ここでは仮に期限を10年に定める。
相思相愛ならば、10年をめどに事務的な手続きを取り更新してもらう。
何もしなければそこで両者の法的な婚姻は廃される。
結婚することでメリットを得られる制度にするとともに、不倫や浮気を肯定することができる。
その期限内及びそれ以前に子どもが生まれた場合、期限が切れるまで男性は一定の収入を養育費として支払う義務を負う。
しかし、期限が切れてからは支払う義務を負わないものとする。その期限内に子どもが生まれなければ、もちろんその義務も負わなくて良い。
男性は子供をより多く作ってもらうために、女性はその子供をしっかり育て上げるために、パートナーを探すようになるだろう。
また、同時に重婚も認めるようにし、結婚を「愛の証」から「将来世代の相互扶助」機能へ移転させる。
当然ながら好きなだけ結婚できるので、一部の男女は子供もつくらずに、結婚している数だけ自慢する学歴厨のような層が生まれるだろう。
しかし、その層を認めてでも、少子化は解決する必要がある。
男性が子供一人当たりにかかる費用が減ってしまうので、大学に通えない子供が増えるかもしれないが、女性自身も産める子供の数には限りがあるし、産んだ子供まで愛せるならば従来通り墓まで連れ添えばよい。
このメリットは仮面夫婦の解消と子供は社会が育てる理念を究極まで追い求め、なおかつ男女の生物的な性も尊重したものになると期待している。
※もちろん空想です。