女性差別ってさ、女性を弱い物とみなしてるのでナメて支配したり、保護とセットで抑圧したり、そういうのが多かったわけじゃないっすか。大雑把な話をすればさ。
そんでフェミニズムというのは、「私らは本当は強いんだぜナメんなよ、使いこなせるから私らにも権利と自由をよこせ」と戦ってきた運動である。
社会運動を盛り上げてくには戦闘意欲やら実際の能力やらが必要だ。
このエントリの書き出しを見て「差別問題は戦闘じゃない、対立と断絶を煽るな」みたいな事を言いたくなる奴もいるだろうが、それは虚しい奇麗事だ。
さておき、フェミニズムは女も一人前に強いんだぞという思想なわけだから、それに共感するメンバーも自然と精力のある女が多く、活動も精力的にできる。
ところが男性運動――マスキュリズムかメンズリブか弱者男性論かすらよくわからんが――は、いわば男の弱さを訴える活動である。
「世の中から男は戦え強くあれビッグになれって言われるけど、無理ですぅ~降りますぅ~…」という思想である。
その旗の下に集まってくる男というのは当然、戦う能力や性格を持たない奴らが多くなる。戦いたがりもゼロとは言わんが少ない。
それで社会運動としてガンバレって言われたって、無理に決まってんのよ。
よく「弱者男性層は、どうして助けて助けてと言うばかりで自分で自分たち男の待遇をよくする活動をしないのか」って言われてるけど、そんな元気と能力のあるやつは既存の男性ジェンダーの中で楽しくやってけてるからだよな。
つまり、フェミニズムは自分の面倒を見られる人々がその強さを主張する活動だが、男性運動は自分の面倒を見られない人々がその弱さを主張する活動であり、ある意味で正反対だと言える。
なので、男性運動というのは、パパやママのつもりで助けて面倒見て保護してくれる人たちが出てくれないと希望が見えないのよ。
そこが男にも女にもいまいち周知されてないから、真逆のフェミニズム的な戦士スタイルを求められた男性運動が、歯切れの悪い返事をして、うやむやになる、みたいな状況が多くなる。
ちょっと大胆な事を言ってしまえば、フェミニズムにおいては撤廃すべきとされる慈悲的差別だけど、男性運動に対しては(応急処置的にせよ)周囲が慈悲的差別をしてあげるようでなくてはならない、ってことですね。
一瞬確かになって思ったけど、すももとか白まんとか反フェミは一定の権力を持つに至ってるし戦ってるが公共に採用される事はない
あいつらは貴重な戦闘意欲のある男性運動家なのだが、あいつらばかりがオピニオンリーダーめいたものになってしまうのもまた、男性運動に戦士候補が少ないからだと考える。
彼らの主張に頷く部分はあるが穴もあるし、主張の要旨以外のSNSのポジション取り戦法などでエグみが強い。
戦士候補が他にも多ければ、相互に穴を補完しあったり、エグみの少ない戦法を取る奴も現れて違う層の支持者を集められるのだろうが、人材の層が薄くてそれができないので、白饅頭の話やあれ系の戦法さえ非難できれば男性運動は潰せると思われてしまう。
上野千鶴子の影響力デカすぎと言われるフェミニスト界隈以上に、兵隊が少ない。
男として自省することでジェンダー規範から逃れて男も楽になる、みたいな話をしてる層もいるにはいて、白まん等とは一線を画しているが、あれはフェミニズム活動家男性と呼んだ方が適切であろう。
一瞬確かになって思ったけど、すももとか白まんとか反フェミは一定の権力を持つに至ってるし戦ってるが公共に採用される事はない 単純に男女の需要の差だと思うんだよな 女はかわい...
確かに男性運動は「男性の弱さ」を訴える運動だけど、それが消極的な社会運動になるとは限らないよ。 むしろ男性運動の方が社会に対してアグレッシブだし、団結力があると思う。 1...
フェミニズムは自分の面倒を見られる人々がその強さを主張する活動だが、男性運動は自分の面倒を見られない人々がその弱さを主張する活動であり、ある意味で正反対だと言える。 ...
フェミも黒人も障がい者も「俺たちが頑張れるように何とかしてくれ」と主張してるけど、 弱者男性は「頑張れないから何とかしてくれ」って主張だからな 弱者男性はもっと頑張りたい...
「専業主夫やパート主夫として頑張りたい」ではダメなの?
もっとそう主張すれば良い 俺の中のイメージの弱者男性は洗濯物の畳み方で挫折してウマ娘やり始めてる もっと専業主夫として頑張る弱者男性像を打ち立てた方がいい 例えば自炊を頑...
弱者男性は「頑張れないから何とかしてくれ」って主張だからな 弱者男性はもっと頑張りたいって意思を見せないといけない 俺の中のイメージの弱者男性は洗濯物の畳み方で挫折し...