2023-07-02

イーロン・マスクがやっているのはTwitter(SNS)とは何か?ということの再定義

社会が、以前のTwitter社に期待していた最大の役割公共インフラであるTwitter(SNS)を公正かつ公平に運営することであった。

しかし、イーロン・マスクTwitterにやってきて無茶苦茶をやったことで、人々はかつてのような期待をTwitter社には最早抱かなくなった。

これが狙いだったのかどうかはわからない。

しかし、この結果は一企業としてのTwitter社にとっては決してマイナスではないはずだ。

 

そもそも政府機関でもない一企業に対して、利益度外視してでも、公平公正なる態度でSNS運営せよ、などという期待が間違っているのだ。

例えば、Amazonを見てみればいい。

彼らは今となっては社会重要インフラを担っているが決してすべての顧客に対して公平公正ではない。

Amazon primeメンバーである有料会員と無料会員とではハッキリと待遇に差を設けている。

そして、世間はそのことを当然のこととして受け入れている。

一方でTwitterBlueなどと名前をつけて有料会員を募れば、それは「とても愚かしいこと」として受け取られるのだ。

この差異はいったい何なのか?

そのことを考えていくと行き当たるのが「SNSはいったい何なのか?」という問題だ。

インターネットの如き、社会システムとして超然とした万人全てに対して公正公平で開かれた存在であるのか

それとも

私企業利益を追求するためのプラットフォームであるのか

という問題だ。

イーロン・マスクが来る前のTwitterへの期待はあまりに前者に偏りすぎていたのだ。

そのあたり、我々が意識アップデートをしなければならないポイントなのだと思う。

 

無理なんだよ。

そんなことひとつ企業が行えるわけがない。

もちろん法律はあっていいと思う。

もっともっと法律はあってもいいと思う。

政府SNS運営会社に対して遵守すべき箇条書き突きつけるのは全然構わない。

そういったことはAmazonだってMicrosoftだってたくさん突きつけられているのだ。

そして企業はそういった法令を遵守した上で営利活動に勤しむのだ。

しかし、以前のツイッター社に対してのように漠然とした具体性のない

社会インフラとして超然とした態度で、社会正義のためにSNS運営せよ

などという態度が一企業に対して求めて言い訳がない。

なぜなら、そんなことは出来ないからだ。

(それを実行しようとした結果としてかなり恣意的でそれが正しいのか?と疑問符のつくような行いが行われていた。

そこの部分は、イーロンがやってきてTwitter社が崩壊していく過程でいろいろと暴かれた部分でもある。)

 

Twitterは(Twitterが担っていた役割は)もっと分割されるべきなのだ

もっとさなTwitterを目指すべきなのだ

そして、Twitterクローン1が他にあらわれ

さらに、Twitterクローン2が他にあらわれる。

そうやって分割された上で、それぞれのTwitter自己管理していけば、よりよいSNSが構築されていく。

そうあくまで分割なのだ

マスドドンのように分散させることは賢明ではない。

その理由は誰も責任を取らないから。

あくま中央集権的な管理企業が行い、しかし大きすぎるプラットフォームとはならない、だが各社相互的にネットワーク化されている、

そのような状況が賢明なるSNS運営のされ方なのだ

  • Blueという施策自体はそこまで悪く言われてないと思うよ 文句言われてるのは 広告をゼロにしてくれるならともかく半分くらいとかいう中途半端で曖昧な広告カットとか 旧公式マークと...

  • そういうポエムを吐くのは勝手だけど 広告主やユーザー課金者を呆れさせる、信用失うような真似したら 当然金は逃げていく一方だから、どっちにしても悪手としか言いようがない

  • イーロンが買収しなかった世界線を見たかった

    • もうなくなってたんじゃない?

      • それが見たかったのだ wikipediaのようなあるいはクラウドファンディングのような延命措置で生きているツイッターを見たかった

      • ここまでクソになるなら とっととポシャッたほうが良かったよ しかしイーロン信者は 今のTwitterに文句あるユーザーは出て行けと言いながら いざ出て行こうとする動きが出ると 出て行...

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