2009-04-21

カレー女子中学生の名推理

カレー事件で林真須美死刑判決が出たけど、そういえばあの時女子中学生夏休み宿題で「カレーは腐らないから食中毒じゃないはず。毒物混入では」と推理して世の大注目を浴びたことがあった。

あの子は今ごろどうしてるんだろうと、ネット検索してみた。まずは本人のサイト

1983年生なので、今は26歳。HPプロフィール2000年に16歳で高校中退したところで止まっている。

三好万季

http://www.platz.or.jp/~yoroz/

次にamazonで本を検索

四人はなぜ死んだのか―インターネットで追跡する「毒入りカレー事件」 (単行本)

http://www.amazon.co.jp/dp/4163554300

出版社/著者からの内容紹介

日本中を震撼させた和歌山毒入りカレー事件。四人の犠牲者はなぜ死んだのか。医療過誤の可能性を鋭くついた文藝春秋読者賞受賞作

内容(「BOOKデータベースより)

中3の夏休み宿題で史上最年少受賞!15歳の少女インターネットを駆使して見つけたあの和歌山毒入りカレー事件の「盲点」とは?選考委員こぞって激賞、皇后美智子さまと同時授賞。第60回文春秋読者賞。

書評を読むとこの頃(1998年当時)はインターネット検索情報収集ということが世間で新鮮味をもっていたことがわかる。

ひとつ気になった、書評が。

<蛇足>

今は廃刊になったある雑誌に、

この筆者の父親が砒素専門家で、父親の著作と同じような記述が本書でも見られることから、

父親が本書にかなり手を加えていたのではないかということが言及されていた。

事実はどうであれ、このような疑いを持たれるような人物に、大した身辺調査をせず賞を与えてしまった出版社は大いに反省すべきであろう。

そういえば、筆者はその後希望通り医師になれたのであろうか。

筆者が得意なインターネットで筆者を検索してみたが、本書が出版されて以降の筆者の動向はわからなかった。

父親が手を加えていたのかと興味が湧く。さらに調べるとある雑誌とは噂の真相の記事のことらしい。

たしかに文章が似ている。

●1月号のスクープ「『天才少女論客三好万季の裏で蠢く

タカ派親父は詐欺師だった!の証明」に対するステージパパの反論を検証

http://www.uwashin.com/2001/new/miyosi.html

三好万季の父・三好義光はいろいろ本を出してるらしい。amazon検索してみる。

http://www.amazon.co.jp/本/s?ie=UTF8&rh=n%3A465610%2Cp_27%3A%E4%B8%89%E5%A5%BD%20%E7%BE%A9%E5%85%89&field-author=%E4%B8%89%E5%A5%BD%20%E7%BE%A9%E5%85%89&page=1

どうやら父はビタミンミネラル専門家らしい。

さらに「気力こそ自立への根っこ―パラダイム大転換時代の子育て」「子には魚を与えるな釣り方を教えよ!―15歳のわが子を司法試験(一次)に合格させた三好教育法」という本を出していて、長男を司法試験1次合格させたり、留学させたりかなりユニーク教育観を持った人物のようだ。(長男は司法試験2次合格したかは不明)

まためだか石鹸という会社にも一枚噛んでいるらしい。

ということで、今現在三好万季が何をしているかはよくわからず、怪しい?父親の存在が浮かび上がって、なんだかなぁ~という思いがもやもやと残った・・・

  • 司法試験の一次試験って、法律と無関係な問題で、全然凄くないんだけどなあ

  • あー覚えてる カレーって冬以外は日中室温に晒してると普通に傷むからこの子カレー作ったことないんだろうなと思ってた

記事への反応(ブックマークコメント)

人気エントリ

注目エントリ

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん