周りを見渡すと死にたい人で溢れている。
理由は死にたい理由が簡単に見つけられてしまうからだろう。わざわざ探さなくてもいくらでも見つかる。
世界で一番ではないかもしれないけれども、この国は病んでいて腐っている。世界中の多くの人が、自国を眺めたときに同じように感じるのかもしれないが。
これまでに身近な人間(姉、祖母、同級生)が自殺未遂をし、大学の後輩が自死した。大学では在学中に二人の自死者が出た。皆さんの周りにもそういうことは多く起こっていると思う。
私のいた環境は、よくなかった。
・北国の閉鎖的な田舎町で育った。
・両親は心の優しい人たちではあるが、客観的に見れば多忙のために育児にあまり関われない父親、過保護でヒステリックな母親であった。
・前述の姉には物心ついたときからいじめられていた。私が家を出るまで続いた。高校の受験勉強をほぼ毎日妨害された(精神科の薬をわざと多く飲んでおかしくなっている状態で)。
・中学校〜高校ではクラスで同級生の集団からいじめにあった。ある日中学生が自殺したニュースが報道されたことがあり、翌日私をいじめている人々に「○○(私)かと思った(笑)」「○○は自殺しないでよね、困るから(笑)」と言われた。先生は見て見ぬ振りをして助けてくれなかった。
・道端で見知らぬ人にブスと罵倒された。下半身露出狂に遭遇して半狂乱で飛び込んだ交番には誰もいなかった。
・手術の後処理がよくなかったらしく体に傷が残った。
・初めてできた恋人が、私と付き合いながら他の人間とセックスしていることを共通の知人がニヤニヤしながら教えてくれた。
・働きながら大学受験をして3回落ちた(結局は滑り止めで1つだけ受かった夜間大学に行くことになったが)。
・ストーカーおよびセクハラにあっても周りの人は加害者を擁護して私を助けてくれなかった。それが何度も起こった。
等々。
もちろんもっとひどい目にあった人はたくさんいて、お前のなんか大したことないと言われるかもしれない。でもやっぱり私はひどい目にあったと自分では思っている。
ここからが本題なのだが、私はこのような半生を送ってきて一度も死のう、死にたいという気持ちになったことがない。いぎたいっ!とも思わないし、自分自身が類稀なる人材であり存在しているだけで素晴らしいとも全く思わないが、辛い→自死 という回路が自分の中に存在していない。
上記のような環境で育ったので自尊心は徹底的に損なわれている。だけど死にたいとは思わない。風呂に入らずものを食べず、不潔で栄養失調の状況を作り出すことを自分でも止められないことがある。しかし自分で自分の体を傷つけたりしたことはない。心療内科にも行ったことがない。
ニュースで有名な人が自死したという報道がされていた。私は生きている。何故だろう?死にたくなるようなことがまだ私には不足しているのだろうか。死にたくならない自分が異常であるかのように思える。
犯罪・病気を除けば、自死を選ぶのは 99% 親と兄弟姉妹祖父母に問題があると認識してるけど、 残り 1% は 本人の 個性 だと思っている 物事の見方・解決の仕方以前に、生得的(遺伝的)...