2024-09-19

石破茂はどうかしている

自民党総裁選に立候補した石破茂幹事長は16日のインターネット番組討論会で、米国核兵器使用する際に同盟国も意思決定に関与する議論必要性を主張した。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA1633M0W4A910C2000000/

広義の核シェアリングに前向きな発言であり、自分はいわゆる頭お花畑な連中とは違うんだぞ、安全保障に関して積極姿勢で、軍事通にして現実主義者だぞと、総裁選を前に自民党員にアピールしている。

で、実際にさよくの人らがプンスカしている。

しかし核シェアリングなんてのは日本安全保障にとって何一つ現実性のない絵空事に過ぎないのだ。

なぜならアメリカ核兵器使用する際に同盟国を意思決定に関与させる気など1ミリもないからだ。責任薄めるために自分で決めておいて「日本同意した」形をあとづけすることはあり得るが、それは核シェアではない。罪業シェアだ。

「核シェアリングとは」の雑駁な説明として以前書いたもの引用しておく。

シェアリングというのは

なんか字面的にメジャー選択肢としてそういうものがあるのかと思いがちだが、そんなもの存在しない。

アメリカ同盟国や属国に核のスイッチレンタルしてまわってるというような事実はない。頼んだって絶対に渡してくれない。

冷戦最前線西ドイツ配備した核をポスト冷戦期のNATO体制に引き継ぐ際の小細工に核シェアリングという名前をつけただけの完全な特殊解だ。

ttps://anond.hatelabo.jp/20240823225628

そもそもシェアリング議論安倍総理が思い付きレベルで持ち出してそのまま店晒しになった、しょーもない話である事なかれ主義の党がその議論封殺した!というストーリーを共同だったか毎日だったか煽り立て、あほ保守層がいきり立つという妙な騒ぎもあった。

石破茂がいま核シェアがどうとか言いだすのは安全保障について何もわかってないか、そうでなければ国民を…というか世の中をナメている。どっちにしても最悪だ。

増田とかで定期的に「職場おかしいやつ」「困ったさん」の話題が上がってくる。

石破茂はその一種だ。進行している議論卓袱台返しするためだけの、「い ま そ れ ど う で も い い だ ろ ....!」なことしか言わない、ソイツ噛ませたらさいごどんな話も動かなくなる問題児、それが石破茂という男だ。

そういうやつは自身の信念も何もない。熟議が必要だとか思考実験だとか議論を深めるために敢えて対案を提示とかもっともらしいことを言って結局サボタージュしかしない。自分の小利口さを示したいだけなのだ

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