2024-10-22

野球ルール

相撲とか100m走とかのルールはかなりわかりやす

サッカーもわかりやす

でもラグビーになるとちょっと難しい

アメフトとか野球になると最上級に難しい

でも、そういう難しくて、ワンプレーごとにプレーが切れて、戦略性のあるゲーム日本人は好きだよね

日本人ってオタク気質だと思う

クリケット

野球の源流はクリケットと言われている

基本的野球クリケットの中心的なルールは同じだ

ただ、クリケットでは投手目的は木の柵を壊すことだ

野球で言えば捕手が座ってる位置あたりに木の柵があり、投手ボールをそれにぶつけて壊すことがゲームの根幹となる目的

打者は木の柵を壊されないように棒を当てて阻止する

まり、柵に当たりそうなストライクゾーンに来る球は大振りせずバントのように確実に当て、ボール球のような柵に当たるリスクが少ない球を強振して打ちに行く


打者が打てば打者走者は走り、どれだけ走れたかで点数が入る

ただ、野球は4つベースがあるけど、クリケットは2つしかない

野球みたいに生還して1点という概念はなく、打者と、向かいにいる走者が互いにベース間を往復し続ける

2人がちゃんと進塁できれば1点だが、野球と違うのはバットに当たっても必ずしも走る必要はないため、野球だと内野ゴロになるような当たりも、走らなければファールのようにアウトにならない

もちろんタッチアウトフォースアウトはあるため、無謀な走塁はリスクしかないためまず試みない

走らなければ進塁、得点もできないけどね

まりクリケットは柵を壊すまでにどれだけ邪魔されなかったかを競うゲームで、打って点を取るというより、柵を壊すまでの失点をなるべく避ける考え方だ

得点、というより、失敗により失点、というイメージかな

通常の球技ボールを持っているほうが得点する機会を持つが、野球例外で、ボールを持たない側が得点する稀有球技

それはこのクリケットルーツ通り、柵を壊すのがメインのゲームから投手がしているのが攻撃なわけだ

野球の考え方

野球になるとそれが逆転して、打つほうが攻撃で、投げるのは打つ機会を提供するためになってしまった

それに伴い変化したのが走者だ

クリケットは柵破壊の阻止の質の評価のために走者が走った

から打たないと走れる道理がない

が、野球のメインは走者を走らせることになった

ベース安全地帯ではあるが、基本的に走者はいいかなる場合でも走ってよくなってしまった

本塁に帰れば1点となる

滞空時間の長いフライを打った時も走ってよければ、走者がめちゃくちゃ走れてしまうので、「フライウトの時は塁にいなければならない、いなければ帰塁しなければならない」という決まりはあるものの、それ以外はいつでも走ってよい

フライアウトになった時に帰塁していれば、その瞬間「いつでも好きなだけ走ってよい」状態が復活するため、ボールが戻る前に走者が進塁を試みるのがタッチアップ

また、走塁の時間が一番稼げる、打者への投球時に勝手に進塁を試みることが多く、これが一般的盗塁

打者の出塁にの制限があり、「守備側がボールを保持していないこと」が走塁可能な条件だ

バットボールを打てば、ボールフリーになっているため走ってよく、三振したとき打席から解放されるが捕手正規捕球をしていなければ守備側がボール保持をしておらず打者走者としては死んでいないため進塁を試みてよい、これが振り逃げ

つのがメインへ

が、結局走塁がメインとはいえ、打てば一番走りやす

打ってさえしまえばめっちゃ走れるし出塁もできる

となると、基本的な考え方がどうであれ、観戦者は「打つのを見るゲーム」になってしまった

そうなった結果が、今のルールのわかりにくさだと思う

柵壊しから走塁へ、という流れが分かっていれば、野球ルールって、まあそうなるだろうって感じがする


というわけでクリケット見よう

最近クリケットは2日で終わるしね、昔みたいに4日かからないよ

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