はてなキーワード: 貴族とは
「そもそもファッションなんてものは同じコードを共有していなければ土台理解なんてできないものだからね。」
「たとえばダメージジーンズなんてものが流行ったことがあるけど、あれもその時代のファッション誌を読んで同じコードを共有していた若い人達からすれば全然問題ないし、それどころかオシャレの最先端ですらあるわけだよね。でも、それを共有していない大人からすればそれは単なるみすぼらしい破けたジーパンでしかないわけだ。だって大人はそれをオシャレだとするコードを共有してないからね。さすがにワンレンボディコンファッションがオシャレの最先端で止まってるってこともないだろうけど、何がオシャレで何がオシャレじゃないかって決められたコードを元に判断しているわけだから、コードを更新せずに昔のまま止まっている人と、最近のファッション誌を読んでる人じゃ、オシャレの基準が違うわけだね。だから、娘のファッションを理解できない親御さんってのは、いつの時代にもいるわけだ。」
喋り続けることで落ち着きを取り戻しつつあった僕は更に続けた。
「そう、だから時代によってオシャレは変わるし、それは必然とも言える。何十年か前のファッションが再評価されることもあるけれど、あれは当時のファッションを評価するコードが新しく現代のものとして流通するからであって、普遍的なオシャレってのがあるわけじゃない。当時の服をオシャレとする基準を身につけたからそう思えるだけの話。だから、いつの時代でも変わらぬオシャレな輝きを有するファッションってのは存在しないんだ。あくまで何をオシャレとするかという基準があるだけでね。でも、そんな中、唯一の真理に近いものがあるとしたら、僕はブランメルの言葉だと思うんだ。ジョージ・ブライアン・ブランメル。19世紀のイギリスの人なんだけど、オシャレなことで有名なんだ。オシャレっていってもド派手なファッションじゃなくて、むしろ地味ともいえるようなファッションを好んだんだけど、その人がこんな言葉を残してる。『街を歩いていて、人からあまりじろじろと見られているときは、君の服装は凝りすぎているのだ』僕はね、これを金言だと思うんだ。金言至言まさに名言。確かにいつの世にも変わらぬオシャレなんてないよ。でも、こういった心がけが、いつの時代もオシャレを作る、必要不可欠なものなんじゃないかなって思うんだよね、僕は。ねえ、どう思う?」
「さあ?」
僕の3分にも及ぶスピーチをたった二文字で返しやがりましたよ、このアマは。大体なんで僕がこんな長ったらしいスピーチをぶらなければならない理由をとんとわかってないと見える。今日は僕と彼女との初デート。身長が167cmある彼女は手足もすらっとスタイルが良い。学校の制服なんてとてもよく似合っている。まあ着こなしを見る限りファッションに興味がないんじゃないかなって気はしていたけど、それを補って余りあるスタイルの良さだから、お母さんが買ってきたシマムラファッションだったとしても、彼女が着ればすらっと素敵なファッション美人。そう。そうなると思って、僕はウキウキワクワクデートに来たわけだ。
場所は駅前にある変な銅像。うちの市出身の芸術家の人が作ったらしい、よくわかんない猿の像。なんだか漢字が多い長ったらしい題名がついてはいるのだけど、誰もそんなの覚えてなくて、みんな「おさるの所」なんて呼んでいる。13時におさるの所。ウキウキワクワク5分前集合。ごめん、待った?いいや、今来たところさ、なんて言いたいからね。5分前に着いた僕は周りを見渡した。日曜日ってこともあって、人が多い。カップルカップル男女男男女ウサギ女カップル。ん?なんか変なのがいた気がする。もう一度。カップルカップル男女男男女ウサギ――。ウサギ!?うわー、何あれ。前に渋谷で動物のパジャマみたいなのがギャルっぽい人の間で流行ったことがあるけど、よく見てみるとそれとも違う。パジャマみたいな薄手でぺらぺらな素材ではなく、ピンクのもこもこした厚手の起毛で、動物の着ぐるみとかで使うような、結構しっかりした作り。手足は共に七分丈で、袖は膨らみを持たせたちょうちん袖のような仕上げ。僕とは逆っ側を向いてるから頭を包み込んでる頭部の作りはよくわからないけど、それでもわかるぴょこぴょこと揺れるウサギの耳。
嫌だね、全く。僕はああいった、ファッションは自己表現ですからとかいう輩が一等嫌いなんだよね。10年もしたら普通の服装に戻って、あの時は若かったから、なんて言っちゃうんだぜ、あいつらは。嫌だ嫌だ。なんて思っていると、ピンクがとことこ寄ってくる。うわ、もしかしたら露骨に嫌なのが顔に出ちゃったかな。なんか言われるのかな。なんか文句あんのー?自己表現なんですけど、なんて。うわあ、どうしよう、携帯掛かってきた振りして逃げ出しちゃおうかな。それよりも彼女早く来てくれないかな。ていうか遅いよ全く。普段からちょっとズレてるキャラだなだとは思っていたけど、初めてのデートくらい5分前くらいに来ておいてよ。そうすれば僕もこんなウサギに――と、空転しまくる思考はそこで遮られた。
「やっほー」
そう。そういったわけで、テンパる頭を押さえつつ、連続深呼吸を5回ばかりキメた僕は、彼女に延々とファッションのなんたるかを、控えめというオシャレイズムの尊さを、説いたわけなんだけど、彼女は一言、さあ?と返した。このアマが。さあ?って何だよさあ?ってさあ!どう思う?さあ?って何だよその会話。くそ!どうしたものか。更に平易な言葉を用いて説明を試みるべきか。それとも有無を言わせず服屋に連れ込んで適当なものを見繕うか。はたまた用事があるとブッチしちまうか。いずれにしろこんなウサギとデートなんてできるわけがない。こうしてる今も周りの目が痛くてたまらない。やめて見ないで違うんです彼女はちょっとズレてるだけなんです僕は普通なんですオーディナリーボーイなんです、と沸騰しそうな頭で考えてる僕の思考はまたもや彼女の一声で終わりを告げた。
「かわいく……ない?」
傾げる小首にウサ耳揺れて、僕の価値観が砕け散った。可愛い。可愛い!可愛い!!それだけでいいじゃないか。充分すぎる程に最高だ。いつの世も変わらぬものはない?10分前の俺に見せてやりたい。200年前の侍を連れてきても、1000年前の貴族を連れてきても、3000年前の縄文人を連れてきても、銀色のスーツ来た未来人を連れてきても、宇宙の果てからグレイを連れてきても、やつらは全員同じ言葉を言うだろう。可愛い。そう。人類は2008年にして辿り着いた。究極のファッションに。至高のオシャレに。ブランメルを呼べっ!説教してやる!お前は守りの姿勢だから辿り着けなかったんだ。究極のファッションは人を振り向せる運命にある。いつの世のいかなる人をもだ。彼女を可愛くないだなんていうやつがいたら連れてこい。三日三晩に渡って説教してやる!72時間聞き取れますかだ。ああ、そうだ。こんなことを考えてる場合じゃない。今も不安げな顔で僕に問いかけてる彼女に伝えなければ。
「可愛いよ!最高に可愛いよ!」
「本当……?」
「ふふ。ありがと。」
嬉しそうに頬を染めて照れる彼女。可愛さ量が等比数級的に増大し続けて駅前やばい。可愛さのブラックホールが生まれそう。彼女に吸い込まれそうになる体を必死に地面を踏ん張ることで耐えていると、もじもじしていた彼女が僕に何かを差し出した。ん?何だいハニー?っと見てみると、ネズミーランドでつけるような、カチューシャ型のウサギの耳。僕は固まる。え?いや、それは、ちょっと、あの、その、本当、え?なんで?なんて逡巡しているとまたもや彼女の桃色破壊光線。
「……だめ?」
その後、駅前の繁華街で、デートを楽しむ一組のウサギカップルが目撃された。周囲の冷ややかな視線とは裏腹に本人達は至って幸せそうだった。
前:(3) http://anond.hatelabo.jp/20081002054900
番外編:(3.5) http://anond.hatelabo.jp/20081005204600
次に、軍事面での考察をしてみよう。
今回は特に長いので、時間の無い方は概要だけ読めば十分である。
エピローグのカレンの独白にあるように、世界は間違いなく軍縮の方向に向かう。
しかしこれは世界(特にブリタニア)に今までの軍事力を支えるだけの経済的余力がなくなったためであり、決して平和的理由からではない。
世界の軍事力はZR後に急激に縮小し、その後緩やかに軍縮が行われていく。
むしろブリタニアは国内事情を盾に軍事力維持の正当性を主張し、他国にとっての脅威となるだろう。
超合集国各国も対抗して軍事力保持を主張するも、シュナイゼルの策により未然に防がれる。
世界は再び、ブリタニアに対する(一方的な)恐怖を抱くことになる。
実は、富士の決戦後でもブリタニアの軍事力はあまりダメージを受けていなかった。
富士の決戦ではルルーシュの富士山大噴火やフレイヤによってブリタニア軍は壊滅的な打撃を受けた。
しかし、決戦前の戦況を見れば、世界中でブリタニア軍と黒の騎士団(実体はおそらく各国軍隊がそのまま自国国境を守っているだろう)がにらみ合いを続けていることがわかる。
ここで超合集国側の戦力を推察すると、今までの本編の描写から最新のナイトメアを保持している部隊は富士の決戦に臨んだ黒の騎士団本隊ぐらいであろうと思われる。
一方ブリタニアは、いくら主戦場から離れているとはいえサザーランド・グラスゴークラスのナイトメアは世界中の部隊で標準配備されているだろう。
紅蓮や神虎、暁といった最新ナイトメアの開発能力のあるインドを除けば、黒の騎士団本隊壊滅後に世界中の国を制圧できる。
当然ZR直後にも、絶大な軍事力を保持していたことが推測できる。
しかし、その軍事力は一気に縮小される。
わかりやすくいうと、「兵士にメシを食わせる金がない」のである。
前述の通り、ブリタニアは経済的に壊滅的なダメージを受けている。
シュナイゼルやカノンは、ナナリーが示すであろう平和路線への方針をうまく活用し、ブリタニア経済の崩壊を防ぐという現実的な理由のために急激な軍縮を敢行すると思われる。
もちろん急激な「人員減」は失業者の急増、それに伴う社会不安、経済不安、犯罪増加や治安悪化など諸々の弊害を生ずるためこれは行わない。こうした余剰人員は例えば公共事業等によって一時的に吸収することで段階的に人員削減を行うだろう。
そしてこの公共事業の一つが「飢餓や貧困対策」なのではなかろうか(具体的に何をするのかは知らないが)。
さて、軍縮を行ったブリタニアだが、今後まだまだ軍事力の活動の場は多いことが予想される。
旧貴族の反乱である。
ルルーシュによって反乱を起こす貴族はかなりの割合で討伐されただろうが、反乱は起こさないまでも不満を抱えていた元貴族は相当数いたと思われる。
また、植民地エリアで富を築いてきた人々もルルーシュに対して憎しみの念を抱いていただろう。
こうした人々にとってルルーシュの暗殺とナナリーやコーネリアといった皇族の復活は歓迎される出来事だっただろう。
(シュナイゼルは、ペンドラゴンにフレイヤを落としたこともありどのような評価をされるか不明。歓迎する人と憎む人が半々、といったところだろうか。ゼロについてもまた同様だが、ここではそのあたりの考察は脇に置いておく)
貴族制の復活を望み、そしてナナリーに断られることになるだろう。
一方で長期的な経済悪化により、貴族達は元領民に助けを懇願される。
かくして領民のため、そして自分の家のために元貴族達は立ち上がることになる。
おそらく軍需産業からの多大な支援や元ブリタニア軍人の参加によって相当の戦力を用意できるだろうが、ゼロスザクをはじめとしたブリタニア正規軍(名目上は黒の騎士団だろうが)に勝てるはずもないので勝敗については特に考察しない。
しかし、こうした政情不安によってブリタニアが軍事力を維持する大義名分とできることは大きい。
シュナイゼルがこれを利用しない手はない。
政治力で超合集国が勝てるとも思えないので、結局その他の国はブリタニアの要求を認めることになるだろう。
ナナリーにも当然反論の余地はなく、スザクはバカなのでシュナイゼルに簡単に丸め込まれる。
(シュナイゼルは「ゼロに仕えよ」というギアスをかけられているだけなので、おそらく自分が「ゼロのため」と思えば手段を選ばないと思われる。別に嘘をついているわけではないし)
結果として、世界の人々は依然としてブリタニアの軍事力に対する脅威を抱き続けることになるだろう。
程度の差こそあれ、超合集国も軍縮と政情不安による軍事力保持という2つの流れがあることに大差はない。
ブリタニアの急激な軍縮により、各国は安心して軍縮に向かうことになる。
度重なる戦争により疲弊した国を復興させるため、世界はカレンの言うように「戦争に向けたエネルギーが飢餓や貧困に向けられる」こととなるだろう。
しかし、紛争は世界中のあちこちで勃発する。
元ブリタニア植民地エリアは、突然の植民地支配からの解放により、新たな戦争へと向かう。
こうした流れは、現実世界におけるアフリカの元植民地を見ればわかりやすいかと思う。
また、突然支配権を失い、また祖国も経済的に壊滅状態で事実上帰る家を失ったブリタニア人も多いだろう。
彼らがかつての黒の騎士団等のレジスタンスのようにテロリストになる可能性も高い。
こうした紛争やテロから世界を守るために黒の騎士団は世界中で戦い続けることになる。
また、ブリタニアが軍事力を保持し続ければ、インドや日本をはじめとした各国は国軍保持を主張し始めるかもしれない。
ブリタニアのように、形式上は黒の騎士団でも事実上の国軍としてしまう、という主張を行う可能性がある。
しかしここでもシュナイゼルの手腕により、そうした主張を退けることになる。
かつての黒の騎士団は、本隊以外は各国の軍隊の所属が変わっただけのようであった。
もしそのままの組織体制であれば、前述の主張は通しやすかっただろう。
しかしシュナイゼルは予め、そういった自国軍化し得る危険のある組織体制は黒の騎士団の目的「国から独立した治安維持集団」とは合わない等の理由を元に、元各国軍隊を解体・再編し、さらに各部隊を数年ごとに別々の地域へとローテーションする組織体制を提案するだろう。
こうした数年ごとの配置換えは現実世界の日本における銀行員などでも地域との癒着を避けるために普通に行われていることであり、シュナイゼルも各国が自由に動かせる軍事力を削るためにこのような策をとる可能性も十分にある(もちろん、ゼロのため、ナナリーのため、平和のために)。
当然ながらシュナイゼルは、自国が事実上の国軍を持つためにあれこれと政治的な抜け道を作っているだろう。
結局のところカレンの独白はカレン自身の主観に基づく部分的な見方でしかなく、
またそうした軍縮も一時的なものに過ぎず、世界的な政情不安から軍事力は引き続き保持されていくことになる。
特にシュナイゼルの活動によりブリタニアだけが国軍を持つようなパワーバランスにシフトしていく可能性があり、世界のブリタニアに対する恐怖は当分消えることはないだろう。
(続く)
突然ですが
純白で手織りなら完璧です。
メスとしての艶かしさを清廉さで覆い、
それは、人類が成し遂げた「デザインによる自然の超越」のひとつと言えるでしょう。
中世ヨーロッパではレースは「糸の宝石」と呼ばれるほど珍重され、貴族がこぞって買い求めました。
レースはなぜこれほどまでに美しいのか。そして、どうやって広まったのか。
そこには、ひとつの物語があります。
イタリアの貴族である母の家系には代々続く伝統的な織り技法が伝わっておりました。
レース伯爵は、群雄割拠で貴族が貴族を襲い、多くの家が絶える時代に
優秀な領主である父と、美しく優しい母に守られて、
織物の伝統技法を教えられながら激動の時代を生きました。
しかし、その時代も長くは続かず、
領主の父はルイ14世と戦わなければならない事態になりました。
強権的で重税を強いるルイ14世の統治は領民の利益に反すると判断し、
圧倒的な武力を誇るルイ14世と戦う決意をしたのです。
母と家来は捕えられて処刑されてしまいました。
陸の孤島のような小さな砦に監視付きで閉じ込められることとなりました。
母から伝えられた織物をひたすら織り続けていきました。
それは彼にとって、頼れる父と優しい母に守られた暖かい日々を思い出すための作業だったのです。
10年が過ぎ20年が過ぎ、
ルイ14世の治世でフランスは栄え貴族の文化が花開いていきました。
ただひたすら伝統の織物を織り続けていました。
陸の孤島に取り残されてからさらに10年20年が過ぎていくうちに、
レース伯爵の織る織物は少しずつ、人々の心を動かしていきました。
まずは監視の兵士、
そして兵士の間で
そして、ついにはルイ14世の耳にもその評判が届くようになりました。
ルイ14世は過去に葬った領主の息子のことなどはすっかり忘れていましたが、
その織物を一度見たいと、
織物を見ることにしました。
彼が織る織物はルイ14世の目を引き、心を奪いました。
王宮付きの衣装係として特別な待遇を与えました。
ルイ14世が認めたことで、レース伯爵の織物は彼の名前を冠して貴族中に広まり、
さらに伯爵は教えを請う人には惜しげもなく織り方を教えたため
彼の織物はフランスの宮廷衣装の彩を支えるものとなりました。
レース伯爵は解放され、一躍貴族文化の中心人物となりましたが、
その後も妻を娶ることなく、
子を成すこともなく、
ただ日々を織物を織ることで過ごしていきました。
源ってのは皇族の身分を離れる時に名乗った姓
前:
(1) http://anond.hatelabo.jp/20080929225639
(2) http://anond.hatelabo.jp/20080929225856
戦争の傷が癒えないEU、比較的新しい元ブリタニア植民地エリア。
信頼できる通貨なんてどこにもないからいつどこで超インフレが起こってもおかしくないんじゃなかろうか。
(尤も筆者は経済の専門家ではないので筋違いな考察かもしれない。その辺は了承していただきたい)
帝都ペンドラゴンが東京のような政治・経済一致型の都市であったのかワシントンD.C.のように政治機能だけを備えた都市だったのかは定かではないが、どちらにせよ帝都から半径100kmが消滅している以上、政治機能はもちろんのこと経済面でダメージがないことなどありえない。
さらに、植民地の解放や貴族の解体はそれらに依存していた経済の崩壊を意味するから、ルルーシュの行った急激な改革はブリタニアの経済を直撃しているのは間違いない。
おまけに現在の統治者がシュナイゼル(帝都を滅ぼした張本人)・ナナリー(シュナイゼル側にいた)・ゼロ(前皇帝ルルーシュを暗殺。さらにクロヴィスやユーフェミアといった皇族達も暗殺している)といった面々である以上、ブリタニア国民の政府に対する不信感は計り知れないものがあるだろう。
また、ルルーシュによって弾圧されていた元貴族も、ルルーシュの死とともに再び反旗を翻すものと思われる。政治不安と大不況の中、国中で内乱が発生し、さらに政治と経済を混乱させるという悪循環に陥る。
もう一つ言及すると、ブリタニアは敗戦国として各国に賠償金を支払わなければならない可能性がある。当然各国もブリタニアの経済事情をある程度考慮するだろうが、以後数十年間ブリタニアは世界中にお金を払い続けなければならなくなる。
ブリタニアが皇帝シャルルの時代のような繁栄を取り戻すことは二度とないだろう。
おそらくここはシュナイゼルやカノンといった優秀な文官達が(ある程度は)どうにかするのだろうが、たとえ彼らがいかに優秀でも経済の安定化には相当の時間がかかるものと予想される。
首都トウキョウの一部がフレイヤで吹き飛び、数千万人の被害が出たというだけで国が潰れてもおかしくないのだが、それに匹敵するぐらい痛い出来事がルルーシュによる富士山大噴火ではないだろうか。
サクラダイト爆破によるあの大噴火で富士山地下に眠るサクラダイトはかなりの量が消失しているだろうし、少なくとも採掘場は全滅状態であるだろうから、事実上日本のサクラダイト供給能力はなくなったと見ていいだろう。
コードギアスの世界は内燃機関が存在せず、サクラダイトに依存したエネルギー活用技術が発達しているため、このことは日本だけでなく世界経済にも大きな打撃を与えることになる。
おそらくオイルショックがはるかにひどくなったような現象が発生するのではないだろうか。
この世界の日本経済はサクラダイト輸出による利益に依存していた可能性がかなり高いものと思われるから、たとえブリタニアから解放されても日本経済の見通しは極めて暗いと言える。
もう一つ言及しなければならない国がインドである。
ギアス本編では、黒の騎士団のKMFは初期の無頼等を除いて全てインド製である。
この事実は、インドが高い軍事開発力のみならず非常に優れた工業生産能力を備えていることを示している。
そして何より、あれだけの兵器を一テロリスト集団に渡せるだけの経済力を持っていることがうかがえるのである。
ひっきりなしに注文が来るKMF、新兵器開発への惜しみないリソース投資、これで軍需産業が活性化しないわけがない。
混乱する世界経済の中でほぼ唯一といっていいほど安定した経済を保ち続け(あくまで相対的にであるが)世界におけるインドの発言権が拡大する。
ブリタニアの侵略に対抗するため、中国や日本を上手く利用してブリタニアの進行を食い止める方針を固めたインドはその全ての生産力を黒の騎士団への武器提供のために使っていた。
しかし、インドが心血を注いで製作したKMF部隊と最新鋭空中戦艦は富士の会戦でほとんどが破壊された上、ブリタニアと直接戦争していたわけじゃないインドはブリタニアから賠償金を得ることもできず、大幅な戦費を回収する手段がどこにもない状態となった。
本考察では (1) のパターン、つまりインドは ZR 後に発展するという仮定の下に話を進めていく。
ひどいインフレ状態の中では、どちらもかなり経営が厳しいものと思われる。
オレンジ畑はまだマシかもしれないが、喫茶店経営ってろくに輸入もできなさそうな状況でまともにできるのだろうか……?
(続く)
アメリカに限らないかもしれないが、白人の趣味は日本人とは異なるようだ。
どう考えても日本ではモテない部類に入る女性が、モテモテだったり、
おひなさまor平安貴族のようなお顔で、小太りだとモテる気がする。
とにかく黒髪、ロング!これ必須。
日本ではおめめぱっちり、茶髪、ふわユルパーマ(笑)という感じがモテ系ともてはやされているが、
アメリカ内も広いので色々違いはあると思うけど、アメリカは開放的で
あまり人目を気にしなくていいし、ブサイクがsexyな格好をしていても、
日本のように後ろ指さされて笑われることもない、と思う。
ああお前はなんというばかなのだ。周囲のやり方だけを基準としており、自分自身で考え、決めることができないのだ。
とちょっと煽っておいて。
家事って結局、誰かがやらなきゃいけないわけで。お金持ちとか貴族はともかく、たいていは当事者がなんとかすると。
家庭の事情はそれぞれであり細かいところで違うから、あっちがこうだからうちもこうとか、あっちがこうなのになんでうちは、って簡単にいえないでしょ。だからそういう基準で考えるのはナンセンス!ナーンセンス!なのだ。
夫婦なら結局、その家事をするのが別にイヤじゃないほうが担当する扱いになる。
両方がきらいな家事なら、よりイヤでないほうが担当者になる。大変だイヤだからといって、誰もやらないってわけにはいかないからね。
そして担当者は担当している家事を、リスク管理も含めてちゃんとまっとうするよう努める!(ご飯炊き忘れても大丈夫なように余りご飯を冷凍しておくなど)
担当家事をどうしてもできない場面では「ごめん、今日これできないんで、悪いけどここだけやっといて」など、遂行するための方法を提示する。まさにホーレンソー。
これを遵守できさえすれば、だいたいうまくいくと思うんだけどな。
相手へのコンプレックスが出ちゃうとまた問題かもしれんけど(例・妻なのに料理ができない私。ううう)、そこは夫婦なんだから前向きな話し合いで。
ずっと実家暮らしだった夫だと、各家事のコンセプトというか基本的な目標と手段を知らなかったりするから、夫は謙虚に学び、妻は気を長くして教えるとかさ。
日本だけじゃなくどこでもそんなもんよ。
例えばイギリスでは、サビルロウという通りに注文服屋がたくさんあった。
金持ちも貧乏人もみんなそこで自分に合ったスーツをオーダーしてたんだね。
金持ちは金持ちなりに、貧乏は貧乏なりに、貴族は貴族なりに(あそこでは金持ちと貴族は別種だから)。
貧乏人はそれなりに安くそろえられたわけだ。生地とかは劣るけど。
ところが安価な既製服が誕生すると(工場が発達して大量生産されるようになった)、みんなそれを着るようになった。金持ちさえ。
そしたらサビルロウはすっかり廃れちゃったってわけさ。
もちろん今でも注文服文化は残っちゃいるけどさ、単純に言って競争には負けてるわな、既製服に。
何故だろうか?
お姫様は王族で高貴な存在、勇者はただの一般人。身分が違いすぎはしないだろうか?
いやいや、王族の結婚はそんなことでは決まらない。何よりも父親である王様の意向が重要なはず。
王様は、お姫様が救出されるや否や、勇者とお姫様を結婚させる。
まだお姫様も落ち着いていないだろうに。王宮に帰ってきた途端に結婚の宴が始まる。
何をそんなに急いでいるのだろうか?
…そう、誘拐されたお姫様はもうキズものなのだ。まず間違いなく、悪者にやられちゃってるのだ。
というか、悪者がお姫様を誘拐する目的は、そもそもやっちゃうためだ。
だって、それ以外考えられないよね。身代金を要求してくる訳でもないのだし。
やってやってやられまくっちゃったお姫様。
他に引き取り手のないお姫様を、身分卑しい勇者にくっつけて、めでたしめでたし。
どうぞお幸せに…
俺ゆとりで今年東証一部の会社に就職したんだけどさ、氷河期って哀れだよね。
下請けの会社に30歳過ぎで東大・早稲田・慶應出た連中がゴロゴロいるわけ。
で、そういう連中が頭を下げにくるw
なんつーか、生まれた時代が良かったというか、生まれながらの貴族だよね、俺って。
先月の話なんだけど、早稲田の法学部出たとかいう奴が見積書を持ってきたんだよ。
貴族 「あっそ。簡単に説明して」
早稲田 「はい、今回値上げさせていただきたいのは・・・」
などと数字の説明を始めたんだよ。
原油が値上がりしたとか、サブスライムの余波だとか、自慢の法律知識をひけらかすわけだよ。
で、俺もいい加減腹が立って、「おい、値上げの理由を一言でまとめろ!」と怒鳴りつけてやった。
そうしたら早稲田がヒィーとか言ってんだよww
そして「円安ユーロ高です」などと訳の分からん理由を言いやがった。
俺は当然、「てめー、円が安いなら安く買えるんだろ!ふざけんな!取引停止だ!」と脅かしてやったw
そうしたらその早稲田、涙を流して「これまで通りの価格で結構ですので、取引停止だけは・・・」などと頭を床にこすり付ける。
まあ、俺も土俵の広い人間なんで、許してやったけどね。
一度調べたことがあるけど、フランスってナポレオン三世のころから衣服に関しての法律が無茶苦茶凄かったらしいじゃん。
付加価値をつけるために法律と職人が一体になって、文化的保護政策をとっていて、いわゆる「芸術家」とは違う道を歩んでいたらしい。
日本じゃファッションデザイナーが強権に保護されたり命令されたりしたら、いわゆる「芸術家気質」で反発して、まとまらないんじゃないかなぁ。
あ、あと一般的日本人のブランド観っくらい陳腐でださいものはないよ。
「欧米ではブランド品は持つべき人が持っているわけで」なんて言ってるけど、
エルメスだってヴィトンだって、階級社会の行き詰まりを懸念して庶民階級の富裕層狙いのラインナップを作り始めて
もう何十年になっているやら。
でもナプキン選びって結構楽しくない?
最近色んなのが出てるから「次はどれにしよっかな」とかちょいと楽しみっす。カワイイデザインも増えたし。しかも、日本のナプキンってすごいよね、開けるときさ、一度びっとテープ剥がしてひっぱるだけで包み紙全部とれる仕様になってるのってさり気に凄いよね。あれいっつも感心するよー。1,2,3で海苔つきおにぎりできあがり、のアレ並に凄い。最近じゃ、「テープを剥がす音がすると、トイレ内でいかにも生理中って他の女性にばれて恥ずかしい」というなんともやまとなでしこな、悪く言えば気にしすぎな、そんな悩みにも答えて「剥がす時あんまり音がしないテープ」まであるじゃん!あれはビビったよ。どこまで拘るんだよ!日本、細かいよ、クレイジーだよ!ていうか日本女性、音姫もそうだけどトイレ関連拘りすぎやろwなんでそんなとこ変に奥ゆかしさ満点なのよw尿音したってよくねーか、正直。トイレはいった時点でバレバレなんだしさ。私らうんこしないアイドルじゃないんだしさ。音姫があることによって、余計に、逆に使用しないと恥ずかしい感じになっちゃってて、ちょっとどうかと思うけどさ。
あと大体ね、羽つき羽なしってあるじゃん、あれを羽って言うのがいいよね。いとをかし。パンツにつける粘着部分を「羽」だよ!ウィングだよ!洒落すぎだろって!赤唐辛子を「鷹の爪」とか呼んじゃうしゃれぶりじゃね?鷹の爪って。煎じて飲めってか!
しっかも最近はさ、ごろんと寝転がっても鉄壁ガード!もれないよ!薄いのに吸水力抜群だよ!かぶれないよ!とかさ、高性能ワロスwお前らすげーな、って毎度毎度薬局屋で思うよ。
しかも以上は紙ナプキンに限った話だぜよ。最近じゃー布ナプキン派もネットを中心に勢力を拡大させつつあるじゃん!あれどうなんだろね。ちょいと気になるんだけど。次生理来たときアレ使ってみよーかと思ってる。
でもなんちゃらカップとか、タンポンとか、中にいれる系はやっぱり抵抗あるわー。これはこれでまたネットを中心にコアな支持層がいて、数はおそらく一番少ないけどその代わりにこの派跋の人は「一度ハマると、これは手放せない!」と断言するのが気になる。そんなにいいならちっとやってみたい気もするけど、紙ナプキンに特に不満があるわけでもないし迷う。
そもそも私は、なんか股から血が出る、ってのが、何故か分からないけど、なんか好きなんだよね。「おお、出た出た」って感じで。なんだろう。生きてる感を味わえるからだろうか(ってなんかリスカみたいだなw)。うんことかしっこと違って、意識せずに出せて、ちゃんと月一で来る、ってあたりに生命の神秘さを感じるからかもしれない。うんことかだと少なからず己の力で肛門を援助してやらないといけないもんね。その点、ま○こは、自力で勝手に出すから、えらいよ。「毎度ー。新聞っす!」みたいな。今日も自然と届けてくれたよー、みたいな。うんことかは雑誌だわ。ジャンプとかマガジンみたいな。自分で買いにいかなきゃならん。
まあ汚い話だけど匂いも好きだしさ。こういう話すると信じられない、そんな無理矢理楽しんでるんじゃないのって言われそうだけどいや本当中学の時来て以来ずっとこう思ってる。腹痛いのはアレだけどさ、近頃はそっち方面の薬も結構あるしね。
まあでもこんな話リアルでするとドン引かれるし(てか、ネットでも引かれそうだけど)同意者があまりいないのが、切ないところだけどさー。とにかく紙ナプキンはすげえ!!そういえば、ナプキン買うと、わざわざ不透明な袋に入れてくれるけどさ、逆にあれじゃ「あ、不透明な袋だから、ナプキンだ」って分かっちゃうんじゃないか?とか思っちゃう。音姫もさ、やっぱりリアル水の流れとは微妙に違うから、「あ、今音姫の音だ。ってことは(ry」とか逆推理できちゃって意味があるような、ないような。しかし本当、日本のトイレのハイテク化は半端ねーな。手とか最近ハンカチで拭いたことないし(風タオルで飛ばすってことだよ!)。田舎のおばあちゃん家行ったら、トイレ改装してて、都会のデパート並みにハイテクになってて笑ったわw立ち上がるだけで流れるしw何者wしゃがんで便などたしなんで、ウオシュレットでお掃除して、立ち上がって、流れるのを横目でクールに見届けながら、手をかざすだけでセンサーが反応する水道で手を洗いながら、水を自分で止めることもなく、そのまま手前の方に手をかざして風で乾かし、退場、だよ。どんだけクールなトイレだよ。デパートのトイレが好きすぎて、最近じゃ週2で通ってるよ。新しいとこだとまず、トイレのドアが自動ドアだし。照明が高級げだし。もう、デパートのトイレに住みたい。汚物いれ(ところでこの名前だけ直に「汚物」なのはなんでだwこの名称もなんかクールにしようよ!羽にかこつけて、鳥の帰還とかさ!)も、最近じゃ単なる物入れじゃないもんね。あれだといちいち汚そうな蓋を開けて、他の人の汚物を見ることになるから、最近じゃ他の人のが見えない、しかも、開くときはまたもセンサー式だよ。だからハイテクすぎだろって。物置くちょっとしたスペースとかあるし、本当あそこで暮らせるよ。バッグかけるところにコートかけてさ。ああいうトイレだったら中で昼食とか余裕で食べられる。寧ろちょっとした貴族だよね。中世ヨーロッパのうんこ垂れ流しよりかなり高級だよ。だって座ってるとこ便座なんだから。余裕すぎる。トイレットペーパーも、下に一個予備があるとかじゃなくて、レバーを引いて補充っての最近多いしさ、あれ、一度やってみたいんだけど、まだ一度も「ちょうどトイレットペーパー切れた」場面に遭遇しないのだよ!ああもう!やりたいよー!あれ?話ズレた?
まさに元増田が自分で言っているわけだが、雇用のときに聞いちゃダメなことが多いのにどうしてやっていけるかと言えば、前提とする人間観が違うから。「人間は使ってみることではじめて価値が決まる」と見るか、「人間はその属性によって価値が決まる」と見るか。丸山眞男ふうに言えば、「する」価値と「である」価値の違い。
アメリカの企業面接なんかで聞いちゃいけないことが厳しく規定されているのは、もちろん黒人差別などの具体的歴史的な問題も背景にあるが、やはり根本的な人間観が上記前者のようなパフォーマンス・ヴァリュー(性能価値、利用価値)に基づいていることが大きい。なんと言ってもアメリカは貴族(典型的な属性価値に基づく存在)のいないところから出発したわけだからね。もちろんそれだけに、使えないとわかればあっさり首を切られてしまうような雇用の流動性が楯の半面としてあるわけだけど。
まあ、日本の場合は、雇用の流動性はまだ大きくないし、相変わらず属性で人の価値を判断する思考様式が強く残ってるから、元増田みたいな不満や憂いが出てくるのは十分わかるんだけど、企業面接でのNG質問がたんに差別問題への配慮だけじゃないってことは覚えておいたほうがいいと思う。人間のありかた、ひいては社会のありかたに関わる話だから。
これを読んで思ったこと。
という風に分かれるのだけれど、正直どっちも違うんだよなあとその度に思う。
作品の質が、メインカルチャーだからよいとかサブカルチャーだから悪い、あるいはその逆だとかいうけれど、そもそもそれって関係のあることなのかどうか、と、クラヲタ(クラシックオタク)の俺としては思ってしまう。
音楽の世界でよく持ち出されるのが、音楽家なんて昔は貴族の召使いで、オペラなんて町人の娯楽じゃないかという話。確かに、モーツァルトのオペラの粗筋は昼ドラやらハリポタ並みだし、ベートーヴェンの交響曲はチンドン屋節、そしてシューベルトの歌だってオーストリア民謡だ。そしてそれを根拠に、「難解なだけの音楽は音楽ではない、だからクラシックはもう文化として死んでいる」なんていうことを言う人も、世間レベルではまだまだいる。
だけれども、クラヲタの俺に言わせれば、彼らの良さは別に素材の俗っぽさが原因ではない。あの時代には、高尚な素材を使って下らない音楽を書いた奴も沢山いたが、低俗な素材を使って下らない音楽を書いた奴も同様に沢山いたのだ。
要するに、素材が高尚だの低俗だの、あるいは作品が難解だの明解だの、それらのことが作品の質とは必然的には関係しないということだ。
それだけのことがわかっていない奴が20世紀にはまだ力を持っていて、たとえば大指揮者のバーンスタインという人はミュージカルの作曲家でもあったのだけど、彼の代表作「ウェストサイド物語」なんかは最も成功した現代音楽作品でありながら、コアなクラシックファン、特に現代音楽ファンからは軽視されたりもしていた。
だが、そんなことはもはや昔の話だ。たとえばビートルズの作品の質の高さは誰の目にも明らかで、クラシック以外から音楽の傑作が生まれないことは明白に事実に反していることは誰もが認めている。その結果、現代ではジャズピアニストがクラシックを弾いたり、あるいは民族楽器奏者がオーケストラと競演したり、クラシックの声楽家がロックのスタンダードナンバーをアレンジして歌ったりということが、部分的にではあれ、普通に行われている。そんなことをしたからといってファンから見放されるなんてことはあり得まい。
そういう目で見ると、文学やらその他の世界で言われている話ってのは今更に思えてならない。純文学が漫画やゲームやケータイ小説より優越していたり、あるいは劣っていたりしなきゃいけない理由なんてどこかにあるのか?誰が見ても手塚漫画は平均的な芥川賞作品より圧倒的に作品のレベルが高いし、逆にエロゲーの凡作は村上春樹作品に人気でも質でも及ばないというのが、世の大半が一致する見解だろう(個人的には村上もエロゲーも大嫌いだから客観的な判断はできない、すまぬ)。
カルチャーのメインとかサブってのは単にメディアだけの問題だろう。使っている楽器とか雑誌とかが違うことが、作品の質に必ず影響すると考えるのは根拠がないことじゃないのか。この手の議論を聞くと「理系の人間は哲学がわかってないからだめだ」とか「文系の人間は熱力学の第二法則も理解していない」みたいな低俗な論争を思い出してげんなりしてしまうのですよ。
追記 題名が誤解を招くと思ったので修正しました。