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2009-05-07

http://anond.hatelabo.jp/20090413004828

こっちは彼女いる。

が、俺は新司法試験1振り済み。

ちょっと交替してくれよ。

司法試験まで1週間切った

あああああああああああああ

という気持ち

2009-04-30

13日から司法試験

こえーなあ。

イヤだなあ。

努力が認められるのか。

高望みした馬鹿ということになるのか。

2009-04-28

http://anond.hatelabo.jp/20090428153051

いや、最近司法試験受験生特有の言い回し増田で使ってる馬鹿がいるからまさかお前かと。

論証とかな。判例とかな。通説とかな。

アホちゃうか。

2009-04-22

http://anond.hatelabo.jp/20090422213643

医者って一発逆転の資格ってイメージじゃないんだよな。なんでだろ・・・

なんか金かかる感じがするからかな。(国立でも)

昔の司法試験は本代だけでもいけたからなぁ。

http://anond.hatelabo.jp/20090422205511

確かに。

結局金持ち結婚するのは元々金持ちお嬢様だし

難関資格合格するのはずっとエリート街道できた坊ちゃんだ。

ところで今、人生一発逆転できる難関資格ってなに?

昔は司法試験だったけどなぁ。

ああ、でも全てストレート東大東大ロー→10番以内合格なら・・・でもそれって一発逆転じゃない。ずっとエリートだ。

会計士も意外に収入いかないし・・・

法務博士、27歳。職歴無し。

司法試験まで20日ちょい。

落ちたらどうすればいいんだろうなあ。

民間企業、マジ求人無いし。

2009-04-21

カレー女子中学生の名推理

カレー事件で林真須美死刑判決が出たけど、そういえばあの時女子中学生夏休み宿題で「カレーは腐らないから食中毒じゃないはず。毒物混入では」と推理して世の大注目を浴びたことがあった。

あの子は今ごろどうしてるんだろうと、ネット検索してみた。まずは本人のサイト

1983年生なので、今は26歳。HPプロフィール2000年に16歳で高校中退したところで止まっている。

三好万季

http://www.platz.or.jp/~yoroz/

次にamazonで本を検索

四人はなぜ死んだのか―インターネットで追跡する「毒入りカレー事件」 (単行本)

http://www.amazon.co.jp/dp/4163554300

出版社/著者からの内容紹介

日本中を震撼させた和歌山毒入りカレー事件。四人の犠牲者はなぜ死んだのか。医療過誤の可能性を鋭くついた文藝春秋読者賞受賞作

内容(「BOOKデータベースより)

中3の夏休み宿題で史上最年少受賞!15歳の少女インターネットを駆使して見つけたあの和歌山毒入りカレー事件の「盲点」とは?選考委員こぞって激賞、皇后美智子さまと同時授賞。第60回文春秋読者賞。

書評を読むとこの頃(1998年当時)はインターネット検索情報収集ということが世間で新鮮味をもっていたことがわかる。

ひとつ気になった、書評が。

<蛇足>

今は廃刊になったある雑誌に、

この筆者の父親が砒素専門家で、父親の著作と同じような記述が本書でも見られることから、

父親が本書にかなり手を加えていたのではないかということが言及されていた。

事実はどうであれ、このような疑いを持たれるような人物に、大した身辺調査をせず賞を与えてしまった出版社は大いに反省すべきであろう。

そういえば、筆者はその後希望通り医師になれたのであろうか。

筆者が得意なインターネットで筆者を検索してみたが、本書が出版されて以降の筆者の動向はわからなかった。

父親が手を加えていたのかと興味が湧く。さらに調べるとある雑誌とは噂の真相の記事のことらしい。

たしかに文章が似ている。

●1月号のスクープ「『天才少女論客三好万季の裏で蠢く

タカ派親父は詐欺師だった!の証明」に対するステージパパの反論を検証

http://www.uwashin.com/2001/new/miyosi.html

三好万季の父・三好義光はいろいろ本を出してるらしい。amazon検索してみる。

http://www.amazon.co.jp/本/s?ie=UTF8&rh=n%3A465610%2Cp_27%3A%E4%B8%89%E5%A5%BD%20%E7%BE%A9%E5%85%89&field-author=%E4%B8%89%E5%A5%BD%20%E7%BE%A9%E5%85%89&page=1

どうやら父はビタミンミネラル専門家らしい。

さらに「気力こそ自立への根っこ―パラダイム大転換時代の子育て」「子には魚を与えるな釣り方を教えよ!―15歳のわが子を司法試験(一次)に合格させた三好教育法」という本を出していて、長男を司法試験1次合格させたり、留学させたりかなりユニーク教育観を持った人物のようだ。(長男は司法試験2次合格したかは不明)

まためだか石鹸という会社にも一枚噛んでいるらしい。

ということで、今現在三好万季が何をしているかはよくわからず、怪しい?父親の存在が浮かび上がって、なんだかなぁ~という思いがもやもやと残った・・・

2009-04-13

もうがんばれない

田舎の公立高校から東大に行って,司法試験に受かってやっと法律家になった。

真面目に生きてきたし周りに気を使って暮らしてきた。

好きな人ができて,1年待ってその人が彼女に振られて,ついに私がその人の彼女になった。

と思ったら振られた。

理由を聞いたら,電話で「仕事が忙しい」といわれた。

会ってもくれなかった。

親が苦労するのを見てきたから,親孝行したいって思ってずっとがんばってきた。

司法試験の2週間前から眠れなくなって,泣きながらでも何でもがんばってきた。

周りの友人にも,当然その元彼にも,すごくすごく気を使って,大事にしてきたつもりだった。

私は恵まれていると思う。

でも,もうがんばれない。

何のためにがんばるのかわからない。

2009-04-04

http://anond.hatelabo.jp/20090404112312

レスだが

司法試験体制の下でも,法科大学院を出ずに弁護士になることはできる。予備試験を通過すれば新司法試験受験資格が与えられるんだ。

http://anond.hatelabo.jp/20090404120410

こういえばもっとわかりやすいかな。

司法試験合格できる人は限られているから、弁護士を目指すのはリスクが高い」

そうなんだよ。司法浪人崩れでどれだけの人が大変な目にあったか、、、。

東大の場合はいいんだよ。「滑り止め」という次善の策がいくらでもあるから。

だから「東大」という例は適切ではない。

「有利な転職を目指す」というのは「滑り止めのない受験」に近い。

自身があるならやってもいいんだよ。ただ万人にお勧めできる?

http://anond.hatelabo.jp/20090404110553

司法試験に切り替わってからは中卒には受験資格がなくなったよ。法科大学院卒でなければ弁護士にはなれないし、法科大学院大学卒業していないと入れない。

2009-03-18

東大文1に半年で受かった勉強法(10年前だけど)

偉そうに合格体験記でも書いてみようかと思います。知り合いにもはや受験生はいないのですが、d:id:lonlon2007:20090317が目に付いたので。

ぶっちゃけると受験勉強は「想像していたとおり楽。」でした。受験勉強を始める前は受験生ってのは寝てる時間と飯食ってる時間以外は全部勉強に当てて、たま徹夜勉強する!みたいな偏見は全く持ってなかったんですが、やっぱりそのとおりでした。むしろ10月までバイトしていたのがたたって出席日数が足りず授業のコマ数が増えたうえに出席日数を充たした他の生徒が次々と休み始めるために授業中に寝にくくなり、平均睡眠時間が減っていきました。(寝ないと動けないんですが・・・)

東大は天才じゃなくちゃ入れないっていうのは確実に嘘。「東大生」は学部生だけで約1万、ほぼ京大もほぼ同じ、わずか4〜5歳間に2万超もいる人たちを「天才」とは言わない。天才なら楽に入れるなら本当かも。

秀才が3年間こつこつ勉強して入れるっていうのは本当。「〜初めて入れる」は微妙。秀才でも凡人でも3年間もコツコツ勉強すれば入れるんではないでしょうか。本当に「コツコツ勉強」していれば。

「色んな人が色んなところにこうやれば受かる勉強法!みたいなのを書いていますが、個人個人で合った勉強法は違うので、色々な方法を試してみて、自分に合ったものをやるのが一番いい」というのは当然のことで、id:lonlon2007が長々書いてる中で唯一の真理

id:lonlon2007を逐一もじるのは早くも飽きたので、というよりもそんなに長く書くこともないので簡潔に。

ちなみに残念ながら僕は、『苦手科目は世界史日本史得意科目は数学と化学と物理と地理』だったので「理1なら1ヶ月で受かるんだけどな、下手すりゃ今日にでも受かるかも」と思いながら勉強していました。

あと、基本的に家では喫煙を禁じられていたので、主にガストジョナサン勉強してました。当時(約10年前)のファミレスはせいぜいがホットコーヒーのみおかわり自由で、ジョナサンアイスコーヒーおかわり自由とガストドリンクバーには大変助けられました。あっ、嘘だ。一番勉強したのは学校。さっき書いた通り10月バイトを止めてからは授業にかなり出るようになったので、授業科目を耳で聴き、別の科目の教科書を目で読み、2科目並行で勉強してました。あとはファミレスで数学や英語(主に英作文)の難問を広げ、頭の片隅でその回答を考えつつ苦手の世界史テキストを読んでいました(たぶん後で書くけど教科書ノートよりも新書が多かった)。

風呂の中や通学電車の中で小説を読んでる時も、未だ解けていない難問や数日内で間違えた問題のことを完全忘却しているわけではないのですが、机の前以外では何か思いついても頭の中にメモるだけ。勉強しない時は勉強しないとメリハリをつけるようにしていました。ちなみに「机の前」には授業時間が含まれます。高校生は一日の半分近くを学校で机に向かっているわけだから、勉強時間は非常に長い。一部の(私立)進学校や特別選抜クラスのような環境でもなければ「授業のコマ数が減る」ことはないと思いう。嫌でも一日の半分近くが勉強時間。「寝てる時間と飯食ってる時間以外は全部勉強に当てて、たま徹夜勉強する!みたいな偏見」は授業時間を効率的に使えていない人が持つのではないかと思います(あとは生徒に自由時間を多く与える方針の学校の生徒)。そういう意味では「勉強効率」がポイントというのは同意できる。

うちの高校(某都立)では文化祭(とついでに体育祭)が一大行事としてありますが、殆どの人は夏季講習と文化祭の準備を両立させ文化祭が終わった9月頃から本格的な受験勉強を開始するようです。かく言う僕も文化祭が終わって(ちょっと学校側とイロイロあって)バイトを辞め、10月から受験に力を入れ始めました。今、気付いたんですがid:lonlon2007は「6月から」とのことなのでタイトルに偽りありで約半年、僕の方も10月からなのでタイトルに偽りありで約4ヶ月ですね。開始をもう1月遅らせておけば「四半期で受かった勉強法」とゴロ良くピッタリなタイトルにできたのに。

まず何をしていいか分からない!ということで過去問を解いてみました。いや、模擬試験を受けたかも。なにぶん10年前なので記憶が・・・。とりあえず法学部志望なのに受験敵性では明らかに理系向き。その分、周りが国公立を難しいという理由の一つである文系なのに理系科目(理系でも文系科目)、という関門はあっさり突破。選択授業も理系用の数学(と化学と物理)をとっていたので2次試験の数学もさほど難しいとは思いませんでした。

「まず」も何も、とにかく苦手の世界史だけやろう!ということでそれまでは小説に費やしていた読書時間を歴史系の新書に切り替えました。もともと古本屋めぐりは趣味だったので行動範囲の古本屋の50-100円コーナーで歴史系の文庫新書を買い占め。2年半バイトしていたので他の高校生男子よりもお金を持ってはいました(うちの高校は縁遠かったけど世間では「ブルセラ」華やかなりし頃。女子高生は金を持ってた)。がそんなこととは関係なく、買い占めたと言ってもせいぜい100冊程度。私立や塾に通うことを考えれば微々たるものです。

いつどんな問題でも満点を取れる!と思わない科目を勉強する分には必ず点数の上昇につながるので、わざわざ『勉強スケジュール』を組む必要はありません。数学は1日勉強しても1点分しか稼げないけど、英語は1日の勉強で2点稼げる、てなことが計算できるのなら『勉強スケジュール』も有効かもしれません。しかし、そんな計算ができる人は自分の欠点が分析できているのだから、すぐに数学でも2点稼げるようになります。満点を取れない間は何をやっても点数に繋がるのだから『勉強スケジュール』なんか不要。そもそも『勉強スケジュール』を考えようと言う発想が今日今日までありませんでした。夏休み宿題@小学校で1日のスケジュールを考えろと言われた時以来の衝撃です。『勉強スケジュール』は学校バランス配分してくれた「時間割」で十分だと思います。

夏休みバイト文化祭だけだったので、休日勉強について。休日はNHKで将棋を見てから昼食、最寄り駅周辺の古本屋を回ってからファミレスへ。(好きなのが将棋で幸い。これが囲碁だったら午後の大半がテレビでつぶれる。当時はネット中継がなかったのも幸便)本を1冊読んで(1〜2時間)から勉強。最低2時間はやろうと決めていて実際2時間くらいなら集中力は続きます。鉛筆ナメナメ英作文を推敲していると気付くと2時間なんてこともあって最低2時間の縛りは苦痛ではありませんでした。(学校じゃサボってると言ってもそれ以上やってるわけですし)

夏の「初の東大模試」は受けたような気がしてきました。模試の判定は最後までE判定だかF判定だったので「予備校の採点基準が間違ってる」と思ってました。私立であればともかく国公立の論述問題は大学教授を信用して、「間違ってはない」回答が書けていれば良しとしておきましょう。予備校の採点は予定された正解以外を大幅に減点する傾向があるように思います。英作文であれば日本語の1単語には4〜6音節の1単語の英語を対応させれば文句なしの正解で模試ではこれ以外は減点。実際にはそんな難しい単語を知らなくても中学校レベルの単語を組み合わせて意味が合っていれば大学教授は正解としてくれるようです(大学に入ったからといって採点基準を教えてもらえるわけじゃないけど、じゃなければ不合格だったはず)。

時期別対策?

10月〜11月

相変わらず模試は最低判定。意に介さず淡々勉強(授業)。

12月

出席日数を充たした生徒が続々と授業に来なくなる。いやがおうにも授業中に寝れなくなる。友人も受験モード突入で遊びの誘いも減る。悪循環?好循環?

センター対策は・・・必要なんでしょうか。東大京大の2次試験を見据えていれば不要な気がします。敢えて言うなら文系理科理系社会科でしょうか。僕の場合理科得意科目だったので無視。

センター

というわけでセンター試験対策としては過去問をやってみたくらいです。悪くても90点以上だったので、本番の集中力があれば大丈夫だろうとタカをくくる。それでも素材がたっぷりあるうえに冬休みは午前中の将棋(NHK)もない。勉強時間は比較的長かったように思います。午前に1〜2時間、昼飯を食って古本屋。別のファミレスで本を1〜2時間勉強1〜2時間。僕の中では最初と最後の時間差だけとって「6時間もやった」と思っていました。

冬休み学校に行かないので、毎日図書室で読んでたJapan Timesが読めなくなりました。かわりにテレビニュース英語音声で聞くようにする。親と妹も「受験生」ということで不満は抑えてくれてたようです。

ちなみに過去問時間を気にせずやっていました。調子が悪い時や面白い問題にであったときは1時間を超えることもあったと思います。過去問で高い点数を取ってもあまり意味がないので答えや力の確認ではなく、とにかく「どんな問題でも時間さえあれば解ける」という確信を持てるように。時間を気にしていないので早く解き終わった時も確認とかはしない。「できた!」と思った段階で答え合わせ、間違っていたら原因を考える。

二次試験

とりあえずセンターの自己採点が大丈夫そうだったので、気が抜けました。本番でも緊張しないことが分かったのが収穫で相変わらず学校の授業に出る日々。得意で好きだった数学・理科はそろそろ休めます。教師との不仲が極限に達していた英語国語は最後の最後まで授業です。

東大の○○25ヶ年』シリーズって何?赤本と友人がやり終えた予備校テキスト文庫新書、あとは学校教科書勉強してました。友人から借りた予備校テキストはザッと解いて印象に残った問題だけ書き写して返す。別にビンボーだったからじゃないですよ。公立・公立・都立ときて親にはあまり負担をかけてないし、大学国立の予定だし、バイトガッツリしてたし、参考書を買う程度で躊躇することはありません。『東大の○○25ヶ年』シリーズはたぶん僕の頃にはなかったんだと思います。

そんなこんなでさすがに学校も行かなくてすむようになり(都立とはいえ受験校なので他の生徒は来ないし、教師もそのつもりでいる)、時間ができたので予備校に潜り込むようになりました。友人は私立志望が多かったのと私立の方は全く自信がなかったので私立コースです。あと友人は理系にも多かったので理系東大コースみたいのにもたまに行ってました。2ヶ月も真面目に勉強するとさすがに疲れ(飽き)たのか、この時期に大きく伸びた気はしません。予備校では、僕が無意識にやっていたことを言語化してもらった感が強く、それはそれで頭の整理ができました。有意義だったと思います。

ぶっちゃけ全科目やるって言っても、高校で一日授業を受けているようなものなのであんまり死ねませんでした。

科目別対策

数学

得意で理系の授業をとっていたので苦労なし。解けない問題は絶対に回答を見ず、翌日へでも翌週へでも持ち越してひたすら考える。答え方を覚えるよりも、答えの見つけ方を思いつくことが重要だと思います。図形問題なら知ってる定理・公式を片っ端から引っ張り出してやみくもに補助線を引く。そんなことを繰り返してるうちに、問題を見ると求めている回答がわかるようになってきます。センター試験は余力で解けるので無視。

使った参考書・問題集:東大京大・私立理系過去問

現代文

現代文は二三回本番形式で練習して、形式に慣れるくらいでいいと思います。現代文はみんな取れなくて差がつかないし、勉強すりゃ上がるっていうもんでもないので、比重は極めて低かった。漢字常識の範囲内なので、よっぽど苦手な人でなければ悪くても1問間違えるくらいで済むでしょう。

加えて日頃読んでいた小説・随筆は役に立ったかな。乱読・雑読ですが古今東西ジャンルに捕らわれずに古本屋投げ売りコーナーで目に留まった本を片っ端から読んでたので、過去問模試でもたまに知っているテキストがありました。新刊でも買うような好きな作家受験には向いていないようで、これも幸いでした。好きな作家テキストが出ていたら「正解」ではなく「持論(自論)」を書いてしまうひねくれた者なので・・・

知っているから解ける、知らないと解けない、というわけではありませんが、抜粋されたテキスト前後や著者が分かることにデメリットはありません。「受験のため」としてはお勧めできませんが、今まで読書に費やした時間も「無駄ではない」程度の気休めに。

使った参考書・問題集:なし

古文と漢文

暗記が苦手なので古文には多少手を焼きましたが、学校の授業で十分。むしろ暗記法があれば教えてもらいたいくらい。単語帳とかがいいんでしょうか。僕は単語帳を作るのが面倒だったので、とにかくテキストを繰り返し読んで単語の意味や用法を文脈から類推するように心がけました。おそらく全科目で一番教科書を使いました。和訳(現代語訳)では自然日本語になるように心がけました。意味が分からないから曖昧に訳すのではなく、文理や言葉のかかりを強調する翻訳体をさらに自然言葉に訳す感じです。英文和訳でも同じ。

使った参考書・問題集:教科書過去問

物理と化学

センター試験対策。教科書過去問で十分。感覚を忘れないように授業がなくても週に一度はやる。勉強期間が短いので過去問が枯渇する心配がない。

使った参考書・問題集:教科書センター試験過去問

世界史と地理

うちの高校では入学時点で日本史と地理の選択を迫られます。歴史の暗記(人名年号)が大の苦手だったので深く考えずに地理を選びましたが、これが功奏。日本史世界史日本史と地理が無関係とは言いませんが、世界史(の特に近現代史)と地理は密接不可分。片方を勉強すればいやでも他方の学力もあがります。

比較的得意だった地理。これは教科書一般教養新聞新書)で済ませました。とにかく視点を広くして、知らないことがあって当然、知らなければ考える。このとき世界史の知識や新聞書籍で読んだ現代社会の知識が役立ちます。社会政治は地理的条件や歴史的背景に帰結することが珍しくありませんから知らないことでも十分に推測がききます。

あとは地図を見ることかな。別に国名や地名を覚えようとする必要はなくて、国名や都市名とだいたいの位置が繋がればそれだけでたくさんの情報が得られます。内陸なのか平地なのか、頭の中で地形図や気候図とおおまかに重ねられればなお良し。世界でn番目に長い川の名前とかm番目に広い国土といったクイズ的な知識は不要。そこに川はあるのか、国土は山がちだが狭くはない、その程度で事足ります。

都市名と工業農業産業を単にセットで暗記するのではなく、そのような産業が育まれた地理的要因を考える。基本で当然のことのようですが、結局はこれにつきます。

歴史(世界史)。大の苦手。とにかく年号人名が覚えられない。ルイとかシャルルまでは分かるけど何世かが覚えられない。清教徒革命フランス革命前後関係因果関係)は分かるけどそれぞれの年号は知らない。(日本史なら足利某までは分かるけど某が分からない)それでも何とか解けるのが東大京大論述問題の良さ!

細かい年号はザックリと捨て拙い記憶力は人名とせいぜい事件の名称に費やす。あとは前後関係因果関係意識しながら歴史を概観する。

教科書や授業では国や地域で縦に切り、ついで年代で横に切って学習しますが、前後左右のつながりを考えて大きな年表を作ります(頭の中でも良いし、模造紙や今ならパソコンソフトで実際に作ってもいいかも)。先の例で言えば清教徒革命イギリスの歴史においてどのような影響を与えたのか、さらにヨーロッパアメリカのどのことがらにつながっていくのか、フランス革命フランスの歴史、ヨーロッパアメリカの歴史にどのように・・・こうやって年表に→を書き始めるとすぐに→だらけで見るにたえなくなっていくと思います。そんな因果関係を大まかに覚えていく。このような大きな流れがつかめると東大の問題は急に簡単に見えてきます。

教科書と資料集を片手に短時間で問題を解けるようになれば、あとは覚えるだけ。

教科書・資料集をわたしてもキーワード人名年号・地名・事件)をピックアップすることしかできずそれらをつなげて論説できない人が東大京大論述式問題を難しいと言ってるように思います。僕の場合は逆で、キーワードが分からない(正確に覚えていない)もののキーワード部分を穴あきにした回答は組み立てられた(センター試験の問題文のような文章)。教科書・資料集があれば穴埋めは簡単。あとはキーワードを覚える。受験勉強のほぼ全てをこれに費やしたと言っても過言ではありません。

例題を解く時は分からない問題もいきなり回答を見るのではなく教科書などを見ながら一度回答を完成させてから回答を見る方がいいでしょう。「覚えさえすれば」という段階に至ることが重要

もう1つ、大まかな流れを雑ぱくに理解するのに新書のような読み物が役立ちました。受験用ではないので縦横に細切れにされていませんが、その分全体的な流れが見えてきます。気分転換にもいいでしょう。

最後に暗記について。当時は思いもよらず、最近になって思いついたのですが、書いて覚えるのではなくしゃべって覚えるというのがいいような気がします。英単語漢字は書いて覚えるのも効果的だと思いますが、(ルイ)14世、15世、16世と書き連ねたところであまり役立つとは思えません。関連する人名年号・ことがらをセットで口に出すと覚えられそうな気がします。ぼくは学校ファミレス勉強してたので、当時思いついたとしても実行できませんでしたが。ちなみにこれは法学勉強を通して気付きました。自分レジュメを作ったり授業を聞いていても条番号はなかなか覚えなかったのですが、ゼミなどで口に出す頻度が増えると自然と覚えていました。

英語

英文和訳は慣れ。知らない単語は前後の文脈で予想。そのために役立ったのは英字新聞Japan Times(とテレビニュース英語音声)でした。朝に日本語新聞で読んだ内容が英語に書き直されてるようなものだから、知らない単語があってもドンドン読み進められる。これを2ヶ月も読めばいやでも単語力や読解力、類推力や速読力が身に付きます。

辞書をひくのはあとまわし。類推した単語はあとで必ず辞書をひく。この2点がポイントと言えばポイント辞書をひくのをあとまわしにするのは「考える」ことが重要だから。あとで必ず辞書をひくのは、1つの単語が持つ複数の意味を「とりあえず知っておく(覚えなくてよい)」のが重要だから。

今では多くの英語新聞記事がネットで見られますが、日本新聞とはフォーカスが違うので今なおJapan Timesが良いと思います。「英文を読む」よりも「大まかな内容を知っている英文を読む」ことが重要です。

趣味と実益を兼ねて好きな作家原書も読みました。が、これはさすがに知らない単語(と専門用語)が多すぎて勉強にはなりませんでした。

あとは過去問東大京大ではずいぶんと傾向が違うのですが、それでも私立の問題よりは国公立の問題の方が東大受験には役立つ。私立の問題は「知らなきゃ解けない」うえに教科書にないものも多い。国公立とは別のことを問うています。

単語帳は古文同様に作るのが面倒。教科書では物足りなかったり電車教科書を開くのが恥ずかしかったりなら、ペーパーブックを1冊だけ買って眺めていればいいのではないでしょうか。3日も同じページを読んでいればいやでも内容が分かるようになり、使われている修辞・技巧なんかにも気付くようになると思います。

DUOとか知らないしiPodは当時はない。当然使ってません。今なら英語ニュース議員さんのPodcastiPodで聞くのはありかも。(議員さんやニュース英語は分かりやすいです)

例文を覚えるという発想はなかった。過去問模試を解いているといやでも覚えてしまう文法的技巧や慣用句はありました。「覚える」というよりも「(自然と)覚えた」という感じなので「覚え方」は分かりません。

自由英作文は想定されている答えを探すのではなく「意味」が通る英文を書くことが重要。正しい文法で知っている単語の継ぎはぎする。どうしても分からなければ少し長めにあけた余白に薄く日本語を書いておき、あとで考えましょう。日本語1単語に5 words前後の余白を対応させるくらいの気持ちで。他のことを考えているうちにピッタリくる単語(1単語)が浮かぶこともあるし、そうでなくても空白のまま出すくらいなら中学校で習った単語を並べて意味を表現する。とはいえこれは苦肉の策。単語を知っていて損することはないので、時間と金と記憶力に余裕があるなら単語や例文はいくらでも覚えてください。大学に入っても社会にでも英語が足かせになることはないと思う。

英語(と現代文)は教科書をあまり使わなかった気がします。

使った参考書・問題集:国公立大学過去問模試、英字新聞

模試

模試は一通り受けたと思います。「教える」ための教科書と「考えさせる」ための試験では勉強の内実が違います。「教わる」よりも自ら「考える」ことの方が重要なので省エネ勉強のためにも受けて損はありません。嫌でも丸一日勉強したことにもなります。

東大模試は受ける。結果が悪くても気にしない。結果が良ければ安心する。結果が悪くて自信もなければそれを機に諦める(浪人するなり志望校を変えるなり)。

過去問を見るかぎり、東大よりも京大の方が正解の範囲は広いと思います(模試ではなく本番の話)。模試結果に納得いかない人は東大より京大に向いているかもしれない。

本番

寝過ごした!電車で寝過ごしたけど、高校受験で軽く遅刻した反省をいかして少し早めに出ていたのが功奏して間に合いました。遅刻だけは気をつけましょう。

遠方からの受験生ホテルなどに宿泊する方は寝坊に注意。受験まで1年のこの時期に言っても「そんなわけない」と思うかもしれませんが、1校しか受けない本名中のPermalink | 記事への反応(0) | 18:06

2009-03-09

こんなところに15年前の俺がいた

そうだよな。15年間は長すぎるよな。今の俺は今のお前よりも15年先にいるが,意見は変わってない。長すぎる。もうやりたいこともない。疲れた。深夜,やめるタイミングを見失ったゲームみたいに,もう腕も目も痛いのに何となくだらだら続けてる。明日死ぬとしても,そりゃ生物だから本能的な恐怖はあるけど,別にいいやという気がしてる。

俺はあと半年で30だ。ここで遭ったのも何かの縁だ。お前のあと15年間を教えてやるよ。もちろんこれは嫌がらせだ。先の展開を知っていると疲労感も5割増しだろうからな。お前は俺だが俺じゃない。俺は俺の気晴らしのためにお前をいたぶりたいんだ。

お前は高校1年生まで平穏に過ごす。部活にも入るよ。熱心とは言えないまでもわりと「忠実に」(これはお前のキーワードだからメモっとけ。お前は意欲に欠けるが義務には忠実だ)こなし,それなりに先輩や同級生とも波風のない関係を作る。高校2年から部活を休んで大学受験の準備を始める。最初の模試では偏差値61でちょっとショックを受けるが,最終的には70後半まで行くから安心しろ。受験勉強を始めると,とたんに友人や教師が馬鹿に思えてくる。俺は将来に向けてこんなにがんばってるのに,あいつらは俺を理解しようとしない。馬鹿なんだ。ハハハ。態度もはっきりと嘲笑的になって,もちろん周りからは嫌われる。孤立すればするほど奮起するのが俺たちの性だから,むしろ好都合ではあったんだけれど。授業をさぼって図書室で勉強することが多くなる。2年の秋だったかな,図書室を根城にしている現代文の教師が近づいてきてカミュとかいうフランス人の本を読めと薦めてくるよ。さっぱりわからないがとりあえず読んどけ。そいつは2回目に読み返したときが面白いんだ。お前の忠実さは大したもんだ。大学で特に何がやりたいわけでもないのに,義務感だけで2年間の受験戦争を勝ち抜く。塾でも学校でも試験成績は上位常連,ついに全国模試1位にも手が届く。ただそのうち,自分の欲望を抑えること,自分コントロールすることの快感にはまっちまって,拒食症に陥るよ。体脂肪率1桁台で貧血をよく起こすようになる。数年後にリバウンドして過食に陥り,今度は激太りするんだが。今でも俺は,自然な食欲とはどんなものだったか,よく思い出せない。

話がそれた。成績面で目立っていたこと,容姿が華奢な激ヤセで当時の流行りふうだったこと,あとは孤高な演出(笑)が利いたのかね,ともあれ高校後半で数人の女子にアプローチをうけるよ。校舎裏での告白とか一緒に帰宅とかお弁当とかその手のイベントもある。それなんてエロゲ。でもお前は人と付き合うのが怖いから全員お断りする。セックスもしないし乳も揉めない。大学以降も何人かからそれっぽいサインを送られるが全部逃亡。お前は30年間童貞魔法使い決定。別に性欲がないわけじゃないが(というか知ってるよな,俺たちはエロ大好きオナニー大好きだ),なんつーか本当に恐ろしいんだよな。誰かと関係をもつってことが。

いろんなものを犠牲にした甲斐あってお前は東京の某大学に入れる。意外に思うかもしれないが法学部だ。刑法って法律があってな,そいつの解釈数学の証明問題みたいでなかなか楽しいんだ。それに人の罪と罰を考えるってなんか哲学的な感じがするしな。大学司法試験サークルにも顔を出してみるが,あまりの人臭さと馬鹿騒ぎにすぐやめてしまう。別に司法試験を受けようとも思わないし。高校時代とあまりかわらず,図書館で黙々と勉強する日々が続くよ。刑法とあとフランス語な。お前はフランス語を第二外語として選択して,わりと熱心にそいつを勉強する。1ヶ月くらいフランス研修受けたりもする。でもそのうち自分コントロールし続けることができなくなって,上で言ったとおり過食に陥って何も考えたり学んだりできなくなる。すぐ回復するけどな。3年次からゼミを選択する。学習の遅れで希望刑法ゼミは手が届かなかったけど,別の良い先生にあたることができるから安心しろ。その先生について,お前は大学院にまで入っていく。意外だろ? 大学院は5年制で,最初2年が修士,あと3年が博士課程って言われてるんだ。お前は当初,学者になるつもりで院に入ったけど,すぐ学者に向かないことを自覚して修士で辞めることになるよ。俺たちはたしかに勉強は得意だが,別に何か研究したいものがあるわけじゃない。言われた課題を解くことはできるが自分課題を考えるのは苦手だ。知ってるよな?

就職氷河期で進路には相当苦労するが,就職浪人とかにはならずにすむ。大学院を出たあとは誰もが知ってる大企業に入れる。就くのは今のお前が想像もできないような仕事だ。企業自体は優良なんだが,運悪く配属されたところが激務部署でな,毎日2時3時まで働くようになるよ。残業代はしっかりもらえる。法律でもフランス関係でもないけど,仕事経験値もどんどん溜まって,それなりに使える奴にはなる。愛想笑いとかビジネストークも上達して,表面的な社交性は抜群になる(信じられるか?)。それでも童貞なんだけどな。社長賞とかもちょくちょくもらったりする。同僚は基本的に馬鹿ばっかりでうざい。飲み食いと車とゴシップしか話題がない。上司は明るくて指導熱心で情に篤い善人なんだが,その明るさや情が俺の中の暗くて湿った部分を刺激する。ガンガン稼ぐし表面的にはにこやかな演技うまいから同僚の女が寄ってきたりするが,やっぱり逃げる。カミュ読むとかエロゲでも遊んでたほうが楽でいいじゃん? オナニーばっかりしてるからいつのまにかチンコが曲がるよ。どっちに曲がるのか楽しみにしとけ。

ある程度職歴と金が溜まったら,それを元手に転職活動して,今のお前が聞いたこともないような企業に移る。前の職場より規模も知名度も小さいとこだ。給料はけっこう良い。毎日定時上がりで,同年齢の平均値よりだいぶ上をもらえる。といってもエリートとは言えない微妙な水準だけどな。この会社には,頭は悪いが勉強ができる,つまり俺たちみたいな男や女がたくさんいる。皆それぞれ歪んでいて劣等感と優越感の入り混じった自意識を垂れ流していて,お前は毎日うんざりするような同属嫌悪に苛まされることになる。上司はそこそこ頭が切れて,滅茶苦茶プライドが高い割に傷つくのが大嫌いっていう『山月記』の李徴みたいな奴。扱いにとっても気を使うけど,こういう鬱屈だらけの人たちの間にいて,乾いた0円スマイルを交わしながら暮らすのってなかなか悪くないよ。仕事は特に難しくない。ルーティンワークではないが独創性あふれるアートでもない。つまり普通仕事だ。定時に帰って都心アパートで夕飯を自炊して本を読んで寝て,また起きて背広を着て仕事に行く。金は貯まるが使い道がない。養育費を親に渡すくらい。恋人も友達もいないが別にさびしいとは思わない。たまに犬を飼いたいと思うことはある。

お前のあと15年間ってこんな感じ。お前がどう思うかは知らない。実際生きてみた俺の感想としては,生きる価値あるとは言えないかな。生きててよかったと思う瞬間はない。殺されないから,なんとなく生きてきた。今のお前が,あと15年を生きることを拒否したとしても俺は非難しないしむしろ合理的判断だと思うよ。

2009-03-07

麻生太郎大学どこよ?おいらっち学習院なんやけど??wwwwww」

与謝野馨東大です」

麻生太郎「・・・え・・・!?」

細田博之「どうかしましたか?」

麻生太郎「・・・う、うわあ・・・ああ・・・ああああああああああ(イスから転げ落ちる)」

舛添要一「やだなあ、そんなにびびらないで下さいよ。ちょっと頭がいいだけですから ^^」

麻生太郎「ああ、あふゥッ・・・ひいいい・・ガクガク(足が震える)」

鳩山邦夫「ちなみに中学まで学習院ですが東大です」

鳩山由紀夫「ちなみに兄弟揃って東大です」

中川昭一「ちなみにアル中です」

福島瑞穂「ちなみに首席卒業です」

阿倍知子「ちなみに医学部です」

神崎武法「ちなみに在学中に司法試験に受かりました」

片山さつき「ちなみに駿台模試全国1位です」

志位和夫「ちなみに共産党です」

畑正憲「ちなみに馬のおしっこ飲むのが大好きです」

堀江貴文「ちなみに引きこもりです」

麻生太郎「あんっ!ああん・・らめ・・・もうらめえ!ビクンビクン(総辞職する)」

2009-02-28

http://anond.hatelabo.jp/20090228053248

本来は生活保護がそうであるべきだが

というなら、

司法試験経済の問題も半分くらい入れ

てもしょうがない。生活保護の基準を決めてるのは役人政治家だから。刑務所での生活レベルもそう。裁判官/検察官/弁護士が決められるものではない。

で、国家一種の試験には経済ってもう入っているんじゃなかった?

2009-02-23

図書館

ロースクールが出来た今となっては見られない風景になってしまっただろう。

当時、僕は大学生で進路を決めないといけない時期だった。

「将来どうしよう。働きたくねぇな・・・でも、プラプラもしてられないし。」と

院に進む、就職する、思い切って留学しちゃう等の選択肢に悩んでいた。

で、友人に気を使うのが嫌だったから知り合いのいない図書館に行く事が日課になっていた。

通うようになると顔見知りもできてくる。別に声をかけたりなんかしないが「お、今日もいるな。お疲れ様」とこっちが勝手に思う程度。

図書館にも良い席と悪い席がある。良い席は基本的に角だ。目の前に人が通って集中力を削がれることもない。

そこにいつも座っている女性がいた。化粧気はないが、通った鼻筋と長いまつ毛。小ざっぱりとした服。

机の上にある本から司法試験の為に勉強している事は分かった。

もしも彼女タバコを吸っていて、喫煙コーナーでふと二人っきりだったら

「いつも勉強大変ですね」と声をかけたかった。

もっとも彼女タバコなんて吸わなかったし、僕にもそんな勇気はなかったけど。

更に通っていると気付いた。彼女の3席隣に同じ司法試験浪人生がいる。若白髪で如何にも不器用そうで、でもきっと真面目な男だ。

そしてそのまた3つ横の席にも同じ司法浪人生がいた。明治の売れない作家みたいな眼鏡をかけてガリガリの男だ。

彼ら2人は彼女を守る番人のように、もしも不届きな輩が彼女を誘惑しようとするなら

刑法第143条でその行為は禁じられている。判例昭和47年10月斉藤事件の判決文をよみたまえ」

「そうだそうだ。常識だぞ。判例百選のP420だ。」

と素晴らしいガードをしてくれそうだ。当然、全て僕の想像だし、彼女と彼らが話している場面は見ることが無かった。

そんな風景も昔の話だ。僕は就職し、おそらく何も無ければ結婚するであろう女性同棲までしている。

他人が2人で同じ家に住むのは大変だ。息が詰まる時だってある。そんな時にふらっとあの図書館に行ってみた。

そこには目尻に小皺が出始めた彼女と、番人2名が勉強を続けていた。

と、以上が4~5年前の話。

2009-02-13

データベーススペシャリストってどのくらいの勉強時間で受かるんだろ

良く司法試験だと1000時間とか言うやつ。

データベーススペシャリストってどのくらいの勉強時間なんだろうか。

新規になっても前とあんまり難しさがかわんない場合は。

新人くんが半年から1年くらい勉強してとれるレベル資格の基準がほしいな。

強まった新人なら、今から勉強して4月にとれるレベルだとなお良いなあ。

2009-02-05

Ph.D.の話がDr全体の話にずれてる

# pollyanna pollyanna 研究, お仕事 Ph. Dが求められるアカデミア外のポジションは、USにはもとからあったのでしょうか。日本ではそのようなポジションが不足していると言われていますが、日本博士達自身がかちとっていけるものなのか気になります。 2009/02/05 CommentsAdd Star

# Britty Britty あとでよむ id:pollyanna 米国はしりませんが西欧では伝統的学部(法医神、文はDを本来出さない)のDは本来卒業後の就職資格のようなもの、Dr.の居場所がアカデミアのなかにしかないのは日本の特殊性と考えたほうがよろしいのでは 2009/02/05 CommentsAdd Star

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/kaz_ataka/20090204/1233758198

就職資格の法医神は法務博士J.D.医学博士M.D.神学博士Th.D.であってPh.D.ではありません。

職業資格ではないでないアカデミアな世界の文が出すようになったDがPh.D.

アメリカでもJ.D.のロー・スクールやM.D.のメディカル・スクールプロフェッショナルスクールであって、就職資格コースです。

日本と違い学部レベルでは法学部医学部がありません。

日本では、医師国家試験受験資格は学部卒業が要件で博士は必要ありませんが、法務博士については新司法試験受験資格になっていますので、日本でDr.の居場所がアカデミアの中にしかないというのは過去の話ですね。

2009-02-02

http://anond.hatelabo.jp/20090202224326

そうなのかなー?

厨板っていうのがどこを指すのかよくわかんないけど

俺の見てるファッション板・ブログ板・司法試験板で長文はほとんど見かけない気がするよ

2008-12-31

http://anond.hatelabo.jp/20081231111530

>いやそれは違うだろ。どちらかといえば研究者給料多い。

んなこたーない。旧帝大M2情報系だが、理系就職して20代で給料として1000万超えている額をもらっている人は聞いたことがない。まぁ、知人が就職直後の先輩とかに偏っているから、低めなのかも知れないが。

周りを見ていると、最初は400万??600万ぐらいが普通なんじゃね?有名な会社に行けば、+数百万足されるらしいが、1000万超えてる人は聞いたことがない。

ちなみに、アカデミックに進んで博士課程だと、普通は国公立の授業料で-60万。10%の人がもらえる学振に運よくあたると、給料200万-60万で140万かな。手取りはもっと少ないと思う。研究費は最大100万出るらしいけど、認定された分しかもらえないらしい。それでも3年の期限付きで、3年たったら知らないよ、もしからしたらニートだよ、だからね。まぁ、健康なら、博士卒でも職はあると思うけど、怖いのは健康を損なった時。例えば、3年の間に、うつ病とか統合失調症とか発症したら、どこも雇ってくれなくて人生終わりだよ。アカデミックに進むことがどれだけリスキーか分かる。

助教さんとかいくらぐらいもらっているんだろう・・・聞いたことないから知らない。いや、聞くのが怖いんじゃなくて、聞いても自分も相手も暗い気持ちになるだけから聞かないの。

文系なら、法学部の人とかで、在学中に司法試験に受かった超優秀な人とかは、最初から年収1000万以上もらっているらしい。ってか、外資系金融なんて、一番金もらえるけど、超忙しくて競争厳しいところじゃん。10年残っている人ほとんどいないんでしょ。今の年収が、たまたま彼女の方が多くても、「給料の安定度」なら、確実に、この国立大院卒メーカー勤めの人の方だと思うけど。

だから、結局は、給料の違いじゃなくて、会社/業界の方針の違い。「高い給料やるから、競争しまくって、当たりくじを引いてね」っていう方針なのか、「給料低いけど、ずっと働いて堅実な成果出してね」っていう方針なのかっていう違いでしょ。長い年月で平均すれば、どっちがいいのかわからんわい。

2008-12-24

あると便利だから資格を取るって姿勢じゃないと厳しいよね

資格さえあれば一発逆転みたいなことはありえない

最難関といわれる司法試験ですら、受かってからの就職活動が大変らしいじゃん

2008-11-30

http://anond.hatelabo.jp/20081129200805

やっと逮捕されたか....感慨深いな。まあ、だれも殺傷されずに拘束されたことは良いことだ。

今後社会措置入院の日々が続くんだろう。実質社会復帰は無理だろうし下手に野放しにすると先の事件の様に怨恨を募らせた結果、悲惨な結末になりかねない。彼のブログはかなり前から注視してきたが、元々高機能障害だったのだろうなと思っている。それに加え、司法試験?の失敗で統合失調になってしまったのだろう。

話は変わるのだが...

しかしまあ、程度の差はあれ、東大卒キャリア官僚統合失調が多いのはなんでだろうね。タブーなのかどうかは知らないが、あまり語られることはない。日本官僚システムは著しく不健全なのではないか、でもそれを勝ち残って来た事務次官既得権益をむざむざ溝に捨てる行為をするわけがなく....

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