2023-11-28

同級生名前検索したら特許とか論文とか出てきて最悪すぎた

同級生名前検索したらFB結婚報告が出てきて最悪だったよ~~~私まだ独身なのに~~(๑o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅๑)」なんてのは自分には無関係だと思ってた。

結婚報告なんて別に羨ましくないから。

そもそもなんで同級生名前検索するのかが不思議しょうがなかった。

同姓同名の人がどっかの新聞犯罪者として名前が出ているのを見て下には下がいるとでも思いたかったのかな?

マジで不思議なんだけど、自虐一種なんだろうか。

自分がもしかしたら掴めていたかも知れない幸せを見ることで、自分人生が失敗していることを理解する。

それで何が得られるのかは知らないけど、なんかこう刺激的な感情が胸にやってくることで意識をそっちに向けようとしたいとか?

痛みに対して別の痛みをぶつけることで、せめて痛みの種類を変えたいとかそういうもんなんだろうか。

いや本当に理解不能だ。

不思議だ。

研究室卒業生一覧、名前も思い出せなかった同級生TAとしてお世話になった名前コピペしてグーグルに打ちこむ。

中には顔写真が出てくる人もいる。

結婚写真

社員説明

なんかの研究会記念写真

頬の肉付きがやたら増えている人、骨格レベルで変化してる人、髪を伸ばすようになった人に逆にすっかり剃った人、色々な人がいるが同じ年代研究分野で同姓同名がそんなにたくさんはいないだろうから自分の同期、先輩、後輩で間違いないだろう。

名前が全く出てこない人もいるが、出てくる人は概ね成功している。

辛い。

俺がほとんど事務職同然の仕事をして、業務の大部分は電話対応メール作成って状態で虚無感を抱えている中で、院卒後に論文を何本も出していた人がいると思うと胸が張り裂けそうになる。

俺の人生はなんだったんだろう。

俺の存在意義ってなんだ。

AIが発達して秘書的な役割が全部機械任せになったら俺の居場所は残るんだろうか。

もう何年も技術なんて磨いてない。

会社の昔の製品知識を頑張って覚えるのに手一杯で、最新の技術なんてのは枯れ木の賑わいとして頭数合わせに出席するチンプンカンプン会合でなんとなく見聞きすることぐらいだ。

俺はもう最先端はいけない。

取引先の人に名前を覚えられてはいるが、取引のない人はきっと俺の名前なんて全くわからないだろう。

赤の他人名前を知られているからってなんだというんだと我ながら思うんだが、科学工学の発展なんかより名誉欲を求めていたんじゃないかと我ながら呆れるのだが、この世界未来に進んでいく過程、その石畳をひっくり返してそのどこにも自分名前が刻まえれていないだろうと想像することがなぜこうも心を締め付けるのだろうか。

どうやら何者かになりたかったらしい。

何者でも構わない単なる電話小僧の延長線上に、俺のなりたかった自分はないらしい。

でも今更走り出そうという気持ちは湧いてこない。

へたり込んだままその場所に根を張って、羨ましい羨ましいと嘆きながら残りの人生を過ごすのだ。

この人生は歩むものではない。

もう歩めないのだ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん