日本だけじゃなくどこでもそんなもんよ。
例えばイギリスでは、サビルロウという通りに注文服屋がたくさんあった。
金持ちも貧乏人もみんなそこで自分に合ったスーツをオーダーしてたんだね。
金持ちは金持ちなりに、貧乏は貧乏なりに、貴族は貴族なりに(あそこでは金持ちと貴族は別種だから)。
貧乏人はそれなりに安くそろえられたわけだ。生地とかは劣るけど。
ところが安価な既製服が誕生すると(工場が発達して大量生産されるようになった)、みんなそれを着るようになった。金持ちさえ。
そしたらサビルロウはすっかり廃れちゃったってわけさ。
もちろん今でも注文服文化は残っちゃいるけどさ、単純に言って競争には負けてるわな、既製服に。
なんで競争が激しくなるとモラルが低下するん?汚染米売ったり。 教科書では、企業間競争があるほど、消費者により良質なサービスが提供されるって書いてあったような。
価格の面では良質だったということだろ。そりゃ安い方がいいんでさ(同じ質なら)。で、この同じ質かどうかを判定するのが難しい分野ほどズルしやすいって話でしょ。で、ズルを防ぐ...
結局、競争って価格競争になってしまうのか。 「贅を尽くした最上の逸品」はともかく、「高品質のものを適正価格で」っていうのは消費者マインドにはないのかな? 日本ってまだまだ...
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経済の教科書は「情報が完全にオープンで消費者が全て最適行動を取ると仮定すれば」と教えてなかったか。 つまり情報がオープンでなかったり消費者が面倒くさがりだったりする現実...
どっちも不思議。 ばれないからって汚染食品を売る人がいることも、 ばれるわけないのに真面目に商売する人がいることも。 不思議さの方向が違うけど。