はてなキーワード: 原像とは
本物の「大衆の原像」は、ネットで一生懸命に政治的な自説を語ったりしてない
ネット外の日常で、目の前にいる家族や、職場の同僚、近所の人なんかと、昨日の野球の試合やテレビドラマや今日の晩ごはんの話とか、身内の男女がくっついたとか離れたとか、職場の愚痴とかしてるのが「大衆の原像」
SNS上で目立つのは、実際の世間の人口比では数パーセントにも満たないインテリの政治厨だけ
正確には、SNS上にも、学級委員タイプではなく「融通が効く適度に不真面目なタイプ」が、自分の家族の写真とか、何を食ったとか、どこに観光に行ったとか、お気に入りの役者とかスポーツ選手とか、およそ政治性がほとんどない投稿を大量にしているが、そういうのが貴君の目には入ってないだけ(俺も興味ないけど)
ドラマや漫画に出てくる「学級委員長」って、真面目だけど融通が効かず、付き合いづらいタイプ、として出てくると思うんだが、そういうやつって必ず脇役で、主役だったり支持されるのは、融通が効く適度に不真面目なタイプ、だったと思う。
そして、おれはそういうタイプが世界の多数派、ないしは支持の多数派だと思っており、その証拠に「優等生タイプ」っていう言葉はいつだって若干の揶揄が含まれていたではないか。
しかし、ネットが普及して「大衆の原像」が見えるようになってきた現代はどうだ。世界は学級委員長ばかりじゃないか。
炎上もMeTooもパリコレもみんな学級委員長の文化じゃないか。
おいおい、みんな本当は学級委員長に肩入れしてたのかい。じゃあ今までの表象文化で描かれていた学級委員長はなんだったんだ。学級委員長が主役のドラマを作れよ。今までの何十年は勘違いで文化が運営されてたのか。まじかよ。みんな学級委員長だったのかよ。