はてなキーワード: 1人区とは
内閣不支持率は朝日新聞で34%、産経新聞で33.3%であり、日本の有権者1億人のうち安倍政権を支持していない人はおよそ3300万人くらいいる。
しかしながら、比例代表における立憲民主、国民民主、共産、社民、れいわ新選組の得票を全部合わせてもおよそ1921万票であり、3300万には遠く及んでいない。
ではもし、安倍政権を支持しない3300万人が全員投票に行き、上記5つの政党に投票していたらどうなっていただろうか。3300/1921は1.717程度なので、各政党および選挙区の候補者が1.7倍の得票を得ていたと仮定すると選挙結果は以下のようになる。
1人区:福島、栃木、群馬、山梨、岐阜、三重、奈良、岡山、徳島高知(合区)、香川、佐賀、長崎、熊本、鹿児島で野党候補が逆転勝利
2人区:変化なし
3人区:千葉県は自自立→自立共、兵庫は維公自→維公共に。北海道と福岡は変化なし。
4人区:神奈川は自立公維→自立公共に、大阪は維維自公→維維共立に。埼玉と愛知は変化なし。
6人区:東京では自民党の武見敬三が落選し、立民の山岸一生が当選。
比例区:自民15、公明5、維新4、立民12、国民5、共産6、社民1、れいわ3、N国0 1議席ラインはおよそ112万票
つまり、自民は選挙区22(38)+比例15(19)、公明は選挙区6(7)+比例5(7)、維新は選挙区4(5)+比例区4(5)となり(※カッコ内は実際の獲得議席)、選挙前と比べて公明はプラマイゼロ、維新はプラス1だからともかく、自民はマイナス29という大敗となっていたわけである。
もしも読者の中に『安倍政権は支持していないけど、どうせ私が選挙に行っても変わらないよ』と思っているような人はこの数字を見て心を入れ替えて欲しい。