2020-08-03

地方儲け話が少ない

地方にいると儲け話が少ない。

政府はこれからデータ活用して稼ぐ力をと言っているが、統計データ活用するだけでは難しい。

内閣府運用している「RESAS」という地域統計データグラフ化して表示してくれるもので、ハッカソンなども開催されているのだが、

いかんせん地方統計データなので多くの場合、衰退を示す。

将来の成長分野を示すデータであれば、そこに投資すれば良いということになるのだが、劣勢な立場になっている状態から戦略が求められる。


必要なのは具体的な儲け話だ。

衛星データから海洋クロロフィルa濃度というプランクトンの濃度を測定できるのだが、濃度が高い所には魚が豊富にいることが知られているため、

気象予報のように精度よく予測できれば、不安定収入改善無駄な漁場に移動するための燃料費の削減と労働時間改善ができる。

海上保安庁が「海しる」という衛星情報海洋情報を集約したサイトを公開していて、海の安全には役立つが、地方で儲けようと思ったときデータの種類が異なっていて使いにくい。


他に、例えば、コロナ飲食店開業不定期になり地図で探して開店時間確認しても、実際は閉店していたといった事態存在した。

逆に開店していても、以前休みだったから閉店していると想像して行かないといったことも考えられる。

都心部と違ってお店が点在しており、車で移動しなければならないし、Twitterやインスタで店名を検索しても開いているかからない。

これへの対応として、のれんを出すことで開店を示すお店であれば、のれんを出したことを重さや光を遮るといったことでセンシングして、Web地図上の開店/閉店を切り替えるといったことはできるだろう。

店頭看板ライトをつけることで開店を示すお店であれば、スイッチをいれたとき地図を書き換えればいいだろう。

上記は筆者が思いついたものなので、実際の商品サービスがあるか不明だが、こういった課題解決する手段がセットになった情報が少ない。

もしくは一度報道される程度で、後は口コミ頼りになってしまう。

スマホパソコン家電であれば、雑誌Webサイトが定期的に更新されているが、BtoBは少ない。

プログラミングについて質問・回答できるWebサイトはあるが、BtoB向けの商品サービス質問・回答できるサイトや、リコメンドしてくれるサイトは少ない。

ハードだけだったらモノタロウで済むだろうが)


政府観光立国を推進しているわけだが、目立った観光資源があるところでも、他の都道府県差別化しないといけない。

ふるさと納税なんて競争させられる。

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