。16歳のティナがそういった店で働くことはもちろん認められていないが、ティナは20歳と偽って働いていた。ニナとティナはまるで仲の良い姉妹のようだった。

私たちは婚姻後も一緒に暮らすことはなかった。ニナとティナはパトロンが与えたマンションに住んでおり、私の住むアパートを訪れることは滅多になかった。寂しくないと言ったら嘘になるだろう。嫉妬に身を焦がすことも少なくなかった。私は都合の良い男であることを自覚しながら、心のうちではそれに抵抗していたのだ。そんなときニナとティナは私のアパートにひょっこり顔を出す。「お父さん元気だった?」 それは水商売に身をおく人間特有の愛想の良さだった。それでも私は嬉しさを隠せなかった。私たちは家族なのだ。不遜にもそんなことを考えてしまうのだった。

孤独にさいなまれた夜、私はひとりチェリーパイを作る。私はそれをチェリーパイの夜と呼んでいた。菓子職人だった頃の記憶を呼び起こしながら黙々と作っていると、どうしようもない孤独が少しだけ和らぐような気がした。まだ腕は衰えていない。しかし私はもう菓子職人ではなかった。薄汚れた作業着、黒ずんだ爪、日焼けした肌、軋む身体、生気を失った目。今の私は限りなく底辺に近い場所で働いていた。憤りも諦めも通り越し、あらゆる感情が削ぎ落とされ、疲労だけを身体に積み重ねる毎日を過ごしていた。私はチェリーパイを1ピースだけ口に放り込むと、残り7ピースをそのままにして床についた。ひとりで始めてひとりで終わる。チェリーパイの夜とは、ありていに言えばそういうものだった。

しかし翌朝目覚めると、そこにはニナとティナがいた。私が寝ているうちに来たのだろう。よほど疲れていたのか、台所の床にそのまま寝転がっていた。ふとテーブルの上のチェリーパイを見ると6ピースに減っていた。背中を嫌な汗が伝った。

仕事場からその薬剤を持ち出すのは容易いことだった。耳かきひとさじで致死量のそれを、私はいつもチェリーパイの1ピースに混ぜ込んでいた。そしてロシアンルーレットの要領で皿をぐるりと回し、ひとつだけ口に放り込むのだ。確率8分の1の命をかけたルーレット。これは運試しだった。ただ私はいつも運が悪かった。運悪く生き残っていた。

ニナとティナは甘いものに目がなかった。特に私のチェリーパイは好物だと言ってくれた。時間は深夜、体重を気にする年頃のティナはきっと、ひとつチェリーパイをニナと分け合ったのだろう。姉妹のようによく似たふたりは、床に寝転がったままぴくりとも動かない。もちろん寝ているわけではないだろう。そろそろ私は目の前の現実を受け入れなければならない。ふたりはもう死んでいる。チェリーパイの夜、私は生き残り、その代わり法律上の家族を失ったのだ。

それから時間経っただろうか。今私の目の前では美味しそうなミートパイが焼きあがっていた。ひとりきりの部屋で私はミートパイを口に運ぶ。噛む度に口の中に肉汁があふれ、ほどよい塩気と豊かな甘みが広がっていく。そしてゆっくりとミートパイを飲み込んだとき、私たちはようやく本当の家族になれた気がした。

2010-04-03

http://anond.hatelabo.jp/20100403142832

同一居住地に複数の世帯主を認めないってことは、同棲カップルとか婚前同居とかダメってことですよね。

元増田です。もともと、居住と生計を一とする場合は、婚姻してなくても世帯主はひとりしか認められないはず。生計が別の場合でも、BIの場合は代表としてどちらかのみ満額支給するべきかと思います。

2010-03-29

http://anond.hatelabo.jp/20100329214433

なぜ罪悪感があるの?

僕のプランでは在日が一人減って、純韓国人の居住者

(婚姻ビザ)が一人増えます、そして血統的に100%

韓国人のハズの子どもたち(人数未定)が日本国籍

合法的に選択するチャンスが生まれます。

法的には完璧に問題なく白ですが、国籍血統主義

重んじる日本にとって背いているのではないでしょうか…

日本人結婚すれば子供たちは50%なのでその後も25%と

いうふうに稀釈され日本が守られて行くのではないか…

とか、考えちゃって。

よくよく考えると外国人として日本に生まれた罪悪感かな~。

2010-03-26

http://anond.hatelabo.jp/20100326074233

Wikipediaの「夜這い」によると、未通女は特別扱いされているみたいだけど。

かつての農村では「村の娘と後家は若衆のもの」という村落内の娘の共有意識を示す言葉が聞かれることがあった。近代化以前の農村には若者組があり村落内における婚姻規制承認を行い、夜這いに関しても一定のルールを設けていた。ルールには未通女の取り扱いなどがあり未通女(「おぼこ」)の場合は農村の年長者、或いは若者組の年長者が優先された。また、ルールを無視して他村の者が夜這いに来ると、若者組が見つけ撃退し、時には制裁を行うこともあった。

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