2020-07-22

学生時代オタクからという理由で嫌われていたが、原因が分かった。

 筆者は学生時代に「オタクから」と嫌われていたので、何故「オタクは嫌われやすいのか」を考えた。以下、全て個人意見であって、直接嫌ってきていた周囲に聞いたものではないことを記しておく。

オタクアピールをしていた

 オタク仲間と推しの良さを大声で語ったり、わざわざネットスラングオタク用語を用いて話したり。周囲へのオタクアピール毎日のようにしていた。

 何故オタクアピールをしてしまうのか。それは何らかの形でアイデンティティを示したかたからだと思うし、友達が少なかったことで自己顕示欲承認欲求肥大化していたんだと思う。

 でもこれは悪影響しかないのは明らかだろう。推し語りを大声でするのはオタク以外の人に「あなたとは趣味が合いませんよ」と表明してることとほぼ同義からだ。誰も全く趣味嗜好が合わない人に積極的に関わろうとしないのは当たり前だろう。

 そして、オタクは異常にコミュニケーションが苦手な割合が多い。授業中に指名されて答えるときはボソボソと小声で言ったり、話したことのないクラスメイトから業務連絡をされたとき「ありがとう」ひとつも言えなかったり。(言わなかったのでなく、言えなかった)

 そんな人がいきなり教室友達と大声で話し出したらどうだろう。正直怖くないか? 話している内容はよく分からないし、そもそもそんな声出たんかい、とドン引きされるかあるいはうるさくてイライラする、いつもみたいにコソコソしてろって思われるだろう。


 それから、周囲にオタクアピールすればするほどどんどん苦手意識を持たれていく。そうなると「どうせオタクから嫌われてるし」と卑屈な考えを持つようになる。そして自分の仲間であるオタク以外と関わりたくないと考えてしまう。自分が思っている以上に、周囲には「ああ、関わりたくないんだろうな」と察されて余計に距離を置かれてしまう。


そもそも何故オタクアピールが嫌われるのか。


 それは一言で表すならば、「常識的な行動ではないと認識されているから」だ。

 人は普通(一部除く)発狂したりしない。例えばTwitterで「ア"ア"ア"推しかわいいア"ア"ア"ア"」「うわああ推しいいいいい!!!!!!」とか言ってる人がいたとする。オタク同士で端から見れば「あーあの人推しに狂ってるよ」と思うかもしれないが、実際は真顔で書いてる人が多数だろう。それから公共の場で「ちょっと待ってえ!!?!?!」などと言ってその場に崩れ落ちたり暴れまわったりする人をオタク以外で見たことあるだろうか。少なくとも筆者にはない。もしTwitterで狂うのではなく実際にこれらの行動を周囲へのアピールなしで行っているのなら、もう少し落ち着きを持った方がよい。

(このTwitterでの発狂ごっこもわざとらしくて個人的には好きではないが)



 こういった行動をするのはオタクしかいないのだ。アイドルオタクでも二次元オタクでも。何かしらのオタクしかしない。それが何年も続けられてきた結果オタクにとっては「発狂度合い=オタク度合い」で、一般人にとっては「オタクキモい」になったのではないか。だからこの「オタクアピール」をやめれば、一部の周囲からオタクから」という理由だけで嫌われないのではないか


 それから余談だが、家など周囲に人がいないときTwitter発狂してみせて、周囲に人がいるときは突拍子もない動きや大袈裟リアクションをしてみせるのだろう。それはつまり自分ではない「誰か」へのアピールに過ぎない。Twitter発狂するのは別に自由だが、周囲の人が不快になるような自己顕示オタク関係なく控えた方がいいだろう。


 以上を簡単にまとめると、嫌われやす理由は主にこの3つだろう。

・過度なオタクアピールばかりする

・人に話しかけられても攻撃的あるいは友好的でない返しばかりする

・どうせオタクからと卑屈になり、オタク仲間以外とは関わりたくないと思い、それを相手にも伝わるような振る舞いをしてしま


 そして、過去自分に出来るならアドバイスをしたかったのは「大きすぎず小さすぎず普通の声量で話す・話しかけられたら丁寧な返答をする、出来なくてもそれを心がける・落ち着いた行動を心がける」というこれ以上ない当たり前のことだ。



 それでもオタクへの偏見まみれになっている人からは嫌われるかもしれない。そのときは縁がなかったと思って、諦める。



 長くなってしまった。読んでくれた人には感謝する。

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