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はてなキーワード: カイ二乗検定とは

2020-07-23

anond:20200722102412

北田最初に示したのは操作定義なんかではなく、「2章議論の復習」(北田 2017:262)だよ。

2章を読めばわかるけど、アニメ趣味選択したことアニメきっかけでできた友達がいるの偏相関係数比較的高い。

そのことから「友人関係の連関が密接」(ibid:100)と考えるのは飛躍しすぎではない。

また、趣味の組み合わせでカイ二乗検定を行った結果「アニメ×マンガ」「アニメ×ゲーム」で正の関係があったこから(ibid:101)、マンガ二次創作に興味がある≒アニメ二次創作に興味があるとしたことにも飛躍はない。

勿論完全には重ならないのも確かなんだけどね。

ただ、趣味で繋がる人間関係がどんな感じなのか肌でわかってないという意見には賛同できない。

北田がなぜこの調査を行ったかと言えば「ブルデュー理論濫用」(ibid:13)のカウンターであり、「「ブルデュー以降の、新しい文化社会学方法基準」を提示しうる教科書」(ibid:17)として出版されたわけで、何か具体的な仮説を元に調査されたわけではない。

からこそこの本はインタビューのような質的調査とは異なる視点からアプローチをかけている。

ここらへんは文化社会学の「文脈」って奴だけど、昔の研究実践者たちの言説のみを重視してたけど、近年の研究では逆に批判の的になる(例えば、辻 泉・岡部 大介・伊藤 瑞子編,宮台 真司監,2014,『オタク想像力リミット: <歴史空間交流>から問う 』筑摩書房)。

この本も同じで、実践者たちの直感なんてあやふやもの(例えば増田がいった「オタクの本質」ってなに?)だけに頼らなくても良くない?ということが言いたいんだと思う。

何かおかしいんじゃないの?ってあら探しで読むより、こういう仮説も立てられるかもねって視点で見た方がよっぽど面白いし、増田のためにもなるよ。

東園子の論文も読もうと思ってるんだったらなおさら

共通してる部分結構あるから、なんかすごい納得するよ。

同意するかはまた違う話だけど。

2018-09-23

anond:20180923133132

t検定もカイ二乗検定統計検定2級の範囲でしょ

統計検定は4級まであるし、3級くらいまでは教えてもいいんじゃない

 
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