2020-01-23

レズ風俗行ったけどセックスいらなかったわ

クソ長自分語り

21年間性経験がない女好きの女。酔った勢いで、もういっそ私もレズ風俗卒業するか」と思い立ち、レズ風俗に行くことにした。

インターネット文明を駆使して手頃価格レズ風俗検索し、震える手で電話をかける。早口だが優しそうかつ丁寧な店員さんにあっけらかんと「レズ風俗のご利用ですね〜」と言われ、拍子抜けしながらコース・日時などを淡々と決めていった。

女の子は誰がいるのかよくわからなかったので(スケジュール表みたいなのがサイトになかった)おまかせする流れになったが、ここで問題が発生する。私は「女の子10のくらいが1であると嬉しくなる」という性癖を抱えているのだ。

これで30代のお姉さんとか来てしまったら盛り上がりにかける。しかし、初めてのご利用かつ拗らせマインド童貞なので10代います!?とはさすがに聞けない。

「えっと……その……なるべく歳が近い人が良くて」

「歳が近い方ですね!!お客様ちなみにお幾つでいらっしゃいますか?」

困った。年は言いたくない。なんとなく。

「えっと………えっ……と……20代……前半の人が……」

かしこまりました!20代前半ですね!!」

と、20代前半のキャストが来ることが決まった。年齢に対しこだわりが強い客である

当日、ラブホテルすらなにも決めずに待ち合わせ場所に着くと、5分ほどで金髪に近い茶髪のロングの可愛い女の子が現れた。

指名しなかったけど可愛い風俗嬢を見て、結構ちゃんとしてるんだな と思いつつ、おしゃべりをしながらホテルを探すことになった。

途中、ネイル専門学校卒業したという嬢が同い年だということが分かりテンションがわかりやすく上がった。やはりわたしは年齢の若い女が好きなのだ

が、ここで1つ懸念点が発生する。ネイル専門学校卒業した嬢、ネイルがとても長かったのだ。 いや、別に渋谷ギャル見たく15cmの爪とかではないんだけど、先がとがっている。無駄百合漫画で得た知識で、この嬢ネコなのか?えっ基本風俗嬢はタチなのでは?と悩むも、聞けないままが決めてくれた無人ホテルへ。

タイマーをセットし、おしゃべりを続ける。一体いつまでお喋りをするんだろう、お喋りで終わってしまうのではないかというどうでもいい不安がよぎった頃、嬢が立ちあがり「どうします〜?シャワー1人で浴びます?一緒に入ります?」と聞かれ「あ、一緒で嫌じゃなければ……」と返すとなんでそんなこと言うのとばかりに爆笑をされた。

シャワーを浴び、ベッドに寝転がり、また「どうします〜?」と聞かれたので「ふ、普通な感じで……」と経験値の無さを発揮してしまった。優しい嬢に「私が上の方がいいのかな〜」と言われ、「じゃあそれで……あっ、でもちょっと触らせて貰えたら……」と言うと「私から嫌って言うわけないじゃないですか!!!」と明るく笑われ、自分自己肯定感ダダ低いことが露見してしまう。

ネコっとく、というわけで寝っ転がったわけなんだけど、もう爪のことしか考えられなくてこわい。長い爪は取り外されることはなく、そのまま行為が続き、嬢の爪で出血するのではという恐怖で頭がいっぱいになる。

……幸い出血はしなかったが。

一旦休憩しようか〜と言われたので じゃあ触っていいですか?と聞き、恐る恐るタチに回る。とりあえずやられたことを同じ感じでコピーして行くことにしていくうちに、タチの方が楽しいなあ という感想を得た。

ただ、嬢はイクことは無いよなあ……と元々思っていたために適度なとこで辞めるか、アラーム鳴ってくれると楽なんだけどな、というドライな思い反してアラームが鳴らない。いつ終わらせようか困っているうちに、自分でもなぜかわからないが「飽きた」と言う感情が湧いてきた。

優しい嬢はわたしが戸惑ってるのを感じ取ったのか、キスをしてくれた。しかし、もうすでにわたしはひたすらに飽きていた。これが賢者モードというものなのか、てかキスさっきしたじゃん………………以外の感情が出てこず、ああ私セックス向いてねえなという実感だけが湧いていた。というか、今後の人生にこれいらないな、とすら思った。

わたしレズ風俗で、己がセックスに向いていないことをただただ実感した。

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